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松山ヨーガ・サークル 瞑想特別クラス7回シリーズ

3月20日は春分の日でしたね!松山ヨーガ・サークルのアーナンディーです。

松山ヨーガ・サークルでの瞑想特別クラスも3年目を迎え、今年はヨーギーの生き方に学ぶ7回シリーズが2月から始まり、3月18日に2回目がありました。講師はサーナンダさんです。
今回は34名(男8名、女26名、初参加5名)の方が参加されました!
サーナンダさんが「来週は春分の日ですね。昼と夜のバランスがとれているので瞑想しやすい季節です。この頃からヨーガを始めると成就するといわれています」と優しく柔らかい声で話された時、まるで会場に春が呼び込まれたように一気に和やかな雰囲気になり参加者の皆さんが希望で胸が満たされたのが伝わってくるようでした。

瞑想 (1)
おさらいで瞑想の基本を教わり皆で10分ほど座ります。

瞑想のあと、いよいよ本日のテーマ「無執着の生き方」の本題に入っていきます。
全部ご紹介したくてムズムズするほど本当に面白い内容だったので長くなってすみません!
要点としては
1、 ヨーガの極意は執らわれないこと
2、 無執着の秘訣
3、 ヨーギーの日常
という流れでヨーギーの生き方をわかりやすく紹介してくださいました。

最初の導入としてサーナンダさんは十八番のシュークリームを事例に話されました。
「たとえばシュークリームに執着するということは自分がシュークリームの奴隷になっているようなもの。そんな人生、嫌ですよね(笑)しかもたとえばカスタードクリーム系にこだわりがあるとします。するとカスタードクリーム系シュークリームしか食べられなくなる!不自由だと思いませんか?美味しいスイーツがたくさんあるのに、それしか食べられないなんて。なぜ、それにこだわるかというと、たいしたきっかけではないんですね。たとえば好きな人が生クリームとカスタードクリームのダブルシュークリームが好きって言ったらすぐに変わるでしょ?(皆爆笑)そうやって心って変わっていく。こだわりがある方がかっこいいと思いがちですが、心がこれが美味しいと幻想のように執らわれているんです。執らわれ=不自由です。でもヨーギーは執らわれがないから、空っぽで自由自在。何でもできるし何もしないでもいられる。シュークリームを趣味や仕事や考え方、生き方などに置き換えてみればいいのですが、いずれにしても執らわれが自分を不自由にしているのかもしれません。
では、意見や志は必要ないのかというと、自分の意見や志は大いにもつべき。ただ、こだわらないだけです。そうすると違う意見や志も尊重することができる。自分の意見も大事にするけれど、他の人の意見も大切にできる」

サーナンダさんはさらに、よくある日常的な事例として、嫉妬、卑屈、思い込み、過去の記憶など心を乱すものがどのような執らわれによって起こるのか、そしてヨーギーのあり方はどうなのかをひとつひとつ話されました。
最初はシュークリームの事例で他人事のように大笑いしていた皆さんもだんだん、ああ、こんなにも執らわれていたのかと気付かされ、次第に真剣な質問がたくさん続き、サーナンダさんの明快なお答えに唸ったり、考え込んだりしました。

私がとても印象に残ったのはサーナンダさんの次の言葉です。

「無執着の別名は無一物(むいちもつ)です。腹の中に一物もない。腹=心のこと。先ほどの嫉妬などの事例は腹に一物があるということですね。いろんなものが何にもなくなった時が無一物です」そして終盤に話された次の言葉です!「空っぽじゃないといけない世界があるんです。一物をもっていると真理にたどりつけない。物にしても考えにしても、悩みにしても、何かに執らわれていては見失ってしまう。真理は無限の喜びといわれます。ハートに無限の喜びがある人は何にも執らわれないのでしょう」

このように誰もがヨーギーの生き方に理想を抱き、憧れをもって近づけるように励ましてくださいました。参加者の皆さんの声を少しご紹介します。

  • 心のあり方としての無執着について事例をあげていただき、より具体的に理解できた。そもそも条件付きで物事をみてそこに価値を見ていた。真理に沿った心のあり方、無執着に向かってサットヴァ(軽快)になっていきたい。
  • 自分自身、レッテルを貼る。感想を持つ。違いに執らわれる・・・すべて当てはまり茫然自失。でもブッダの憂いを離れた境地に瞑想するというのを今日初めてやってみたところ少しだけ感じられた気がして心地よかった。

サットサンガ
翌日のサットサンガも大変充実した時間で「理想を明確にするには?」「謙虚について」「依存から抜け出したい」など実践に基づいた熱意のある質問ばかりでした。
土曜日の講座と関係する質問でサーナンダさんのお答えで印象的だったものをひとつだけ紹介します。昨日の講座を聞いて、違いに執らわれないということは何となくわかるが、実際なかなか思うようにいかず、いつも執らわれてしまい、全然変わらない。どうすればいいのかという真剣な質問者の問いに対して、サーナンダさんは少し考えられ、次のように話されました。

「本当にカルマの力って強いんです。ヨーガを始めた最初の頃や、聖者にお会いした時、大きな衝撃を心が受けてカルマの力が弱まるということが起こります。やっていけそうな気がします。でも放っておくとカルマの力がまた盛り返してくるかもしれない。心が円柱だとしたら、日常で顕在している心は円柱の上の部分だけですが、心の大部分は潜在下にあると言われています。1回や2回教えを聞いて頭では理解できても、それは表層部分の話で、心は潜在下では全然納得しておらず、カルマの影響を受け続けているかもしれません。少しばかり瞑想しても、心全体をすぐさま変えることは難しいのです。だから繰り返し繰り返し理解を育んで実践して体得していく必要があります。しかしそれでも、潜在下ではカルマの掃除が進んでいるんですよ。それが自覚できるほど表層に変化が表れるには少し時間がかかります。
今はまだ変化していないように感じるかもしれませんが、実践していけば、いつの間にか執らわれはなくなっていきます」

サーナンダさんの謙虚さと誠実さを感じた濃密な2日間。そこには常に師であるヨギさんを見倣う姿がありました。
そして敬愛するヨギさん、さらに熱意を込めて実践を続けることで感謝に代えさせていただきたいです!いつも本当にありがとうございます。

アーナンディー


ヨーガの料理クラス さまらさの台所

3月12日(日)にパラマハンサ会員向けさまらさの台所がスタートしました!
今回は会を担当してくれたサティーから報告をしていただきます。

今回のメニューは、春野菜のポトフ、マカロニサラダ、プレーンオムレツと旬の春野菜をふんだんに頂ける彩り豊かな一膳です。春野菜のポトフはじっくりコトコト煮込んでいると野菜のうまみが出てコンソメなしでも充分においしくできます。素材の持つおいしさがたくさん詰まったスープの自然な甘みにみなさんビックリされていました。

ポトフ

また今回は台所全体を「素材を生かし切る」というテーマを元に調理やお話を組み立てました。私は日々料理する中で、野菜を使い切れなくて悩んでいました。それを解決したくて、1つの野菜で様々な料理法を学びたいと思い、春キャベツを1つ丸々頂けるメニューを色々試してみました。

私のキャベツのある生活 キャベツとの生活

キャベツといえばこのメニューといったような固定概念があると気づいたとき、同じように日常の仕事でも役割へのこだわりがあり、それを取っ払うことで的確な仕事ができることに気づいたことをお話させてもらいました。

これまでの経験や知識による固定概念に縛られずにアイデアを出して料理していくことの自由さや楽しさを学び、最後までフレッシュに保存しおいしく頂くことで、改めて素材への感謝を感じました。

お話2

参加者にも事前にテーマについて意識して日常の料理に取り組んできて貰いました。

「冷蔵庫の中が整理され、生活において本当に必要な食事の量も分かるようになった」

「とりあえず買っとこうと野菜を買う傾向があることに気づき、料理以外の日常においてもとりあえず置いとこうと放置している物事があることに気づいた」

など、様々な気づきを発表してくれました。料理を通じて気づいたことが、日常の行為も変え、生き方そのものも変えていく。これが正にさまらさの醍醐味なんじゃないだろうか!と感じて嬉しくなった1日でした。

食事
サティー

京都烏丸 ヨーガ・瞑想クラス ヘッドスタンディング

京都烏丸御池にあるスタジオサンゴッホでのヨーガ瞑想クラスでは、クラスに通われて2年〜3年になる方が多く、最近では基本のアーサナに加え、新しいアーサナに取り組んでいます。

先日はシールシャ・アーサナに挑戦しました。
ヘッドスタンディング
シールシャ・アーサナとは、ヘッドスタンディングいわゆる逆立ちです。基本のアーサナを1年程続け、腹筋や首の力がついてくるとヘッドスタンディングにトライする時期になります。写真の男性は3ヶ月程前から練習を始めたのですが、まっすぐ立てていますね。

効能
シールシャ・アーサナの効果は全身の活性化、五つの感覚器官と脳髄が活性化するといわれています。普段は頭から足の方に向かって重力が働いていますが、身体を逆さまにすることによって逆向きに力が働きます。全身の細胞が活性化され、食べ物を消化するために下がり気味な胃腸も元に戻すことができます。終わったあとは頭がスッキリとして、頭痛も解消してくれます。

作り方と集中点
手を組み、肘をついて頭頂を床につけます。足を頭の方に近づけていくとふわりと足がうくところがあります。そこから足をまっすぐに伸ばしていきます。このとき重要なことは頭頂を床につけること!頭頂はちょうど背骨の真上になり、思っているより後ろかもしれません。少し前についてしまうと逆立ちした時にあごが上がって首に負担がかかり、まっすぐに立つことができません。まっすぐに立つことができると重力の影響を受けず安定して保持することができます。集中されるチャクラは脳天のサハスラーラ・チャクラになります。

ポイント!
腹筋や首の力も必要ですが、肩関節が柔なくなることで両肘と頭頂の3点で安定して支えることができます。そのため、シールシャ・アーサナの前にネコの形の腕を伸ばすポーズ、またはチャクラ・アーサナをしてしっかり肩関節を広げておくとやりやすくなります。

チャクラ・アーサナ

チャクラ・アーサナ(ブリッジ)

バリエーション(左:パドマ・シールシャ・アーサナ 右:ヴリチカ・アーサナ)
さて、シールシャ・アーサナが安定してできるようになるとバリエーションとしてこんな形もできるようになるようですよ。
パドマ・シルシャ・アーサナ ヴリチカ・アーサナ

まだまだ外は寒いですがクラスの中は熱気に満ちていました。アーサナを終えて瞑想に座るみなさん、背筋がまっすぐでとても美しいです!
京都烏丸 スタジオサンゴッホ
4月からは、アーサナ、瞑想の実習プラス各月ごとにテーマを設け、ヨーガトークスを行ないます。4月のテーマは「ブレない心になるために」、これまでクラスに通われている方は引き続き逆立ちを頑張りましょうね!そして、クラスでは新しいかたの参加をお待ちしています。この春、ヨーガを始めてみませんか!


旬の野菜を使ったヨーガの料理教室 さまらさの台所

2月5日(日)に京都の北区にある北青少年活動センターでさまらさの台所がありました。

今回ご紹介したのは酒粕のリゾット、れんこんチップス、白菜のサラダ
どれも旬の食材を使い、寒い冬にぴったりのメニューでした。
酒粕のリゾット
今回はヨーガ・瞑想クラスに通う方やチラシを見て初めて参加してくださった方など7人の参加があり、アットホームな雰囲気になりました。

段取り
今回ご紹介した3品は30分で作ることができるように、段取りを示したこんな紙を用意しました。イラスト付きでとても分かりやすいと思います。

でも、30分で作ろうと思うと、あれもこれも同時進行で進めるので実はけっこう大変!ポイントは、始まりから終わり(盛りつけ)まで頭の中でシュミレーションし、そこからスタートさせることです。そして焦らずに気持ちを落ち着かせ、目の前のことに集中すること。

調理をするとき、何か気になっていることを考えながらしたり、ぼーっとしながらすることもあると思います。でも気持ちを切り替え、料理だけに集中するように努めていくと、心の切り替えができ、あらゆる生活の場面で目の前のことに集中する訓練ができるようになります。そして、ちゃんと向き合って作ったご飯はとても美味しく、食べる人も作った人も、食材もが歓びを味わえると思います。
私がさまらさの台所で学んだことは、料理を通じて日常の行為の秘訣を学ぶこと!日常生活をよりよくしていくヒントはたくさんあります!

次回の北青少年活動センターの予定は4月23日(日)15時〜を予定しています。ぜひお越し下さい。

 


西宮北口でヨーガ・瞑想を学ぼう!

0チラシ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

阪急西宮北口駅近くの会場で1月よりクラスを始めています。西北には、阪急ガーデンズという大きなショッピングモールがあり、これができたおかげでか、住みたい町No.1になったそうです。

行き方をご紹介しますね。1北改札口北改札口から出て、左手にあるエスカレーターを下りて北西出口に出ます。
目の前には広場があり、右斜め前の道を入って行くのですが・・・

3公園

道しるべはminiminiと関西アーバン銀行。この間の道をまっすぐに進んでください。

4minimini

左手にりそな銀行、右手向こうに三菱UFJが見えてきます。
会場「エビータの森」はこのUFJの前にあります。

5UFJの前

6エビータ

 

では建物の中に入ってみましょう。外観は古いですが、中はきれいにリフォームされています。教室は4階(402)なのでエレベーターで上がります。

6館の中ホール

 

女性としては気になるところのお手洗いもきれいです。8お手洗い2階の洗面所には小さいながらも更衣室があります。9着替え

そして会場は絨毯敷きで、ライトを落としてリラックスできる雰囲気を作っています。10C教室

クラスは毎週月曜日、19時半スタート(90分)。神戸や梅田での仕事後でも通えるような時間帯。内容はアーサナを1時間ほどにし、瞑想とヨーガの智慧を学べる時間を多めにとっています。

ミッションでは珍しく女性限定クラスにしたのは、がんばって働いている、がんばって家庭を守っている世の女性陣、そして今の自分をもっと見つめたい、知りたいと思っている女性たち、ずっと以前の私と重なるのですが、そんな彼女たちと何でも話せるクラスにしたかったからです。

「月曜日はしんどいかな、と思ったけれど、月曜日にクラスに出ると一週間が元気よく過ごせました」と続けて来てくださった方から嬉しいご報告をいただきました。
さてさて、今日もクラスがあります。私も元気よく、西宮北口まで行ってきます!
シャチー


新しいスタジオ スタジオサンゴッホ

新年から、火曜日19時〜、京都ヨーガ・瞑想クラスの場所が烏丸御池のスタジオに変更になっています。場所は烏丸御池からすぐ!とても便利なところです!

烏丸御池の東南交差点すぐに地下鉄東西線3番出口があります。
会場はそこから徒歩2分です。
烏丸御池 地下鉄 烏丸御池駅

東に進んで2本目の通りは東洞院通り
東洞院通り
東洞院通りを右手へ(南へ)ローソンがある角を曲がります。
20mほどで歩くと左手に見えてくるのがスタジオがあるビルです。(白い車の止まっているビル)ビルの横はお寿司屋さんです。
東洞院曲がり角 東洞院を下がる
入り口はこんな感じ。上はマンションになっています。
右手にあるビル 上はマンション

ちなみに、三条通から来られる方は赤煉瓦の美しい中京郵便局を右手に東洞院通りを北上してください。カフェ、Sentidoがスタジオのちょうど向かい側にあります。目印にしてくださいね!
三条通からの曲がり角 正面のカフェ Sentido

建物の前は駐車場になっています。その奥には地下に下りる階段があります。
黄色い扉が目印!右手には駐輪場もあるので、自転車でも来ていただけます。
玄関 地下に下りる階段2

階段を下りて黄色い扉を開けると「スタジオサンゴッホ」です!
玄関すぐ右手には、男性更衣室、左手には女性更衣室、更衣室横は階段があり、お手洗いは階段上になります。シャワー室もあるんですよ。
スタジオサンゴッホ 廊下 階段

シンプルできれいなスタジオです。
スタジオサンゴッホ

忙しい毎日でも、自分自身を見つめる時間をもつことはとても大切なことです。静かな空間でリラックスしてヨーガ・瞑想に取り組んでいただけると思います。ぜひクラスに来てくださいね。クラスでは常に初心者の方もお待ちしています。
スタジオサンゴッホ クラス

 


篠山でのヨーガと瞑想の特別クラス

新春から丹波・篠山での3回シリーズの特別クラスが始まりました!
初回は1月12日(木)、今から100年以上前に、ヨーガをインドから世界へと伝播していかれたスワーミー、ヴィヴェーカーナンダの御聖誕日という、とっても吉祥な日のスタートとなりました。

会場は、昨年2回ほど「さまらさの台所&サットサンガ(ヨーガの集い)」でも伺った篠山市のハートピアセンター。参加者は小さなお子さまのいるママたちが中心で、メンバーの中には京都まで熱心に学びに来られている方もおられます。
今回は託児をお願いしたので、皆さんしばしの時間お子様さまと離れ、非日常の静けさを味わわれたようです。

ヴリクシャ・アーサナ

アーサナ(ポーズ)が始まった瞬間、ピーンと張り詰めるような、凛とした心地よい集中感が生まれ、皆さんがこのひと時にかけておられるような、そんな真剣さが伝わってきました。私もリードで声かけをさせていただきながら、終わった時は一緒にアーサナをしたかのような、全身がプラーナ(気)で満たされた感覚になりました。

瞑想

アーサナをした後は浄化法にもトライし、最後に瞑想に座りました。

アーサナ後

終わったあとの清々しい皆さんの笑顔〜☆

ヨーガを通して「自分を見つめ直し、変わっていきたい」「ぶれない自分を確立したい」「心おだやかにしていきたい」などなど、皆さん、ヨーガをもっと知りたい、深めたいという思いをもって今回参加してくださったそうです。

私自身、ヨーガを始めた頃、クラスという場所は日々の生活に追われる中、自分を見つめることができる、本当に貴重なものであったことを思い返しました。
アーサナをすることが生きることに向き合うきっかけになったこと、師から新鮮な驚きをもって楽しくヨーガを教わってきたこと・・・これまで体感してことをできる限りお伝えしながら、これからも皆さんと一緒に学んでいけたら!と思いました。

篠山道中

この日は快晴でしたが、一昨日からの寒波であたりは雪景色のはず。
次は2月9日(木)。丹波篠山方面の方、はじめての方もぜひご参加ください。


限界を超える

あけましてございます。今年もよろしくお願いいたします。

昨年末から師によるヨーガの真髄伝授のクラスが始まり、毎週土曜日に師から直接アーサナ・瞑想をご指導いただける機会に恵まれています。
そのクラスの初回、不思議な感覚がありました。私には少し緊張があったと思うのですが、師が部屋に入って来られ、クラスを始めますと言われた瞬間、突然嬉しさで胸が震えました。アーサナが始まってもその歓びは続きました。師のリードする声を聞いていると、緊張していたはずの体はいつの間にかリラックスしていました。

体の力みが抜けると何と呼吸のしやすいこと!アーサナ中は息を吐ききることがとても大切ですが、呼吸ってこんなに吐けるんだ〜と思う程に長く吐ききることができました。そして、吐ききった時にはアーサナの形がどんどん深まるのです。
「あれ!?私ってこんなにパシチモッターナ(前屈)前に行ったっけ?しかも痛くない!私の限界ってどこなの?」と本当に不思議でした。

アーサナが終わってから、これまでの自分のアーサナと、その日のアーサナの違いを考えてみました。一番違っていたのは体の力みです。これまで私はアーサナによって限界を超えないといけないと思っていたのです。苦しい形の中で呼吸を吐ききることを繰り返し、もう限界だと思うところからさらに何呼吸かを行なうことで自分自身の限界を超えていけると思っていました。しかし、苦しいと心が言い出す頃には体は力みます。そしてさらに力ずくで限界を超えようとしていたのです。

しかし、師のクラスを受けた時の感触は、私が今まで限界だと思っていた範囲を有に超えていきました。そしてそこには特に苦しみも痛みもありませんでした。ただ呼吸、吐く息によってどんどん超えていったのです。そして吐く息を吐ききるために必要なのは、力ではなく、むしろ反対に力んでいないことが必要だったのです。

これまでも、アーサナに力みは必要ないと頭では分かっていました。しかし、「限界を超える」という言葉に執われるがあまり、無意識に力んでいたのだと思います。

「限界を超える」とは、「ここが限界だ」などと私の心が決めるものではなく、呼吸に集中し、完全に吐ききれていれば、体の力みが取れ、自然と超えいくものだと分かりました。
ここだけの話、ときどきですが、アーサナの後に筋肉痛になることがありました。しかし、師のクラスの後にはまったく筋肉痛にはなりませんでした。筋肉痛の原因もやはり力みだと理解しました。

私はアーサナを始めて10年になります。新しい気付きを頂き、新たな気持ちでこれからも精進していこうと思います。

 


2017年新春ヨーガ・瞑想クラス初め!

2017年も始まりました。今年もよろしくお願いいたします!

既に先週からマハーヨーギー・ミッションのクラスは始まり、師のヨーガの真髄伝授のクラス(7日夜)には、30名の方が熱心にヨーガに励みました!

また、今週からは、各地で新春に新たに始まるクラスが目白押しです!

1月10日(火)京都四条烏丸 スタジオサンゴッホ
 六角スタジオから新しい会場「スタジオサンゴッホ」で新春スタートです。19:00から。

1月11日(水)長岡京クラス ヨーガと瞑想を学ぶ新春!体験クラス
7回シリーズで、アーサナと瞑想を基礎から丁寧に学んでいけます。19:00から。

1月12日(木)篠山市クラス ヨーガ・瞑想特別クラス
1/12から3回シリーズ(2/9、3/19))でヨーガを学んでいきます。10:00〜12:00。

1月16日(月)西宮北口クラス 新春開講!ヨーガ・アーサナと瞑想を学ぶ
16日は2回のワークショップが13:30〜/19:30〜にあります!その後は毎週月曜夜です。

一年の計は元旦にあり!とはよく言われたものですが、新しいことを始めるには最適の時期ですね!ぜひヨーガを始めたいと思われている方、またお知り合いの方共々、ご参加ください。

なお、日曜日朝大阪本町グリーンアースで行なっているヨーガ・瞑想クラス(10:00〜11:30)は、1月より第1・3日曜日の開講となります。また1月は第3・5週目に開講します。お間違いなく!

また、京都瞑想専科(木曜19:00〜)は1月のみ会場が「ニュー末広ビル」に変更になりますので、お間違えなく!

では、クラスでお待ちしております。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

サーナンダ


ヨーガアーサナは黙々と実践する!

2016年もあと僅かになってきました。年の瀬ですね。

今月から始まった師シュリー・マハーヨーギーによるヨーガの真髄伝授特別クラス!
ヨギさんヨギさんヨギさんヨギさんヨギさんヨギさん ↑ クリック!

初回12月3日に参加させていただいた時、28年前にたどり着いた師の下で、初めてアーサナを体験した時の師が指導されるプラーナ(気)をまざまざと思い起こす感覚がありました。肌に沁み込んでいるんだとその時感謝しました。細胞の一粒一粒にプラーナが吹き込まれ、蘇っていくようでした。

師はアーサナは老化を止める程の力があると言われます。肉体は生まれ落ちた瞬間から老化が始まる。しかしアーサナはその老化を止め、さらには若返らせる力があるそうです。自然の摂理を超える、いやそれこそが自然の神秘なのかもしれませんね!すごいことです!プラーナ(気=生命力)は老化することはありませんから、活性化すれば、肉体も心も蘇っていくのですね。

そしてアーサナの力は肉体的なことだけでなく、一連のアーサナ実習を終えた時、呼吸は静まり、心は自然に瞑想へと導かれます。アーサナの偉大な力を体感する瞬間です。アーサナの後はプラーナの充満を乱さないように、刺激的なことや食事も控え、その深い静まりを味わうのがよいとされています。

さて、以前師よりアーサナに対する姿勢を教わりました。とても印象深く心に残っていますので、ご紹介させていただきます。

  • アーサナは黙々と実践し、その中で体得していくもの。
  • アーサナはヨーガの礎になるものであり、アーサナによって身体が作られるには、それこそ10年、12年かかる。いつ終わりというものではなく、黙々と実践する中で自ずと終わりがわかるもの。
  • 心地よさを求めるアーサナではなく、正しくアーサナの役割を理解し、アーサナの意味するところのタパス(霊的な熱)を受入れ、実践するのみである。
  • 黙々と実践していけば、身体の周りに結界ができるように、あらゆる外界の刺激を寄せ付けなくなる。そういう状況が伴って初めて強烈な瞑想に耐えうるようになる。
  • 修行というものはそういうふうに黙々と実践していくもの。黙々とと言うとおり、アーサナ中は文字通り一切の雑念なく、黙々と実践することが大事。
  • そうしながらも日常生活においてはヤマ(禁戒)、ニヤマ(勧戒)を実践し、学びを深めていく。行なうべきは、教えに従うことであり、心に従うのではない。
  • 生活上の問題や悩みなどは、教えを学び、個人で解決していくことであり、クラスでは黙々と実践するのみ。

毎日アーサナを黙々と修練していけば、ヨーギー/ヨーギニーの身体になっていく。とはいえ、実践しなければ何も変わらないし、実践していけば必ず変化していくということです。ヨーギーの身体になるとは、健康で強靭な体になるばかりか、カルマの力を寄せ付けないほどの金剛身になっていくということです。

古代から伝わるヨーガの真髄を会得できるかどうか!?自分自身の実践にかかっています!

昨日、12月24日は、20年前にマハーヨーギー・ヨーガ・ミッションが発足した記念すべき日です。この吉祥な日に、改めて本物のヨーギーになるべく、毎日の実践を心したいと思います。

サーナンダ