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篠山で味わう、秋の味覚と命の歓び

本日、師は台湾へご出発されました。
今回はどんなドラマが生まれるのでしょうか。楽しみですね〜〜!!!

 さて、のどかな田園風景が広がる町、丹波・篠山にも、師との出会いがもたらされ、一人でも多くの人にヨーガを伝えていきいと純真な思いをもって活動している仲間がいます。
MAMA YOGA lila(ママたちのヨーガのサークル)の皆さんとのご縁で、7月からのヨーガ・瞑想特別クラス、そして先週の木曜日には、さまらさの台所の開催が実現しました。とっても熱心な皆さんと交流する中で、この地域の肥沃な大地に撒かれたヨーガの種は、着実に育っているように感じました。

ではでは、先日の報告をさせていただきますね。
秋の味覚がとっても豊富な丹波・篠山。特に有名な特産物に黒豆がありますが、その黒大豆が成熟する前の、たった3週間ほどしか食べることができない貴重な枝豆が黒枝豆だそうです。
この時期、サークルのメンバーも収穫の手伝いで忙しい方もあるようですが、食べきれないほどの黒枝豆をどっさりもらうことがあるという方や、ほぼ毎日食べているという方もおられました。
そこで、今回は黒枝豆の販売解禁日(そんな日が設けられているとはビックリ)から一週間というタイミングで、ぷりっぷり♪の黒枝豆を使った料理いろいろをご紹介しました〜。


この日作ったのは、かき揚げとポタージュ、白和え。その他、さつまいものスティックフライ、小かぶの浅漬。新鮮野菜はすべて丹波から! 
料理の工程はどれも単純ですが、無駄なく美味しい手順のコツもお伝えしました。
例えば今回のメニューなら、中華鍋で白和えのごまを炒る(ちょっとひと手間で美味しく)→鍋は洗わず、油とさつまいもを同時に火にかける(中はホクホク、外はカリっと)→時々さつまいもを動かすくらいでいいので他の料理にかかれる(効率的!)→油の温度が上がりさつまいもが揚がったら、次にかき揚げを揚げ始める、など。
味付けはほとんど塩のみ、一品に薄口醤油を少々使っただけです。
黒枝豆は、できるだけ栄養素を逃がさないよう、少量の水で蒸すことに(時間短縮にもなります)。
さすが皆さん地元だけあって美味しい食べ方はよくご存知ですが、ほとんどの方が、ゆでてそのまま食べる以外はしたことがなかったようです。今回のようなお料理は逆に新鮮に感じられたようで、おもてなしにもいい! とにかくシンプルで簡単なのに美味しい!ととってても喜んでくださっていました。

ふだんはなかなか甘いものや食べる量が制御できず、食べてももの足りなく感じるという方が、一見少ないかな?と思う量でも、すごく満たされて今までの食事は何だったんだろうと思うくらいだったと言われていました。
また調理の中では、こうするもの、こうしなければいけないと思い込んでいたことに気付かされたという声もありました。
これがなんとも、目から鱗の驚き、さまらさの台所の醍醐味なんですよね〜!みんなで楽しく和やかに料理し、旬のお野菜の素材そのものを味わっていただくと、こんなにも体も心も満ち足りる。私たちの命の歓びを分かち合ったような気持ちになりました。

大自然の恵み、お野菜を作ってくださった方の働きに感謝を込めて「いただきます〜!」 託児などでヘルプしてくださった皆さん、お子さまも一緒に。

 
そしてこの日は盛りだくさん! 食事のあとは、皆さんにヨーガの広い世界を感じていただこうと、アーサナのデモンストレーションとキールタンの映像(2年前のイベント『The Eternal Quest〜永遠の探求』)の上映も行ないました。

「さまらさ」に込められた意味は、万物の命を等しく尊び、ともに歓びを味わうこと。食を通して命をいただく意味を深く感じていくことも、アーサナと瞑想によって心のざわめきを静めていくことも、また神の御名を唱え、神への愛を高めていくことも、たった一つのこと、私たちが自らの内にある真実を実現するためにある!! そんなエッセンスが少しでもお伝えできたら嬉しいなと思いました。

また次回(来年かな〜)、篠山にて皆さんにお会いできるのを楽しみにしています。

マードゥリー


京都 ヨーガ・瞑想クラス 交流会

京都ヨーガ・瞑想クラスの合同交流会がありました!

プログラムの初めにはアーサナのデモンストレーションがありました。今回はどのクラスでも人気もののゴパーラと土曜日のクラスに通い、最近とても熱心にヨーガと向き合っているMさんがアーサナをしてくれました。気迫に満ちたとても素晴らしいアーサナで、私自身は息を飲むような集中感にとても感動しました。

参加した皆さんも、食い入るようにデモンストレーションを見ておられました。「2人のアーサナを見て、集中間というものはこういうものかと感じた」「自分たちが普段しているアーサナの完成形が分かった」「いいものを見せてもらった」といった感想をいただきました。

その後、さまらさの食事を食べながら、自己紹介を兼ねて、皆さんがヨーガを始めたきっかけや、ヨーガをしてから変わったことなどを話していただきました。

クラスに通うようになって2年になる方が数人おられましたが、皆それぞれに2年前と比べて明らかな変化を感じておられるようでした。

ある方は数年ぶりに会った友人に「人相が良くなった!」と言われたようです。確かに最近の彼女は表情が明るく(昔が暗かったわけではないですが)とても軽やかな印象があります。

毎日アーサナをしていると言われた方は体にしっかりとした軸ができたと言われていました。確かに、最近の彼女からは芯の通った強さを感じます。

またある方は、仕事場でうまくいかなかった同僚と真理を学び瞑想していく中で怒りや不満の感情なく普通に話ができるようになったと言われていました。きっと瞑想によって心が変化し、動揺しなくなっていったからでしょう。

皆さんが日常生活の中で変化を感じながらクラスに通ってくださっていることを知り、とても嬉しかったです。

一方でアーサナの実践にムラがあり、甘いものがやめられない…と話されている方もおられました。それはそこにいる誰もが多かれ少なかれ経験があること、それぞれの体験を話しながら、みんなで自然とアドバイスしあいました。

みなさんの話を聞いていて感じたことは、調子が良い時も、悪い時もあり、状況は色々変わるし、誰もがトントン拍子でうまくいっているわけではないということ。人と比べる必要はなく、それぞれに道があり、コツコツと実践していくことで必ず進歩しているのだということです。
同じヨーガをしている仲間とこのようように話し、励まし、刺激しあえる機会はとても貴重だと思いました。

最後に話をしてくれたSさんは、熱心にクラスに通う中、自分の内に歓びがあることを体感し、自分自身も人に歓びを与えられる存在になりたいと話してくれました。彼女の話している言葉や姿、発しているプラーナ(気)から歓びが溢れ出ているのを感じ、こちらまで歓びが伝わってきました。そんな彼女も、ヨーガをする前は仕事のストレスで体調が調わないことがあったようですが、今ではそのようなことはなくなったと話されました。

改めて、ヨーガって本当にすごい!!一人の人の人生を大きく変化させる、なんとすごい力でしょう!!!!是非またこのような機会が持てたらと思います。


児童館でヨーガ

縁あって京都のある児童館さんで月に一回のママさんヨーガを行なっています。
参加しているのは、お子さん連れの方がほとんどですが、お一人で参加される方もおられます。
その中で二組に分かれ、一組はヨーガをし、一組はご自分のお子さんと、ヨーガをしている方のお子さんとで遊んで時間を過ごします。その後、交替をするというシステムです。

始める前にお子さんのその日の状態や過ごし方などを報告しあいます。

この児童館のありがたいところは、ヨーガをするお部屋と、お子さんと一緒に過ごす遊戯室とが別にあり、その間に廊下ともう一つお部屋があること。おかげでその時間内は自分の子供たちがどのように過ごしているのかは分かりません。
最初は、お子さんと離れてご自身の時間を持つことに戸惑いがある方もおられるようです。それはそうですよね 😥 。
生後、何カ月目かという赤ちゃんになると、「今日、初めて子供と離れて過ごしました」というお声を聞くこともあるし、2〜3歳を越える子供たちになると、お母さんと離れることが理解できてしまうがため、お母さんがいない時間は大泣きに泣いて待つ、ということもあり、その様子に心を痛めるママさんも少なくないと思います。

それでも毎月来られている方、できるだけ参加したいと願っている方がおられることは本当に嬉しいことです。
一つにはそこに、先生とほかのママさんが、自分の子供をしっかり見てくださるという信頼と安心があります。
また保育時間は、自分の子供以外のお子さんのお世話をすることで、今の悩みを共有することができたり、反対に我が子の成長を感じられたり、すでに成長した我が子の小さな時のことを懐かしく思い出す方もおられるようです。

そしてヨーガの時間は……。普段お子さんを抱っこし、ご家族のためにがんばっているママさんたちには、一人でゆっくり過ごす時間はそうありません。そんな中、一組40分ほどのヨーガの時間は、心身ともにリラックスできる、ご自分と向き合う時間です。
皆さん、アーサナ(ポーズ)をしている時の真剣度が半端ありません 😀 )
また、毎回アーサナ後に5分ほどヨーガの話をさせていただいていますが、そこには日常にいかせることがいっぱい。時折ご家庭で実践されている様子もお聞きします。

アーサナが終わった後は皆さん、ほっこり、すっきり! そうしてにこやかに、大切なお子さんのところに戻っていかれます。そんな様子を拝見しながら、ヨーガも保育も、彼女たちにとってかけがえのない時間なのだろうなぁといつも感じます。

少し落ち着いた空間で、ゆったりとヨーガを行ないます。

余談ですが、この児童館さんとのご縁は、私と他のヨーガの仲間が、あるお子さんの介助ボランティアで入らせていただいたことが始まりです。そして私たちがヨーガをしていることを知った児童館の先生たちはクラスに何度も通ってくださいました。その中で、私たちがやっているヨーガを気に入り、本当に良いものだということを知った上で児童館でのヨーガを開催してくださったのです。だからこそ、ママさんたちに自信をもって勧めてくださっているのだと思います。

これからも少しでも多くの方と、ヨーガのご縁が生まれますように。

シャチー


ヨーガ・瞑想特別クラス 〜丹波・篠山のママたち〜

先週の木曜日、篠山へ行ってきました〜!
MAMA YOGA lilāの皆さんとお会いするのは4カ月ぶり。初参加の方も何名かおられ、ヨーガの輪が広がっているのを感じました。
アーサナをされる姿からは、日々子育てで忙しい中でも実践しておられる熱意、このひと時に向き合う集中感がビシビシ伝わってきました。皆さんのきらりと輝く表情、真剣な眼差しがとても印象的でした。

ヴジャンガ・アーサナ(コブラのポーズ)

この日のクラスは、日常のヨーガの実践法(ヤマ・ニヤマ)の学び、基本のアーサナ、練習中のシールシャ・アーサナ(頭立ち)や浄化法のナウリも行ないました。

ヨーガと出会ってからの変化をママたちにたずねてみると……
「コツコツするのが苦手だったけれど、やっていくとできなかったアーサナができるようになり、他のことについても前向きに取り組めるようになった」「子供とすごく余裕をもって向き合えるようになった」「いろんなことが楽になった」「体もすっきりし、食事面でも旬の味が美味しく幸せに感じるようになった」「本当の自分があると思えるようになり、心が乱れることが少なくなった」
などなど、皆さんそれぞれにいい気付きや体験があり、ヨーガの力を実感されていることに私もとても嬉しくなりました。

メンバーの中では、ヨーガを学びたい! 伝えていきたい!というムードが今、高まってきているそうですが、今回はその仲間の一人、シュリー・マハーヨーギーの直伝クラスにも熱心に通っている藤原里美さんの声をお届けしたいと思います。

マードゥリー


今年の2月にヨギさんから、MAMA YOGA lilāという名前をいただいて以来、一人、また一人と引き寄せられるように志を持つ仲間が集うようになり、日毎にヨーガへの熱が高まってきているように感じています。
ヨギさんは、どんな環境であっても誰もがヨーガを実践でき、真剣に求めれば必ず本当の自分に辿り着くことができるとおっしゃいます。
仲間たちも、それぞれに与えられた場所で懸命に生きています。今動ける人が動き、喜びも苦しみも皆で分け合い、助け合ってヨーガの道を歩み始めています。
そんな私たちにとって、マードゥリーさんが足を運んで行なってくださるこの特別クラスは、子どもたちを安心してみてくださるシャラニヤーさんをはじめ、いるかさんたち託児の皆さんのお力添えもあり、母子別室でひたすら自分と向き合えるまさに特別な時間です。

私自身、生きる支えになる確かな何かを闇雲に探し回って心身ともに疲れ果て、あきらめてしまったことをふと思い出しました。でも、今の私は、ヨギさんのもとに辿り着くことができ、あんなにも探し求めていた、何ものにも代え難い絶対にゆるがないものがすでにあることを教えていただきました。

今日、息子が母の洗濯物をたたみながら言いました。「ばあやんが喜ぶようにきれいにたたんであげたい!!」と。そんな息子の純粋な眼差しがとても嬉しく、ヨギさんがそれはカルマ・ヨーガといってとても素晴らしいことだから、お母さんにも、それをいっぱいいっぱいするようにって教えてくださったんだよと話しました。

これからも今与えられたこの場所で、真剣に求め続けたいと思います。

藤原 里美


一人でも真剣な人がいたなら、必ず縁は広がっていくと、シュリー・マハーヨーギーがおっしゃっていたことを思い出しました。
次回の特別クラスは9月。また皆さんとお会いできるのが楽しみです〜。


インドナイト&今年の振り返り!

今年も残すところ1日ですが、皆さん年末はいかがお過ごしでしょうか?
昨日の12月30日、私たちはインドナイトというイベントに出演しました!

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昨年の年末からインド古典音楽の方たちを交えて行なっている『The Eternal Quest』のアーサナ・瞑想のデモンストレーションの再演ですが、「今年も年末にやろう!」ということになり、このイベントが実現しました。
場所は、友人が住むシェアハウス「KNOB」の屋上。
ビニールハウス型になっていて、その屋根の形や照明、見晴らしのいい景色は、インドやネパールの宿を彷彿とさせる不思議な空間!
イベントは、アーサナ・瞑想と『ウパニシャッド』の詩の朗唱、キールタン、インド古典音楽、また当日に急遽参加が決まった前職場の先輩の弾き語りがありました。以下がその時の写真です!

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アップで見ると、集中感が伝わってきますね。森岡さんの視線が凄い!

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志世ちゃんとグルダースさん。神の御名の連呼でまさに、神っていました(笑)!

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グルダースさん夫婦のお子さん真理ちゃんをパシャリ〜😁📷

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インド古典音楽のお三方。流石の演奏でした😇

昨年から再演させていただいている『The Eternal Quest』のアーサナ・瞑想のデモンストレーションですが、私自身、初めの頃はそこで朗誦される『ウパニシャッド』の詩の内容が全く理解できませんでした。
しかし、今年1年間イベントを行なっていく中、その言葉が少しずつですが、心に染み渡っていくような感覚がありました。
その前半部分をご紹介させていただきます。

この宇宙はどこから来たのかーー。
私は誰か?
どこから来て、どこに行くのだろう。
聖者たちは瞑想に没入し、自らの内に永遠なる真の自己、自ら光り輝く唯一の神を見た。
彼は唯一にして第二のものをもたない。彼は宇宙の主であり、一切万物の主である。
真実のところ、あなたは神と一つである。
あなたはこれを知らなければならない。
それ以外に知るべきことは何もない!


話は少し変わりますが、今年1年を振り返ると、本当に多くのことがありました。
新年会でのラップ、NYのグルバイとの交流、御聖誕祭の聖劇など、かなり濃密な1年でした。
ただそんな中でも、いちばんの出来事はやはり、「師の特別サットサンガ」でした。
特に愛媛での3日間の特別サットサンガに参加させていただいたことが、自分の中で大きな転換点だったように感じます。

「真の自己は、この身体でも心でもない、その奥にある永遠の存在」

愛媛の特別サットサンガで師から発せられるお言葉と恩寵によって、この真実が自らの内に芽生えたような感覚がありました。
今年最後の日、この1年を改めて振り返ると、リシ(聖仙)たちによって発せられた『ウパニシャッド』の言葉が感じられるようになったのも、師の存在があったからこそだと実感しました。

私は毎年の年末、師から1年の目標をお聞きしていますが、来年の目標を尋ねると、「そりゃ、自己実現やろ!」ということでした。
そのお言葉をいただいた瞬間、私の内からは歓びが沸き上がりました。
師の導きに心からの感謝を尽くし、来年は「真の自己」を実現できるように、精進していきたい次第であります!

最後になりましたが、ブログ「ヨーガを生きる」をご拝読いただいている皆様、今年1年間お付き合いいただきまして、本当にありがとうございました。
皆様の嬉しい感想やコメントがブログの推進力になっています!

そして今年はラップで1年が始まったので(僕の中ですが…😅)、ラップで締めたいと思います。
では来年もブログ「ヨーガを生きる」を、YO・RO・SHI・KU!!!

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新年会で師に捧げたラップ。成り切っているのか、それともナルシストなのか……ちなみに真ん中はシヴァ神です✋

飯尾洋平


夏の瞑想合宿に行ってきました!

7/16,17に滋賀県近江神宮内にある近江勧学館にて瞑想合宿を行ないました!

19名もの方にご参加いただき、スタッフ合わせて22名(女性17名、男性5名)、それぞれ近くは大津や京都、大阪から、遠くは兵庫、北九州まで!様々なところから参加されました。普段MYMのクラスに通われている方だけでなく、合宿で初めて参加される方もいました。
京都では祇園祭の真っ最中な日程でしたが、近江神宮は静かで天候にも恵まれ、夏ですが外の風が心地よくクーラーもいらないくらいでした。窓から聞こえる虫の声の音色もよく、瞑想に集中できたという方も多くいらっしゃいました。

合宿は、講座と瞑想実習、Q&Aで構成され、心のしくみから具体的な瞑想方法まで段階的に学びを深めていきました。

講座は、1日目は13時から始まり21時まで、瞑想実習を交えながらですが、各1時間×3回と合宿らしくみっちりとあり、具体的に瞑想を実践できる教えを学びました。みなさんうなずきながらメモをとり、集中して聞いてはりました。質問もたくさん出て、参加者のみなさんの真剣さが伝わってきました。

その中で特に印象に残った質問が「瞑想したいのに集中が続かない。何に対して瞑想したらいいのか?」。サーナンダさんの答えは、「自分がそのとき一番関心のあることに瞑想しないと、あやふやになり雑念が湧いて来る。対象を逃さないよう、心の注意を貼付けていく必要がある。単なる関心事項では難しい、切迫感のある必死になれる対象に瞑想してください。そのためには何のために瞑想するのかを考えることが大切」。そうか!目的をはっきりさせないと瞑想するのって難しいんだ!ということに改めて気づかされました。

①講座写真
合宿会場は大広間。畳の香りがしていました。

瞑想実習は講座の合間に行なわれ、15分から徐々に長くなり最終的に55分と、合宿の中では合計2時間以上も瞑想しました。普段お家では1分も座れないと言っていた人も、静かに座り切れていました。すごいですね〜!やはり共に学ぶ仲間と一緒に瞑想すると周りに助けられる気がします。普段の生活での言葉にできないモヤモヤ感を整理でき、すがすがしい気分になったという感想も頂いてます。
②瞑想写真
早朝6:30から約55分瞑想しました。静かな集中感が会場を満たしていました。

そして合宿の醍醐味は、やはり食事や就寝前の交流です。初めて顔を合わせる方々ですが、今の自分を変えるキッカケにしたい!という合宿にかけるそれぞれの想いを聞けました。瞑想は一人で行なうものですが、正しい知識無しに行なうと迷路に迷い込んだように自分がやってる瞑想って正しいんだろうか?と不安になりますよね…
識別の瞑想について識別する基準がよくわからないという方に、ブッダの教えである常浄楽我を基準に識別できることを伝えると、「その基準で自分の中の問題について瞑想してみます!」と目をキラキラさせながら言う姿が印象的でした。

自分がどうなりたいのか?理想を持つことの大切さと理想に近づきたい!という情熱が瞑想する上でとても大切であることを合宿で学びました。アンケートでも、「なぜ瞑想するのか?」ということが、合宿を終えて重要であり基本であると思いました、という感想を頂きました。
瞑想とは、あくまで手段であって目的では無いのです。ぜひ学んだことを少しずつでも良いので日常で実践してみてください!きっと新しい発見があるはずです☆

本当に充実した瞑想合宿でした!
みなさんと一緒に瞑想できる機会がまたあればいいな!

モリピー


夏の瞑想合宿ー洋平編

人生で本当に大切なものって何でしょうか?

僕は学生の頃、漠然とだけど、半ば必死にそれを探していました。
旅に出たり、多くの音楽を聴いたり、本を読んだり……

そんな時、僕は「ある人」に出会いました。
その人は何でも答えてくれ、どうしてこんなにいろんなことを知っているのかと思いましたが、「本はほとんど読まない」ということでした。
また、本屋にあるほとんどの本は「ゴミ箱に棄てたらいい」とまで言い切っていました……(笑)
どうやらその人は、「瞑想」によっていろんなことを知ったということが分かりました。
ただ、その人が勧めてくれる本もいくつかあり、それは「聖典」といわれるものでした。
それを読むようになってからは、不思議と今まで好きだった作家の本が全く読めなくなりました。
「おいおい、洋平、影響され過ぎてるんちゃうの? マインドコントロールちゃうの?」
当時、周りの友人からはそのように思われただろうし、誰かにそんなことを言われたような気がします。
でも僕自身、そんなことはあまり気になりませんでした。
なぜなら、真理の言葉やその人の存在の方が、自分の人生で本当に大切なものだという実感があったからです。

ここで、僕の好きな聖典のあるエピソードを紹介したいと思います。

十九世紀インドのカルカッタに、シュリー・ラーマクリシュナという覚者がいました。
彼が住んでいるドッキネッショル寺院に、後に弟子となるニランジャナーナンダという青年が訪ねてきました。
ニランジャナーナンダは少年時代から降神術師のグループと交わっており、ある種の心霊力を発揮するほど優秀な霊媒だったそうですが、シュリー・ラーマクリシュナは彼に次のように尋ねました。

「もしおまえがお化けや幽霊のことを考えるなら、おまえはお化けや幽霊になるのだ。また神のことを考えるなら、おまえの一生は神のようになる。どちらがよいかね?」

「もちろん後者の方です」と答えたニランジャナーナンダは、この日から不思議とシュリー・ラーマクリシュナに魅了されていき、弟子になったそうです。

このエピソードから私が感じたのは、「考える力」って、とても強力だというだということです。
そして、何について考えるか、その「対象」が重要だと感じました。

「真理はまず聞かされ、考えられ、瞑想されなければならない」

という聖典の古くからの言葉があります。
真理についての考えが高じていくと、それは瞑想状態になり、その究極にはそれと一つになっていくそうです。
この人生で何か考えるんだったら、不確かだったり儚いことではなく、真理や神という永遠で絶対の「本当のもの」について考え、自分もそのようになっていきたいですよね。

さて、何度かこのブログでもアナウンスされていますが、この夏、滋賀県の近江神宮の勧学館(←かるたの聖地です)にて瞑想合宿があります。
私も参加するのですが、この合宿で真理や神について共に学び、考えて、そして瞑想してみませんか?
ご関心のある方は、ぜひご参加ください!
すべての方の人生において、きっと素晴らしい学びと経験になると思います!!!

image 近江神宮にて”真理”を瞑想する

瞑想合宿のご案内ー洋平からでした。
(今回から、ブログメンバーに加わらせていただきます。今後ともよろしくお願いします)

飯尾洋平


夏の瞑想合宿のご案内

みなさん、瞑想と聞いてどういうイメージをしますか?

瞑想って、無になることなんちゃうの〜、や
アーサナクラスに通っているけど、瞑想ってよくわからんわ〜、や
自分なりに瞑想してみてるけど、これでいいんやろか〜、など
いろいろなイメージをお持ちかと思います。

瞑想ってなんなのでしょう?
私も最初はただ無言で座ってるだけやけど何が起こるんや?と不思議な気持ちでやっていました。
同時期にヨーガの教えを学ぶ機会も増えてきて、徐々に染み込むようにわかるようになってきた
ことがあります。
それは、瞑想によって心は穏やかになり、日常の心のあり方も変化するということです!
ストレスの多い現代社会で生きる上で瞑想はめっちゃ有効や!と思います。
瞑想する人が増えれば社会全体が変わるかもしれません!?

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この夏7月16〜17日、そんな瞑想を学び体験できる特別合宿を開催します。
場所は滋賀県近江神宮内の近江勧学館です。
神社の敷地内にありますのでとても静かで、神聖な気持ちで瞑想を学べること間違い無しです。
もちろん中身のプログラムも充実していますので、密度の濃い体験が出来ることでしょう☆
ぜひぜひこの機会を逃さずにご参加ください!

お申し込みはHP(←クリックしてください)またはお電話にて受付開始しています。
定員もありますので、お早めにお申し込みくださいね(*^^*)

モリピー


大宮グッドフェスティバル参加レポート!

みなさんこんにちは~。初めてブログを書きます。志世です。

昨日は『大宮グッドフェスティバル』というイベントに参加してきました!3人のヨーギーたち(注:親子ではありません〜)がアーサナのデモンストレーションを行いながら、アーサナをするとどんな良い効果があるのかをと~っても楽しく!分かりやすく!ヨーガダンダさんが説明していきました。

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説明をする座長のヨーガダンダさん

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バッタのポーズ
「スマホやパソコンの画面を見過ぎて目の疲れがとれないことも多いですよね~。そんなときはこのポーズ!首の裏あたりに刺激がきて目に良い効果があります!寝る前にこのポーズをして次の日の朝見えなかった新聞の文字が見えるようになった人がいるんですよ~!」

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肩立ちのポーズ
「このポーズは老化を防ぐポーズと言われていて、古い聖典によると60歳が16歳に若返ると言われています!」

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瞑想の座
「アーサナによって呼吸が静まると、心は平安な状態が訪れます。ヨーガを続けていくとアーサナをしている時だけではなく日常の中でもその心境が続くようになっていきます。」

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「へ~!!!」「ほ~!!!」といった具合に身近な話からどんどん観客の関心を引き寄せていき、やがて会場全体が集中感のある神聖なプラーナへと包まれていきました。

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デモンストレーションが終わった後はさっそく年輩のご婦人や若い男性たち、様々な年齢層の方が幾人か興味をもたれてクラスの案内チラシを取りに来られました。「一度でいいからやってごらん!あなたの人生変わっちゃう♪」と唄っていたヨーガダンダさんの熱いハートがバッチリ伝わったようです!

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おまけ:アーサナを真似する可愛らしい姿も見ることができました。

ありがとうございました。

平岡志世


『黒インド古典』のご案内

皆さん、初めまして。
洋平です。
ブログ、初投稿です。(たまに「孔雀のポーズ」の写真が上がっていますが、それが僕です)

アーサナ②
「The Eternal Quest」で披露された孔雀のポーズ(右)

4月29日(金・祝)に西梅田のアギーというお店で行なわれる「黒インド古典」というイベントのご案内をさせていただきます。
この「黒インド古典」は、シタール奏者のオザキ シュウヘイさんとタブラ奏者の室ユウヤさんが主催する「インド古典音楽」のイベントで、
そこに、昨年11月に行なわれた「The Eternal Questー永遠の探求ー」の前半部——アーサナ・瞑想のデモンストレーションと『ウパニシャッド』の詩の朗唱を、オザキさんのシタール演奏を交えて、森岡・奥田・洋平の3人のメンバーで再演させていただきます!

インド黒古典
イベントのチラシです。

ところで皆さん、話はガラッと変わりますが、「インド」には行かれたことがありますか?
僕は十一年前の二十歳の時にインドを初めて訪れたのですが(←意外にも昔だったと驚く)、
そのインドの地に初めて足を踏み入れた時、

「この世界に、こんな場所があるのか!?」

と、とても驚いたのを覚えています。
目に入る人や建物、景色やその空気感はまるで夢か映画を見ているような感覚に陥るほどで、帰国後もそのインドの世界観や宗教に魅せられていき、その延長でインドがその発祥である「ヨーガ」にも出会いました。
それで最近になってからなのですが、このインド特有の空気感が醸し出されているのは、「インドには多くの聖者が生まれたから」ということを師から教えていただき、「なるほど」と納得しました。
確かにインドはブッダを筆頭にシャンカラ、チャイタニヤ、近年ではシュリー・ラーマクリシュナやラマナ・マハリシといった数々の聖者が生まれ、その信仰や礼拝が人々の生活に根付いていますよね。
でもこのインド、さらにその宗教の歴史は古く、何と驚くことに有史以前からリシと呼ばれる聖仙たちが存在し、瞑想によって真理の探究を行なっていたというのです。
その聖仙たちの最も古い足跡が記されたものが、今回のイベントでも朗唱される『ウパニシャッド』の詩なのですが、
この『ウパニシャッド』の中では、

「聖者たちは瞑想に没入し、自らの内に『真の自己』、自ら光り輝く『唯一の神』を見た」
「ヨーガを行じる者は『真の自己』を悟ることによって、『真実なる神』を直接的に体験する」

ということが書かれています。
つまり『ウパニシャッド』では、「本当の自分」は「神」だと言っているのです。
これ、かなり強烈な宣言ですよね。
「自分が神」とは一見、エゴイスティックに聞こえますが、真に「自分が神である」ことを悟ると「一切が神である」ということが悟られるとも、この『ウパニシャッド』は明言しているのです。
「!?」のマークが頭によぎった人もいるかもしれません。

でも私たち、クレイジーとも思われるこの宣言と探求を、「マジ」で信じて実践しています!!!

昨今、ヨーガはアーサナが主流になり、ヨーガ=アーサナと捉えられがちですが、アーサナは目的に至る手段であり、ヨーガの一部です。
私たちは今回、アーサナのデモンストレーションをしますが、別にアーサナ(孔雀のポーズとか)の披露をしたいのではありません。
アーサナによって身体と呼吸を制御し、瞑想によって心を静めて、「真理」「本当の自分」「神」に近づきたいためにやっています。
そしてできることなら一人でも多くの方に、「マジなヨーガ」を知ってもらえたら、感じてもらえたらという思いでやっています。
「今習っているヨーガってどうなの?」「ヨーガのエッセンスって?」また、「インドの世界観を感じたい」「ちょっと自分を変えたい」と思っている方など、もしインドやヨーガや神、本当の自分、またインド古典音楽ということに少しでも興味や関心がありましたら、是非「黒インド古典」にお越しいただけたらと思います。

最後になりましたが、今回のイベント主催者であるオザキさんは十代の頃からインドに渡りシタールを続けている、シタール一筋の三十二歳。すでに私たちとは2回共演しており、アーサナと瞑想のムードを一層引き立ててくれる演奏をしてくれます!タブラの室さんもキャリア十年を超え、演奏時の「手の動き」と「目」は凄いです。インド古典音楽のことを何も知らない僕が言うのもおこがましいですが、インド古典音楽に「マジ」な方たちだと感じています。

それではイベントでお会いできるのを楽しみにしています!

4月29日(金 祝)18時開場 投げ銭
@無国籍料理 “Aggi”(アギー)
〒531-0075 大阪市北区大淀南1-2-5
06-6452-4558

飯尾洋平