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愛の苦悩!

世界の主よ! 帰ってきて!
肉体は極度の疲労にあります
どうかこの渇きを癒してください
一晩中叫び続けながら過ごしています
空腹は消滅し、睡眠も訪れなくなった
でもこの罪深き命に死は訪れてくれない
あなたのヴィジョンを与えてください!
そしてこの不幸な人間を幸福にしてください!
ミーラーは別離の激痛の中にいます!
どうか遅れないで!
今すぐ!

ミーラー・バーイー

Valley21

バクティ・ヨーガには、分かたれた愛の十態という、最愛の主と別離にあるバクタに現れる10の状態を表すものがあります。段階的に深まっていくバクティの様子がよくわかります。

愛の始まりは、愛する人に会いたいという切望から始まり、その次はどうやって会えるか、会って愛を勝ち取るかと心を悩ます状態がやってきます。そしてますます愛の感情が高まり、すべての仕事は忘れ去られ、愛する人だけが心にある状態になり、常に愛人の姿や仕草などの特徴を思い起こしては愛の渇望が高まる状態がやってきます。しかし、逢えない状態が続くと、心は揺れ動き、非常な苦痛を味わうようになり、うわ言を言い出すようにもなります。そして、愛人への思いに夢中になり、涙を流して狂乱したかのような状態がやってきて、ついには体は病み心の激痛は最大限になってしまいます。この細密画はちょうどそのような状態を表しているのです。やがて、すべての意識が失われて昏睡状態に陥り、最期には、別離が続きおよそいかなる方法でも合一がもたらされない時、愛の充満の中に死が訪れるのです!

ラージャ・ヨーガでは識別を通して心を空っぽにしていきますが、バクティ・ヨーガはただただ、愛によって進み、愛の中に溶け去り、純粋な愛だけが残されるのです!ミーラー・バーイーはまさにその体現者だったのですね!

サーナンダ


ブログ新企画『ブラヨーヘイ』                              vol.1 「京都みなみ会館」編

皆さん、連日暑い日が続いていますが、夏バテなど体調は大丈夫ですか?
僕はうなぎを食べたためか、とても元気です😁

そんな猛暑の真っ只中ですが、今回からブログ新企画『ブラヨーヘイ』のスタートです。
僕、ヨーヘイがブラッと街に出て、そこで見たことや感じたことをお伝えするユル〜い企画です。
ただ、某番組『ブラタ×リ』のようなヌル〜い感じではなく、ユルさの中にもヨーガ行者の鋭い視点が感じられる内容を目指しています〜😎

『ブラヨーヘイ』記念すべき1回目は、東寺にある映画館「京都みなみ会館」に行ってきました🏃

京都みなみ会館前

鑑賞したのは『永遠のヨギー』という、インドの聖者パラマハンサ・ヨーガナンダの軌跡を辿ったドキュメンタリー映画です。

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この映画は、17歳での師スリ・ユクテスワとの出会いや、瞑想中にアメリカ行きのヴィジョンが啓示され渡米し、SRF(セルフ・リアリゼーション・フェローシップ)を設立したこと、15年間のアメリカでの活動の後、インドに帰国し、師との再会と死別を経て、再びアメリカへ渡り、その後1952年にマハー・サマーディ(ヨーギーの肉体離脱)に入るまで弟子の育成や、自らの生涯を記した『あるヨギの自叙伝』の執筆に尽力したことなど、ヨーガナンダの生涯を写真や映像を散りばめながらダイジェスト的に紹介している内容です。
そのほとんどが『あるヨギの自叙伝』に記されているものでしたが、この映画では本に載っていない事柄――マハトマ・ガンジーを「第二のキリスト」と発言したため、アメリカ政府に迫害的扱いを受け、さらに親友の裏切りがあったりするなど、アメリカでの苦難と葛藤、またそれを乗り越えるヨーガナンダの精神的強さと神の大いなる導きが垣間見れる内容となっています。
また、スリ・ユクテスワやヨーガナンダのマハー・サマーディ、ヨーガナンダがアーサナを指導している貴重な映像も見ることができます。

それとこの映画は、ヨーガナンダの信奉者が数多く出演し、ヨーガナンダから多大なる影響を受けたことについて語っています。
ジョージ・ハリスンをはじめとする欧米の著名人や有識者がそのほとんどでしたが、その中でもひときわ輝いていたのがヨーガナンダの直弟子であるスリ・ダヤマタでした。
彼女はヨーガナンダのアメリカでの活動の初期からのメンバーで、後にSRFの3代目会長になった人物です。
正確な言葉ではありませんが、以下が印象に残ったスリ・ダヤマタが回顧していたヨーガナンダとのエピソードです。

「ヨーガナンダは師スリ・ユクテスワの死後から、『瞑想に没入する私を見たら、オームを唱えてくれ』と言うほど、いつでもサマーディに入ることができる霊的な状態でした。私は今までのように気軽に彼に話しかけることができなくなりました」
「ヨーガナンダは『あるヨギの自叙伝』の執筆を急いでおり、私たちは1日何時間もタイプライターに向かいました。それは弟子の成長のためでもあるようにも感じました。私は彼と共に何時間作業しても疲れなかったのです」

彼の霊性やその変化を肌で感じていたスリ・ダヤマタの回想からはヨーガナンダの息吹が感じられ、何よりヨーガナンダへの愛が溢れ出ていました。

そしてスリ・ダヤマタともう一人、異彩を放っていたのが、名前も肩書きも忘れてしまったのですが、ミュージシャン風の信者でした。
彼はかなりパンチの効いた風貌でしたが、生前のヨーガナンダとのやり取りを次のように語っていました。

「私はヨーガナンダにお酒をやめないといけないかと尋ねた。彼は『いいえ』と答えた。続いてタバコはやめた方がいいかと尋ねると、『いいえ』と答えた。すると彼の方から『異性と交際はしているか?』と聞かれ、『しているならそれもやめなくていい』と言われた。そしてヨーガナンダは次のように言った。『でも、ここ(SRF)に来続けていたら、それらのことに興味がなくなるかもしれない。新しい習慣は新しい回路をつくる。それはレコードの針が落ちる溝のように――そして、その人間の人生を変える』」

このエピソードは、ヨーガナンダの寛大な導きが感じられるものですよね。
今回、カメラマンとして同行してくださったMr.嶋田は、この信者が「自分と重なる」との感想を言っていました。
Mr.嶋田も最愛の師ヨギさんから、「何もやめなくていい。今のままでいい」とお墨付きをいただいたそうです(笑)。

Mr.嶋田

上映前のMr.嶋田。阿部寛ではありません。

※『永遠のヨギー』は京都みなみ会館では8月19日まで、松山のシネマルナティックでは8月14日まで上映されています😃

飯尾洋平


雷雲

雷-001

..

ナンダの息子クリシュナは、私をずっと放っておいている

雲が集まってきた
そこかしこに雷鳴が轟き、電撃が煌く
東の風が吹き、冷たいシャワーをもたらす
蛙、孔雀、雀が鳴き
カッコウが甘くさえずる
ミーラーの主は山を持ち上げる神、ギリダラ
彼女の心は、主の御足から離れることなどない!

ミーラー・バーイー

 

雨の季節、遠く離れた愛する夫の帰りをひたすら待つ女性が描かれている細密画です。暗い雨雲に覆われた空には雷が光っています。その黒い雲を背景に真っ白な鷺が飛翔しています。とても美しいコントラストです!インド細密画でよく描かれるシーンですが、それはまさに青黒い体に白いネックレスをしたクリシュナを表しています。バクタたちはこの構図を見ただけで、ただちに愛するクリシュナを思い浮かべるのです!

宮廷からそのシーンを見つめる夫人の胸には、「あの人は便りも寄越さないけれど何をしているのだろう」「いつあの人は帰ってきて私を抱きしめてくれるのか」「早く帰って来て!」と、愛する夫を想う気持ちだけがあるのでしょうか。屋根にはつがいの孔雀が羨ましくも仲良くいます。召使たちは音楽を奏で、飲み物を用意しています。愛の病に懊悩する夫人を団扇で仰いでいますが、その熱は冷める様子もありません。

湖の対岸の丘には羊の群れや村があり、牧歌的な景観が美しく描かれています。見事な構図です。すべてが彼女の心情を見事に表しているのです。まさにミーラー・バーイーのこの歌の様子が描かれているようです。

サーナンダ

 


夏の瞑想合宿に行ってきました!

7/16,17に滋賀県近江神宮内にある近江勧学館にて瞑想合宿を行ないました!

19名もの方にご参加いただき、スタッフ合わせて22名(女性17名、男性5名)、それぞれ近くは大津や京都、大阪から、遠くは兵庫、北九州まで!様々なところから参加されました。普段MYMのクラスに通われている方だけでなく、合宿で初めて参加される方もいました。
京都では祇園祭の真っ最中な日程でしたが、近江神宮は静かで天候にも恵まれ、夏ですが外の風が心地よくクーラーもいらないくらいでした。窓から聞こえる虫の声の音色もよく、瞑想に集中できたという方も多くいらっしゃいました。

合宿は、講座と瞑想実習、Q&Aで構成され、心のしくみから具体的な瞑想方法まで段階的に学びを深めていきました。

講座は、1日目は13時から始まり21時まで、瞑想実習を交えながらですが、各1時間×3回と合宿らしくみっちりとあり、具体的に瞑想を実践できる教えを学びました。みなさんうなずきながらメモをとり、集中して聞いてはりました。質問もたくさん出て、参加者のみなさんの真剣さが伝わってきました。

その中で特に印象に残った質問が「瞑想したいのに集中が続かない。何に対して瞑想したらいいのか?」。サーナンダさんの答えは、「自分がそのとき一番関心のあることに瞑想しないと、あやふやになり雑念が湧いて来る。対象を逃さないよう、心の注意を貼付けていく必要がある。単なる関心事項では難しい、切迫感のある必死になれる対象に瞑想してください。そのためには何のために瞑想するのかを考えることが大切」。そうか!目的をはっきりさせないと瞑想するのって難しいんだ!ということに改めて気づかされました。

①講座写真
合宿会場は大広間。畳の香りがしていました。

瞑想実習は講座の合間に行なわれ、15分から徐々に長くなり最終的に55分と、合宿の中では合計2時間以上も瞑想しました。普段お家では1分も座れないと言っていた人も、静かに座り切れていました。すごいですね〜!やはり共に学ぶ仲間と一緒に瞑想すると周りに助けられる気がします。普段の生活での言葉にできないモヤモヤ感を整理でき、すがすがしい気分になったという感想も頂いてます。
②瞑想写真
早朝6:30から約55分瞑想しました。静かな集中感が会場を満たしていました。

そして合宿の醍醐味は、やはり食事や就寝前の交流です。初めて顔を合わせる方々ですが、今の自分を変えるキッカケにしたい!という合宿にかけるそれぞれの想いを聞けました。瞑想は一人で行なうものですが、正しい知識無しに行なうと迷路に迷い込んだように自分がやってる瞑想って正しいんだろうか?と不安になりますよね…
識別の瞑想について識別する基準がよくわからないという方に、ブッダの教えである常浄楽我を基準に識別できることを伝えると、「その基準で自分の中の問題について瞑想してみます!」と目をキラキラさせながら言う姿が印象的でした。

自分がどうなりたいのか?理想を持つことの大切さと理想に近づきたい!という情熱が瞑想する上でとても大切であることを合宿で学びました。アンケートでも、「なぜ瞑想するのか?」ということが、合宿を終えて重要であり基本であると思いました、という感想を頂きました。
瞑想とは、あくまで手段であって目的では無いのです。ぜひ学んだことを少しずつでも良いので日常で実践してみてください!きっと新しい発見があるはずです☆

本当に充実した瞑想合宿でした!
みなさんと一緒に瞑想できる機会がまたあればいいな!

モリピー


夏の瞑想合宿ー洋平編

人生で本当に大切なものって何でしょうか?

僕は学生の頃、漠然とだけど、半ば必死にそれを探していました。
旅に出たり、多くの音楽を聴いたり、本を読んだり……

そんな時、僕は「ある人」に出会いました。
その人は何でも答えてくれ、どうしてこんなにいろんなことを知っているのかと思いましたが、「本はほとんど読まない」ということでした。
また、本屋にあるほとんどの本は「ゴミ箱に棄てたらいい」とまで言い切っていました……(笑)
どうやらその人は、「瞑想」によっていろんなことを知ったということが分かりました。
ただ、その人が勧めてくれる本もいくつかあり、それは「聖典」といわれるものでした。
それを読むようになってからは、不思議と今まで好きだった作家の本が全く読めなくなりました。
「おいおい、洋平、影響され過ぎてるんちゃうの? マインドコントロールちゃうの?」
当時、周りの友人からはそのように思われただろうし、誰かにそんなことを言われたような気がします。
でも僕自身、そんなことはあまり気になりませんでした。
なぜなら、真理の言葉やその人の存在の方が、自分の人生で本当に大切なものだという実感があったからです。

ここで、僕の好きな聖典のあるエピソードを紹介したいと思います。

十九世紀インドのカルカッタに、シュリー・ラーマクリシュナという覚者がいました。
彼が住んでいるドッキネッショル寺院に、後に弟子となるニランジャナーナンダという青年が訪ねてきました。
ニランジャナーナンダは少年時代から降神術師のグループと交わっており、ある種の心霊力を発揮するほど優秀な霊媒だったそうですが、シュリー・ラーマクリシュナは彼に次のように尋ねました。

「もしおまえがお化けや幽霊のことを考えるなら、おまえはお化けや幽霊になるのだ。また神のことを考えるなら、おまえの一生は神のようになる。どちらがよいかね?」

「もちろん後者の方です」と答えたニランジャナーナンダは、この日から不思議とシュリー・ラーマクリシュナに魅了されていき、弟子になったそうです。

このエピソードから私が感じたのは、「考える力」って、とても強力だというだということです。
そして、何について考えるか、その「対象」が重要だと感じました。

「真理はまず聞かされ、考えられ、瞑想されなければならない」

という聖典の古くからの言葉があります。
真理についての考えが高じていくと、それは瞑想状態になり、その究極にはそれと一つになっていくそうです。
この人生で何か考えるんだったら、不確かだったり儚いことではなく、真理や神という永遠で絶対の「本当のもの」について考え、自分もそのようになっていきたいですよね。

さて、何度かこのブログでもアナウンスされていますが、この夏、滋賀県の近江神宮の勧学館(←かるたの聖地です)にて瞑想合宿があります。
私も参加するのですが、この合宿で真理や神について共に学び、考えて、そして瞑想してみませんか?
ご関心のある方は、ぜひご参加ください!
すべての方の人生において、きっと素晴らしい学びと経験になると思います!!!

image 近江神宮にて”真理”を瞑想する

瞑想合宿のご案内ー洋平からでした。
(今回から、ブログメンバーに加わらせていただきます。今後ともよろしくお願いします)

飯尾洋平


夏の沐浴

毎年京都の夏は暑いです。まだ梅雨明けしていませんが、蒸し蒸しして、今年も猛暑を予感させます。

インドはもっと暑い国です!いったい夏はどのように過ごしていたのでしょうか!? ・・・ということで今回は、涼しいインドの細密画をご紹介しましょう!

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インド細密画の題材には恋の病を患った乙女がよく選ばれます。もちろんそれは、バクタを表しているのです。愛する神に逢えない患いを、人間の恋愛感情を用いて表現されているのですね。

さて、ときどきブログでも紹介しているカーングラ細密画が描かれていたカーングラ王国は、パンジャーブからヒマラヤに続く丘陵地帯のビアーズ河の上流の渓谷と盆地になったところにあります。インドの藩王国の中でも最も緑豊かな、森林と果樹と花と美味しい小麦粉のとれる地域だそうです。

そのカーングラ王国の宮殿には、日光(昼)と月光(夜)の二つのタイプの庭があったそうです。前者は大理石で造られた噴水のある大きな沐浴場(プール)がありました。5月、6月の暑い時期になると、焼けるように暑い夏の日射しから逃れて、冷たい水で火照った体を癒してくれるということで、日光の庭は王妃とメイドたちお気に入りのリゾート地でした。そのような庭がこのグレール細密画に描かれています。

王妃は大理石の縁に腰掛けて、友人と語らいながら、片足はメイドに洗われています。彼女の濡れた漆黒の黒髪が柔らかく美しいカーブを描いています。ほんとうに涼しそうな一幅です!

彼女のムードには、恋人を待ちわびる心情が暗示されています。暑く気だるい夏の日々も、涼しい心地よい大理石のプールも、友人との楽しい語らいも、それらは彼女の恋人への愛を揺さぶる舞台仕掛けに過ぎないのかもしれません。ハートは常に愛人のもとにあるものです。

まさにそのように我らのハートもありたいものです!

サーナンダ


夏の瞑想合宿ータカフミ編

こんにちは。ブログ初投稿の國友隆史です。
京都では梅雨入りしましたが、すぐに夏がやってきますね!今年の夏は暑いそうです!そして夏といえば7月に夏の瞑想合宿があります。私も瞑想合宿に参加するのですが、今回は自分がヨーガを始めた頃の瞑想体験について寄稿したいと思います。

ヨーガを始めてから毎日1時間ぐらい座ることを続けてきて、座るということに心身ともに少しは慣れてきたのですが、瞑想の姿勢で座って静かに過ごしていると、自分の内側にある喜びを感じるようになってきました。そして忙しい日常からいったん距離をおいて、自分の思いを見つめることができるようになっていきました。

ある時期、自分はこの人生に何を求めているのか、どう生きていきていきたいのか、ひたすら瞑想したことがありました。おおよそ1年ぐらいは取り組んだのですが、そのなかで気づいたことがあります。
それは、この世界で特に何かをしたいということがないこと、自分の心の状態も毎日変わるし、当てにならないということでした。そして自分の人生を振り返ってみた時、心の奥底ではいつも絶対に壊れない至福を求めて、これまでの人生を過ごしていたのだなあと実感させられました。この思いをヨーガの実践を通じて、もっと純粋に具体的にしていけばいいのだと確認することができ、ホッとしたことを覚えています。

瞑想は心を使って行ないますので、その風景や感触は十人十色だと思いますが、その実践には心を内側に向ける集中が専ら必要になります。普段は外側のことばかりに終始しているので、その集中力を呼び覚まし開発するには、学びと訓練を継続することが必要だと言われています。
7月の瞑想合宿では、瞑想について基礎から学ぶとともに、実際に瞑想に座る実習時間も十分とって実体験を通して、瞑想の感触を体感していくようです。私は合宿は初体験ですが、もう一度一から学ぶつもりで参加したいと思っています。

瞑想が気になっている、あるいは瞑想に何かヒントがあるのでは思われている方、さらにはもっと瞑想を深めたいと思われている実践中の方も、忙しい日常からしばしの時間離れて、静かな空間の身を置いて、一から瞑想を学び、その世界をどっぷりと味わってみてはいかがでしょうか?

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近江神宮。夏の朝の清々しいプラーナの中で瞑想してみたい!

國友隆史


シュリー・マハーヨーギー、NYに向けてご出立!

こんばんは。
師シュリー・マハーヨーギーは、本日ニューヨークに向けてご出立されました。
6月14日(火)から9月8日(木)の3カ月間、師はヨーガご指導のためニューヨークに滞在されます。

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アーシュラマをご出立される師。この日は平日にもかかわらず、たくさんの弟子がアーシュラマに集い、別れを惜しみました。愚図ついていた空には、いつの間にか晴れ間が広がっていました。

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師を乗せた飛行機が大阪空港から飛び立ちました。展望台で見送る弟子たちの様子です!
「行ってらっしゃい〜!!!!」

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空を旋回して一路成田経由でニューヨークに向かわれました。見えますか、飛行機?!
ニューヨークでは師のご到着を弟子たちが心待ちにしていることでしょう!またたくさんのドラマが生まれるのでしょうか。楽しみです。

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サーナンダがお送りいたしました。(暑い!)

 


十人十色

仕事場で、目の前で話をしていた人が席を外したとき、一緒に話を聞いていた隣の人に

「今の人、感じがいいですね〜」と話しかけると、

「え!?私あーいう感じの人苦手です」と言われてビックリしました。

たいした話をしていないのに相手のことを苦手だと決めつけるってどうなの?と思いながら、たいした話をしていないのに感じがいいと決めつけた私もどうなの?と思ってしまいました。

2人の人間が同時に同じ人と話をしても、ここまで違う印象を持つとは!!

「十人十色」という言葉がある通り、十人いれば十通りの意見があるのはヨーガと言わず世間でも当然のことです。でも実際に体験すると結構ビックリします。

ヨーガではそのようなことが起こる原因としてサンスカーラ(残存印象)が人によって違うからだと教えます。私はきっと、以前に同じような人に感じよく接してもらい、こういうタイプの人は感じが良いという印象を持っているのでしょう。反対に隣にいた人は同じタイプの人から何か嫌なことをされたのかもしれません。記憶として覚えているかは定かではありませんが、潜在的記憶の中でその印象は生き続け、何かに遭遇したときに出てくるのです。この人好き、この人嫌い、人でなくても好き、嫌いの原因はすべてサンスカーラです。

同じものを見てもまったく違うように見えているのであれば、私は私の基準をもって私の世界の中で生きていることになります。

気持ちを共有していると思っている家族や友達や恋人でも実は全然違う世界に生きている可能性があります。いや、可能性ではなく残念ながらそうなのでしょう。

ヨーガではサンスカーラをゼロにしていく作業をしています。ゼロになったらいったいこの世界はどのように見えるのでしょうか。そしてサンスカーラと共に生きている人のことをどんな風に思うのでしょうかね。

仕事先で咲いていたあじさい

仕事先で咲いていたあじさい


夏の瞑想合宿のご案内

みなさん、瞑想と聞いてどういうイメージをしますか?

瞑想って、無になることなんちゃうの〜、や
アーサナクラスに通っているけど、瞑想ってよくわからんわ〜、や
自分なりに瞑想してみてるけど、これでいいんやろか〜、など
いろいろなイメージをお持ちかと思います。

瞑想ってなんなのでしょう?
私も最初はただ無言で座ってるだけやけど何が起こるんや?と不思議な気持ちでやっていました。
同時期にヨーガの教えを学ぶ機会も増えてきて、徐々に染み込むようにわかるようになってきた
ことがあります。
それは、瞑想によって心は穏やかになり、日常の心のあり方も変化するということです!
ストレスの多い現代社会で生きる上で瞑想はめっちゃ有効や!と思います。
瞑想する人が増えれば社会全体が変わるかもしれません!?

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この夏7月16〜17日、そんな瞑想を学び体験できる特別合宿を開催します。
場所は滋賀県近江神宮内の近江勧学館です。
神社の敷地内にありますのでとても静かで、神聖な気持ちで瞑想を学べること間違い無しです。
もちろん中身のプログラムも充実していますので、密度の濃い体験が出来ることでしょう☆
ぜひぜひこの機会を逃さずにご参加ください!

お申し込みはHP(←クリックしてください)またはお電話にて受付開始しています。
定員もありますので、お早めにお申し込みくださいね(*^^*)

モリピー