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大阪中央公会堂クラスのある日

土佐堀と堂島川の間の中之島に建つ中央公会堂は、赤レンガ造りとアーチ状の屋根が実に美しく、荘厳な外観を保っています(国の重要文化財)

1中央公会堂北浜橋から

クラスは19:00から始まるので北浜駅から地上に出ると、秋には夕焼けが拡がり、その向こうに中央公会堂が見えます。また夏には青空の下に見える姿に、気持ちも清々しくなります。

青空の下で_0455

建物の中に入ると、貸し会場につくり替えられた場所もあるものの、当時をそのまま残してあるところも多く見られます。
地下からエレベーターに乗ってすぐの入り口がいつものクラス会場です。

第8会議室_0630

ちなみに、天井が高いので、地下から2階まで階段で上がろうと思うと、相当くるくると上がらなくてはなりません。階段も雰囲気がありますね。

階段

さて今週火曜日のクラスは9名が参加。間接照明と外から入る明かりの中、静かな気持ちでアーサナを行ないました。

クラス風景_0639

一つ一つ、丁寧に、吐く息に集中します。

 

アーサナと瞑想が終わった後は、毎回ヨーガのお話をほんの少し。今日のお話は・・・

長年続けているS氏。クラスに初めて来られた時には自分の身体の固さに、だめだなぁ〜と肩を落としたと言われます。でも「アーサナは人と比べるものではない」と聞かされて、とっても安堵し、またその言葉がクラスを続けるきっかけになったとか。

そうです、アーサナは人と比べるものではありません。
でもそれは自分のアーサナについても同じです。

昨日はできなかったことが、今日はできた!と喜ぶこともあれば、昨日できていたものが今日はできなかった、何でだろう?と落ち込むこともあります。
その日の過ごし方によってアーサナのできって変わるものだと思ったことがありました。

毎日同じように生活をしているようでも、日々の心の有り様は違います。
ものすごく忙しくて身体が疲れていたのに、アーサナがよくできたり、反対に家でゆったりと過ごしていたのに身体が固くなって思ったようにできなかったりしたこともありました。

思い出せば、身体は疲れているいないに関わらず、心が何かに集中し、穏やかに過ぎた時は、その後のアーサナがよくできました。反対に身体は休ませていても、心配事や悩みに心が動揺して過ごした後にはアーサナがうまくできなかったようです。

一日の終わりにアーサナをすると、その日の心の状態が影響するものなのですね。

できたから良い、できなかったから悪い、と判断せず、違って当り前、その時の中で自分のベストをつくして集中していくことが大事だと思いました。

またアーサナを続けていくことで、そのような影響も受けなくなるといわれています。
1回1回のアーサナに一喜一憂せず、淡々と集中して行なっていきたいですね。

とまあ、クラスではこんな感じで最後にお話をしています。火曜日は90分クラスですが、第4水曜日の120分クラスでは、もう少しヨーガの話をする時間をとっています。いろいろなヨーガの話をしにぜひお越しください。

シャチー(火・水 担当しています)


秋からヨーガ+瞑想を始めよう!

京都の火曜日のクラスは、9月1日から「体験コースヨーガ+瞑想を始めよう!」が始まっています。アーサナと瞑想を1時間ほど実習した後に、瞑想を進めるための学びをしています。

第一回目のクラスでは、そもそも瞑想とは一体どんな状態なのかを説明しもらいました。よく、瞑想は無になること?何も考えないの?など聞かれます。マードゥリー瞑想の説明

この図を見ると分かりますが、何も考えないというのではなく、心を「対象」に向けていくということになります。それはどんな状態か……日常生活で近いものと言えば、例えばマンガを読んでいたり、映画を見ていたり、ものすごく真剣に読んでいる(見ている)と「ご飯やで〜」と言われても聞こえない時がありますよね。子供の頃によくあったような。「呼んでんのに、いつまでも何してんの!!」と怒られた記憶がありますが、わざとではなく本当に聞こえなかったのです。それは、何も聞こえないほど心がマンガ(対象)に集中していたからだと思います。このようなことが、この図の中で、心が対象に向かって集中されている状態だと思います。

対象はいろいろですが、集中状態というのは、日常の中で誰もが経験することですね。ただ、瞑想はこの集中状態のことだけを言うのではなく、この図を見ると、集中し続けることで心と対象が一体(ひとつ)になることと描かれています。では、マンガに集中しつつけることでマンガと(もしくはお話の何かと)一体になるのでしょうか?なると思います。なりたい方はがんばってください!

火曜日瞑想

瞑想すとどうなるイメージがありますか?と参加者にお聞きすると「穏やかになる」「強くなる」「優しくなる」という答えが返ってきました。どれも正解!でもマンガに集中して瞑想しても、そういった状態になるかな〜?……ならないかな〜と思います。

みなさんのなりたい、強く優しく穏やかな人になるためには、瞑想の「対象」がとても大切になります。それはまた、このクラスが進むにつれ、学んでいけると思います!

先生のマードゥリーさんから、瞑想のコツ!それは座り慣れることだとアドバイスがありました。毎日1分でもいいので、座ってみてください。それが、5分になり、10分になり、少しずつ座り慣れてくると、だんだん嬉しくなります。忙しい毎日の中で、短くてもゆっくりと自分と向き合え時間を楽しんでください。


さまらさ納涼女子会

先日、長岡京ヨーガ・瞑想クラスのさまらさ納涼女子会をしました。長岡京近隣在住の方が多いので、同じ長岡京市民である私の家に会場を設えて行ないました。もちろん料理は手作りです。

納涼会

全員で9名が参加し、さまらさパーティ・メニューを堪能しながら、ヨーガの話を楽しみました。クラスに通われている方もそんなにお互いのことはよく知らないので、自己紹介から始まったのですが、その一人一人の自己紹介からたくさんの日常でのヨーガの取り組みを伺うことができ、そしてヨーガの教えを話し合うことができて、本当に楽しかったです!

なぜヨーガのクラスに通い始めたのか・・・みんなそれぞれのその時の理由(動機)があり、それは個人的なことでもあるし、なかなか人前で積極的に話す機会もないものですが、その日はクラスでは顔なじみになってきたこともあってか、その時の自分の思いを話してくださいました。そして、今どのように仕事や生活に向き合い、その中でどのようにヨーガを取り組んでいるのかを垣間見ることができました。

私が印象的だったのは、それぞれ具体的な状況は違いますが、「この状況や苦しさを何とかしたい!」というところに共通的な動機があって、不思議な縁でヨーガ(チラシ?)に巡り会って、一筋の光明を見いだしたのだと感じました。

そして、皆さんの生活の中にヨーガの実践が根付いてきている様子を伺うことができたのが、とても嬉しかったです。特に仕事上の人間関係のトラブルの話が多かったですけど、それにどのようにヨーガの教えをもって向き合っているか、実体験を話し合って、互いにヒントになったのではないかと思います。来年からの講座でカルマ・ヨーガをやってほしいと強い要望があったことも嬉しい驚きでした!

そんなこんなで話が盛り上がり、自己紹介が終わる頃には、予定時間を大幅に過ぎていましたのでお開きになりましたが、皆さん後片付けも手伝ってくださり、あっという間に片付け終わりました。

納涼会が終わってから、何人かの方から、みんなそれぞれ違う日常を送りながら、同じように悩んだり迷ったり色々あるんだ、その中でヨーガの教えを実践していっているんだということがわかって、とてもよかったという感想をくださいました。

話に夢中になって残念ながら皆さんの写真を撮るのを忘れてしまいましたが、納涼会が始まる前の調理の様子を撮影していたので、今回はさまらさ納涼会なので、さまらさの調理の様子と完成品を掲載したいと思います。さまらさメンバーでもあるマードゥリーとサラニーが調理し、あっという間に出来上がりました。さすがさまらさという感じでした。本当に手作り感満載のさまらさらしい納涼会でした。ありがとうございました!

 

次は、男子会をやりたいなあと思いました。

サーナンダ

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バクティサンガム(キールタン)8月

昨日は京都でバクティサンガム(キールタン)がありました。20人近い方が参加され、みんなでキールタンを歌い、神へ恋する思いを高めました。大いに盛り上がりましたね〜!昨日習ったのは、「Radhe Radhe Govinda Radhe」というキールタン。ゴーヴィンダ(クリシュナ神)がヤムナー側の岸辺で、ヴリンダーヴァンの小道で、ラーダー(女神)を讃えるという内容です。まずは歌声をお聞きください。

会の中では先生のミラバイさんにより聖女ミラバイ(ミーラー・バーイ)の生きざまが紹介されます。(同じ名前なのでややこしいですね〜 😯 )ミラバイは今から500年ほど前のインドの聖女で、クリシュナ神を愛し、神とともに生きた偉大なバクタ(神を親愛するもの)です。彼女の生きざまに触れることで、どのように神を思い、神に語りかけ、神に触れてきたのか、その手がかりを知ることができます。

今回紹介してくださったのは、ミラバイ(ミーラー・バーイ)が嫁いでからのお話で、全てを神の思し召しとして、どんな状況にも動じない姿を話して聞かせてくれました。
(詳しい内容が知りたい方はhttp://sakti.jpの偉大な詩人たちをご覧ください。)

お話って文字で見るより、語ってもらうことで心にダイレクトに入ってきます。ミラバイさん(現代の方)がまるで古のミラバイ(ミーラー・バーイ)と重なり合います。(名前も同じだし)最後には詩を紹介してくれました 😀

次回は10月2日(金)大阪、京都25日(日)に開催されます。ぜひお越し下さい!


私って何だろう!?

長岡京市でヨーガ・瞑想クラスをしているのですが、今年はラージャ・ヨーガを基礎から学ぶ10回コース(←クリック)をしています。

8月は6回目で日常を変える〟をテーマに、人との関わり方や自分の律し方について、ラージャ・ヨーガのヤマ、ニヤマの教えに学びました。

その中に不盗(アステーヤ)という教えがあります。

他人のものを盗まないという教えなのですが、この教えについて考えているときに、単に他人の物質的な物を盗むだけでなくて、他人の言葉や知識、アイデアや情報を、さも自分のもののように口にすることも、盗んでいることになると思いました。

そう考えていくと、一体何が自分のものなんだろう?と思いました。

この体も心も自分のもののように取り扱っているけれど、よく考えてみたら、体も自分が産み出したわけでもないし、心臓も毎日自分で動かしているわけでもなく、勝手に動いてくれているし、心も物心ついたときから知らないうちにあるし、自分のものとは言えないのではと思いました。

それで、そういうことを講座で話したのですが、クラス終了後、最近来始めた方に講座の感想を聞いてみました。すると、アステーヤのところで、この体も心も自分のものだろうか!?と言われて、「確かにそうかも!」と思ったそうです。そして、「えっ、じゃあ体も心も自分のものではないのなら、自分って一体何なんだろうと思ったんですけど・・・!???」ととても素朴に疑問を口にされました。

そのことを聞いて、何だかとても嬉しくなりました。

なぜなら、ヨーガはそこから始まったからです。「自分って何だろう?」という素朴な問いかけから始まり、それを瞑想で探求し解き明かしていったわけです。

そういう話をそのときしたら、面白そうですね!と言われました。

そういうような素朴な気づきを、少しずつ育んでいかれればいいなと思いました。

「ヤマ、ニヤマ」については、10項目すべてを話す時間がクラスではなかなかないので、この際しっかり学んでみようと思い、テキストを工夫して印象深く作成し、それを一緒に見ながら一つ一つ丁寧に勉強してみました。

少しでも印象に残って、日常で思い起こして実践してもらえれば嬉しいです!

それにしても、不貪(アパリグラハ)に関する質問が多かったですね。贈り物の習慣が割とあるからかもしれませんね。

次回は、9月16日「働きの秘訣」です。

サーナンダ

第6回レジュメ最終

第6回レジュメ最終2


ステップアップのための特別クラス

毎週火曜日、京都六角スタジオでは、6月から全8回の体験コースをしていました。それは先週で終了、9月1日からは、また新しい体験コース「ヨーガ+瞑想を始めよう!」が始まります。それまでの2回のクラス(8月18日、25日)では、一つずつデモンストレーションを見て基本ポーズの作り方から完成ポーズでの保持、戻し方まで丁寧に学ぶ特別クラスを行っています。昨日は1回目が行われました。
チャクラ図
このチャクラ図を見ながら、自分たちの身体のどの辺りにチャクラがあるかを確認し、そのチャクラに集中することで、どのような効果があるかをおさらいしました。

それを踏まえた上で、デモンストレーションを見て、正しい形を目で確認します。習い初めのころは、デモンストレーションを見ながらアーサナを行いますが、慣れてくると人のアーサナってなかなか見る機会がありません。たまにデモンストレーションをみると、「なるほど!ここを伸ばすから、ここに刺激が行くんだな〜」などと客観的にとらえることができます。そして、自分のアーサナを作る時もそのイメージをもって新たな気持ちですることができます。

慣れてくるとどうしても、自分の癖が出たり、いつの間にか自分のやりやすいように動いていることってあるんですよね。でも自分流だと、せっかくアーサナを行っていても効果って薄いと思うのです。恐らく自分流というのは、無意識の場合が多いと思うのですが、自分の動かしやすいようにポーズの形が変わっていると思うのです、だから刺激が減ると思います。

何年か前に、もう一度ひとつひとつのポーズを一から正しく、言われた通りに作ろうと試みたことがあります。そうしたら、いつもやっているアーサナがとてもキツかった!!!でもその代わり、チャクラに熱を感じたり、背骨全体が熱くなったりしました。それは内的な効果が高まった証拠だと思います。とても良い経験でした。せっかくアーサナをするのなら、効果を逃したくはないですよね。来週8月25日(火)19時〜も特別クラスがあります。ぜひご参加ください!!


さまらさの台所8月

今日は月に一度のさまらさの台所の日でした!今年は日本全国どこでも暑ーーーーい。こんな時は食欲も落ちるかもしれませんが、そんな時期にとっておきの一品をご紹介しました。それは”冷や汁”です!!宮崎県の郷土料理で、農民食だそうです。暑い夏に畑仕事はきっと大変。体力のいるお仕事ですから、簡単に作れて、体の火照りを冷まし、栄養満点な冷や汁が好まれたようです。また、その昔、陣中食としても好まれたようですよ!いざ出陣!ってヨーガ行者は何と戦うのでしょうか?己の心でしょうか……。

冷や汁に戻ります。その土地土地によって使う材料はいろいろのようですが、さまらさ風の冷や汁はごまをたっぷりと使います。

簡単な冷や汁の最大のポイントであり、唯一時間がかかるのがこのごま擦り。
あら?どちらのお坊さん?!と思ったかしら、彼はごまをするのがとっても得意!!ごまを擦っている途中に他の人からごまを擦られていました。(意味分かります?)
ごますり
疲れてきたみんなからバトンタッチ、最後にはスーパー主婦のお二人が、ごまから油が出るまで擦ってくれました。さすがの手際!はやーい!
ごますり2

油が出るまで擦ったごまにお味噌と出汁を加えて。このお味噌もさまらさで作ったお味噌ですよ。
みそ
冷や汁を冷やしている間に、付け合わせのだし巻きを作ります。みんなでわいわい!
だし巻き卵
今回、冷や汁はいりこで出汁を取りましたが、その出し殻をオリーブオイル、お醤油でいただきます!すべてをいただけますね。
出し殻でもう一品
出来上がり〜。冷たくて、薬味が利いていて、体がシャキッとします。とても美味しかった

冷や汁
最後に、サラニーさんがヨーガで教わったお釈迦様のお話を紹介してくれました。

お釈迦様が苦行をされ、長い断食をされたのちに、瞑想で「健康を害しての修行は修行にあらず。健全な肉体に健全な精神が宿る」と悟られ、スジャータという名の娘さんが差し出された乳粥をいただかれた事は有名なお話です。修行をしている道中では、目的と方法が入れ替わってしまい、方法だけに執着してしまう落とし穴があります。修行が何のためなのか、という問いかけをして道を歩くことが大事であり、常に目的をしっかりと見据えていくことの重要性が説かれています。

サラニーさんはこれを聞いて次のように感じたそうです。
「この教えからさまらさの台所をしている中で、食事を学びながらも、自身が何のために食事づくりをしているのかを思い起こすことが大事だときづかされます。私達は、さまらさの台所で、健やかな心身のために日々の食事を調えていくことの大事さを学んでいます。その目的は、本当の自分を悟るために、心と身体を調えていくこと、清浄に近づけていくことです。美味しいお料理を覚えることの、本来の目的を見失わないように、そして身体の滋養となってくれる食事に感謝して歩んでいきたいです」

次回は9月13日(日)「きのこいろいろ」をご紹介します!これは本当におすすめです。きのこの美味しい季節に美味し食べ方をご紹介します。ぜひご参加くださいね。


瞑想を深める!

瞑想サンガに行ってきました〜!

昨年、サナータナが大阪で瞑想専科クラスをしていましたが、サナータナが東京に移住する際、瞑想専科に通われていた女性二人が、「もう少し瞑想を続けていきたい〜」という熱心な思いをもって、自分たちが幹事を務めて始まったのが瞑想サンガだそうです。瞑想専科に通われていた受講生で構成されているクローズドの自習の会です。
幹事をされているTさんとKさんのお二人のお誘いを受けて行ってきました。前日にサナータナとも話をして快諾を得ました。会場はバクティ・サンガムでもお世話になっているプリヤメーラ(下の写真)です。
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お二人にお会いするのも初めてだったので、どんな方なんだろうかとワクワクしていました。

7人ほどが集まり、瞑想についての問答になりました。
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いやぁ〜本当にたくさんの問答があり、あっという間に90分が過ぎ、終わったのは120分を過ぎた頃でした。濃厚で充実していましたね〜!すごく楽しかったです!
瞑想していくといろんな疑問が出てきますが、本で読んでもなかなか解決しないし、どう進めていけばいいのかわからなくなりますものね。皆さんの本当に熱心なご様子が印象的でした。
特に印象に残った三つの問答がありました。


バクティの対象の決め方について色々話がありました。インドラ神やラクシュミー女神なども登場し、神や神々、そしてカーリー神やシャクティー、クンダリニーの話もして楽しかったです。バクティは、ただ神を好きになって愛するという、恋にセオリーがないように、単純に進めていくのが一番。ぜひ自分のイシュタ(理想神)を見つけて、好きになって近づいていってください!インドの細密画もいいですよ〜。またインスタでアップしますね。

自分らしさの話もありました。自分らしさを追求するのはとてもいいことだと思います。自分らしさって何でしょうね。理想の自分と言い換えてもいいのかもしれません。冷静に考えてみれば、仕事やライフスタイルなど外側の状況が変わることによって自分自身がよくなったり、悪くなったりするのもおかしな話ですし、自分のやりたいことや興味も変わっていきますから、自分らしさも結構曖昧で捉えどころがないようにも感じます。でも私はこの素朴な疑問はとっても大事だと思います。なかなか答えが見つからないかもしれないけれど、適当に誤摩化さずに、瞑想で自分の心をじっと見つめていけば、自分が本当に何を求めているのかが見えてくるかもしれませんね。ぜひ本当の自分らしさ=最高の理想を追求してみてください!そういう時に、ヨーガの教えは頼りになると思います。そして「らしさ」から、さらにダイレクトに本当の自分を追求すればいいと思います。

信じるということは大切なことですね。二つのアプローチがあるかもしれません。まずは教えられたことを素直に信じて実行して体得していくということですね。もう一つは、教えられたことを妄信せず、徹底的に本当かどうかを自分で答えが出るまで考え抜くことです。最終的には同じところに行き着くと思います。いずれにしても、確かで間違いのないものを信じる必要があります。自分の好みというより、誰にとっても、いつの時代でも同じ確かで間違いのないものです。それはきっと自分の中にもある筈だし、自分の中にそれがあるなら誰もの中にあるはずです。その普遍的な真理を信じ、それについて瞑想し、また日常の中で行為していくことで、その真理が心に根付いていくと思います。そのためには、まず自分の言葉や行ないを自分が信じられるものにしていくことから始めたらいいと思います。


会が終わってからTさんにお話ししましたが、最近記憶に残った出来事で、京都でヨーガをやっている男性二人が、1年前くらいから毎週月曜日に2時間瞑想に座っているというお話をしました。自習の会ですが、特に話をするわけでもなく、二人で集まって2時間座って解散する内容です。でもそれを続けていくことによって、二人は見違えるように変わっていったと思います。ちょっと極端ですが、瞑想サンガもそんなふうに育っていけばいいですね!

瞑想を深めていく際のポイントは、会でも話が出ましたが、アーサナ学び理想だと思います。この三つについて具体的にどう実践しているのかなどを瞑想サンガの中で話しながら、瞑想に生かしていけばいいのかもしれませんね。

楽しく有意義なひと時を本当にありがとうございました。o(*⌒─⌒*)o

またお気軽にお誘いください。 (^o^)v

サーナンダ

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さまらさの台所7月

今日は京都でのさまらさの台所!夏野菜を使って初の試み、メキシカン!
チリビーンズ、メキシカンサラダ、トルティーヤを作りました。
見てください〜。夏野菜が元気いっぱいです!
夏野菜
チリビーンズにはたっぷりのトマト、パプリカ、ピーマン、キドニービーンズを使い煮込みます。
同じ野菜で作るメキシカンサラダは生のお野菜をスパイスとレモンで和えていただきます。

2階の部屋に人がいっぱい!今日はたくさんの参加者がありました。暑い中ご参加いただきありがとうございます!
さまらさ7月

とにかくひたすら野菜を切ります。
さまらさサラニー
野菜を炒めているだけで「美味しそう〜!このまま食べたい」という声も
さまらさ7月2
トルティーヤは小麦粉で作りました。簡単にできることにビックリ!!
柔らかくてとっても美味しかったですね。
トルティーヤ
できたーーー!色合いがキレイ〜。
チリビーンズ

食事の後は食材について、具体的に何を食べると良いのかをクイズで学びました。
突然ですが、クイズです!!
食材は3つの性質に分けられます。清浄な性質をサットヴァ性、活性化させる性質のものをラジャス性、心身を重くする性質をタマス性といいます。さまらさでは、サットヴァ性の食材を中心にしてラジャス性の食材を少々加え、タマス性は避けるようにとおすすめしていますでは、

「牛乳はサットヴァ性?ラジャス性?タマス性?どーれだ!」

「野菜はサットヴァ性になりますが、野菜の中でもラジャス性のものが2つあります、それはなーんだ!」

「タマス性の食材、お肉やインスタント食品などありますが、もう一つ隠れているものは何だと思います?」
写真の下に答えがあるので見ないで〜!

さまらさの学び
答えの前に……。
みなさん、今日のメニューはぜひ家で作ってみたい!と言っておられました。お土産にスパイスをお渡ししたので、それを使って作ってください〜。メキシコ料理と聞くと、お肉のイメージがありますが、お肉なしでもとっても美味しく作れますし、優しい味わいが身体に染みわたりましたね。

さて、答えです。
牛乳はサットヴァ性。野菜の中でラジャス性のものは玉ねぎとねぎ。タマス性のものはアルコールでした!当たってましたか?

おまけ。
トマトパスタ

今晩の夕食。台所の食材の残りでーートマトソースパスタにはパプリカを入れて、試作で作ったメキシカンサラダの残りに、台所で残ったキドニービーンズを混ぜて、たくさん汗をかいたので、フライドポテトを付けました。(私が作ったんじゃないけど……)疲れが吹っ飛びました〜!

 


さまらさの台所in松山 2日目

2日目に行く前に……。1日目の夜にはさまらさトークスがあり、シャチーさん、マードゥリーさんの体験談を聞きながらさまらさの基本的な考え方を学びました。お出汁を取った後の煮干しはどうやって使う?ごぼうやかぼちゃは軽く蒸しておくと便利!など、とても実践的。
さまらさトークス

さて、2日目!まずは買い出しです。今日のメニュー”焼き野菜”の野菜は現地調達。
まず行ったのはおひさまいち
お日様市 すいか
太陽市(おひさまいち)ってどんなとこ〜。こんなところです。
お日様市
朝採りのお野菜を中心に旬の野菜がいっぱい!さまらさメンバーのテンションが一気に上がります!!京都にもこういう所があればいいのに〜。さー野菜を選ぶぞ!!!!
昨日使ったオクラも、こんなに大きくて新鮮なものがあるな〜。今日ももう一回作る!?
オクラ
坊ちゃんかぼちゃ!京都ではほとんど見いひんし、せっかくやからこれ使う!?
ぼっちゃんかぼちゃ

顔の2倍はあるでー!この長なす食べたい〜。
なす

見てーーー!こんなに大きい玉ねぎがめちゃくちゃ安い。持って帰りたい〜!
玉ねぎ

やっぱり、その土地で採れた新鮮なものが一番いいですよね。たくさんの野菜の中から美味しそうな野菜を調達、帰りたくないぐらいおひさまいちが気に入りました。

朝から降っていた雨は、さまらさの台所に行くころにはすっかり上がり、良いお天気に!

お天気
さあ!台所開始です!!2日目は和食の一膳、どれもこれもあっという間にできちゃう、さまらさメンバーお気に入りの7品。

切り干し大根にカレー粉!?実はとっても美味しいのです。
マードゥリーの班2

だいたいでいいですよ〜。
サティヤーの班

調味料を入れるタイミングにも秘訣がある!?シャーンティマイーの班

ふわふわだし巻きの出来上がり!美味しそう卵焼き

どや顔のアサンガン、どうやら上手くできたようですね。アサンガン

切り方にもコツがあるの?しっかり確認!
シャチーの班
みんな真剣そのもの!一瞬を見逃すな、手元が見たいよー!
森ピーの班

できた!!美味しそう。
出来上がり

おいしーーーーい!
美味しい!

参加者の方々から嬉しい感想をいただきましたのでご紹介します。

日本料理は砂糖+お酒+みりん等を使うものだと思っていました。使わなくても美味しいものが作れることが分かりました。また目からウロコでした。舌だけでなく、心にもたくさん栄養をいただき、ありがとうございました。

いろいろ新しい発見がありたくさんメモをとりました。一品一品にかかる時間がとても短くて簡単で分かりやいレシピだと思います。切り干し大根のカレー炒めが最高でした!レシピに困ったら迷わず作りたいです。

材料を無駄にせず、ゴミが少ないことに驚きました。とても無駄にしていたことに反省しました。

料理は私にとって”作ること”がメインでした。さまらさの台所は自分も”食べる” ”身体を大切にする”ことを教えてくれました。それが一番の目からウロコだったかもしれません。本当に本当にありがとうございました。

今回「料理」という 主婦には できて当たり前だからこそ 、緊張する所だったのですが 二日間とも 全く 自分の思いや計らいが 無駄な事だったと 思いました。食事という物が 空腹を満たすだけのものではないのだと 初めて感じれたし ヨガの入り口に立っている身として これからきちんと向き合っていきたいと思いました。

参加者のみなさま、ありがとうございました。そして、さまらさの台所を開催するにあたってご尽力いただいた松山のスタッフのみなさま、本当にありがとうございます。

こんなにもたくさんの方が参加してくださるなんて、本当に嬉しかったです。さまらさを通じてヨーガが深まりますように、みなさんの真剣さに触発され、私たちさまらさスタッフもさらに精進していこうと思いました。ありがとうございました。
スタッフ一同

帰りの車から見えた朝焼け(爆睡していたけど……。)ずっと運転してくれたクリパール、ありがとうございます!
朝焼け