ヨーガ・瞑想クラス」カテゴリーアーカイブ

ヨーガアーサナは黙々と実践する!

2016年もあと僅かになってきました。年の瀬ですね。

今月から始まった師シュリー・マハーヨーギーによるヨーガの真髄伝授特別クラス!
ヨギさんヨギさんヨギさんヨギさんヨギさんヨギさん ↑ クリック!

初回12月3日に参加させていただいた時、28年前にたどり着いた師の下で、初めてアーサナを体験した時の師が指導されるプラーナ(気)をまざまざと思い起こす感覚がありました。肌に沁み込んでいるんだとその時感謝しました。細胞の一粒一粒にプラーナが吹き込まれ、蘇っていくようでした。

師はアーサナは老化を止める程の力があると言われます。肉体は生まれ落ちた瞬間から老化が始まる。しかしアーサナはその老化を止め、さらには若返らせる力があるそうです。自然の摂理を超える、いやそれこそが自然の神秘なのかもしれませんね!すごいことです!プラーナ(気=生命力)は老化することはありませんから、活性化すれば、肉体も心も蘇っていくのですね。

そしてアーサナの力は肉体的なことだけでなく、一連のアーサナ実習を終えた時、呼吸は静まり、心は自然に瞑想へと導かれます。アーサナの偉大な力を体感する瞬間です。アーサナの後はプラーナの充満を乱さないように、刺激的なことや食事も控え、その深い静まりを味わうのがよいとされています。

さて、以前師よりアーサナに対する姿勢を教わりました。とても印象深く心に残っていますので、ご紹介させていただきます。

  • アーサナは黙々と実践し、その中で体得していくもの。
  • アーサナはヨーガの礎になるものであり、アーサナによって身体が作られるには、それこそ10年、12年かかる。いつ終わりというものではなく、黙々と実践する中で自ずと終わりがわかるもの。
  • 心地よさを求めるアーサナではなく、正しくアーサナの役割を理解し、アーサナの意味するところのタパス(霊的な熱)を受入れ、実践するのみである。
  • 黙々と実践していけば、身体の周りに結界ができるように、あらゆる外界の刺激を寄せ付けなくなる。そういう状況が伴って初めて強烈な瞑想に耐えうるようになる。
  • 修行というものはそういうふうに黙々と実践していくもの。黙々とと言うとおり、アーサナ中は文字通り一切の雑念なく、黙々と実践することが大事。
  • そうしながらも日常生活においてはヤマ(禁戒)、ニヤマ(勧戒)を実践し、学びを深めていく。行なうべきは、教えに従うことであり、心に従うのではない。
  • 生活上の問題や悩みなどは、教えを学び、個人で解決していくことであり、クラスでは黙々と実践するのみ。

毎日アーサナを黙々と修練していけば、ヨーギー/ヨーギニーの身体になっていく。とはいえ、実践しなければ何も変わらないし、実践していけば必ず変化していくということです。ヨーギーの身体になるとは、健康で強靭な体になるばかりか、カルマの力を寄せ付けないほどの金剛身になっていくということです。

古代から伝わるヨーガの真髄を会得できるかどうか!?自分自身の実践にかかっています!

昨日、12月24日は、20年前にマハーヨーギー・ヨーガ・ミッションが発足した記念すべき日です。この吉祥な日に、改めて本物のヨーギーになるべく、毎日の実践を心したいと思います。

サーナンダ


秋の特別クラスin京都 ご案内

みなさん こんにちは

朝、夕はずいぶん涼しくなりましたね、いかがお過ごしですか?
毎日のアーサナで体調管理は、ばっちりのはずですよね。

さて、火曜日の六角クラスと日曜日の下鴨クラスでは、九月から十一月までの三ヶ月間、通常クラスの最終週のみに、ヨーガの学びをメインとした特別クラスを設けました。

火曜日の六角クラスは、確かなものを見つける と題して、人生って何だろう、またどんな自分が理想的かということを見つめていきながら、リアルな生き方とは何かを学んでいきます。

日曜日の下鴨クラスは、瞑想したいけど、どうすればいいのか分からない、瞑想って何だろうと思っている方に向けて、この秋 瞑想にすわる と題して瞑想の基本を学ぶコースとなっています。

この秋、ひと味違った自分に変身したいあなた、ぜひご参加ください。待っています。

 六角スタジオ 特別クラス

日時:9/27,10/25, 11/29
火曜日 19:00〜20:30 (18:45開場)
内容:ヨーガ・アーサナ 30分/瞑想 10分〜/ヨーガ・トークス Q&A 30分〜
料金:2,160円/回

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下鴨 特別瞑想クラス

日時:9/25,10/30, 11/27
日曜日 10:00〜11:30 (9:45開場)
内容:ヨーガ・アーサナ   30分〜/ヨーガ・トークス   Q&A 30分〜/瞑想 15分〜
料金:2,160円/回

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松山の瞑想特別クラス+サットサンガの3回シリーズ開始!

今年の梅雨は本当に雨がよく降ります。松山のアーナンディーです。

6月18日(土)、19日(日)にサーナンダさんが松山での瞑想特別クラスとサットサンガ開催のために京都から来てくださいましたので、少し長くなりますが、そのレポートをしたいと思います。
約一ヶ月前の5月21日(土)、22日(日)に松山で行われた私たちの師、ヨギさんの特別サットサンガ以降、梅雨にも関わらず熱心にクラスに通う方が増え、今回の瞑想特別クラスは1年以上継続して学んでこられ、ヨギさんの特別サットサンガにも参加された方が大半という熱い集いになりました。

まずは1日目の瞑想特別クラスの内容を振り返ってみます。
サーナンダさんの講座はいつも導入がおもしろいのですが、今回は「瞑想は心のお風呂のようなもの。毎日、その日のしがらみを落として心を理想(原点)にリセットしましょう」と始まりました。参加者の皆さんの「瞑想したくなるモード」に一気にスイッチが入ります!今までの講座では瞑想の対象を丁寧に学んできましたが、今回は「生き方を見つける」がテーマです。サーナンダさんは3回シリーズの講座の全体像としてStep1からStep3まで話されました。2,500年前のブッダの科学的な教え、八正道を学んでいく力強いシリーズです!
Step1は生きる目的、意味を瞑想して自分の理想、志を見つけていきます。(八正道の正見)

『真実を求めて』の読者の方が多いこともありサーナンダさんは著者ミラバイさんの話を用いて「ミラバイの場合、ヨーガの教えを聞いても簡単には納得しなかった。聖者の教えを聞いても聞くだけでは心の動揺は静まらない。心はいい話を聞いたら知的に満足してしまい、不満のエネルギーがなくなって瞑想へのエネルギーがなくなる。でもミラバイの場合は知的な理解ではまったく満足できなかった。自分が何のために生きているのか分からずずっと動揺していて、確かなものを求めてその思いが臨界に達するほど集中が高まった。・・・
今回のシリーズでは年齢やキャリアも忘れて、少年少女になって理想や志を見つけていってください」と話されました。サーナンダさんの柔らかくも熱意のある口調に参加者の皆さんがどんどん引き込まれていきます。
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わかりやすい講座に納得!

Step2は生活――衣食住に瞑想し足元を調えていきます。(八正道の正思、正言、正業、正命)
Step3は足元が調ったら理想に向けて没頭する。(八正道の正精進、正念、正定)
※Step2は7月30日(土)、Step3は9月17日(土)に学ぶことができます!
さて、サーナンダさんは八正道でまず最初に大事なことは正見と言われました。自分の心が何を求めているのか、どう生きたいかを自らに問いかけていく時に「自分が何を求めているのかごまかさず丁寧に問いかけていく」「必死でやらないとみつからない」そして「理想がみつかったら、本当に求める価値があるものなのか、ヨーガの教えと照らし合わせてみること」と実践とその具体的な方法を教えてくださいました。
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理想について瞑想しました。

講座後の皆さんの感想をご紹介します。
・理想に集中、瞑想するということがとてもわかりやすいと思った。前回の講座の後から毎日、少しずつ座るようにしてきたので今回のお話しがよく分かったのかな?と思いました。これからも続けていきたい。
・知識で埋めていたことに光が当たりました。
・今日の講座は本当に本当に勉強になりました。最初の瞑想でいろいろ理想が出てきたのですが突然、真の理想に気づいて、それがヨーガの理想やこれまで教えていただいたこととぴったり一致しました。すごく神秘的な体験ができて、これまで自分がなぜ瞑想に興味を持ち続けて、実践してきたのかが、やっと分かりました。つぶつぶの理想がヨーガの理想の大きな一つと重なって志が強くなったように思うので、日々、また毎日毎日座って、自分がその理想の姿になれるようにしたいです。
・「理想の自分、志を見つける」ということの大切さを日々感じています。それが分かると力が沸いてくるし、日々が楽しいし、生きているって実感があります。ヨギさんがヨーガを検証されたその原動力となった「並々ならぬ志」の話にすごく胸が熱くなりました。私もそんな志にしていきたい。そしてヨギさんが「この時代の中でブッダのように生きよう」と決めたように「どう生きるのか」答えが明確に見えるようにサーダナ(アーサナや瞑想)、カルマ・ヨーガ、バクティ・ヨーガに取り組んでいきたい。

2日目のサットサンガは5月の特別サットサンガの祝福を実感する感動的な時間でした。5月にヨギさんから教えていただいたことをじっくり考え実践した中から出てきた質問が多く特に平等についての質問が続きサーナンダさんは心を見るより理想に憧れることが大事でどのようにしていけばいいかを話されました。どの質疑応答もご紹介したい誰にも当てはまる内容だったのですが、印象に残ったものを2つだけお伝えします。

私の理想は平等ですというSさん。「今、私の思いを挟まずに物事をやっていくというのを実践しています。頂上は完全な平等ですが、今は感情を挟まずに目の前のことをする!というのでいいですか?」という質問に対してサーナンダさんは「それでいいと思います。ヨギさんはいつも公平で同じ態度で接しますよね。どんな心だと思います?ヨギさんの心に憧れて、そっくりそのまま自分のところにもってくるのでいいと思いますよ。ダイレクトに平等な心を感じていくようにすればいいと思う。平等って何なのか、瞑想の中でもいいし感じていく。遠いものと思わないように。そして平等じゃないということは優劣をもっている。好き嫌いがある。それはなくしていかないといけない。識別は自分が不平等であるというところから始まるけれど、逆に単純にシンプルに平等の境地に憧れてやっていけばいい。いちいち平等じゃない心を取り上げて識別するのも癖になっていくし、自分の不平等なところを見続けると不平等な気持ちを逆に強くしてしまう。どうやったら、その理想という姿になれるんだろうかという、ものすごい憧れによって識別が成功する。理想の思いをもっともっと強くして必死になっていけばいいと思う。あんまり深刻になってもあかん。真剣に軽やかに」
その後も途切れることなく質問が続き、サットサンガの終盤に初参加のKさんが口を開きました。Kさんは自律神経を乱して4年間不眠に悩まされ、病院に通って3~4日に一度眠れるようになってきたが、不調になった理由は信じていた人に裏切られ自律神経が乱れるほど人を憎んでしまい今でも許すことができない。でもそのままでいいのか、自分でもよくわからないと深刻に話されました。
サーナンダさんはしばらくの沈黙のあと優しくKさんに尋ねました。「どうなりたいと思ってはります?」
Kさんは「許すことができないと自分で決めてしまっている」と即答され、それに対して、サーナンダさんはゆっくりと誠実に話されました。「苦しいですよね。私がヨーガを始めて最初に学んだ教えが世の中、自分の思い通りになりませんということ。人の心もそうです。でも自分の心なら思い通りになる可能性がある。心が強く思ったことは心の潜在記憶に刻み込まれる。強い印象や繰り返した印象は心を束縛してしまい神経や身体を壊すほどになってしまう。でも一瞬前も過去にすぎない。一秒一秒過去になっていく。過去を変えることはできない。過去は実在しないんです。そんな実在しない幻のようなものに執らわれているのは情けない。本当にもったいない。勇気をもって過去を手放していかないといけない。手放さなければ、自分自身を傷つけたまま生きていくことになりますね。もう過去ですから、実在しない。誰しもが理不尽な経験があるかもしれないけど、もうお互い十分苦しんできたと思います。また新たにお互いを生きていくのがいい。解放されたら速やかに身体も回復していくと思います。本当に心の力って強い。悪く働くと身体を壊す。よく働くと喜びに満ちる。
もう一つはアーサナが自律神経を調えてくれる。夜と昼のバランスが調えられる。アーサナによって速やかに改善されるたくさんの実例をみてきました。
本当に人生、心次第って言いますけど、この世界を天国にするのも地獄にするのも心次第。一瞬で変わります。刹那は600分の1秒といって、瞬間瞬間変わっている。言い換えれば瞬間的により良く変われる。念なんですね。よく死んだ気になってと言われる。もう一回生まれ変わる気になって、それくらい心の力を発動させる。切羽詰まった、どうしようもない時、生まれ変わることができる。一瞬で生まれ変わることができると言われています」
ヨギさんと一体になってただただ他者のために尽くされ話されているサーナンダさんの姿がありました。この濃密な2日間で理想に向かって大胆に積極的に前進していくよう励ましてくださいました。どれだけ参加者や私たち松山スタッフのことを考えて引っ張っていってくださっていることか、私はサーナンダさんの並々ならぬ志を感じました。サットサンガ直後、しばらく動けない状態になるほど感極まった参加者の皆さんの表情が印象に残っています。
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真剣な質疑応答の中にも時々サーナンダさんはユーモアを交えて話してくださいます。

このサットサンガの3日後にKさんはクラスに来てくださいました。別人のように表情が明るくなっていました。このヨーガへのご縁によって1人ひとりの命が輝く人生を取り戻すことができるということを改めて実感しました。
サーナンダさん2日間本当にありがとうございました。
そしていつも導いてくださるヨギさんに心からの感謝を捧げます。

アーナンディー


呼吸が変われば心が変わる!

こんにちは、マードゥリーです。
烏丸の六角スタジオに続いて、長岡京でももうすぐ体験クラスが始まります!(5/19〜 こちらは全 4回です)

通常のヨーガ・瞑想クラスとどのあたりが違うかというと、行なうアーサナ(ポーズ)自体は変わらないのですが(初めての方はムリのないところから少しずつ行なう数が増えていきます)、毎回学びの時間を設けていて、ヨーガを基本から学べるようなプログラムを考えています。
今回のテーマは、「呼吸が変われば心が変わる!」。鼻呼吸によってどんな内的な効果があるのか? またブレない強い心になるための呼吸法や、集中力を高めるための秘訣などをお伝えします。最終回には呼吸と心の波を静めていく瞑想の基礎も学べます。

バンビオクラス風景

バンビオのクラス風景

最近クラスに来られた方が、仕事のプレッシャーや緊張のストレスがしんどくて、呼吸が浅いのが気になると言われていました。
私もヨーガに出会う前、そんな感じだったなあと思い返しました。体はガチガチで、始めた当時アーサナはとてもキツかったのですが、体の柔軟性じゃなく呼吸を変えることが大事だと聞いて、それならやってみようかなと思ったものです。
日々アーサナをするようになって、アーサナ中の呼吸が少し楽になってきた頃、うれしい手応えがありました。職場でトラブルがあった時、いつもなら動悸が激しくなり、呼吸も乱れて心がよくない方向へ行ってしまうような場面で、ふっとブレーキがかかったように感じられ、妙に冷静にその時やるべきことが見え、対処できたんです。
アーサナの力ってすごいかも?!
いつものパターンに陥らない。呼吸が変わってきたらこういうことがあるんだ!
そんな効果の実感は、ヨーガと自分自身を信頼して、さらに歩んでいくことを後押ししてくれたように思います。

頭でどれだけぐるぐると考えてもどうにもならない心の状態は、体を使ってアーサナをすることで確実に変わります!
体験クラスでは呼吸を主軸にして、これまで感じてきたヨーガの魅力を、ぎゅっと凝縮させてお伝えできればと思っています。新しい出会いを楽しみにしています〜。もう一度ベーシックなところから学んでみたいという方もぜひお越しくださいね。

2016長岡京体験クラス

JR長岡京駅でポスター掲示中!
四季折々の中庭が臨める神足ふれあい町家
(こちらでは6/1からスタート)


京都 六角スタジオ 体験クラス

京都の六角で毎週火曜日(19:00〜20:30)にしているクラスでは、5月10日から全8回の体験クラスが始まります。

タイトルは「呼吸が変わると生き方が変わる!」

さまざまなストレスや刺激に反応しているとき、実は呼吸が乱れています。ドキドキしたら呼吸が荒くなっていることは誰でも経験していると思いますが、ちょっとした心の動揺にも呼吸は反応しているのです。ヨーガ・アーサナを続けていくと、呼吸は深く落ち着いたリズムへと変わっていき、日常生活も変化していきます。この体験クラスでは、まずアーサナを体験してもらい(ポーズ50分〜70分)、そのあとのヨーガトークス(10分〜20分)ではアーサナをするとどうして呼吸が変わっていくのか、また呼吸のリズムが変わるとどんなことが起こるのかなどをお話していきます。

ヨーガ・トークスの内容

5/10 呼吸が深まるヨーガの力

5/17 内側からの浄化と自己治癒力

5/24 呼吸が変わる!性格が変わる!

5/31 プラーナ(生命エネルギー)と食事と心の関係

6/7 アーサナの時間は日常に生かされる

6/14 自分のキャパシティを広げる

6/21 強くてブレない心になる

6/28 呼吸を調えて瞑想に座る 

5月は「5月病」なんて言葉があるように、春から環境が変わった方にとって少しずつ溜まったストレスを感じ、落ち込む月でもあるようですね。最近、私の回りでも仕事や進路などの悩みを抱えている方がいます。話を聞いていていつも思うのは、相談にのることはできるけれど、本当に状況を変えたかったら「ヨーガ(アーサナ)してください!!!!」ということ。今抱えている問題はヨーガをすることで解決すると思うし、むしろそれ以外に根本的に解決する方法はないと思うのです。

呼吸が変わることで、イライラしたり、落ち込んだり、ストレスを感じることは本当に少なくなります。日々落ち着いて生活できるようになると、落ち着いて物事を見て、判断することができます。ヨーガをするとそれは誰もが実感できることです。

さぁ!!気候も良くなってきたので、みんなでヨーガ、アーサナしましょう!!
どなたでも参加していただけます。お待ちしています。

ヨーガ瞑想体験クラス 六角スタジオ


大阪ー中央公会堂クラス

毎月第4水曜日は120分クラス、アーサナを1時間ほど行なった後は、ヨーガの知恵を学ぶ時間です。今週がちょうどその日でした。
お話はヨギさんから教わった教えを紹介するところから始めました。

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ヨーガの目的は、この私たちの本性は「吉祥で自由な存在」だと知ることなのですよね。

自由、それは私も長年追い求めてきたことです。
かつて、この人ってなんて自由なんだ!と、とてもうらやましく思った人がいました。心に正直で、いいことはいい、嫌なことは嫌、求めるものにはまっしぐらに向かい、躊躇なく言葉を話す。それでいて人への気遣いもできる素敵な人でもありました。が、時には周りとの間に不調和を生むこともありました。

今思うと、彼女は振る舞いこそ自由であったかもしれない。けれど実際には自由でなかったのだと思います。
もしかしたら、行為に移さない方がよかったのかもしれない、そんな時にでも、やはり何かを言ってしまう、行為してしまう。思いが強すぎて思いに引っ張られていたのだと思いました。

私もそんな感情に振り回されることがずっと以前にありました。感情が高ぶってすぐに行為に移すと、たいていはロクなことにはなりませんよね。周りも嫌な思いになるだろうけれど、自分だって相当嫌な思いになります。

だからこそ、行為に移す前には、ひと呼吸おいて、行為に移すことを減らしていきました。それは相当苦しいですよ。心は表にだせー!!!と号令をかけてるわけですしね。それでもぐっと耐え忍び、心に言い聞かせたのです。出してしまうと結局苦しむのは自分。そんなすぐに感情が高ぶる自分でいいのか、もっと穏やかな人になりたいでしょ、と。またその後も心が揺れる度に何度もこれこそが自分を苦しめているもの、理想の自分になりたいならその思いを捨てなさいと言い聞かせました。そうしていくうちに、すぐに感情が出てくることが少しずつですが減っていったのです。

それまでは、思ったように心を爆発させていたので、心が揺れる習慣がついていたのですね。忍耐をもって感情を制御していくごとに、自分のキャパシティも広がって楽になっていきました。

こうなふうにヨーガを学んできたわけですが、こうしてがんばれたのも、本当の自由な方に出会えたからなのでした。

お会いした頃、その方は持っている物は本当に少なかった。いつも同じ服を着られていました。またたとえば、3カ月ほどの海外滞在に持っていったものは、小さな手かばん一つでした。
ご自身については、こんなことができるとか、あんなことができるとか、何ひとつ語られませんでしたが、なぜか人を包み込むような大きさを感じていました。何も持っていないようで、すべてを持っているように見えます。
それが私たちの師匠、ヨギさんです。
ヨギさんは、楽しむ時はこの上なく真剣に楽しまれ、仕事は完全に終わるまで集中が途切れません。それでいて終わった後はすべてを忘れられるようです。思いに支配されていないのだと思いました。

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すべてのことには必ず原因がある。行為に移す前に、思いもより良く調えていこう・・・

そんなお話をしながら、参加してくれた皆さんも、自分のことに置き換えていろいろと質問もしてくださいました。人の話を聞くと、また自分を振返り、クラスで学ぶとみんなの声が聞けるから、より理解も深まるように思います。真剣に、理想の自分を見つめて、向かっていけるよう、みんなとともにがんばっていきたい!と思えるような皆さんとの会になりました。

来週は第5水曜日、特別企画クラスです。
「The Eternal Quest」の映像を見て、その後ミラバイとともにキールタンを歌います。
ぜひご参加ください。
シャチー


[OSAKA]4月スタート新クラス♪

瞑想のトピックスで賑わっていますが、そうなんです!サーナンダさんがご紹介して下さったように、瞑想のクラスが大阪で4月から新たに始まるんですよ~!

ということで、今日は大阪で始まる二つのクラスのご紹介です。

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☆瞑想クラス(月曜日夜・南船場)
初回の4月4日は、瞑想が初めての方のための瞑想ワークショップです!嬉しいことに、もうご予約してくださっている方もおられます。気軽にご参加いただけるこの機会、ぜひお越し下さい~。
※クラススケジュールが少し不規則なので、ご確認お願いしますね。
http://www.mahayogi.org/class/osaka_meisou.html

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☆ヨーガ・瞑想クラス(日曜日朝・本町)
大阪初、週末朝のクラスが実現!都会のオアシス・靭公園のすぐ近くにあるスタジオが会場です。これからますます緑豊かな季節になりますし、これは間違いなく清々しいひとときになると思います!ちなみに、毎月第3日曜日は瞑想の学びも取り入れたクラスです。ヨーガ・瞑想の魅力を大いに体感しましょう!
http://www.mahayogi.org/class/osaka_utsubo.html

 


今回、わたくしマーダヴィーがクラスを担当させていただくことになったのですが、私とヨーガの出会いについてちょびっとお話したいと思います。

こんな私でも、10数年前に〝自分が生きる道〟というものを、必死のパッチで探していた時期がありまして、とうとう仕事も辞めてしまい、その〝自分が生きる道〟と〝それを教えてくれる先生〟を探す旅に出ました。(+プラス なんで人は生まれてきて、死んだらどうなってしまうのかという答えも探さないといけなかった!!)

ヨーガと自分とは深ぁ〜い縁があるだろうなぁ~となんとなくは感じていたので、ヨーガのクラスをネパールとインドで受けてみました。きっと自分に合った「これだ!」と直感するヨーガがあるだろうと思っていたからです。自分の直感にも自信があったので、これだと感じたなら自分ならすぐわかるとも思ってもいました。

旅に出る前に、マハーヨーギー・ヨーガ・ミッション(MYM)のクラスは受けたことがあったので、アーサナの形は共通するものがありました。でも、MYMのクラスでアーサナや瞑想をしていた中で感じていたものが、なぜだかそこでは全く感じとれなかったのです。「あれ???今までのヨーガにあったものがここにはない・・・」 たまたま私が体験した場所がそうだったのかもしれませんが、MYMのクラスではアーサナをするだけでも心の深いところにまで響くようなものを感じていたのですが、そこでは本当に大切なものがなくて形だけの表面的な感じがしたのです。本場と言われる地だけに、すごくびっくりしました。

「あれ?今まで気が付いていなかったけど、もしかしたら自分がやりたいヨーガというものには既に出会っていたのかもしれない」

という思いがその時生まれて、それが次第次第に大きくなって、終には弾けるように確信に変わった瞬間がありました。(ものすごく端折って書いているので、興味がある方はクラスでお話しますね!)

すごーーーーーく、すごーーーーーーーーーーーーく嬉しかったです。だって、あれだけ猛烈に探していたものが見つかったんですもんね!まさにリアル「求めよ、さらば与えられん」です!
やったーーーーーーーーーーー!人生の目的地とガイドして下さる師とがいれば、後はレッツ・ゴーーーー!!!〝自分が生きる道〟を探す旅は終わりを迎え、ヨーガを生きる人生が始まりました!(そしてそれを生きることは歓びです!)

自分で確かめたから、分かります。ここMYMには、真の師と、真実と、人生の目的とそれを実現するための道があります。その道、具体的な方法がヨーガ・アーサナや瞑想です。そしてそのクラスが、この春満開の桜を連れて新しく始まります。ご参加くださいね~!

マーダヴィー

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3月21日靭公園、桜が開花しました!クラスが始まる頃に満開ですね!


下鴨ヨーガ・瞑想 日曜日のクラス

念願のポスターができました!!!

 

下鴨クラスは、北大路、下鴨本通りの交差点、少し東に行った北側にあります。

日曜日の朝、北大路通り「洛北高校前」のバス停から青いビルを見上げてみてください。

この素敵なポスターが目にはいるはず (^–^)/

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下鴨通り (5)

 

そして嬉しい事は続くーー!!

下鴨クラスはようやく三年目を迎えましたが、先日、始めての親春会がありました。ヨーガを学び始めたばかりの人から二年ほど熱心に通ってくださっている人まで、女性ばかり和気あいあいとした雰囲気の中、楽しく過すことができました。

夕方六時半から始まった会でしたが、なんと終バスがなくなるまで、私たちはヨーガのこと、自分自身のこと、仕事のことなど、隣の人と話したり、全員で話し合ったりと、お互いの理解を深める濃密な時間をもつことができました。

印象的だったことは、みんなが素直に話し合い、また人の話やアドヴァイスも真剣に聞いていたことです。こうやって同じ食卓につき、なんでも話し合える仲間がいることをとても幸せに思いました。そしてこのご縁をもっともっと広げていきたいと思ったのでした。

ずーっと笑顔が絶えない食卓 野菜鍋がおいしかった。

ずーっと笑顔が絶えない食卓
野菜鍋がおいしかった。

 

ダルミニー


新春の縁

昨日2月13日は、長岡京クラスの新春会がありました。

初めて男女合同で交流会として行ない、16名が参加しました。3年ほどクラスに通われている方から、もう20年以上ヨーガをしている方までいろいろな人がいます。女性9名、男性7名という構成でした。

今回それぞれが自己紹介を行ない、ヨーガに出会ったきっかけや、現在の状況などを話し合いました。長くヨーガをやっているグルバイ(兄弟姉妹弟子)たちから、私自身も初めて聞くヨーガとの出会いの話などは興味深かったのではないかと思います。皆いろんな経歴の人がいます。

長岡京クラスが開講して5年半近くなるのですが、開講時からクラスに通って来られている方から、週に一回クラスに通うことだけを拠り所としてきたという話を聞いて、自分も週に一度師に会いに行くことだけを拠り所としてきたのと同じだなあと思いました。生きていく中でさまざまな苦難や心の動揺が訪れますけれど、クラスが自分自身を取り戻し、安心できる場になれば嬉しいことです。そして実際的に心の動揺を解決し、治めていくことに役立つことができれば本当に嬉しいです。継続は力ですね。そして、ちょっとした日常を変えることで心のあり方がずいぶん変わったという具体的な実践のお話や『真実を求めて』をよく読んでいるという話もあり、それぞれで実践されている様子に触れられて嬉しかったです。

また、月曜日にヨーガ・ヴィハーラで行なっている2時間瞑想会には何人かの人が関心を示していたようですが、先輩から聞く実践事例はとてもわかりやすくて、参加してみたくなりますね。ぜひ一度気軽にトライしてみてはと思います。

「縁」というものは、人生の中で様々な交差を見せますが、よい縁は強めて太くしたいものです。2016年長岡京クラスの新春会は、師との出会い、ヨーガとの出会いの話や瞑想会の話、アーサナの話もいろいろ出て、美味なるさまらさ料理を堪能し、ヨーガへの思いをラップに乗せて伝えたり、よい縁を強める機会になったのではないかと思います。

長岡京新春会
新春会はサーナンダ宅で行ないました。何人かの方が会場設営や料理を手伝ってくださったりして、あっという間に調い、後片付けもあっという間でした。

またやりましょう!ありがとうございました。

サーナンダ


京都ヨーガ・瞑想 土曜日のクラス

今回、シャーンティマイーさんが担当する土曜日のクラスは、広いスペースのある京都アスニーの五階で行なわれました。ニューヨークからやってきたグルバイたち(兄弟弟子)を迎え、二十名の人たちが参加し熱気のあるクラスとなりました。

 

サルヴァーンガ・アーサナ

サルヴァーンガ・アーサナ

 

サマコーナ・アーサナ

サマコーナ・アーサナ

シルシ・アーサナ

ヴィリチカー(サソリ)・アーサナ

シャーンティマイーさんは、アーサナだけがヨーガではない、ヤマ(日常の中でのヨーガ的禁戒)、ニヤマ(日常の中でのヨーガ的勧戒)を実践し、身・口・意(思いと言葉と行為)を一致させていくことがいちばん大切であると、師から厳しく教えられてきたと私たちに教えてくださいました。そして身・口・意が一致しているかどうかはアーサナに表われてくる。高度なアーサナは身・口・意が一致していないとできないということを実際に知ったと力強く教えてくださいました。またアーサナの基本がしっかりと身についていれば、それは確実に瞑想まで連れていってくれると、基礎の大切さを繰り返し私たちに教えてくださっています。

京都に来て師の教えを授かり、またクラスを受け、京都のグルバイと親好を深めたニューヨークのグルバイたち(男性三名)が、ヨーガを実践することによって、自分の気が付かなかった問題に直面して苦しくもあるが、それを解決するべく積極的にやっていきたい、そういう気付きが起こること自体が驚くべきことで、ヨーガの深みを知った、また今まで目標をもって生きたことがなかったが、京都にきて、生きる目標が分かってからアーサナに対する姿勢が変わったと、瞳が輝かせながら感想を述べる姿が印象的でした。

ニューヨークの弟子たち

 

土曜日のクラスは、アーサナの基本をしっかりと身につけ、瞑想の深みに入っていけるようなクラスとなっています。生き方までが変わるヨーガの魅力満載のクラスなのです。

ぜひお越しください。お待ちしてます。

ダルミニー