今月のさまらさの台所はインドカレー!!旬のほうれん草とじゃがいもで本格インドスパイスを使った2種類のカレーを紹介しました。毎回インドカレーの会はとても人気があります。今回も16人の参加がありました。
インドカレーといえばスパイス!今回使ったスパイスにはそれぞれに薬効があります。
例えばターメリック、日本ではウコンで有名です。身体全体の機能を調整し、特に肝機能の働きを高めてくれます。インドカレーによく使うクミンは消化器官に効果があり、食欲を増進してくれます。コリアンダーは身体に溜まったガスを排出する効果があり、カルダモンは咽喉の調子を調えたり、冷え性の改善、滋養強壮に効果があります。また気持ちを落ち着ける効果があるといわれています。
さまらさでは、「食は薬なり」という教えがあります。食事は単に胃袋を満たすだけでなく、薬となるものをとることで、身体と心の浄化を施します。薬とは本来、身体を健康でよりよい状態に保たせるもの、そして弱っているところを補うものです。まさにインドカレーは薬膳ですね。スパイスだけでなく、旬の野菜を使って作ることによりさらに効果は高まります。
食事の後には「身体が活性化してきた」「咽喉の調子が悪かったけどすっきりした」など早速効果が出た方もいたようです。上のスパイスがだいたいインドカレーを作るときの基本のスパイスになります。日本のカレーに入れてよりスパイシーに作ることもできますので、気に入った方はそろえてみてくださいね。
次回はもう今年最後のさまらさの台所になります。年越しそばとねぎのかき揚げ、いなり寿司を予定していますので、ぜひご参加ください。