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さまらさの台所8月

今日は月に一度のさまらさの台所の日でした!今年は日本全国どこでも暑ーーーーい。こんな時は食欲も落ちるかもしれませんが、そんな時期にとっておきの一品をご紹介しました。それは”冷や汁”です!!宮崎県の郷土料理で、農民食だそうです。暑い夏に畑仕事はきっと大変。体力のいるお仕事ですから、簡単に作れて、体の火照りを冷まし、栄養満点な冷や汁が好まれたようです。また、その昔、陣中食としても好まれたようですよ!いざ出陣!ってヨーガ行者は何と戦うのでしょうか?己の心でしょうか……。

冷や汁に戻ります。その土地土地によって使う材料はいろいろのようですが、さまらさ風の冷や汁はごまをたっぷりと使います。

簡単な冷や汁の最大のポイントであり、唯一時間がかかるのがこのごま擦り。
あら?どちらのお坊さん?!と思ったかしら、彼はごまをするのがとっても得意!!ごまを擦っている途中に他の人からごまを擦られていました。(意味分かります?)
ごますり
疲れてきたみんなからバトンタッチ、最後にはスーパー主婦のお二人が、ごまから油が出るまで擦ってくれました。さすがの手際!はやーい!
ごますり2

油が出るまで擦ったごまにお味噌と出汁を加えて。このお味噌もさまらさで作ったお味噌ですよ。
みそ
冷や汁を冷やしている間に、付け合わせのだし巻きを作ります。みんなでわいわい!
だし巻き卵
今回、冷や汁はいりこで出汁を取りましたが、その出し殻をオリーブオイル、お醤油でいただきます!すべてをいただけますね。
出し殻でもう一品
出来上がり〜。冷たくて、薬味が利いていて、体がシャキッとします。とても美味しかった

冷や汁
最後に、サラニーさんがヨーガで教わったお釈迦様のお話を紹介してくれました。

お釈迦様が苦行をされ、長い断食をされたのちに、瞑想で「健康を害しての修行は修行にあらず。健全な肉体に健全な精神が宿る」と悟られ、スジャータという名の娘さんが差し出された乳粥をいただかれた事は有名なお話です。修行をしている道中では、目的と方法が入れ替わってしまい、方法だけに執着してしまう落とし穴があります。修行が何のためなのか、という問いかけをして道を歩くことが大事であり、常に目的をしっかりと見据えていくことの重要性が説かれています。

サラニーさんはこれを聞いて次のように感じたそうです。
「この教えからさまらさの台所をしている中で、食事を学びながらも、自身が何のために食事づくりをしているのかを思い起こすことが大事だときづかされます。私達は、さまらさの台所で、健やかな心身のために日々の食事を調えていくことの大事さを学んでいます。その目的は、本当の自分を悟るために、心と身体を調えていくこと、清浄に近づけていくことです。美味しいお料理を覚えることの、本来の目的を見失わないように、そして身体の滋養となってくれる食事に感謝して歩んでいきたいです」

次回は9月13日(日)「きのこいろいろ」をご紹介します!これは本当におすすめです。きのこの美味しい季節に美味し食べ方をご紹介します。ぜひご参加くださいね。


瞑想を深める!

瞑想サンガに行ってきました〜!

昨年、サナータナが大阪で瞑想専科クラスをしていましたが、サナータナが東京に移住する際、瞑想専科に通われていた女性二人が、「もう少し瞑想を続けていきたい〜」という熱心な思いをもって、自分たちが幹事を務めて始まったのが瞑想サンガだそうです。瞑想専科に通われていた受講生で構成されているクローズドの自習の会です。
幹事をされているTさんとKさんのお二人のお誘いを受けて行ってきました。前日にサナータナとも話をして快諾を得ました。会場はバクティ・サンガムでもお世話になっているプリヤメーラ(下の写真)です。
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お二人にお会いするのも初めてだったので、どんな方なんだろうかとワクワクしていました。

7人ほどが集まり、瞑想についての問答になりました。
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いやぁ〜本当にたくさんの問答があり、あっという間に90分が過ぎ、終わったのは120分を過ぎた頃でした。濃厚で充実していましたね〜!すごく楽しかったです!
瞑想していくといろんな疑問が出てきますが、本で読んでもなかなか解決しないし、どう進めていけばいいのかわからなくなりますものね。皆さんの本当に熱心なご様子が印象的でした。
特に印象に残った三つの問答がありました。


バクティの対象の決め方について色々話がありました。インドラ神やラクシュミー女神なども登場し、神や神々、そしてカーリー神やシャクティー、クンダリニーの話もして楽しかったです。バクティは、ただ神を好きになって愛するという、恋にセオリーがないように、単純に進めていくのが一番。ぜひ自分のイシュタ(理想神)を見つけて、好きになって近づいていってください!インドの細密画もいいですよ〜。またインスタでアップしますね。

自分らしさの話もありました。自分らしさを追求するのはとてもいいことだと思います。自分らしさって何でしょうね。理想の自分と言い換えてもいいのかもしれません。冷静に考えてみれば、仕事やライフスタイルなど外側の状況が変わることによって自分自身がよくなったり、悪くなったりするのもおかしな話ですし、自分のやりたいことや興味も変わっていきますから、自分らしさも結構曖昧で捉えどころがないようにも感じます。でも私はこの素朴な疑問はとっても大事だと思います。なかなか答えが見つからないかもしれないけれど、適当に誤摩化さずに、瞑想で自分の心をじっと見つめていけば、自分が本当に何を求めているのかが見えてくるかもしれませんね。ぜひ本当の自分らしさ=最高の理想を追求してみてください!そういう時に、ヨーガの教えは頼りになると思います。そして「らしさ」から、さらにダイレクトに本当の自分を追求すればいいと思います。

信じるということは大切なことですね。二つのアプローチがあるかもしれません。まずは教えられたことを素直に信じて実行して体得していくということですね。もう一つは、教えられたことを妄信せず、徹底的に本当かどうかを自分で答えが出るまで考え抜くことです。最終的には同じところに行き着くと思います。いずれにしても、確かで間違いのないものを信じる必要があります。自分の好みというより、誰にとっても、いつの時代でも同じ確かで間違いのないものです。それはきっと自分の中にもある筈だし、自分の中にそれがあるなら誰もの中にあるはずです。その普遍的な真理を信じ、それについて瞑想し、また日常の中で行為していくことで、その真理が心に根付いていくと思います。そのためには、まず自分の言葉や行ないを自分が信じられるものにしていくことから始めたらいいと思います。


会が終わってからTさんにお話ししましたが、最近記憶に残った出来事で、京都でヨーガをやっている男性二人が、1年前くらいから毎週月曜日に2時間瞑想に座っているというお話をしました。自習の会ですが、特に話をするわけでもなく、二人で集まって2時間座って解散する内容です。でもそれを続けていくことによって、二人は見違えるように変わっていったと思います。ちょっと極端ですが、瞑想サンガもそんなふうに育っていけばいいですね!

瞑想を深めていく際のポイントは、会でも話が出ましたが、アーサナ学び理想だと思います。この三つについて具体的にどう実践しているのかなどを瞑想サンガの中で話しながら、瞑想に生かしていけばいいのかもしれませんね。

楽しく有意義なひと時を本当にありがとうございました。o(*⌒─⌒*)o

またお気軽にお誘いください。 (^o^)v

サーナンダ

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さまらさの台所7月

今日は京都でのさまらさの台所!夏野菜を使って初の試み、メキシカン!
チリビーンズ、メキシカンサラダ、トルティーヤを作りました。
見てください〜。夏野菜が元気いっぱいです!
夏野菜
チリビーンズにはたっぷりのトマト、パプリカ、ピーマン、キドニービーンズを使い煮込みます。
同じ野菜で作るメキシカンサラダは生のお野菜をスパイスとレモンで和えていただきます。

2階の部屋に人がいっぱい!今日はたくさんの参加者がありました。暑い中ご参加いただきありがとうございます!
さまらさ7月

とにかくひたすら野菜を切ります。
さまらさサラニー
野菜を炒めているだけで「美味しそう〜!このまま食べたい」という声も
さまらさ7月2
トルティーヤは小麦粉で作りました。簡単にできることにビックリ!!
柔らかくてとっても美味しかったですね。
トルティーヤ
できたーーー!色合いがキレイ〜。
チリビーンズ

食事の後は食材について、具体的に何を食べると良いのかをクイズで学びました。
突然ですが、クイズです!!
食材は3つの性質に分けられます。清浄な性質をサットヴァ性、活性化させる性質のものをラジャス性、心身を重くする性質をタマス性といいます。さまらさでは、サットヴァ性の食材を中心にしてラジャス性の食材を少々加え、タマス性は避けるようにとおすすめしていますでは、

「牛乳はサットヴァ性?ラジャス性?タマス性?どーれだ!」

「野菜はサットヴァ性になりますが、野菜の中でもラジャス性のものが2つあります、それはなーんだ!」

「タマス性の食材、お肉やインスタント食品などありますが、もう一つ隠れているものは何だと思います?」
写真の下に答えがあるので見ないで〜!

さまらさの学び
答えの前に……。
みなさん、今日のメニューはぜひ家で作ってみたい!と言っておられました。お土産にスパイスをお渡ししたので、それを使って作ってください〜。メキシコ料理と聞くと、お肉のイメージがありますが、お肉なしでもとっても美味しく作れますし、優しい味わいが身体に染みわたりましたね。

さて、答えです。
牛乳はサットヴァ性。野菜の中でラジャス性のものは玉ねぎとねぎ。タマス性のものはアルコールでした!当たってましたか?

おまけ。
トマトパスタ

今晩の夕食。台所の食材の残りでーートマトソースパスタにはパプリカを入れて、試作で作ったメキシカンサラダの残りに、台所で残ったキドニービーンズを混ぜて、たくさん汗をかいたので、フライドポテトを付けました。(私が作ったんじゃないけど……)疲れが吹っ飛びました〜!

 


さまらさの台所in松山 2日目

2日目に行く前に……。1日目の夜にはさまらさトークスがあり、シャチーさん、マードゥリーさんの体験談を聞きながらさまらさの基本的な考え方を学びました。お出汁を取った後の煮干しはどうやって使う?ごぼうやかぼちゃは軽く蒸しておくと便利!など、とても実践的。
さまらさトークス

さて、2日目!まずは買い出しです。今日のメニュー”焼き野菜”の野菜は現地調達。
まず行ったのはおひさまいち
お日様市 すいか
太陽市(おひさまいち)ってどんなとこ〜。こんなところです。
お日様市
朝採りのお野菜を中心に旬の野菜がいっぱい!さまらさメンバーのテンションが一気に上がります!!京都にもこういう所があればいいのに〜。さー野菜を選ぶぞ!!!!
昨日使ったオクラも、こんなに大きくて新鮮なものがあるな〜。今日ももう一回作る!?
オクラ
坊ちゃんかぼちゃ!京都ではほとんど見いひんし、せっかくやからこれ使う!?
ぼっちゃんかぼちゃ

顔の2倍はあるでー!この長なす食べたい〜。
なす

見てーーー!こんなに大きい玉ねぎがめちゃくちゃ安い。持って帰りたい〜!
玉ねぎ

やっぱり、その土地で採れた新鮮なものが一番いいですよね。たくさんの野菜の中から美味しそうな野菜を調達、帰りたくないぐらいおひさまいちが気に入りました。

朝から降っていた雨は、さまらさの台所に行くころにはすっかり上がり、良いお天気に!

お天気
さあ!台所開始です!!2日目は和食の一膳、どれもこれもあっという間にできちゃう、さまらさメンバーお気に入りの7品。

切り干し大根にカレー粉!?実はとっても美味しいのです。
マードゥリーの班2

だいたいでいいですよ〜。
サティヤーの班

調味料を入れるタイミングにも秘訣がある!?シャーンティマイーの班

ふわふわだし巻きの出来上がり!美味しそう卵焼き

どや顔のアサンガン、どうやら上手くできたようですね。アサンガン

切り方にもコツがあるの?しっかり確認!
シャチーの班
みんな真剣そのもの!一瞬を見逃すな、手元が見たいよー!
森ピーの班

できた!!美味しそう。
出来上がり

おいしーーーーい!
美味しい!

参加者の方々から嬉しい感想をいただきましたのでご紹介します。

日本料理は砂糖+お酒+みりん等を使うものだと思っていました。使わなくても美味しいものが作れることが分かりました。また目からウロコでした。舌だけでなく、心にもたくさん栄養をいただき、ありがとうございました。

いろいろ新しい発見がありたくさんメモをとりました。一品一品にかかる時間がとても短くて簡単で分かりやいレシピだと思います。切り干し大根のカレー炒めが最高でした!レシピに困ったら迷わず作りたいです。

材料を無駄にせず、ゴミが少ないことに驚きました。とても無駄にしていたことに反省しました。

料理は私にとって”作ること”がメインでした。さまらさの台所は自分も”食べる” ”身体を大切にする”ことを教えてくれました。それが一番の目からウロコだったかもしれません。本当に本当にありがとうございました。

今回「料理」という 主婦には できて当たり前だからこそ 、緊張する所だったのですが 二日間とも 全く 自分の思いや計らいが 無駄な事だったと 思いました。食事という物が 空腹を満たすだけのものではないのだと 初めて感じれたし ヨガの入り口に立っている身として これからきちんと向き合っていきたいと思いました。

参加者のみなさま、ありがとうございました。そして、さまらさの台所を開催するにあたってご尽力いただいた松山のスタッフのみなさま、本当にありがとうございます。

こんなにもたくさんの方が参加してくださるなんて、本当に嬉しかったです。さまらさを通じてヨーガが深まりますように、みなさんの真剣さに触発され、私たちさまらさスタッフもさらに精進していこうと思いました。ありがとうございました。
スタッフ一同

帰りの車から見えた朝焼け(爆睡していたけど……。)ずっと運転してくれたクリパール、ありがとうございます!
朝焼け

 


速報!さまらさの台所 in 松山

今日は松山で初のさまらさの台所が開催されました~。
さまらさメンバー6人と運転手のクリパールは昨夜、京都を出発し、早朝に松山に到着、今日はお昼にインドカレーの会が開催され、31人の参加がありました。夜はさまらさトークスも行なわれました~。
それでは、写真で会の様子をお伝えします~。
お楽しみください!

サティヤー

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バクティ・サンガム(キールタン)

今日はバクティ・サンガムの日!東京や台湾から参加してくださった方もありました。
キールタンは神の御名を繰り返し、繰り返し歌っていきますので、言葉が分からなくても、一緒に歌っているともっと深い部分で分かり合えるような気がしました。

まずはお聴きください。

何度も歌っていくことで、神に触れる瞬間があるといつもミラバイさんは言われます。
今日、キールタンを歌っているとき、心の奥から喜びが溢れ出す感覚がありました。この世界全体がクリシュナの中にあるーーーすべては神聖なものだと胸にストンと落ちました。
もしかしたらそれを神と言うのでしょうか。

歌うたびにそのとき感じた感覚を思い出し、味わうことで、その経験は一過性のものではなく永遠になるとミラバイさんは言われていたと思います(すみません!うるおぼえです……)

今日感じた感触を味わいながら、また家でも歌っていこうと思いました。
バクティサンガム


ヨーガの実践 「身・口・意の一致」

皆さん、こんにちは ダルミニーです。

以前、瞑想専科のクラスで薦められた、本願寺出版社の「ブッダ」を読んでいます。この本は絵本になっていて、一つ一つの教えが大変読みやすくなっています。ここで一つの教えをご紹介しましょう。

「三業(身・口・意)に悪をつくらず、諸々の有情をいためず、正念に空を感ずれば、無益の苦しみはまぬがれるべし」

難しいですね。

チューダパンタカはこの教えを覚えることができず、一緒に修行している聡明な兄から精舎を出ていくように言われて、呆然と門の脇に佇んでいます。ブッダは、悲しそうなチューダパンタカの手を取って精舎に連れて行き、「塵を払い、垢を除く」と唱えながら掃除をするようにと、箒を与えます。

それからのチューダパンタカは、ブッダの言いつけ通り、片時も休まず、「塵を払い、垢を除く」と唱えながら、掃除をするという行為を続けます。そうしているうちに、チューダパンタカは「心にも塵が積もり、垢が溜まる。塵を払い、垢を除けば、汚れた心も清浄になる。煩悩は垢、智慧は箒」と自らが気づいていくのです。

私たちも何か一つでもいい、師だけを思い、その教えを忠実に守り、心に唱え続け、その教えを生きるよう行為する。そうすれば自然と身・口・意は統一され、外側からの師の恩寵と自らの内側から輝く光によって、真実へと導かれていくのだと思いました。

師は説かれます。

常に、思いと言葉と行為を一つにしなさい。

身・口・意をもって真実に従うようにしなさい。

私たちにもすぐに実践することができますよね。

ブッダ

 

ダルミニー

 


松山瞑想特別クラス・シーズン1終了!

4月から3回シリーズで毎月開催してきた松山瞑想特別クラス入門編も、6月13日で最終回を迎えました。毎回50名前後の方が参加され、多くの方が瞑想に関心があることが伺えました。

今回のテーマは「日常と瞑想」です。このシリーズの終了後も瞑想を続けていくことができるように、毎日の中でどのように瞑想に取り組んでいけばいいのかを学んでいきました。
松山3回目講座
講座では、以下の3つの視点で、身近な所から事例を交えながらヨーガの教えを分かりやすく話していきました。

1.静けさを楽しむ!
・静かになる時間を大切にする
・座り慣れる
・五感を清らかに
2.喜びを味わう!
・〝こだわり〟を無くしていく
・この瞬間に集中する
・感謝の気持ちを大切にする
3.瞑想の対象を定める!
・〝確かなもの〟を求めるという強い意志を育てる
・〝自分自身〟を探求していく
・〝理想像〟に瞑想していく

特に今回驚いたのは、当初瞑想の実修を15分〜20分程度長く取ろうと時間を見積もっていたのですが、質問が止まらなくなり逆に時間オーバーしてしまったことです。最終回だから、これから自分で実践していくためには聞いておかなければという何か切実な思いを感じました。問答を通して個々人の瞑想の実際的な疑問について話をすることができてとても良かったと思うし、その質問から、シリーズ終了後も瞑想を実践していこうという意志を伺うことができました。

講座後、スタッフでもあり、3回すべて受講したアミティから感想をいただいたので、紹介します。


瞑想特別クラスに参加してくださった方は、ヨーガを学んで実践してきている方から、瞑想は全く初めてという方までいらっしゃいました。

普段クラスに通ってくださっている方も「瞑想」というと、よくわからないし、敷居が高い感じがするとか、自分にはまだ無理とか、少し敬遠しがちです。また、やってみるけど、これでいいのかな?どうなのかな?など、正しくできているかどうか分からない、といった疑問もあると思います。初めての方も、瞑想って興味はあるけれど、どうやっていくのかよくわからない、と漠然とした感じだと思います。
今回の3回シリーズは、「瞑想は、いつでも、どこでも、誰でもが実践できる」というのがテーマでした。
瞑想というと、日常とはかけ離れたイメージがあるかもしれませんが、そうではないんですね。今回の3回シリーズを受講して、そのことをとても感じました。
瞑想は自分の心を使って行います。日常でも心を使います。どちらも、自分の同じ心を使ってするのですから、日常の心とかけ離れたところからスタートするわけにはいかないんですね。瞑想は、聖者に瞑想するとか、本当の自分に瞑想するとか、真理へ瞑想するとか言われても、最初は、どれを選んだらいいの?実際どうしたらいいの?ってなると思います。
瞑想は、日常の自分の心と向き合うところから始まるのだ、というのがよくわかりました。
心静かになりたいけれど、忙しいから、時間がないから、なかなか瞑想できない、という場合があるかもしれません。考えてみれば、忙しい、時間がない、と言っているのも、感じているのも、心なんですよね。「忙しいって、何がいそがしいの?」「時間がないって、本当にないの?」というふうに、「忙しい」と思っている人は、それらを考えて行く事が瞑想の始まりかもしれません。「忙しい、忙しいと思っていたけれど、5分くらいは瞑想できる時間がとれるな」とか、「心静かにする時間がないって、本当にそれでいいの?」と自分に問うことで、「いや〜、それではいかん」となって、生活を見直すことになるかもしれません。
今の自分の心がどう感じているのか?どうなりたいと思っているのか?それを、丁寧に、心に問いかけていくことが、瞑想のはじまりであり、また、それを最高の理想にまで高めていくことが、瞑想の究極の目的でもあると思います。

参加された方から「私にもできそう」「やってみようと思う」という声や「少しずつ実践できています」「毎日瞑想を続けています」「まだ集中力がついてないけれど、続けていきたいです」「日常に瞑想を取り入れていきます」と言う声がたくさんあがっています。「これでいいのかな?と思って不安だったけど、講座を受けて安心しました」という声もありました。
「瞑想はいつでも、どこでも、誰にでもできる」という今回のテーマが、参加された方々届いているからだと思います。


今回お伝えしたかったことをアミティが感じてくれていたことが、とても嬉しく思いました!
なお、シーズン1はこれで終了しますが、入門編で終了したらこれからどうしたらいいの!?という声が聞こえたような気がしたので、秋からシーズン2「松山瞑想特別クラス 入門・実践編」を計画中です。と、最後にご案内したら、早速アンケートに秋編にも参加しますとの声がたくさん見受けられて嬉しく思いました。次回もよりわかりやすく、さらに実践的な内容にしていきたいと思いますので、ぜひご期待ください。たくさんの方のご参加をお待ちしています。

松山3回目瞑想
講座の最初に気を静めるために毎回瞑想します。50名もいると圧巻です!

また、合わせて翌日に実施したサットサンガも、毎回たくさんの問答があり、ヨーガの学びを深めることができました。本当に松山のたくさんの方がヨーガに関心を持ち、そして真剣にヨーガを実践していこうとしている様子を伺うことができました。今回特に嬉しかったのは、自分自身の日常のあり方や行為を見直しているという声がいくつも聞こえたことです。何気ないことですが、食事の内容や時間の過ごし方を見直したり、人との接し方を見直したりすることがヨーガを深める第一歩だと思いますから、ヨーガが日常に根付いてきているような気がしました。

松山3回目サットサンガ
サットサンガは毎回20名ほどが参加され、全員で問答します。

私にとっても今回の3回シリーズはとてもよい学びになりました。ご指導をいただいた師に、関わってくださったスタッフの皆さま、そして参加してくださった方に深く感謝いたします。

サーナンダ拝


さまらさの台所 6月

今日の主役はこちら!!
賀茂なす
賀茂なすです!!今が旬の賀茂なす。最近よく八百屋さんで見かけます。普通のなすよりずっしりと重たく、身がぎっしりと詰まっています。刺もとても太く刺さるととても痛いです。でもその刺がいきいきとしている証。選ぶ時のポイントにしてください。普通のなすより硬くしっかりしているので、油で揚げてもベトベトせず、田楽に適しているようです。(賀茂なすが手に入らない時は丸なすや普通のなすでももちろんできますよ)

今日のメニューはこちら
賀茂なすの田楽
賀茂なすの田楽、煮干しとくるみの田作り風、きゅうりのお漬け物、梅ご飯、冷たいお吸い物

今日は献立の立て方についてみんなで学びました。このメニュー、一度食べてみてください!!(さまらさ本にレシピがあります)本当にこの蒸し暑くなって来た時期、身体が欲しているもの全てが入っていることに驚くと思います。

暑い夏は体力を使います。そんなとき、エネルギーをしっかり補給するには油物は欠かせません。特に野菜中心の食生活をしている場合は、意識して良質な油を取ることをお勧めしています。その油分をしっかり含んだ田楽には栄養満点のお味噌を付ていただきます。すると身体が目覚めしゃんとしてくる気がします。きゅうりのお漬け物やレタスを付けることで油物もさっぱりといただけます。梅ご飯の酸っぱさは疲れを癒してくれます。煮干しとくるみには歯ごたえがあり、もちろん栄養も抜群!夏には水分補給も大切ですので、冷たいお吸い物で食事も進みます。

バランスの良い献立とは、身体が欲している物がちゃんと入っているのだと思いました。そのためには季節を感じていくことがとても大切ですね。
献立を立てるときのポイントは3つ
1:季節を感じる 2:味、調味料のバランス 3:全体の色合い、食感を考える

ぜひこのポイントを生かしてこれから夏の献立を考えてくださいね〜。

クラスでの一コマ
さまらさ まいちゃん

 


アーサナ・瞑想クラス ヨーガヴィハーラ

今日はヨーガ・ヴィハーラ(京都千本丸太町)でのヨーガ・瞑想クラスの日。毎週土曜日、14時〜16時までクラスをしています。
図解ヨーガアーサナ

これは、図解ヨーガアーサナ基本編です。基本のアーサナの作り方やポイント、効果が書かれてあり、クラスに通いたてでアーサナが覚えられないという方に購入をお勧めしているものです。(一部800円で販売しています!)今日は先生のシャーンティマイーさんから、クラスの始めにアドバイスがありました。

「アーサナは何年やっていても、基本は変わりません。このガイドをいつも読んで基本を忘れないように意識してアーサナを行ってくださいね」
確かに!!しばらく読んでいない。アーサナが覚えられてからは見ることもなくなっていました。今、引っぱいだして読んでいます。

シャーンティマイーさんの言葉でとても印象的だったのは「意識する」という言葉。アーサナ中(ポーズの途中)は呼吸に意識を置いて集中します。それも「意識」がはっきりしていないと心はふわーっとどこか遠くへ行ってしまい、全然違うことを考えていることや、ただぼーっとしていることがあります。動き回る心を止めて「意識」を常に1点におくってちょっと難しいのです。

もう一つのアドバイスは、アーサナは完成ポーズだけを言うのではなく、ポーズを始めようと思った瞬間から、形を作る過程、完成の形、そして元に戻すまで、すべてを合わせて1ポーズとなりますから、初めから終わりまで「意識」して行うということ。これもやろうと思うとけっこう難しいのです。とても辛いアーサナの時は、「戻してください」と先生に言われると「あー終わった〜」と思いながら気が抜けて身体を戻している時があります。これは最後までポーズを終わらせていないということですね。初めから終わりまで「意識」するこれを徹していくのがアーサナの大切なところだと思います。

今日はクラスの始めに、それらのことをもう一度気をつけて行ってくださいとアドバイスがあったので、私も新たな気持ちで取り組みました。丁寧に形を作って、ポーズ中は呼吸だけに意識を置いて…………。続けていくと、少しずつ意識」が途切れることなく一本の糸のように続いていく感触がありました。
土曜日クラス1
クラスの最後には瞑想を行います。瞑想中は呼吸ではなく、対象に「意識」を置いて集中していきます。いつもなら時間がかかることがありますが、今日はその過程をすっ飛ばして、集中から瞑想にすーっと入っていく感触がありました。これがアーサナの醍醐味でしょか!

もうひとつ、一番大切なことを忘れていました!!「何のためにアーサナをしているのか」ということ。これを忘れてはいけませんね。それはこの図解ヨーガアーサナの一番始めに書かれています。ぜひお持ちの方は読み直してくださいね。そしてお持ちでない方はクラスで購入して読んでくださいね〜。目的をいつも意識しながら、これからもアーサナを続けていこうと思いました。

クラスの一コマ
土曜日クラス
土曜日のクラス担当者はこちら!左:シャーンティーマイー、右シャチー
土曜日クラス担当者