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松山瞑想特別クラス・シーズン1終了!

4月から3回シリーズで毎月開催してきた松山瞑想特別クラス入門編も、6月13日で最終回を迎えました。毎回50名前後の方が参加され、多くの方が瞑想に関心があることが伺えました。

今回のテーマは「日常と瞑想」です。このシリーズの終了後も瞑想を続けていくことができるように、毎日の中でどのように瞑想に取り組んでいけばいいのかを学んでいきました。
松山3回目講座
講座では、以下の3つの視点で、身近な所から事例を交えながらヨーガの教えを分かりやすく話していきました。

1.静けさを楽しむ!
・静かになる時間を大切にする
・座り慣れる
・五感を清らかに
2.喜びを味わう!
・〝こだわり〟を無くしていく
・この瞬間に集中する
・感謝の気持ちを大切にする
3.瞑想の対象を定める!
・〝確かなもの〟を求めるという強い意志を育てる
・〝自分自身〟を探求していく
・〝理想像〟に瞑想していく

特に今回驚いたのは、当初瞑想の実修を15分〜20分程度長く取ろうと時間を見積もっていたのですが、質問が止まらなくなり逆に時間オーバーしてしまったことです。最終回だから、これから自分で実践していくためには聞いておかなければという何か切実な思いを感じました。問答を通して個々人の瞑想の実際的な疑問について話をすることができてとても良かったと思うし、その質問から、シリーズ終了後も瞑想を実践していこうという意志を伺うことができました。

講座後、スタッフでもあり、3回すべて受講したアミティから感想をいただいたので、紹介します。


瞑想特別クラスに参加してくださった方は、ヨーガを学んで実践してきている方から、瞑想は全く初めてという方までいらっしゃいました。

普段クラスに通ってくださっている方も「瞑想」というと、よくわからないし、敷居が高い感じがするとか、自分にはまだ無理とか、少し敬遠しがちです。また、やってみるけど、これでいいのかな?どうなのかな?など、正しくできているかどうか分からない、といった疑問もあると思います。初めての方も、瞑想って興味はあるけれど、どうやっていくのかよくわからない、と漠然とした感じだと思います。
今回の3回シリーズは、「瞑想は、いつでも、どこでも、誰でもが実践できる」というのがテーマでした。
瞑想というと、日常とはかけ離れたイメージがあるかもしれませんが、そうではないんですね。今回の3回シリーズを受講して、そのことをとても感じました。
瞑想は自分の心を使って行います。日常でも心を使います。どちらも、自分の同じ心を使ってするのですから、日常の心とかけ離れたところからスタートするわけにはいかないんですね。瞑想は、聖者に瞑想するとか、本当の自分に瞑想するとか、真理へ瞑想するとか言われても、最初は、どれを選んだらいいの?実際どうしたらいいの?ってなると思います。
瞑想は、日常の自分の心と向き合うところから始まるのだ、というのがよくわかりました。
心静かになりたいけれど、忙しいから、時間がないから、なかなか瞑想できない、という場合があるかもしれません。考えてみれば、忙しい、時間がない、と言っているのも、感じているのも、心なんですよね。「忙しいって、何がいそがしいの?」「時間がないって、本当にないの?」というふうに、「忙しい」と思っている人は、それらを考えて行く事が瞑想の始まりかもしれません。「忙しい、忙しいと思っていたけれど、5分くらいは瞑想できる時間がとれるな」とか、「心静かにする時間がないって、本当にそれでいいの?」と自分に問うことで、「いや〜、それではいかん」となって、生活を見直すことになるかもしれません。
今の自分の心がどう感じているのか?どうなりたいと思っているのか?それを、丁寧に、心に問いかけていくことが、瞑想のはじまりであり、また、それを最高の理想にまで高めていくことが、瞑想の究極の目的でもあると思います。

参加された方から「私にもできそう」「やってみようと思う」という声や「少しずつ実践できています」「毎日瞑想を続けています」「まだ集中力がついてないけれど、続けていきたいです」「日常に瞑想を取り入れていきます」と言う声がたくさんあがっています。「これでいいのかな?と思って不安だったけど、講座を受けて安心しました」という声もありました。
「瞑想はいつでも、どこでも、誰にでもできる」という今回のテーマが、参加された方々届いているからだと思います。


今回お伝えしたかったことをアミティが感じてくれていたことが、とても嬉しく思いました!
なお、シーズン1はこれで終了しますが、入門編で終了したらこれからどうしたらいいの!?という声が聞こえたような気がしたので、秋からシーズン2「松山瞑想特別クラス 入門・実践編」を計画中です。と、最後にご案内したら、早速アンケートに秋編にも参加しますとの声がたくさん見受けられて嬉しく思いました。次回もよりわかりやすく、さらに実践的な内容にしていきたいと思いますので、ぜひご期待ください。たくさんの方のご参加をお待ちしています。

松山3回目瞑想
講座の最初に気を静めるために毎回瞑想します。50名もいると圧巻です!

また、合わせて翌日に実施したサットサンガも、毎回たくさんの問答があり、ヨーガの学びを深めることができました。本当に松山のたくさんの方がヨーガに関心を持ち、そして真剣にヨーガを実践していこうとしている様子を伺うことができました。今回特に嬉しかったのは、自分自身の日常のあり方や行為を見直しているという声がいくつも聞こえたことです。何気ないことですが、食事の内容や時間の過ごし方を見直したり、人との接し方を見直したりすることがヨーガを深める第一歩だと思いますから、ヨーガが日常に根付いてきているような気がしました。

松山3回目サットサンガ
サットサンガは毎回20名ほどが参加され、全員で問答します。

私にとっても今回の3回シリーズはとてもよい学びになりました。ご指導をいただいた師に、関わってくださったスタッフの皆さま、そして参加してくださった方に深く感謝いたします。

サーナンダ拝


さまらさの台所 6月

今日の主役はこちら!!
賀茂なす
賀茂なすです!!今が旬の賀茂なす。最近よく八百屋さんで見かけます。普通のなすよりずっしりと重たく、身がぎっしりと詰まっています。刺もとても太く刺さるととても痛いです。でもその刺がいきいきとしている証。選ぶ時のポイントにしてください。普通のなすより硬くしっかりしているので、油で揚げてもベトベトせず、田楽に適しているようです。(賀茂なすが手に入らない時は丸なすや普通のなすでももちろんできますよ)

今日のメニューはこちら
賀茂なすの田楽
賀茂なすの田楽、煮干しとくるみの田作り風、きゅうりのお漬け物、梅ご飯、冷たいお吸い物

今日は献立の立て方についてみんなで学びました。このメニュー、一度食べてみてください!!(さまらさ本にレシピがあります)本当にこの蒸し暑くなって来た時期、身体が欲しているもの全てが入っていることに驚くと思います。

暑い夏は体力を使います。そんなとき、エネルギーをしっかり補給するには油物は欠かせません。特に野菜中心の食生活をしている場合は、意識して良質な油を取ることをお勧めしています。その油分をしっかり含んだ田楽には栄養満点のお味噌を付ていただきます。すると身体が目覚めしゃんとしてくる気がします。きゅうりのお漬け物やレタスを付けることで油物もさっぱりといただけます。梅ご飯の酸っぱさは疲れを癒してくれます。煮干しとくるみには歯ごたえがあり、もちろん栄養も抜群!夏には水分補給も大切ですので、冷たいお吸い物で食事も進みます。

バランスの良い献立とは、身体が欲している物がちゃんと入っているのだと思いました。そのためには季節を感じていくことがとても大切ですね。
献立を立てるときのポイントは3つ
1:季節を感じる 2:味、調味料のバランス 3:全体の色合い、食感を考える

ぜひこのポイントを生かしてこれから夏の献立を考えてくださいね〜。

クラスでの一コマ
さまらさ まいちゃん

 


アーサナ・瞑想クラス ヨーガヴィハーラ

今日はヨーガ・ヴィハーラ(京都千本丸太町)でのヨーガ・瞑想クラスの日。毎週土曜日、14時〜16時までクラスをしています。
図解ヨーガアーサナ

これは、図解ヨーガアーサナ基本編です。基本のアーサナの作り方やポイント、効果が書かれてあり、クラスに通いたてでアーサナが覚えられないという方に購入をお勧めしているものです。(一部800円で販売しています!)今日は先生のシャーンティマイーさんから、クラスの始めにアドバイスがありました。

「アーサナは何年やっていても、基本は変わりません。このガイドをいつも読んで基本を忘れないように意識してアーサナを行ってくださいね」
確かに!!しばらく読んでいない。アーサナが覚えられてからは見ることもなくなっていました。今、引っぱいだして読んでいます。

シャーンティマイーさんの言葉でとても印象的だったのは「意識する」という言葉。アーサナ中(ポーズの途中)は呼吸に意識を置いて集中します。それも「意識」がはっきりしていないと心はふわーっとどこか遠くへ行ってしまい、全然違うことを考えていることや、ただぼーっとしていることがあります。動き回る心を止めて「意識」を常に1点におくってちょっと難しいのです。

もう一つのアドバイスは、アーサナは完成ポーズだけを言うのではなく、ポーズを始めようと思った瞬間から、形を作る過程、完成の形、そして元に戻すまで、すべてを合わせて1ポーズとなりますから、初めから終わりまで「意識」して行うということ。これもやろうと思うとけっこう難しいのです。とても辛いアーサナの時は、「戻してください」と先生に言われると「あー終わった〜」と思いながら気が抜けて身体を戻している時があります。これは最後までポーズを終わらせていないということですね。初めから終わりまで「意識」するこれを徹していくのがアーサナの大切なところだと思います。

今日はクラスの始めに、それらのことをもう一度気をつけて行ってくださいとアドバイスがあったので、私も新たな気持ちで取り組みました。丁寧に形を作って、ポーズ中は呼吸だけに意識を置いて…………。続けていくと、少しずつ意識」が途切れることなく一本の糸のように続いていく感触がありました。
土曜日クラス1
クラスの最後には瞑想を行います。瞑想中は呼吸ではなく、対象に「意識」を置いて集中していきます。いつもなら時間がかかることがありますが、今日はその過程をすっ飛ばして、集中から瞑想にすーっと入っていく感触がありました。これがアーサナの醍醐味でしょか!

もうひとつ、一番大切なことを忘れていました!!「何のためにアーサナをしているのか」ということ。これを忘れてはいけませんね。それはこの図解ヨーガアーサナの一番始めに書かれています。ぜひお持ちの方は読み直してくださいね。そしてお持ちでない方はクラスで購入して読んでくださいね〜。目的をいつも意識しながら、これからもアーサナを続けていこうと思いました。

クラスの一コマ
土曜日クラス
土曜日のクラス担当者はこちら!左:シャーンティーマイー、右シャチー
土曜日クラス担当者

 

 


ヨーガ・瞑想 体験コース

「理想の自分をめざす!ヨーガ・瞑想体験コース」のStep1が終了しました。全8回のコースでは「強くてしなやかな自分なる」と題して基本的なアーサナを体験してもらい、身体と呼吸と心のつながりについて一緒に学びました。

参加者からの嬉しい感想が届いていますので紹介させてください。

「初心者でしたが、1つ1つのアーサナをこんなにじっくり丁寧に深めることを教えて頂けて、クラスに通うのが楽しみでした。今までできなかったらすぐに諦めたり、イヤになっていた自分が、こんなに集中して、楽しく少しずつ続けることを楽しめるなんて不思議です。これから自分の身体や心がどんな変化をしていくのか、ちょっと楽しみです。」

「昨年の秋に始めて、少し間が開きながらですが続けていくうちに、呼吸に集中して深めていくということが少しずつ理解できるようになってきた気がします。以前よりも意識が呼吸にいってるので、更に深めよう~と思えるようになりました。クラスでも常に同じように説明してもらえるので、家でもその言葉を思い出して復習しやすいです。焦らずとにかく呼吸に集中したいなと思います。」

京都のクラス風景(次回からは会場が六角スタジオに変わります)
ヨーガ瞑想クラス ウイングス
毎回のクラスは1時間ほどアーサナをし、その後テーマにそって話をしていきます。日に日にクラスの雰囲気は変わり、集中感は増していきました。
クラスの最後には宿題が出るのですが、毎日アーサナを1ポース行うという優しい宿題から、愚痴を言わないというなかなか難しい宿題まで出ていました。でも意外にこの愚痴を言わないという宿題は人気?があり、「やってみました」という声をたくさん聞きました。初めて自分がこんなに愚痴を言っているんだと気がついたという感想が多かったです。それが第一歩です!!!
楽しんで宿題をしてくださっているようでした。

大阪6月18日(木)京都23日(火)から新しいコースが始まります。
「呼吸が変わると生き方が変わる 全8回」ーーー呼吸が変化してくると誰もが感じるのは心が穏やかになっているということ。前回の参加者の方も既に感じておられるのではないでしょうか。今回はさらに呼吸について学び、日常の行為についても具体的に学んでいきます。よりいっそう日常の中でアーサナの効果を感じてもらうことが出来ると思います。初心者の方も大歓迎!!コースですが、1回ごとや途中からの参加も可能です。ぜひお越し下さい〜。

クラス担当者はこちらです〜(右からマードゥリー、マーダヴィー、サティヤー)
ヨーガ瞑想クラス 担当者

 

 


さまらさの台所 6月

先ほどさまらさの台所が終了しました!お仕事帰りのみなさん、始まる時から既にお腹がぺこぺこ!!という方も。猛スピードで作り、(でも丁寧に作りましたよね〜)美味しくいただきました〜。簡単なので、大人数でも短時間で出来上がりました。今日のメニューは、さまらさ風簡単春巻き、蒸し野菜、中華風ドレッシングとそら豆ご飯です。
さまらさ 材料
そら豆
春巻き
さまらさりんちゃん

お腹も心も大満足でしょうか!!最後にはヨーガと食事のお話をしました。
いきいきとした食材をいただくと自然と身体は元気になり、心も軽やかになっていきます。食事は単なる物質を食べているだけではなく、その食材がもつプラーナ(気)をいただいているのです。だからこそ、新鮮で旬のいきいきしたものを選ぶことが大切です。食べ物だけでなく、私たちは五感を通じて常にプラーナを取り入れているのです。
さまらさの台所6月 1

参加してくださった方の感想をご紹介します。

今回もとても楽しかったです。いつも調理のポイントだけでなく、どのように応用するのかも教えてもらえるのが嬉しいです。美味しくて簡単にできるから私にも出来そうだし、作ってみようと思います。

ヘルシーだけど、食べたらしっかりしていて簡単なのに美味しくて、とても良かったです。
毎回ヨーガの教えについてお話を聞くたびに生活習慣を改めようと意欲がわいてくるので、ありがたいです。

みなさま、ありがとうございました〜。

 


長岡京ラージャ・ヨーガ10回コース!

こんにちは。
今日は京都はいいお天気でした!本当に過ごしやすかったです。

さて、昨日長岡京クラスではラージャ・ヨーガ10回コースの3回目がありました。
マードゥリーから内容について紹介してもらいます。


春から始まった長岡京の「ラージャ・ヨーガ10回コース」。毎週行なっているクラスの中で、第3週目はアーサナの時間は少なめにして、みんなで楽しく、サーナンダさんの講義を聞いて学んでいます♪
もともとこの講座は、クラスに来られている方から「瞑想がなかなかできない、わからない」という声もあって、みんながもっと瞑想しやすくなるようにと考えられたものなのです~。

3回目になる今回は「深層心理を解き明かす」というテーマでした。
心が何かにとらわれてしまって、どうしてもそこから抜け出せない~~~、そんな状態というのは、心の奥に苦痛や(それと反対に)快感を味じわったときの印象が積み重なった記憶としてあって、またさらにその奥には、変化するはかないものに寄りかかったり、こだわってしまったりするエゴ(我)の働きが原因になっているということをじっくりと学びました。
心というのは(まるでバームクーヘンのように?!)何層にも衣が重なっていて、その衣を脱いでいくのが瞑想。聞いたことや学んだことをただ「知った」のではなくて、自分の心の奥深くに潜って「感じ取っていく」ことが大切、というお話もありました。
皆さん、集中して話を聞かれていたのでしょうね。講座の後は女性陣のけっこうするどい質問も続いて、時間がちょっとオーバーするくらいでした~。
長岡京クラス
この講座の魅力は、サーナンダさんがいろんな例え話や、思わず笑ってしまうようなエピソードを交えてヨーガの教えを話してくれるので、小難しい感じではなく、自分の目の前にある問題にあてはめて身近に感じられるのと、具体的な瞑想するときのヒントがもらえるということかなと思います。

ヨーガを始めた頃、ヨーガの心理学的な教えに触れたとき、「人にはこういった苦しみがあって、その原因は、自分の心の中にあるこういったものですよ」とあまりにもハッキリといわれていることがとっても驚きでした。でも、こんなにも心の深いところまで解明されているヨーガなんだったら、やっていけば、どうしようもない、このからみにからまった自分の心もなんとかできるんじゃないかと、やっと糸口が見えたように感じました。
複雑な心をこんなにも知りつくしているヨーガってすごい!そんな新鮮な気持ちが思い出された、今回の講座でした~。  (マードゥリー)


 

第4回「呼吸の力を知る」は6月17日にあります。
ぜひご参加ください。

サーナンダ


瞑想で心は変わる!?

こんにちは〜サーナンダです。
先週末の土日に、第2回目の松山瞑想特別クラスにいってきました。
テーマは「心は変わる!」でした。
今回も50名を超えるたくさんに方が参加され、瞑想への関心の高さが伺えました。

今回は松山スタッフのアーナンディーが感想を寄せてくれましたので、抜粋して紹介したいと思います。

第1回目の講座の後、「あれから毎日、瞑想しています」という嬉しい声がたくさんの方から届いたのですが、一方で「瞑想しようと思っても、すぐに眠くなる」と、なかなかうまくいかないという声も寄せられていました。
今回の講座の冒頭で、「よっぽど眠い時は寝た方がいいでしょう。もしできるのなら『自分は今瞑想しているんだ』という意識だけを保ち続けていけば、ポンッと集中できる時があります」とサーナンダさんが軽やかにおっしゃいました。なんだか、本当にできそうな気がしてきます。サーナンダさんの言葉には、よ~~~し!やってみよう!と思わせる力があります。急にはできないかもしれませんが諦めずに続けていくことでポンッと集中できるようになっていくはずです!
集中力とは言い換えると意志の力、情熱だと力強い話がありました。

松山瞑想講座
さて、講座内容は「心は変わる!」というテーマで心の仕組みを丁寧に学び、どのようにして執着の原因を取り除いていくか、そして実際にどうやって瞑想していくのかを分かりやすく教えていただきました。心の癖はなかなか治りにくく、同じことを何度も繰り返してしまいます。今回の講座で心はたくさんの衣を着込んで着飾っている状態というお話しがありましたが、知らず知らずのうちに「私はこのような教えを知っている」「私はこんなにも素晴らしいものをもっている」といろんなものを着込んで着飾って、自分を大したものだと思い込んでいたのだと気づきました。でも、そのような衣は最初から実体がないということが分かれば、背伸びをしてカッコよくみせようとすることもないし、逆に自分をつまらない存在だと卑下することもないのだと思えます。
瞑想はその衣を脱いで裸の本当の自分、純粋な自分に近づいていくためのもの。私は純粋な本当の自分というのにとっても憧れます。素直になって、真理の教えに出逢えた喜びに感謝して一歩一歩確実に前進していけたらと思います。

松山瞑想
講座の後、今日からどう実践したらいいかが明確になり希望を感じて会場を後にされた方が多くおられたようでした。このような瞑想の講座は初参加という何人かの方が、「来てよかったです」と笑顔で感想を教えてくれたことも印象的でした。
この日は最初、雨模様だったのですが講座後はすっかり晴れて青空が見えました。まるで参加者の皆さんの瞑想後の心を象徴しているような綺麗な空でした。

2日目はサットサンガでした。
サットサンガを振り返ると皆さんと一緒に学ばせていただく感謝がこみ上げてきます。
1人ひとりの心の悩みの問題は、表面的には違ってみえても、本質的には苦しみの構造は同じだと改めて感じます。真理を知らないで、心の衣を通して世の中を見ているから私たちは苦しみます。サーナンダさんと皆さんの質疑応答を聞かせていただくうちに誰もに当てはまる普遍的な真理の教えに鼓舞され、渡米中の師が今も私たちを見守ってくださっていると包み込まれるような安心を感じました。
松山サットサンガ
サットサンガのあと「次にサーナンダさんにお会いできるまでの1カ月間、とにかく実践してみようと思えるようになり、今までは自分が集中できていないとか、呼吸が浅いとか、そんなことばかり気にしていたけど、そんな思いは気にならなくなりました」と参加された方が感想を聞かせてくださいました。
2日間を通して多くの方にご参加いただきましたが、共に学ばせていただけることは大変励みになります。サーナンダさん、皆さん、本当にありがとうございます。
また来月もよろしくお願いいたします。    (アーナンディー)

こちらこそ、ありがとうございました。来月は3回シリーズの最終回です。「日常と瞑想」というテーマで6月13日(土)に行ないます。毎日の中でどのように瞑想を組み入れていくのか、その秘訣を学んでいきます。初めての方もぜひ気軽にご参加ください〜 \(^o^)/

サーナンダ


さまらさの台所

今日は月に一度のさまらさの台所の日でした。春キャベツを使った春巻き、そら豆ご飯、蒸し野菜には新じゃがいもやブロッコリー、わかめを使って、そしてドレッシングには新玉ねぎを使います。これらはすべて旬のお野菜!この時期、「新」という名のつくお野菜が出てきますが、それらは生まれたてのような味わいがあります。柔らかく、瑞々しい!そしてなにより生き生きしています。
さまらさ 春巻き
今回はクラスでプラーナについてお話をしました。

さまらさ5月

この宇宙の森羅万象を動かす根本的な力のことを、ヨーガではプラーナ(生命エネルギー、気)と呼んでいます。私たちの身体のさまざまな活動も、心の動きも、すべてはプラーナの力によって起こります。プラーナは目には見えませんが肉体の内側に通っています。

プラーナというと聞いたことがない方もいるかもしれませんが、「気」というと少し想像がつくかもしれません。日本語にも気のつく言葉がたくさんありますね。元気とか、気を使うとか、気持ち、気配、などなど、それらは目に見えるものというよりも感じるもの、見えなくても確かにあると言えると思います。

ヨーガで言うプラーナとは、先ほども説明しましたがこの宇宙の森羅万象を動かす力、それは、太陽が昇り、月が昇り、雨が降り、それによって作物は育つ……そういったことの根本的な力。何千年前のヨーギー達は、それらがどのように起こっているのかを探求しました。それらは人知を遥かに超えた力———その力をあがめていくことが自然崇拝の形になっていきます。

ヨーギーたちはさらに、そのような力は自然の中だけでなく、私たち人間の中に働いている、人間を生かしている力も同じだと発見していったのです。心臓が動いていること、呼吸をしていること、それらはいったい誰が行っているのか?その生命を生かしている根源的な力と、自然万物を動かしている力は同じもの、ヨーギー達は内にも外にもそのような神なる力を感じ、その力に感謝し、信仰していたのだと思います。

特に、そのような力を「女神」「シャクティ」として現されることがあります。自然万物を生み出し、存在足らしめる力。それらは子供を産んで育てるということを行う女性(母親)、女性原理として現されます。そこでの母とは万物すべての母。形があってもなくても、そこに必ずある力、それを「母」と呼んでいたと思います。

今日はちょうど母の日ですので、そんな風に、自分の母親と、またすべての命の根源である「母」に思いを馳せるのもいいかもしれません。


ミラバイ台湾に向けて出立!

昨日のバクティ・サンガムはたくさんの方が参加され、素晴らしい内容だったようですね!
サティヤー、レポートありがとう!
『真実を求めて』の著者ミラバイに会いたかったという方もきっと多かったことでしょう!

さて、そのミラバイが今朝9時に台湾に向けて関空から出発しました〜(*^^*)。

空港で2

3週間滞在の予定だそうです。
もちろん、ヨーガの布教に行かれるのです!

まだ薄暗い朝5時に京都を出発したのですが、何だか、19年前を思い出しました。
1996年6月28日早朝、師シュリー・マハーヨーギーはニューヨークに向けてヨーガの布教に出発されました。NY-MYMのアーナンダマーリーらの熱望に応えられての初訪米でした。初めてのことでしたけれど、当日の朝、布教のためにお一人で渡米される師をぜひともお見送りさせていただきたいという強い思いが湧きました。

今回、単身台湾にヨーガの布教に向かうミラバイを見ていると、不思議と師をお見送りした時の気持ちがよみがえってきました。とても嬉しく、誇らしく思いました。

彼女は、元気に旅たちました!
空港で1
台湾でたくさんの新しいグルバイとの出会いをとても楽しみにしていると話していました。
台湾には、ヨーガの仲間ーリンさん、ルーさん、小寳さんたちが待っています。
たくさんの新しい出会いがあることでしょう!
とても楽しみです!

また機関誌『パラマハンサ』やブログで台湾での様子を報告していく予定です。
お楽しみに!

ではミラバイ!いってらっしゃい〜(^o^)/
思う存分楽しんできてください!!!

オーム・タット・サット オーム!

サーナンダ


バクティ・サンガム

今日は、京都では2015年初のバクティ・サンガムの日でした!待ちに待ったキールタンの日ということで、多くの参加者がありました〜!
ミラバイさんから、純粋に神を愛し、神の御名を唱えることで、いつか神の愛に触れる瞬間があるるという話がありました。その心境に憧れ、みんな心から神の御名を歌いました。バクティ・サンガム2 2015.4.26
参加者の方からすてきな感想をいただきましたのでご紹介します。

今日は「バクティ・サンガム」に出席させていただきありがとうございました。教えてもらったキールタンを家に帰って歌っています。

ミラバイが会の始まりにキールタンについて教えて下さった中で、「神を単純に愛するだけ」とさらりと言われました。そのとき「単純に愛する」という言葉がとても新鮮に響きました。

人を愛するとき、最初はただ理由もなく愛します。しかし時間や親密さが増す中で、愛されたいという見返りの気持ちがわいてきて、ただ単純に愛していたところから、複雑になっていくものです。ただ愛する、何の見返りもなしにただ愛することができたら、そしてそれがずっとずっと続いたらどんなに素晴らしいでしょう。

ミラバイは歌っているとき、一言一言を丁寧に神に呼びかけるように、心をこめて歌っていました。そばで見ていて、それがひしひしと伝わってきて、そうして私も一言一言を胸の内で神に呼びかけるように、神の御名を聞き、歌いました。

最後に「ナーラヤナ」を讃えるキールタンを習いました。

「ナーラヤナ、ナーラヤナ、ジャヤゴービンダ、ハレ」

何度も何度も、神ナーラヤナを呼び続けていると、胸の内から喜びがあふれ出てきて、涙がこぼれてきました。その後、会は終わりを迎えたとき、「あー このままナーラーヤナと歌い続けていたい」と思い、そして「単純に」そう思った自分自身に驚きました。

 今、帰ってからフライヤーを読み直してみたら、「キールタンを歌うことによって私たちは歌に秘められた、決して忘れることのできない神の歓びを知ることができるでしょう!」と書いてあったので、「おー書いてあるとおりだ!」とまたもや家に帰って驚いています。

ミラバイ、ありがとうございました!!バクティ・サンガム2015.4.26