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ヨーガなお茶会♥カラダとココロと食事のはなし

毎月ヨーガの食事のクラスをしているさまらさの台所。いつもはお料理の時間が中心ですが、今回は初めてヨーガの教えに基にした食事の話をする会を開催しました。

題してヨーガなお茶会♥カラダとココロと食事のはなし

場所は大阪 、肥後橋のショール・ストール・エスニック雑貨のお店、プリヤメーラさん。priyamela.com「バクティ・サンガム」の会場としてもおなじみですね。街中にいるのを忘れるほど、気持ちが和む、とっても素敵な空間です。

みなさんと近くでお話できるように、少人数制の小さな会として開催したのですが、会が始まる前からご参加者同士で自然に自己紹介が始まって、とってもいいムード。参加された方みなさんが、食生活をよりよくしようと興味をおもちになっていて、最初から「旬の野菜をできるだけいただくようにしています」、「素材を生かすために調味料を加えるのでなく、できるだけシンプルにお料理するようにしている」など、これからお話しようとしているキーワードが先行して飛び出し、うれしくなりました。
ヨーガなお茶会

今回は、旬の食材を食べるのはなぜよいのか、目の前の食材を生かすには?、食事が体と心に与える影響など、「さまらさの台所」を通して、体験し、感じた日常の気付きを交えてお話ししすることで、皆さんと一緒に考え、深めたいと思っていたのですが、その期待を超える積極的な食事に向かうお話を、最初から最後まで伺うことができました。食事の「気」を感じて食事をされていること、腹八分目ってどれぐらいというご質問、買った野菜を無駄にしないにはどうすればいいの?という食材を大事にされたい思い、加えてお料理の知恵袋やおすすめレシピのお披露目もあり、食生活をよりよくしたい、楽しみたいという思いがその場で交わり、とても和やかな楽しいお茶会になりました。
ヨーガなお茶会2

途中いただいた軽食のチャイとサモサ(スパイス入りのヨーグルトソース)も大好評!1時間半の会はあっというまに終了しました。

終了後、アンケート、そしてご伝言やメールを通して、

「楽しかった」、「分かりやすいお話でした」、「料理への意欲がわきました」、「きちんと食べ物と向き合おうと思いました」、「自分の心と体の健康は自分で獲得していかなきゃと力をもらいました」などのメッセージをいただき、初めての試みの『ヨーガなお茶会』、是非またのお席を設けたいなと思いました。ご参加された皆様、ありがとうございました!

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下鴨 ヨーガ・瞑想クラス イキイキクラス開催のお知らせ

下鴨クラスでは、10月25日から12月20日まで、
身も心もイキイキと!休日にヨーガ
と題してイキイキクラス(全9回)を開催いたします。

私たちが行なっているヨーガ・アーサナ、アーサナとはポーズのことですが、そのアーサナにどんな効果があって、身や心がどういうふうに変わっていくのか、初めての方、もう習っている方、実はよく分からないという方にヨーガの知恵を丁寧にお伝えしていきます。今回のコース、大阪クラスを担当されていますシャチーさんと一緒に進めてまいります。

下鴨クラスのスタジオは明るい日差しの入る、とっても気持ちのいいクラスです。休日の午前中、自分磨きのヨーガが、イキイキとした明日をもたらしてくれることでしょう。
ぜひ、ぜひお越し下さい。
待っています。

     ダルミニー
イキイキクラス


さまらさ2days 10/11.12

今月のさまらさは大忙しです。えほんピクニックの次の週には、京都、大阪でさまらさの開催がありました。まず、京都のメニューはこの時期ぴったりの秋なすを使った赤みそ煮です。

出来上がり 煮物
煮物はあまり作ったことがないという方が多く、作り方、味ともに新鮮だったようです。
煮物
鍋の中でなすやかぼちゃにさわるときには要注意!丁寧に優しくさわりましょう。
そうでないとすぐに煮くずれしてしまい、せっかくの美しさが台無しになってしまいます。
お土産に、今回の台所で使った手作り味噌をお渡ししました。参加者の方から早速作りましたとい嬉しい連絡をいただいています。

ヴィハーラのさまらさ
最後はみんなで円になってヨーガと食事のお話、今回は「摂食」と「味付け」について学びました。さまらさでは、食事量は腹八分目、味付けは淡味(素材の持ち味が生かされている)と言われていますが、日常で食べる量が多くなったり、味の濃いもの、甘いものなどが欲しくなったりすることはありますか?とお尋ねすると、ほとんどの方が「あるある〜」と言われていました。その原因はほとんどストレスや疲れです。

心の状態はすぐに食事の好みや量に影響します。それはすぐに習慣化され、甘いものがなくてはならなくなったり、味が濃くなっていることに気がつかなくなったりします。習慣化されてしまうと、自分で気がつくことは難しくなるかもしれません。何も味のついていない、例えばごはん(白ご飯)が美味しいと感じるか、今回食べたなすやかぼちゃの本来の味を感じるか、時々は自分の舌の感覚が正常かを確認してみるのもいいですね。

2日目は大阪で、チリビーンンズとメキシカンサラダ、トルティーヤを作りました!
チロビーンズ
クレオ大阪という公共の施設をかりて行っているので、京都とはまったく雰囲気が違います。
参加者は女性ばかり!お友達同士が多かったので、和気あいあいと会は進みました。

大阪クラス

大阪クラス2
こちらも最後はヨーガと食事のお話をしました。

さまらさ
参加者の方から食事に気をつけることで心に変化はありましたか?という質問がありました。

私は食事に気をつけると同時にアーサナを始めたので、食事だけで心が変化したという訳ではありません。アーサナや瞑想を毎日することで、心はだんだんと落ち着き、それに伴ってストレスによる過食や甘いもの、辛いものが妙に食べたくなるということが減っていったと思います。それでも、「ストレスを感じる→味の濃いものが欲しい」 ということが長年の習慣になっていたので、そんなに劇的に変化していった訳ではなかったです。ただ、根気よくヨーガを続けていくことで、いつの間にかそういうことがなくなってきたと思います。

また「味の濃いものが欲しいな〜」と思った時は、「なんで?何かにストレスを感じているのかな?」とそれをバロメーターに、ストレスの原因の方を見つめ、なくしていくようにしていくこともありました。

今回は2日間とも、舌(食事)と心のコントロールについて学びました。食欲の秋ですから、ちょうど良かったですかね。でも収穫の秋ですから、美味しいし食材を美味しく、大切にいただいてくださいね。

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心を研ぐ!

先日友人が家に来ました。ちょうど夕飯時だったので、一緒にカレーを食べていけばと誘いました。まだ調理中だったので少し待ってもらったのですが、そのとき私が使っている包丁を見て友人は、包丁を手に取り、「サーナンダさん、研ぎが甘いですね〜!」と言いました。

自分なりに研ぎも勉強して、それなりに研いでいたのですが、彼は昔包丁の研ぎ方をプロに教わったらしく、「まだまだですね〜!また今度教えてあげますよ〜」って楽しそうに言っていました。

ちょっと悔しかったので、彼が帰った後にYouTubeで包丁の研ぎ方(←コレ)を調べました。すると包丁を心に例えると、研ぐのは瞑想のようなものだなあと感じました。砥石には大きく分けて三種類があり、荒砥石、中砥石、仕上砥石です。あんまり研いでなくて刃が欠けていたりする包丁は荒砥石でゴシゴシ研がなければなりません。心も長年放ったらかしにしていたら、最初はゴシゴシとヨーガをしていって、長年の心の偏りや歪みを直していくことになるでしょう。いっぱい摩擦がありますが、みるみる綺麗に磨かれていきます。ある程度磨いたら、中砥石で磨いていくことになります。最初の頃はスイーツなど心が執らわれている具体的なものを手放していきますが、だんだんと自分の心の習性を無くそうとしていく段階です。それがある程度完了してきたら、いよいよ精妙な仕上研ぎの段階に入っていきます。プロの料理人は毎日仕上砥石で研ぐそうですが、四六時中瞑想状態になっていくのでしょう。

さて、そのYouTubeで学んだことは、包丁研ぎで最も大事なことは、砥石が水平になっていることだそうです。素人の砥石は真ん中がくぼんでしまうそうで、そうなるとちゃんと研げなくなるみたいです。そのためにいつも水平になるように砥石全体を使って研ぐ研ぎ方をする必要があり、また砥石で砥石を研いで目立てをするのだそうです。

今回10月10日に松山で瞑想特別クラス入門・実践編を行ないましたが、テーマは「毎日を瞑想で変えていく!」でした。内容的には、「識別は難しい〜」っていう声が多かったので、識別瞑想*について学んでいきました。 *心の動揺の原因をみつけて、取り除いていく瞑想法です。

識別瞑想で最も大事なポイントは、砥石が水平であるのが第1のポイントであるように、確かな基準で識別をしていくことです。自分なりの偏った基準で識別をしてしまえば、堂々巡りになってしまいます。だから常に「真理か否か」で識別をしていくことが肝心です。「いいか悪いか」とか「どちらが正しいか」という判断をしてはうまくいきません。それをしてしまうと主観が入ってしまい、感情に巻き込まれ識別が進まなくなってしまいます。ということで、今回は「真理」について真正面から話をしました。

アンケートではよいヒントになったという声が多かったですし、2日目のサットサンガでも、識別や真理についての質問がたくさんあり、真理とは何だろうと考えるよいきっかけになってとてもよかったと感じました。だってそれがヨーガの始まりだったのですから!そして心の悩みは尽きないけれど、真理は常にシンプルで、誰もが感じ取れるものです。心を悩みではなく、常に真理に向けていくように仕向けていくことが識別につながっていくと思います。

松山秋サットサンガ
2日目のサットサンガの様子。とても楽しく、2時間半みっちりと問答がありました。

今回の瞑想特別クラスで一番嬉しかったことは、顔見知りになってきた方々の様子がなんだか生き生きしていたことです。クラス会場に入った途端それを感じて、また二日間の中で一人一人の表情、声、振る舞いが生き生きしているのを感じ、ヨーガが深まってきているんだなあと思いました。最近では、有志で集まってキールタンを歌ったりもしているらしく、サンガが育ってきている様子にとても嬉しくなりました。

本当にヨーガとそれを授けてくださり、導いてくださっている師に深い感謝を捧げます。ありがとうございました!

松山秋スタッフ
講座前に会場の準備をしてくださったスタッフの方々。マハーヨーギー・ヨーガ・ミッションのTシャツがカラフルで美しい!

次回11月14日の講座は「本当の自分を探求する瞑想」について学んでいきます。自分で言うのもなんですが面白いですよ〜!

さて、私はこれから包丁研ぎを修練していって、彼に挑戦してみたいと思います。でもいい例え話のきっかけを与えてくれてありがとう、クリパール!

サーナンダ

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えほん picnic 2015

大阪、靭公園で行なわれた「えほんpicnic2015」に行ってきました〜。

えほんを通じて親子がふれあい、街の人たちが知り合いになれるようにという、人と人のつながりを大切にされているイベントで5年ほど前から毎年開催されています。

家族で来られている方が多く、みさなん芝生に座ってえほんを読み、一日をのんびり過ごされていました。お天気も良く、心地よい風が吹いていて最高のイベント日和でした。

さて、さまらさはそのイベントのマルシェのコーナーにプリヤメーラさんPriyamela(ヨーガの仲間がやっている大阪のインド雑貨店)と一緒に出店しました!実はこんな風にさまらさで出店したのは初めて。前年は千人の来場者があったのと聞いていたので、私たちは2種類のメニューで100食を用意、朝の5時起きで食事を用意し、出発しました〜!
5時起きなのにこんなに元気!?行きの車の中で。
2015年絵本ピクニック 出発

大阪に着いてからは靭公園のすぐそばに住んでいるヨーガの仲間の家でラッピングです。
メニューは、おにぎりセットとメキシカンサンド。
2015年絵本ピク マードゥリーとサラニー

メキシカンサンドはチリビーンズを手作りのトルティーヤに包んでいます。
絵本ピクニック マードゥリー のコピー

ラッピングをしている間に、他のメンバーはお店のテントを組み立てて、ディスプレイをしてくれていました。開始は10時、子供連れの方がどんどん来られます。まだ朝だけど、みなさんすでにお腹が減っているのでしょうか?売れ行きは上々、順調な滑り出しでした。

左端に写っているのはプリヤメーラさんの店主、ランジャニーさんです。商売になれているからか、大阪人だからなのかは分かりませんが、お客さんを引きつけるトークは本当にすばらしい〜!勉強になりました!
絵本ピク店

おにぎりセットはおいなりさん、黒豆ご飯のおにぎり、お漬け物ののり巻きと小カブの漬けもの。
40食作ったのですが、かなりのスピードで完売しました!お子さん連れの方にはお腹もふくれ、安心して食べられるものだったのかもしれませんね。
2015年絵本ピク おにぎりセット

こちらはメキシカンサンド、スパイシーだけど辛くなく、野菜と豆がいっぱいです。
10月12日(月祝)には大阪でこのチリビーンズを作るさまらさの台所を開催予定です。
若い方や男性に人気があったように思います。もちろん本「さまらさの台所」も販売しました。
2015年絵本ピク チリビーンズ

2015年絵本ピク 店 シャチーとサラニー

16時までのイベントでしたが、100食完売しましたーーーー!あっという間の一日でした。

同じ会場で、アーサナのデモンストレーションとキールタンもしました。
夕方に始まったキールタンは、とてもリラックスした雰囲気の中、多くの方が自然と集まって聞いてくださいました。小さい子供を連れた若いお父さんやお母さん、そして子供たちはとっても無邪気!「何やってるの?」「あの楽器は何?」とミラバイさんに近づき、釘付けで見ていました。
2015年絵本ピク キールタン5

2015年絵本ピク キールタン3

2015年絵本ピク キールタン4

 

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九州でのクラス

今回は、福岡県出身のヨーガダンダが月に一度地元九州で行なっている活動について紹介したいと思います。九州の雰囲気が伝わるよう、博多弁を交えて書いてくれました。
縁あって、2年半ほど前から月1回、京都から福岡に行ってクラスばさせてもらっとります。金曜日は北九州市小倉北区でのクラス。
新幹線の窓から
新幹線の窓から八幡製鉄所の煙突が見えると、「ああ、小倉に来たばい!」っちいう気になります。
 
国友父
毎回クラスの荷物ば車で運んでくれる国友さん。クラスの開始時間まで波止場で一休み。クラスの名物男ですたい!
 
クラス風景
参加者は助産師さん、弓道ばされよる方が多いです。皆さん仕事や家事で忙しい中、月に1回ちゃんと忘れずに来てくれよります。この日も夜勤明けの方が二人。でもそげんかこつも感じさせんくらいに、集中されとりました。
この日、参加者の方におもしろか話ば聞かせてもらいました。ヨーガば始めてから、自然と付き合うグループが変わってきたっちいうこつです。
愚痴ば言うたり、自己主張ばっかりしよった時は、そげんか人ばっかりが自分の周りにおったけど、愚痴とか言わんごつなったら、穏やかで優しか人が集まってきたごたるとです。自分の心が行動ば決めてから、それがまた周りの状況ば決めるけん、心ば変えれば状況も変わるっちいうこつですたいね!
やっぱりヨーガはよかですばいね!
また、ヨーガばする前は、呼吸ば意識することはなかったっちゃけど、普段から呼吸ば意識してコントロールできるようになってきたっちいう話もありました。特に吐ききった後の止まった状態は集中力ば高めてくれて、弓を放つ時(弓道家)、注射針を打つ時(助産師)に効果絶大っちいうこつでした。
 
集合写真
アーサナを終えて、すっきりした笑顔の皆さん
 
翌日は実家の小郡市でのクラス。こちらは私の中学時代の同級生や、ダンスばやっとった時の後輩とかが集まっとります。この日はクラス後に福岡市天神にて、ダンサーの後輩たちと合流。
 
ダンサーの後輩たちと
一人でも多くのヨーガ行者が生まれますように!
また今月も行きますばい!

さまらさのチラシ制作

さまらさチラシ

これは今までに制作したさまらさのチラシです。2012年から作っています!さまらさのチラシは料理の写真とチラシのデザインが大切になります。「美味しそう〜」「食べてみたい!」「作ってみたい」と思ってもらえるようにいつも工夫をしています。先日、10月12日(月祝)に大阪で行うさまらさの台所のチラシ撮影をしました。その様子がこちらです!

さまらさチラシ撮影

実は撮影場所はスタジオなんです〜!と言いたいところですが、いつも私の部屋なんです。
何とも地味な、普通の6畳間です。カメラ担当はシャチーさん。照明担当(ただ持っているだけ)がサティヤーです。この日は雨が降っていたのでライトを使いました。

チラシの撮影は最近は2人で行っています。チラシをどんなイメージにしたいか、使う食器やスタイリングについて、あらかじめで話しておき、あとは写真を撮りながらすすめています。カメラとパソコンがつながっているので、撮ってすぐに画面で写真を確認できます。
それを見ながら「もっと角度を下げようか〜」「ちょっとライトを消してみようか」などいいながらしています。

シャチーさんは元々お料理本を作る仕事をされていたので、実はプロ(カメラマンではないけれど)。だからこんな風に美しいチラシができるのです。2〜3時間程度で撮影は終了し、撮影用に作ったお料理をいただいています。お料理は撮影用ではありますが、いつもと同じように作っています。

撮影の後はこれまたシャチーさんがデザインをして1枚のチラシになります。
できたチラシがこちらです。メキシカンらしさ、出てますか〜!
chiribeans

今年の5月に出版された本「さまらさの台所」も実は同じようにここで撮影しました。
もう少し撮影隊の人数は多く、料理、カメラ、スタイリング、盛りつけなど担当を分け、1回の撮影で6〜9品ほど撮影をしていました。
それもほとんどの写真は、窓から入る自然光だけで撮影しているので、光からより季節を感じることができると思いますよ。

「いつもチラシが素敵ですね〜」という嬉しい声をいただいたので、少し撮影現場を紹介しました!

 


さまらさの台所9月

今日は月に一回のさまらさの台所の日でした。今日は、秋の味覚!きのこを使った料理を3品ご紹介しました。

天津飯
きのこのあんかけ天津飯と奥にあるのはきのこのディップをクラッカーの上にのせたもの。(オリーブが添えてあります)
きのこってほとんどが水分なんです。しっかり炒めて水分を飛ばすと旨味が凝縮され、とてもコクがでます。天津飯には中華出汁を使わず、きのこでお出汁を取っています。きのこを使う時は、から煎りしてから使うと風味がよく、旨味が増しますよ。

今日はなぜか、必死になりすぎて会の最中の写真を撮ることをすっかり忘れていました 😯
なので、出来上がりの写真だけです〜。ごめんなさい!
食事の後は、ヨーガと食事のお話。今日は「素材を生かし切る」ということについて話をしました。
素材を生かし切る
素材を生かし切るってどういうことでしょうか?みなさんからでた声は、
「食材を無駄にしない」「美味しいうちにいただく」「食事をする時は穏やかに、楽しい気分でいただく」などなど、どれもとても大切なことですね。きっと日々気をつけておられることだと思います。
素材を生かしきる 図
図の紫色の花びらを1枚ずつめくると、このように書かれています。

これらは食事だけに留まらず、日々の生活のどんなことにも共通しています。
素材というところを、食材だけでなく、人やものに当てはめて考えてみてください……!相手の気持ちになったり、相手の良いところを見ようとしたり、人を見るときに観念に縛られないというのも大事なことです。また、人というのは他人のことだけでなく、自分のことも含みます。自分自身を生かしきるためには、「私は頑固だから」とか「私は臆病だからこれはできない」とか決めつけたりせず、本来の自分自身を見つめ、素直になることはとても大切です。参加者の方からは、「料理と日常が共通していることが心に残りました」「人間関係も同じなんですね」といった感想をいただきました。参加してくださったみなさま、ありがとうございました〜。

来月は京都と大阪でもさまらさの台所を開催します。ぜひお越し下さいね〜。


大阪中央公会堂クラスのある日

土佐堀と堂島川の間の中之島に建つ中央公会堂は、赤レンガ造りとアーチ状の屋根が実に美しく、荘厳な外観を保っています(国の重要文化財)

1中央公会堂北浜橋から

クラスは19:00から始まるので北浜駅から地上に出ると、秋には夕焼けが拡がり、その向こうに中央公会堂が見えます。また夏には青空の下に見える姿に、気持ちも清々しくなります。

青空の下で_0455

建物の中に入ると、貸し会場につくり替えられた場所もあるものの、当時をそのまま残してあるところも多く見られます。
地下からエレベーターに乗ってすぐの入り口がいつものクラス会場です。

第8会議室_0630

ちなみに、天井が高いので、地下から2階まで階段で上がろうと思うと、相当くるくると上がらなくてはなりません。階段も雰囲気がありますね。

階段

さて今週火曜日のクラスは9名が参加。間接照明と外から入る明かりの中、静かな気持ちでアーサナを行ないました。

クラス風景_0639

一つ一つ、丁寧に、吐く息に集中します。

 

アーサナと瞑想が終わった後は、毎回ヨーガのお話をほんの少し。今日のお話は・・・

長年続けているS氏。クラスに初めて来られた時には自分の身体の固さに、だめだなぁ〜と肩を落としたと言われます。でも「アーサナは人と比べるものではない」と聞かされて、とっても安堵し、またその言葉がクラスを続けるきっかけになったとか。

そうです、アーサナは人と比べるものではありません。
でもそれは自分のアーサナについても同じです。

昨日はできなかったことが、今日はできた!と喜ぶこともあれば、昨日できていたものが今日はできなかった、何でだろう?と落ち込むこともあります。
その日の過ごし方によってアーサナのできって変わるものだと思ったことがありました。

毎日同じように生活をしているようでも、日々の心の有り様は違います。
ものすごく忙しくて身体が疲れていたのに、アーサナがよくできたり、反対に家でゆったりと過ごしていたのに身体が固くなって思ったようにできなかったりしたこともありました。

思い出せば、身体は疲れているいないに関わらず、心が何かに集中し、穏やかに過ぎた時は、その後のアーサナがよくできました。反対に身体は休ませていても、心配事や悩みに心が動揺して過ごした後にはアーサナがうまくできなかったようです。

一日の終わりにアーサナをすると、その日の心の状態が影響するものなのですね。

できたから良い、できなかったから悪い、と判断せず、違って当り前、その時の中で自分のベストをつくして集中していくことが大事だと思いました。

またアーサナを続けていくことで、そのような影響も受けなくなるといわれています。
1回1回のアーサナに一喜一憂せず、淡々と集中して行なっていきたいですね。

とまあ、クラスではこんな感じで最後にお話をしています。火曜日は90分クラスですが、第4水曜日の120分クラスでは、もう少しヨーガの話をする時間をとっています。いろいろなヨーガの話をしにぜひお越しください。

シャチー(火・水 担当しています)


秋からヨーガ+瞑想を始めよう!

京都の火曜日のクラスは、9月1日から「体験コースヨーガ+瞑想を始めよう!」が始まっています。アーサナと瞑想を1時間ほど実習した後に、瞑想を進めるための学びをしています。

第一回目のクラスでは、そもそも瞑想とは一体どんな状態なのかを説明しもらいました。よく、瞑想は無になること?何も考えないの?など聞かれます。マードゥリー瞑想の説明

この図を見ると分かりますが、何も考えないというのではなく、心を「対象」に向けていくということになります。それはどんな状態か……日常生活で近いものと言えば、例えばマンガを読んでいたり、映画を見ていたり、ものすごく真剣に読んでいる(見ている)と「ご飯やで〜」と言われても聞こえない時がありますよね。子供の頃によくあったような。「呼んでんのに、いつまでも何してんの!!」と怒られた記憶がありますが、わざとではなく本当に聞こえなかったのです。それは、何も聞こえないほど心がマンガ(対象)に集中していたからだと思います。このようなことが、この図の中で、心が対象に向かって集中されている状態だと思います。

対象はいろいろですが、集中状態というのは、日常の中で誰もが経験することですね。ただ、瞑想はこの集中状態のことだけを言うのではなく、この図を見ると、集中し続けることで心と対象が一体(ひとつ)になることと描かれています。では、マンガに集中しつつけることでマンガと(もしくはお話の何かと)一体になるのでしょうか?なると思います。なりたい方はがんばってください!

火曜日瞑想

瞑想すとどうなるイメージがありますか?と参加者にお聞きすると「穏やかになる」「強くなる」「優しくなる」という答えが返ってきました。どれも正解!でもマンガに集中して瞑想しても、そういった状態になるかな〜?……ならないかな〜と思います。

みなさんのなりたい、強く優しく穏やかな人になるためには、瞑想の「対象」がとても大切になります。それはまた、このクラスが進むにつれ、学んでいけると思います!

先生のマードゥリーさんから、瞑想のコツ!それは座り慣れることだとアドバイスがありました。毎日1分でもいいので、座ってみてください。それが、5分になり、10分になり、少しずつ座り慣れてくると、だんだん嬉しくなります。忙しい毎日の中で、短くてもゆっくりと自分と向き合え時間を楽しんでください。