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完熟トマトのパスタと通のコーヒー さまらさの台所8月

8/13(日)に京都のヨーガ・ヴィハーラにてパラマハンサ会員向けさまらさの台所を開催しました。好評につきたくさんの方にお申し込み頂き、当日は2部制で行ないました。今回のメニューは、旬の夏野菜を使った完熟トマトとナスのパスタ、グリーンサラダ、通のコーヒーでした。

トマトとナスは丹波で取れたお野菜を提供いただきました。夏の太陽を浴びてルビーのようにピカピカのトマト、美しさにハッとします〜

パスタソースはシンプルに塩のみで味付けし、じっくり丁寧に炒め、煮込むことで旨味がぎゅっと詰まっています。見てください!最初は鍋にいっぱいだったトマトたちが煮込むことによってこんなに凝縮され美味しいソースになるんです。

そして食後にはアーシュラマで普段飲まれているコーヒーの淹れ方をデモンストレーションでお伝えしました。みなさん興味津々!釘付けでコーヒーに注目していました。

じっくりとコーヒーと向き合いながら丁寧に淹れると、コクがしっかりとあるのにとてもまろやかで飲みやすく、「あ〜、おいし!」と思わず言ってしまうようなほっとする円満さを感じる味わいになります。

会を通じて「他者の喜ぶ料理」をテーマに担当のラームダースがお話しました。一緒に食事する相手のことを気づかいながら料理をすることでいつもより集中して調理ができ、もっとシンプルに相手の喜びだけを見ることが大切だと気づいたそうです。
また、参加者のみなさんにも宿題として「他者の喜ぶ料理」について考え実践してきて貰った内容を発表してもらいました。みなさんの素直に取り組んでこられた内容と気づきは、こちらまで届き胸が熱くなりました。なんの計らいもなく純粋な思いで作られた料理が、最も「他者が喜ぶ料理」なのではないでしょうか!

参加された方の感想

・味付けが塩だけなのに、ものすごくおいしかったです!この時期にしか味わえない 贅沢でフレッシュなトマトソースでした。コーヒーの淹れ方は、心と日常の充分な落ち着いた時間がまず大切なのだと感じました。

・誰もが1回は作ったことのあるようなシンプルなメニューですが、だからこそ作る側の気持ち調理法がダイレクトにでて奥が深いのだと感じました。料理もヨーガ、瞑想なのだと実感しました。

次回は、10月15日(日)を予定しています。詳しくは、ホームページにてご案内いたしますのでお楽しみに!


バクティ・サンガム 新しいキールタンに挑戦!

6月からのバクティ・サンガムでは、新しい歌(キールタン)に挑戦しています。
タイトルは “Siva Sambho  Hara Hara Sambho” シヴァ神を讃えるキールタンです。

元々は暴風雨や雷の神さまであったルドラー神がヨーガ行者の姿をとってシヴァ神となりました。シヴァ神はアーサナをはじめに教えたグルであり、ヨーガ行者の守護神です。今回のキールタンは、ヨーガ行者の自由闊達さをイメージさせる、爽やかなメロディー、夏にぴったりのキールタンです。

さて、話は変わりますが、先月のバクティ・サンガムのとき、気になった人がいました。何が気になったかというと、毎月熱心に通って来てくれているYさんの表情、一見して先月よりもさらにパワーアップしている。気になって聞いてみると……やはりそこには理由がありました。Yさんがその変化の理由を寄稿してくれました。

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神の御名を唱えなさい
神の御名は神そのもの
神は愛
神の御名を唱えるだけで
誰もが神に近づくことができる

これは、ミラバイさんがバクティ・サンガム中で紹介してくださった言葉で、私はこの言葉が大好きです。けれど今までの私は、気が向いた時に家で歌う程度でした。歌い方も、私の神への想いをキールタンにのせて歌っていましたし「声が出ないなぁ」「この歌好き」など歌いながら、心が動き回っていました。それでも、それなりにキールタンの良さを感じていましたし、そんなものだと思っていました。けれど、自分の気持ちを主にすると、神を求める気持ちが弱くなった時、神が遠くに感じる時は、まったく歌えなくなってしまいます。自分の好きな言葉と自分の現状とのギャップをなんとかしたいという気持ちが、バクティ・サンガムに参加するきっかけでした。

5月のバクティ・サンガムのとき「神が遠いとか近いとか、求める気持ちがあるとかないとか、そんなことは、無視してただ単純に神の御名を唱えればいいんだ。だって神の御名は、神そのものなんだから」という気づきがあり、それから、毎日歌うことにしました。好きなフレーズばかり繰り返し歌う日もあれば、CDと一緒に歌う日もあります。1回歌って終わる日もあれば、1時間熱唱する日もあります。6月のバクティ・サンガムまで、ただ単純に歌いました。

6月のバクティ・サンガムのとき「この感覚を神の御名にのせたらいいんだ」という気づきがありました。キールタンを歌っていた1ヶ月の中で自然に「礼拝する」「讃える」という感覚が芽生えていたことが、そこでわかりました。神の御名は、私の計り知れない力、導きがあり、本当に神そのものなんだと思います。それがこの体験から私が強く感じたことです。

「『単純に神を求め、神を愛し、神の名前を唱える』それだけでいいんだよ」とミラバイさんは、教えてくださいます。これからも、大阪クラスで学びながら、家でも歌って、もっともっと、単純に、純粋に神への愛を歌えるようになりたいです。

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毎日の実践!それが彼女を変化させていたのですね。
神の御名を唱えることで彼女は神に純粋に近づいていかれたのでしょう。
その証拠に、彼女の表情には神の歓びが溢れていましたから。


手前で歌っているのが、Yさん。

さて、キールタンを体験してみたい方、8月6日(日)に500円で参加できるワークショップがありますので、ぜひ体験しに来てください。
日時:8月6日(日)17:30〜19:00
場所;クレオ大阪南3F(大阪市平野区喜連西6-2-33)
参加費:500円
持ち物:ヨーガマット、バスタオル、布などの敷物
http://www.iwf.jp/11osaka/item_2136.html


夏の松山瞑想特別クラス

また7月も行ってきました夏の松山に!サーナンダです。
瞑想特別クラスでは累計14回目の訪問になり、随分と松山にも行き慣れてきました。松山のたくさんのヨーガを学ばれている皆さんともすごく顔なじみになってきて、顔を見かけると嬉しくなります。
さて、そんな瞑想特別クラスの感想が松山のアミティさんから届いたので、掲載させていただきます。相変わらずヨーガに熱い松山の皆さまでした!


今年2月から7回シリーズで始まった松山瞑想特別クラスとサットサンガ。その4回目が7月15日(土)16日(日)に開催されました。講師のサーナンダさんは、松山ではすっかり顔なじみになり、いつも多くの人が心待ちにしています。サーナンダさんが定期的に来てくださることで、その度毎にインスパイヤされ、ますます皆さんのヨーガの熱が高まってきています!

今回のテーマは「食と言葉を調える」でした。「食」も「言葉」も私たちの日常生活と切り離す事ができないとても身近なテーマです。具体的な実践のヒントをたくさん頂いて、さっそく日常の中で実践していきたいという声が多く聞かれました。

この2日間で私が感じたことは、真実を悟った人は、どのように行為をするのだろうかということでした。その行為を学び、日常で実践していくことによって心が調えられ、真実を悟ることへとつながっていくということです。

食事について言えば、「すべての存在は等しく尊い存在である」ことが本当にわかったならば、自分の体を維持するための食事は、食物の尊い命を頂くわけだから、旬のみずみずしい良質のものを必要最低限の量で十分だということになり、食材やそれを育てた人や自然に対する感謝の気持は自ずと起こり、他者を思いやり集中して調理するということも自然な行為として行われることになるでしょう。

言葉についても、心の波がなくなったときに真実の自己が輝き出ると教えられるように、真実を悟ったならば、心の思いがないのだから、愚痴や不平不満などあるはずがないし、すべてが等しく尊い存在であるとわかったなら、相手を傷つける言葉を発することなどあり得ない。常に心は沈黙しているだろうから、自分が話したいから話すということもなくなるでしょう。言葉はただ他者のためにあり、相手の話をよく聞き、相手の必要としていることを話し、時には、相手の心を解きほぐすために会話を楽しむこともあるでしょう。

2日目のサットサンガでは、「傲慢な自分を直したい。謙虚さについて教えてください」という質問があり、サーナンダさんは次のように答えられました。
「ヨーガをやって行くと、自分がどれだけ偉いのかということを考えた時に、自分が人より優れていることとか、傲慢になったり、威張ったりする理由が見つからなくなる。この自分の命、生きているっていうことそのものが、自分の力で支えているわけではないから、謙虚にならざるをえない。
才能や、社会的な地位や人より知識があるとかないとか、それで優劣をつけるとかは、本当に些細な事。原点に立ち返って、ここにこうして尊い一個の命をもって存在している、生きていることの神聖な意味を感じることができたなら、自然に傲慢さがなりをひそめて謙虚な思いになって来ると思う。
訓練としてやる時は、徹底してへりくだるということを実践して行くべき。態度、言葉遣い、姿勢、徹底してへりくだる。行動も常に相手を尊重、敬うような行為を無条件にやって行く。」

真実を悟り、真実に生きているヨーギーの生活のあり方はどのようであるのか?それを学び、理想、目標とすること。そして、日常の食事を気をつけたり、言葉に気をつけたり、徹底してへりくだる実践も、何のためにやるのかと言えば、その理想に向かっていくため。
サーナンダさんは、真実、真理は自分の一番身近にあるもの。目の前にある日常にこそそれがある。だから日常が大事、と言われていました。
理想を見失わないようにしっかりと見据えて、目の前の日常を調えていくこと。
ヨーギーは、いつも軽快で大らか。私たちは、その理想の姿になろうとしているのだから、細かいことにこだわりすぎることなく、大らかに軽快に実践して行けたらいいなと思います。

アミティ


瞑想でヨーガにダイブする!

何だか皆さん、とても熱心で、仲がいい・・・!

というのが、最近の京都瞑想専科の印象です。クラス中は皆とても真剣に話を聞いたり、質問したり、瞑想の実習をしているのですが、クラスが終わると、皆さんそれぞれ互いに話し合ったり、延長で問答したりして、話が弾みます。よい仲間、あるいは同志みたいですね。

京都駅前にあるキャンパスプラザ京都では、毎週木曜夜に瞑想専科のクラスを行なっています。


京都瞑想専科は、サーナンダとゴパーラが担当しています。
だいたい絵のような感じの二人です。

第2期「瞑想で日常を変えていく6カ月コース」が5月から始まり、瞑想に関心があるたくさんの方が熱心に通われています。
毎回、

 ①ためになる瞑想を深めるためのワンポイントレッスン
 ②集中力を鍛える行法トラータカの実習(目の浄化法)
 ③瞑想実習1
 ④瞑想を学ぶレクチャー
 ⑤Q&A
 ④瞑想実習2

という90分のプログラムで瞑想について学び、実習しています。
7月6日は「仕事の秘訣」がテーマでした。瞑想を深めるには、まず真理の教えを学ぶ必要がありますが、マハーヨーギー・ミッションから発行している書籍を購入して読まれている方も多く、この日はレクチャーや書籍で学び、それを日常で実践しながら格闘している様子が伺え、とても頼もしく思いました。

真理の教えは誰もが共感できるものですが、いざ実践しようとするとなぜだかうまくいかないこともしばしば。「結果に執らわれない」という仕事の秘訣も、理屈はわかっていても、なぜだか執らわれてしまう自分がいて、どうすればいいのかと考え込みます。そういう葛藤がもう一度教えの真意について熟考することにつながり、理解を育み、瞑想のテーマになっていくのですね。

多くの方が、無心になりたい、静かになりたいと願い、瞑想を始められます。渦巻くように収まらない心のざわめきから解放され、静けさを味わいたいのです。その願いは、毎日熱心に瞑想を続けていけば、いつの間にか叶えられていることに気づくでしょう。一体何に心はざわめいていたのだろうと、不思議に思う日が来るに違いありません。熱心に取り組まれている皆さんの姿を見ていると、ふとそんなふうに思いました。

一緒にクラスを担当しているこのブログでもお馴染みのゴパーラさんも、話の輪の中でいつも皆との交流を楽しんでいます。そんなゴパーラさんが、来週からNYを訪問されている師の下にヨーガを学びにいくと発表すると、皆さん興味津々。彼の今年のテーマは、「神にダイブする!」です。四の五の言わず、ヨーガに飛び込むゴパーラさんの姿勢は、見ていて清々しいものを感じます。NYにダイブするゴパーラさんとの一月後の再会が楽しみです!

第2期も7月20日からは、いよいよステップ2「生き方を変えていく」に入っていきます。
瞑想は自分自身へのダイブです!思いっきりダイブしますよ〜!

サーナンダ


アーサナができた!!! 継続は力なり!

アーサナを始めたばかりの頃は、呼吸がままならない、難しい、力みがある、柔軟性がない・・・そんな気持ちに覆われていても、続けていくことで変わってくる。その素晴らしさは、続けた人にしか分からないものだと思う。

今日は大阪は中央公会堂クラスに通ってくださっている方のお声をご紹介。

始めてから2年ほどのNさんは、他の方よりも少し年が上の方。
「昨年はしんどかった〜」とおっしゃった。そして、「続けることにくじけそうになりながら来ていました。今年はもうがんばりません」
なのにアーサナを始めると、人一倍がんばってしまう。そして気付いた時にはできなかったアーサナがぐんとできるようになっている。そして今年、ようやくアーサナや瞑想の良さ、効果を感じられるようになったとのこと……。素晴らしい! まさに、

継続は力なり!

そのほかにも、「アーサナができた!」と、喜びを言葉にしてくださったお二人がいます。

お一人目はTさん、シルシ・アーサナの練習を始めて半年ほど。頭と両肘の3点を床に置いて逆さまに立つアーサナです。
こんなコメントをいただきました。
「一人で立つことができるようになり、やっと形になってきました。練習していくことで、体と心の調和が動きに繋がっていくことを教わりました」

Tさんは最初、肘が床につかない。背中が伸びない、足を上げる点が全く分からない、と、体が動いていなかったことに気付かされたようです。そして、猫の3番目の形を重点的に続けたり、コブラ、チャクラなど、良いといわれるものをやってみたということ。けれど………、

「肘が(床から)浮き、バランスを崩してこける、の繰り返しが続く。もっと簡単にできるもの、という思いはガラガラと崩れ、「何でできないの?」と落ち込むほど上手くいきませんでした。そんな時、ある日のクラスで「その気持ちがあかん。できるんだから。あせらないこと」という言葉をかけていただき、また、クラスの皆さんが、アーサナができるできないにこだわらず、新たなアーサナにチャレンジしていくことがただ楽しい!と、向き合っている姿に気持ちが動かされました。

気持ちの方向を変えたらいいのかも、落ち込んだりせずに、私もそうやってみよう、と思いました。そこからシルシ・アーサナが形になってきたように思います。実際にできた時には、『あ、できた』と、気が抜けたような感覚で、自分よりも周りの人が喜んでくれたことに、嬉しさと感謝があふれてきたのを覚えています。まだ立てたばかりのひよっこですが、これからも形を深めていけるように、チャレンジを続けていきたいです」

 

 

お二方目はもう一人のNさん。クラスに来たきっかけは、瞑想に興味があり、感情に左右される自分なので心の平和を欲していたように思う、とのこと。初めは「瞑想専科」に参加。その後「中央公会堂クラス」でアーサナを体験しました。以下、Nさんからのコメントです。

「体験後、疲れたものの、全身がくまなくのび、マッサージされたような感覚があり、体も心も軽くなっていたように思う。それから週一で通うようになった。
ヨーガを始めて1年が経った。最近は、集中を深めることと息を吐き切ることだけに集中してアーサナをしている。そして、先日ついに念願だった「チャクラ・アーサナ」ができたのだ!
ずーとしたかったけどできなかった「チャクラ・アーサナ」 どんなに嬉しかったか!
チャクラアーサナはいつか絶対できると思いながらも苦しんできたハードルの高いアーサナだった。自分を励ましながらも「なんか全然でけへんな」と時々落ち込んでたアーサナ。
息を吸いながら、一気にヒップを上げるんや!と念じながら何回かやっていると、すっとスムーズに上がるようになった。まだまだ、上がったばかりで形はおそらく無様だと思うので整えていきたい。今は上がるだけで必死。(笑)

アーサナは、意識の持ち方でどんどん深まっていく感じがする。都度都度の先生のちょっとしたアドバイスがすごく参考になる。家では、毎日寝る前にベーシックなアーサナを30分程するのが日課になっている。すると深くよく眠れる日が増えた。

クラスに参加していく中で、アーサナや瞑想は、それ自体が目的ではなく、本当の自分「真我=アートマン」と出会い一体になるための道筋なのだと思うようになった。
「動き回る心は本当の自分ではない。その奥に永遠の本当の自分が在る。」と知るだけで、いろんな意味で楽になった。自分の中に揺るがない「芯」ができたような感じ。日常生活でも、相変わらず心は外界に影響され動き回る時もあるが、その中で溺れるのではなく、少し離れたところで観察する余裕もでてきた。

少しずつ、少しずつ自分が変化していて心も安定してきていることを実感する毎日。
これもマーハーヨーギーのヨーガのおかげです。知り合えて本当によかった!」

*   *   *

昨日のクラスもチャクラやシルシ・アーサナをがんばる姿が見られました。なかなか思うようにできない中で「Tさん、やってみせて〜」と声が上がり見本を見せてもらう。きれいに立てた姿に拍手! 「私もがんばりたくなる!」とまた次に向かう気持ちが芽生えてくる。
お互いに声をかけ合い進んでいく様子がとても微笑ましく、真剣ながらもリラックスした雰囲気がある中央公会堂クラスの皆は元気いっぱい。
思いやりのあるクラスにいられることがとても嬉しい! みんなありがとう〜。これからも一緒に進んでいきましょう!

シャチー


ヨーガ・瞑想クラス@京都&長岡京 体験受講が半額に!

松山のクラスの熱気はブログからも十分伝わってきますが、京都も負けてはいられませんね〜。

さて、これから暑さの厳しい季節に向かっていくところですが、そんな夏こそ、呼吸を調え、心を静めよう!ということで、京都・長岡京クラスでは7月から体験キャンペーンがスタートしました!!
初めて参加される方は、通常は受講料2,160円のところ、特別に1,080円で2回までクラスを受けることができます!

体の不調を改善したい、心身の疲れ、人間関係のストレスから解放されたい、自分を見つめる時間をもちたい、何か打ち込めるものがほしい、心穏やかになりたい……ヨーガや呼吸法、瞑想に関心をもつ理由は人それぞれだと思います。
ちょっとやってみたいな〜という方も、またまた本格的に学びたいという方も、どんな扉<きっかけ>からでもOKです。まずは一歩入って体験してみてください! 続けていけば望んでいた状態に近づき、さらにヨーガの奥深さを感じていけると思います。

最近は、社会的ブーム?!のように瞑想への関心も高まっているそうですね。瞑想したいと思っても、雑念ばかりが出てくる、すぐに足が痛くなってしまうという方も、ぜひヨーガのポーズ<アーサナ>を体験してみてください。
本来、ヨーガの中心的な内容は瞑想にあり、もともとアーサナとは瞑想の座る形、座法のことを指すそうです。数あるさまざまなアーサナは、瞑想にしっかりと快適に座るために生まれたもので、背骨を真っすぐに正しい姿勢で保つことができたら、それだけで呼吸も心も静まっていくといわれています。
いつもあれやこれやと考えをめぐらせ、過去の記憶をすぐに持ち出すのがクセになっている心は、アーサナの中で体を静止させ、呼吸を制御していくことで調教され、落ち着いた状態が訪れてきます。そして集中力も高まり、自ずと瞑想へと導かれていくようになるのです。

私自身、ヨーガを始めた頃は5分とじっとしていられず、姿勢もぐらぐら不安定、睡眠に落ちるか妄想か、という感じでとても瞑想どころではありませんでした。アーサナを続けていき、学んでいく中で、いつからか一連のポーズが終わった後、体が内側から統一されたようにブレなくなったり、すっと瞑想に向かえるモードになったりと、ずいぶん変わっていきました。
アーサナは、瞑想のための体と呼吸と心の土台を築いてくれること、間違いなし!です。

またそれは、日々生活する上での自分自身の土台もつくってくれたように思います。アーサナをしていくことで、自分の体や心、ライフスタイルのあり方を見つめていくことになり、それで食事や身の回りのこと、考え方などのパターンが少しずつシンプルに、いい方向に変わっていきました。また体調や心の状態に波があっても、それに左右されず日々続けていったり、苦手なポーズもトライしようとすることで、体力的にも、精神的にも、いろんな場面で多少のふんばりが効くようになっていったのかなあと思います。

やったら、やった分、必ず自分に返ってくる。
アーサナの実践には、この単純な法則が働きます。それは実際に体を動かし、自分の中に積み重ねられていくことで得られる体感だと思います。
体験キャンペーンは8月末まで。ぜひ、この機会をお見逃しなく〜。
一人でも多くの方に、素晴らしいヨーガの力を感じていただけたら嬉しいです!!

マードゥリー

 ヨーガ・瞑想 夏の体験キャンペーン! 京都・長岡京

夏の体験キャンペーン!について詳しくはこちらをどうぞ〜


ヨーガの熱が高まる松山!

先日松山の瞑想特別クラスに行ってまいりました。
「ヨーギーの生き方に学ぶ7回シリーズ」の3回目「働きの秘訣」がテーマでした。3カ月ぶりだったので、皆さん覚えているかなと思っていたのですが、44名が参加され、新しい方も多く、凄い熱気で驚きました。その理由について、アーナンディーさんが寄稿してくださいましたので、ご紹介したいと思います。(サーナンダ)


松山のアーナンディーです。
ジメジメした梅雨の湿度も逃げてしまうような勢いで、最近の松山のクラスはヨーガへの情熱が高まり続けています!
今回はそんな松山のクラスからご報告したいと思います。

それもこれも5月のヨギさんの特別サットサンガの後からのことです!

5月の特別サットサンガでは、松山ヨーガ・サークルの空間は喜びでいっぱいになりました!
その後、クラスの参加者の皆さんからヨギさんのお名前を聞かない日がないほど、ヨギさんへの感謝の声が続き、皆さんの笑顔が朗らかでハッとするほど美しくなっています!
特別サットサンガ初参加の方からこんな感想をいただきました。

「サットサンガに参加して、私は今幸せだなと思って帰ってきました。サットサンガの翌日によく行くお店の店員さんに『顔がスッキリしてますね!何か悪いものがすべて取れたような顔つきです』と言われました。そしてサットサンガから1週間経った今、私のたいしたことない1週間前の悩みは何もしてないのに解決しました。不思議です。今日のクラスに行く予定です!」

と今まで以上に熱心に通い続けてくださっています。他にも「誰もの中に真実があるという教えが腑に落ちて希望を感じました」「ヨギさんへの感謝の思いから実践する力をいただいています」などなど特別サットサンガの醍醐味を味わったという喜びいっぱいの感想をいただき、多くの方とヨギさんへの感謝を話し分かち合えるのが嬉しくてたまりません。

そんな楽しそうな熱気が伝わったのでしょうか。新しくクラスに定期的に通い続ける方が1人、2人と増え始め、先日はスタジオが一杯になるほどになりました!
また長年通っている方がヨギさんを見倣って本当に優しく誠実に皆さんに接してくださっていて、すごくいい雰囲気です。
新たな参加者の皆さんにも改めて感想をお聞きすると、「ヨーガって楽しい!」「1週間に1度のクラスが楽しみ」「クラスに参加するか迷うほど心と身体が重かったのに、ヨーガの後、心も身体も軽くなって驚きました!ヨーガに出会えてよかった!」「(マハーヨーギー・ミッションのブログを読んで)心に響くものがありました。次回はヨギさんにお会いしたいです」とそれぞれの方が嬉しそうに答えてくださいました。


木曜の夜のクラスの皆さん。笑顔が美しい証拠写真がこちらです!

しかし、まだまだこれからです!なぜなら、誰もが本当の喜び、本当の自由を求めているのに、ヨーガに出会えてない人がたくさんいらっしゃるはずだからです!!!1年ぶりにサットサンガに参加されたWさんがこんな感想を寄せてくださいました。「先日家族に『ヨーガを始めて優しくなった。世の中には色々なヨガがあるけど、お母さんがやっているヨーガは本物だと思う』と言われました。嬉しかったです!」

この感想のように私たち1人ひとりが真のヨーギー、ヨーギニーになることで本物のヨーガをもっと多くの方と分かち合えるようになりたいです。ヨーギー、ヨーギニーは一日にして成らず!でも私たちは着実に前進しています!ヨギさんを知りたければあの人をみればいいよ!と私たち1人ひとりがそんな存在になるよう精進していきます!
いつも、どこにいても私たちを至福へと導いてくださるシュリー・マハーヨーギーに心からの感謝を込めて。

アーナンディー


ヨーガの料理クラス なぜ旬をいただくのか!

6月4日(日)、パラマハンサ会員向けさまらさの台所を開催しました。今回は、担当のゴパーラの「日常の料理にもっと旬を取り入れたい!」という思いから会のテーマを「旬をいただく大切さ」として、2種類の旬野菜を使って彩りも豊かなお弁当を2班に分かれてそれぞれ作りました。

竜田揚げのお弁当(左)…しいたけとかぼちゃの竜田揚げ、ねぎとわかめの卵焼き、モロッコいんげんのかつお和え、きゅうりのきゅーちゃん、みょうがと大葉の混ぜご飯
春巻きのお弁当(右)…アスパラとチーズの春巻き、スナップエンドウと卵のサラダ、焼きパプリカ、大根の梅和え、わかめご飯

おかず作りのポイントやお弁当の詰め方、ライフスタイルに応じた工夫など、明日のお弁当作りからすぐ実践できる内容に参加者のみなさん、興味津々でした。
また、旬野菜の特徴や自然の力によって育った野菜をいただくことによって私たちの身体にどのように影響するのかを学びました。

「なぜ旬をいただくのか?」
担当のゴパーラは、理解を深めるために瞑想し、気付いた内容をクラスで話してくれました。
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旬をいただくとは、どういうことか?私自身、毎日の自炊はしていましたが、料理は作り慣れたメニューでさっと済ませて二の次といった具合で、旬をいただくということが何だか希薄だと感じていました。そこで昨年の冬から、少しずつですが旬を取り入れた料理に取り組んでいきました。そんな中感じたこと、それは、旬の食物は大いなる力を宿していること、つまり「大地のエネルギー」を宿しているということでした。

冬に大根やごぼうをいただくと、それらはとても甘くて身体の芯から温まる感覚があり、春にいただいく空豆やエンドウ豆は、小さな中にもすべてが詰まった濃厚な味わいとエネルギーが感じられました。その旬の大いなる力をいただいていると実感した時、自然と食べ物に対する向き合い方、接し方が根本的に変わっていきました。

何が変わったかというと、「命をいただいている」――単純ですが、そのことが自分の中から湧いてきました。そうすると食物が愛おしく、丁寧に調理する自分がいました。旬をいただくことが希薄だったのは、命をいただくことが希薄だったのだと気付かされました。命の恵み、それをいただいていると感じたら、料理は二の次なんて絶対に思えない。この大地の恵みに支えられて、自分は生かされている。
その気付きがあってからは、料理をすることが楽しく、作られた料理がとても美味しく感じるようになってきました。そして、何度も聞いていたウパニシャッドの一節が思い起こされました。

「アートマンは1人では楽しめなかったので、自らを2つに分けた。そして男と女が生まれ、

動物、食物が生まれ、万物が展開された」

この食物は、どこから来たのか? 誰が作ったのか? そして食べている者は誰か?

すべてはあなたが種を撒き、耕し、太陽を照らし雨を降らせ、そして収穫し、その恵みを私たちにお与えになられている。大宇宙というこの大農園、あなたこそがさまらさファームであり、耕作者、そして地主!!!

何ということ!!!

その不死の甘露をいただくこと、それは最高の歓び!!!

あなたの大いなる御足の地に礼拝し、毎日の食事ができることを願います。

参加者からは、「旬について考える機会をもらって、自分も野菜も共に生かされているのだという喜びがあり、さまらさの本当の意味を学んだと思う」という感想も頂きました。

次回は8月13日(日)を予定しています。詳細は後日WEBにてお知らせしますので、ぜひぜひご参加ください〜

サティー&ゴパーラ


バクティ・サンガム (キールタン)

台湾、松山、そして今月頭には京都で特別サットサンガを開かれ、数多くの魂を祝福されたヨギさんは、現在はニューヨークをご訪問中です。このブログでもサットサンガの素晴らしい報告が続いていましたが、今回は4月からスタートしたバクティサンガムの紹介をさせていただきます。

今年のバクティサンガムは、「何度も何度も繰り返し歌い込む!」ということをテーマに、3ヶ月間一つの曲を歌い込み、キールタンの世界に入っていくことにチャレンジしています。

今年最初の課題曲「ジャイ・ラーダー・マーダヴァ」はクリシュナ神を讃えた歌で、クリシュナとその愛人ラーダーの物語のように、歌の世界が情緒豊かに展開し広がっていきます。私は太鼓を担当させていただいているのですが、実はなかなか苦戦しました。

微妙な曲調の変化と共にリードヴォーカルのミラバイさんのテンポも変化していき、また来ている人たちの顔ぶれや、その場の雰囲気によっても微妙にテンポが異なるのです。これは単なるテクニックの問題ではなく、歌う人の心境や場の空気を感じて、そこに合わせていくという感性が必要なのだと感じています。

また、自分なりに、クリシュナとラーダーの物語に入り込んでいると思っていると、いつの間にかミラバイさんのリズムとずれが生じてしまい、ミラバイさんの鋭い視線が飛んでくるというケースも多々ありました。これは、心の鏡に映る自分の姿を見るのではなく、神だけを見なければならないというメッセージだと受け取りました。

とにもかくにも、キールタンにおいて太鼓というのは、リードヴォーカルとその他の歌う人たちを繋ぎ、支えるという重要な役割だということを再認識したのでした。

ところで、私のヨーガの先輩で、30年近くヨーガを実践しながら、タブラーという太鼓の演奏を続けている方がいます。私はその先輩の演奏を聴いた時に、テクニックがすごいとか、複雑な叩き方をしているというわけではないけれども、一音一音が美しく力強く響くのを感じました。そして、そのことをその先輩に伝えたとき、ヨーガを実践する者は、常にハートの奥で神を感じているので、その神の振動が太鼓の音となって、聴く人の魂にダイレクトに響くのだと説明されました。

その人の思いが振動となり、それが音となり、聴く人の心を振動させる――。

サットサンガでヨギさんの声を聞くと、その独特のトーンに自ずと心が溶きほぐされるのを感じます。その美しい振動は、凝り固まった心を溶かしていき、一切の悩みを洗い流していく力があるように感じるられるのです。また会場の隅の方にいるのにもかかわらず、ヨギさんの囁くように声も、はっきりと聞きとることができ、心に届いています。私たちが聴いている音というのは、物質的な振動の音だけではなくて、その源にある耳には聞こえない振動も受け取っているのだなぁと思います。

私は太鼓で複雑なリズムを叩くテクニックをもってはいません。しかし、ヨーガを深めていくことで、一音一音を神の振動に近づけていくことができるのではないかと思っています。そして自分の意識が神と同調したとき、リズムが合っているとか合っていないとかいうこともなく、その場に神が臨在する、ということが起こるのではないかと思っています。それが太鼓を通じての、私の理想です。

先日、大阪でバクティサンガムがありました。そこには、松山の特別サットサンガでヨギさんに魅了された5人バクタも、はるばる足を運ばれていました。その内の3名は日帰りで、まさにこのバクティサンガムのためだけに来られていて、その方たちの熱意には、本当に頭が下がる思いでした。ミラバイさんの歌声と共に、神の美酒に酔い続けたい――そんな彼女たちの思いが火種となって、その日のキールタンは大いに盛り上がり、爆発しました。笑顔の輪に囲まれながら、泣き、笑い、初めて来られた方々も身体を揺すり歌っておられました。私もいつしか、リズムのことは忘れて、歓喜の中、太鼓を叩いていました。自分の理想に一歩近づけたのかもしれません。みんなの思いが共鳴して高まり合うということも、キールタンの醍醐味だと思います。

7月からは新しい曲に挑戦していきます。こちらも3ヶ月かけてじっくり歌いこんでいきますので、ぜひぜひご参加ください!共にキールタンの醍醐味を味わいましょう!

ヨーガダンダ


春 旬の食材を食す

今月は3回さまらさの台所があります。先日2回目のさまらさの台所がヨーガ・ヴィハーラで開催されました。今月のメニューはブロッコリーのペンネ、新玉ねぎと新じゃがいものスパニッシュオムレツ、大根とにんじんのサラダ、りんごの飾り切りです。

使ったの野菜はこの5つ。さて、ここで問題です!
これらの野菜の旬は春ですが、この野菜の中で秋か冬にも旬を迎える野菜はどれでしょうか!?

これ、ほとんどの方は「大根」と言われていました。でも正解は…………
全部!5つとも秋と冬に旬があるのです。では、春のものと秋冬のものとはどこが違うのでしょうか。

それは、野菜に含まれる水分量です。新玉ねぎなんてあきらかですよね、茶色い皮の玉ねぎは、収穫された後、一ヶ月程乾燥させてから出荷されたもの。一方新玉ねぎは採れてすぐに出荷されたものなので水分量が多く、生で食べられます。冬のイメージが強い大根も、春大根はとても水分が多く、切るとじわりと水分がしみ出してきます。冬大根は煮物に向いていますが、春大根はやはり生で食べるのが向いているようです。その他、じゃがいももにんじんもブロッコリーも冬のものより柔らかく、ゆがく時間、炒める時間も短くなります。

冬になると私たちの身体は寒さのため代謝機能が低下します。また、汗をかくことが少ないため水分摂取量が少なくなり、身体の中に老廃物が溜まりやすくなるのです。春野菜は水分を多く含んでいるので、冬の間に体内に溜まっている老廃物を自然と排出してくれる働きを持っています。
旬の食材は、その時期に生きる私たちが必要としてるものを自然と蓄えています。私たちはそんな野菜の命(エネルギー)をいただくことで、その季節を元気に過ごすことができるのです。

毎日の生活の中で、いつの間にか習慣化された食生活があるかもしれません。でも時には季節や自然に目を向けて、その時期に生きる自分の身体や心の状態を感じてみてください。今、この瞬間を生きる私たちには、今、旬の食材が合っているのです。旬の野菜をいただくことで、身体も心も軽快にいきいきと生活していけると思います。

3回目のさまらさの台所は来週の木曜日(5/25)、ウイングス京都で19時〜21時で開催します。まだ空きがありますのでよろしければご参加ください。