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サットグル・ジャヤンティー2021 ご報告

11月23日(祝・火)、サットグル・ジャヤンティー(師の御聖誕祭)が開催されました。
ニューヨーク、台湾、日本各地から100名を超える弟子たちが、師、シュリー・マハーヨーギーの祝福の下、オンラインにて集いました。

私たちは、久しぶりに拝見する最愛の師のお姿に歓喜し、仲間たちの言葉や笑顔から溢れ出る師への思い、ほとばしる情熱に心を大きく揺さぶられました。

師への感謝を込め、オンラインならではの国や地域の特色が表れた豊かなコンテンツが次々と配信されました。祝辞やメッセージからは、師の存在を拠り所に一層信仰を深め、真実の実現、自らの理想へと邁進する姿が伝わってきました。そしてそこには、どんな状況においても絶え間ない師の導きと恩寵があることが感じられました。

あっという間に祝福と歓びに満ちた時間は過ぎ去りました。
祝祭の終盤、奉納されたのは、グルへの讃歌「マハーヨーギー・ストートラム」の合唱動画。画面いっぱいに弟子たちが映し出されたシーンは、みんなの師への思いが結晶化したようでした。

最後に師からお言葉を頂きました。

「たくさんの力強くも美しい誓願を聞くことができて、とてもうれしく思います。
この1、2年の困難な状況にもかかわらず、皆さまが元気にヨーガを深めておられることを聞いて、とても喜んでいます。
近い日にまた直接皆さんのお顔を見ることができますように、願っています

 


終了後、待ち焦がれていた師のお姿に拝した感動とともに、この日が励みとなり、さらにヨーガ成就へと歩みを進める新たな決意ができたなど、感謝と喜びの声がたくさん届いています。

*献上された祝辞についてはWeb版パラマハンサにて配信する予定です。
楽しみにお待ちください。

マハーヨーギー・ミッション 


御聖誕祭に向けて

今年も敬愛する師の御聖誕日がすぐそこに近づいてきました。

昨年に続きオンライン開催となりますが、それぞれの場所で歓びを感じながらその日を待ち望んでいるグルバイ(兄弟姉妹弟子)の姿が目に浮かぶようです。

 この時期になると、私はいつも御聖誕祭の様子が書かれたパラマハンサを読み返します。
どの祝辞も一人一人の師への想いと、真理への道を歩む決意に溢れていて、胸が熱くなります。

 私は2009年の御聖誕祭に初めて参加したのですが、当時はまだそれがどういうものなのかよく分からず、次々と述べられる祝辞に、ただただ圧倒されました。目の前におられる師は時にこの上なく優しい微笑みをたたえられ、時に大笑いをされ、温かい眼差しを皆に向けられていました。

師のお顔も、皆の顔も、キラキラと歓びで輝いていました。

最後に祝辞をされた先輩グルバイが、祝辞の中で詩を捧げられました。

 ”この目はヨギを見るためだけにあり、この鼻はヨギの香りを楽しむためだけにあり、
この耳はヨギの声を聞くためだけにあり、この口はヨギの御名を唱えるためだけにあり、
この手はヨギに礼拝するためだけにあり、
そしてこのハートはヨギの尊い御足の気高い塵をいただくためだけにある。
この命はヨギによって光り輝く…
ヨギだけが在る。
一切はマハーヨーギーなり。”

この詩を聞いた時、私もそうなりたい!!と強烈な憧れが胸の奥から一気に溢れ出ました。

涙が止まらなくて、胸がいっぱいになり過ぎて、初めての感覚にどうして良いか分からなくなりました。今も折に触れてこの詩を思い出し、早くこの境地に至りたいと強く願います。

先輩グルバイの祝辞が掲載されているパラマハンサ。

 

”真実を悟るということ、私と不異(おなじ)に成るということを覚悟してください。それによって全ての物事は、できる限り運んでいくことになると思います。”

先日、臨時配信されたWebパラマハンサの中の師のお言葉に、身の引き締まる思いがしました。

これから自分が向かう先にある目標が、計り知れない偉大なものであること。そのあまりの尊さに、果たして自分にそれができるのか?という思いが顔を出します。

しかし、容易に到達できるものではないとしても、困難にぶつかったとしても、いつか果たせる目標であると信じ、真っ直ぐにヨーガの道を進むことが大切なのではないかと思っています。

私の体の全ての器官が師のためだけに機能しますように。私のハートが常に師の存在で満たされ続けますように。生きる意味を教えてくださった師のために、この命のある限り、師に倣い愛を持って他者に行為し続けられますように。

山梨県の栖雲寺(せいうんじ)にある大きなモミジの木。
木の真下にいると、モミジの葉を通した暖かい色の光が差し込んできて、
師の大きな愛に包まれているような気持ちになりました。

ハルシャニー

 

 

 


いちばん大切なもの

「それ」さえあれば、生きていける。

胸の奥にそれがあると知った時、どんな宝石もいらないと思った。
もうすでに永遠のダイヤモンドが胸に埋め込まれていた。
心がそれを忘れそうになると、私のハートをつかみ、いつも思い出させてくれる存在ーー
そのお方は我がグル!!

Gururadiranadisca guruh paramadaivatam
Guroh paratanam nasti tasmai srigurave namah
Om shanti shanti shanti

グルは始原であり無始(無限)の存在。グルは最高の神格。
グルより優れたものはない。その聖なるグルに礼拝いたします。
オーム、平安あれ、平安あれ、平安あれ。

11月23日のサットグル・ジャヤンティで唱えられるマントラーー

どうかハヌマーンの態度でグルに礼拝できるようにと切に願います。

ゴーパーラ


イーシュヴァラ・プラニダーナ

「イーシュヴァラ・プラニダーナとは、主(始原のグル・真理・悟り)への揺るぎない熱情」

シュリー・マハーヨーギー・パラマハンサ

11月は日本人の主食のお米の収穫と献上の季節であり、そして私たちの主(グル)であるシュリー・マハーヨーギー・パラマハンサの御聖誕月でもあります!

先月私は介護の仕事の一環で、稲刈りと天日干し、脱穀のお手伝いをさせていただきました。脱穀をした小金色のお米の一粒一粒は光り輝いていて、とても感動しました。

私たちの命は食物によって生かされ、その命の源は、古来より「神」と呼び慣わされてきた大いなる存在です。すべての命は神によって光り輝いています。そして真正のグル(師)は、その存在そのものーー

11月23日は新嘗祭の日であり、師の御聖誕日です。この吉祥な日に向けて、大いなる師の存在と導きに感謝を捧げ、真理・悟りへの熱情を大いに高めていきましょう!!

ゴーパーラ


サナータナ・ダルマを生きる!

初のオンライン開催となった、春の祝祭「サナータナ・ダルマ・アヴァターラ・メーラー」。
出席された皆さんは、身体に収まり切らないほどの歓びを感じられたことと思います。

祝祭前は、初めてのオンライン開催がどんな風になるのだろうとドキドキしていましたが、いざ始まってみると、画面を通していることも忘れて没頭し、あっという間でした。
時間も空間も超えて出席者全員が共に在るということを強烈に感じました。
祝辞を献上した方々から、サナータナ・ダルマ=永遠の真理だけを見て行為してくのだという決意が伝わってきて、胸が熱くなりました。

祝祭後の土曜クラス終了後に、久しぶりに東京のグルバイ(兄弟姉妹弟子)で話す機会を持ちました。一年以上ぶりに拝見する師のお姿に感極まったのは皆同じだったようで、それぞれの表情や言葉から大きな歓びが感じられました。

東京グルバイのメンバー(後左から小菅さん、シャルミニーさん、前左ハルシャニー、マイトリーさん)

今回祝辞をされたグルバイの1人、小菅(こすげ)さんは、祝辞の文章を考えていく過程でたくさんの気づきと学びがあったと話してくれました。
名前も形もない真理について祝辞を考えるのは難しく、真理に関する知識を書き並べる感じになってしまい、「もっと自分の気持ちを出したい!」と悩んでいると、筆は自然と師であるヨギさんに向かっていました。それからはヨギさんへの想いが高まるばかりで、真理とかそういった知識ではなくバクティでいっぱいの内容になっていったそうです。
その表情からは歓びが溢れ出ていて、その場にいたみんなの歓びも一層大きくなったように感じました。

また、アーサナ・瞑想クラスの参加者のSさんは、まだ一度も師にお会いしたことはないけれど今回の祝祭に参加され、冒頭のヨギさんのプージャを拝見し、画面からでも神聖なエネルギーを感じました。 祝辞を述べられた皆さんの体験談も素晴らしく、それぞれヨギさんへの思いや、ヨギさんの言葉によって、人生に大きな変化があったんだなぁと思いました。」と感想を寄せてくださいました。 師を想い慕う気持ちはたとえお会いしたことがなくても同じなのだと感じ入りました。 

左から、ターリカーさん、マイトリーさん、シャルミニーさん。マスクをしているとわかりにくいですね。笑 いいお天気でした!千駄ヶ谷駅前にて。後ろに見えるのは新しくなった国立競技場です。

師が与えてくださるこの上ない歓び、そして自分の中にも真実があるという想いは、確かに私の胸の中に在ります。
それでも、日常の中で様々な出来事に巻き込まれてそれが覆い隠される状態になり、一人ではなかなかその覆いを取り払えない時もあります。
私はこの3月半ば以降、やむを得ず過密なスケジュールで働き続けてしまい、祝祭前日にはっと我に帰ったような状態になっていました。しかし祝祭当日、歓びしかないひと時を体験し、真理以外のことは全て吹き飛んでしまったように感じられました。そして翌日からは再び働き続ける日々が始まり、もっと余韻に浸っていたいのにともどかしい思いを感じながらも、仕事に集中するよう努めました。
そうしてグルバイで話す日を迎えたのですが、みんなで揃って会うこと自体がとても嬉しくて、慌ただしかった日々のことは一瞬で消え去り、再び歓びいっぱいになりました。1時間ほどではありましたが、交わす言葉以上に祝祭の余韻をみんなといるだけで味わえました。

かつてブッダは、「この世は美しい」とおっしゃったそうです。
私は日々の暮らしの中で、この言葉をよく思い出します。一体この世の何を美しいとおっしゃったのか…それは全ての命は等しく尊い、命そのものが美しいということではないかと思います。

ブッダの生きた時代と今とでは、環境も人々の暮らしも大きく異なりますが、「この世は美しい」ことは変わらない真実です。
人、動物、植物、それぞれの命が織りなすこの世界。その世界の中で、ずっとサナータナ・ダルマ(永遠の真理)は存在し続け、今を生きる私たちへと繋がり、これから先にも繋がっていく。
世の中がどんなに変わっていこうとも、絶対になくならないもの。

そのサナータナ・ダルマを体現してくださっている師の存在と、共にサナータナ・ダルマを生きようとするグルバイの存在がある限り、どんな世の中であろうとも必ずサナータナ・ダルマを実現できる。そう強く感じた祝祭でした。

ハルシャニー


春の祝祭―台湾編

2021年4月4日、グルの恩寵と祝福とともに、台湾のグルバイたちは台北のアーナンダ・アーシュラマで一緒に7時間半以上を過ごしました。とても濃密で幸せな時間でした!

前日から会場の準備が始まりました。 前日と当日の朝、昼のお弁当も用意しました。 (日本ブログに紹介されたフォカッチャもメニューに入れました!)

前日は日差しが強く暑かったですが、祝祭当日は突然涼しくなり、まるでここが京都で、春の祝祭に参加するために出かけているような気分でした。

春の花が飾られた開始前の静かな会場

参加者たちは午前中にアーナンダ・アーシュラマに到着し、先に今回の祝辞の翻訳を聞きました。祝辞の中には、深い自己探求の思いや、人生の無常に対して心に疑いや動揺が生じたとしても、ヨギさんが遥かなる人生の大海で永久なる真実の光を弟子のために灯してくださっているから、私たちは永遠の真理が自分の中に在ることが分かるようになったという話がありました。祝辞を通して、グルバイたちが堅固な決心をもって真理の道に進んでいると感じました。彼らの姿はまるで真っ暗な海に光り輝く星のようであり、聴きながら何人かは涙がこぼれていました。

台湾語に翻訳された祝辞を先に聞いて、祝祭への思いが高まりました!

その後、少しお昼休みを取ってから、わくわくしながらみんな席に着きました。久しぶりですから、ヨギさんや日本やニューヨークのグルバイたちと会えるのをすごく楽しみしていました。

開会後のプージャーの時、ヨギさんがスクリーンに現れました。誰もが息を止めたかのようにグルの姿を見つめました。スクリーンを隔てていましたが、会えない長い時間も遠く離れている空間も消え失せ、安らぎと歓びに満ちた雰囲気に包まれて、ヨギさんが優しく一人一人の弟子に応じてくださっているように感じました。

それから祝祭が進んで、先輩とグルバイたちのお姿を見ながら、みんなは笑みをこぼしたり、時には祝辞者の情熱が伝染して感情が高まったり、感動していました。画面で拝見したニューヨークや日本のグルバイに実際に会ったことがなくても、共にヨギさんに教わる真理の道に歩んでいますし、Pranavadipaを通してグルバイの記事を読んだりすることもありますから、いつもみんなが一緒にヨギさんの下で学んでいるような感覚をもっています。今回オンラインで「会う」ことができて、長年の知り合いのように親しく感じました。

祝祭の中盤には、45周年の記念スライドショーが上映されました。祝辞にもありましたように、ヨギさんは変わりなく、いつもの優しさと歓びをもって、私たちに唯一の真理を示してくださっていました。真理を渇望する人々のため、45年もの間、真理の教えを絶えず伝えてくださっていました。世界中で布教されているヨギさんのお姿をみんなは高揚した気持ちで拝見しました。その時、自分がヨーガと出会った日を思い出したのかもしれません。

ヨギさんの2017年台湾初ご訪問!<45周年記念スライドショーから>

実は、ヨギさんは、私たちがヨーガを始めるだいぶ前から、すでにこの道で私たちを待たれていたのだと思います。そして今も、その悟りを啓くヨーガの道に立たれて、優しく私たちを見守って導いてくださっています。信念と決心を持って行動に移せば、必ず永遠の真理を実現できると、私たちに高らかに宣言されています。

グルへの礼拝

終盤に、再びスクリーンに現れてくださったヨギさんのお姿。世界はまだ混乱しているのだがきっと良くなる、このような時こそ自分のヨーガの実践を深めるようにと弟子を励まし、そしてみんなとの再会を楽しみにしているとおっしゃってくださいました。その場にいた誰もが名残惜しくスクリーンを見つめて、ヨギさんからもたらされた幸福と平安に浸る時間が続いて欲しいと願っていたことでしょう。

だけど、私たちには分かっています。本当にヨギさんと共にいたいなら、生活の中で一歩ずつ実践していき、無知なエゴを棄てるしかないのです。ヨギさんのかっこいいお姿のように生きて、永遠なる真実に成ることが、グルの無限の愛に報いることになるのです!

祝祭の後、1時間くらい感想を分かち合いました。 祝辞からのインスパイアされたことや感動したこと、そして自分の経験やグルへの思いなど、たくさん話をしました。

マハーヨーギー・ミッション台湾 シンユン


歓喜の春の祝祭 2021 !

第4回サナータナ・ダルマ アヴァターラ メーラー/マハーヨーギー・ミッション設立45周年合同祭が2021年4月4日(日)にオンラインで開催されました。サナータナ・ダルマは、永遠普遍の真理サナータナ・ダルマとそれを100%純粋な形で具現されたアヴァターラ(神の化身)の顕現に感謝を捧げ、私たち自身アヴァターラが示された道を歩み、サナータナ・ダルマの実現を誓願する、喜びの祝祭です。

今年のテーマは「サナータナ・ダルマを生きる」です。師にお会いできない状況が1年以上続いていることもあり、どのような状況でも、いついかなる時も、ヨーガを生きるという志を持つべく、このテーマが選ばれました。
そして、マハーヨーギー・ミッションは今年2月で設立45周年になり、喜ばしいことに、合同祝祭として開催されました!
師シュリー・マハーヨーギーの恩寵の下、1976年にマハーヨーギー ・ヨーガ・アーシュラマ(現マハーヨーギー・アーシュラマ)が開設されてから45年。私たちはその中で師に巡り会い、ヨーガの教えを授かって、サナータナ・ダルマを生きるようになりました。

オンラインという形ではありますが、久しぶりに国内外のたくさんのグルバイが師の下に一堂に会することができて、本当に嬉しく思いました!海外はニューヨークと台北も結び、国内は北は北海道から南は松山まで、全国津々浦々から参加し、100名を越すグルバイがオンライン上に集いました。

今年は桜の開花は例年よりも早く、祝祭当日は満開が過ぎ、プレーマ・アーシュラマ近辺の桜は新緑へと移り変わりつつありました。春の雨で大気はみずみずしく潤っていました。

プレーマ・アーシュラマには、感染防止のために必要最小限のスタッフが集まりました。Zoomを使った配信拠点として、例年とは違う様々な通信機器が所狭しと配置される中、師は有難くも足をお運びくださって、祝祭が始まりました。

玄関を飾る見事な極楽鳥の生け花!

永遠の真理を渇望し、力強く道を歩むたくさんのグルバイから素晴らしいメッセージがあり、本当に感動しました!さらには45周年記念スライドショーが上映され、師が世界各地に赴かれ、ヨーガを布教されているお姿をたくさんの写真を通して拝見し、そのあまりの圧巻のお働きに言葉を失うばかりで、百聞は一見に如かずと言われるまさにその通り、45年間の絶え間ないお働きに心から感謝し、貴重な師のお写真に喜びを新たにしました!

詳細は、2021年5月からWeb化される機関誌「パラマハンサ」に掲載予定ですが、ブログでは当日の写真を中心に祝祭の模様をお伝えしようと思います。Web版「パラマハンサ」には力強い祝辞の数々が掲載される予定ですので、楽しみにお待ちください!

 


オープニング映像

開会が宣言され、オープニング映像から始まりました。2017〜2019年の過去3回の春の祝祭の様子を短く編集した映像が映し出されると、当時の喜びと感動が呼び起こされました。少し写真に切り取って紹介させていただきます。<オープニング映像より>

2017年から始まった春の祝祭の受付ボード。中央(2017年)、ブッダ(2018年)、ラーマクリシュナ(2019年)<オープニング映像より>

桜が咲き誇る中、次々とプレーマ・アーシュラマに集まってくる弟子たちの様子が映し出されます。<オープニング映像より>

歓びの中、開会を待つ弟子たち。毎年、プージャーの始まりを待っていたその気持ちが思い起こされ、喜びと集中が高まりました。オープニング映像の後、今年のプージャーが執り行われました!<オープニング映像より>


プージャー(礼拝)

今年は感染防止をこころがけて、マーラー(花輪)と火の献上は、師が来られる前に弟子たちで祭壇に奉納させていただきました。そしてオープニング映像の後、師シュリー・マハーヨーギーに心から感謝を込めてプージャー(礼拝)を捧げました。神聖な鐘の音と聖音オームがオンラインを通して心を清め、マントラが奉納されました。そして、1年以上ぶりになる師の尊いお姿を拝見し、本当に安心し、喜びと感動に満たされました。


祝辞・メッセージ

日本からは9名のグルバイから祝辞が捧げられました。上段左から、船勢さん(大阪)、島本さん(京都)、小菅さん(東京)、吉岡さん(京都)、笹沼さん(松山)、下段左から、森さん(静岡)、藤原さん(丹波篠山)、ムラリーさん(京都)、ヨーガダンダさん(京都)、そして司会(サーナンダ、サティヤー)。 各地からサナータナ・ダルマを生きる決意と、45年に渡る師のお導きへ心からの感謝の思いが捧げられました。みんな、歓びに満ちた笑顔が印象的でした!

深夜にも関わらず、カルナーさんの家に集まったニューヨークの10名のグルバイたち。NYのMYMも今年は25周年に当たります。上段の写真、アーナンダマーリーさん(中央)、カルナーさん(左)、サーディヤーさん(右)からNYを代表して、絶え間ない師の導きへの心からの感謝と、力強い祝辞が捧げられました。オンラインのおかげで、生の声が聞けて、とても嬉しく思いました!今は師の渡米は難しいですが、師の来訪を恋い焦がれる皆さんのお気持ちが伝わってきましたし、さらには困難な状況の中でも真理に生きようとする熱い誓願を聞くことができました。遠く離れていても心は一つです。

台北のアーナンダ・アーシュラマに集まったマハーヨーギー・ミッション台湾の17名のグルバイたち!昨年法人化を実現し、ヨーガの布教に邁進している台湾からは、プラサーディニーさん(前列右)、プリヤーさん(後列左)、マールラーさん(2列目左から3人目)、ラーダーさん(2列目左)が代表してスピーチし、そして最後にみんなでヨーガの実践を誓願するとともに、手でハートマークを作って師にラブコールを送りました。

松山のヨーガ・サーラ・スタジオに集まった7名のグルバイ(写真左)と京都のヨーガ・ヴィハーラに集った5名のグルバイたち。 松山からは、代表してアーナンディーさん(青)、アサンガンさん(オレンジ)、アミティーさん(ピンク)、廣川さん(緑)からメッセージが捧げられました。毎年松山では師のサットサンガが行われていただけに、今の状況はとても残念ですが、それにもかかわらず、熱心にヨーガを実践し、布教していこうという熱い思いに溢れるメッセージでした!ヨーガ・ヴィハーラには祝辞者を中心に集まり、熱い思いが捧げられました。

さらにサプライズな嬉しいお知らせが45周年スライドショーの後にありました!MYM45周年の記念となる、新しいオリジナルTシャツが完成しました!また、上の松山の写真の前列4人が着用しているように、ヨーガ・サーラ・スタジオのオリジナルTシャツも製作されました!もちろんいずれも、師のオリジナルデザインです。素敵ですね!!!みんな大喜びでした!追ってMYMサイトにてご案内させていただきます!お楽しみに!


MYM 45周年スライドショー

そして、なんとなんと、45周年の記念のスライドが制作され、上映されました!ブログでは、少しだけそこから抜粋させていただきます。1976年に製作された千の花弁のサハスラーラの旗は、45年もの間師とともに私たちを見守ってくださったのかと思うと、本当に有難くそして凄いものだなあと驚きました。昨年製作された2代目の旗もまたこれから長い間私たちを師とともに守護してくださることでしょう。師のプラーナに包まれたアーシュラマ2階の間(ま)は、どれほど道を求める人々、救いを求める人々を迎え入れてくださったことだろうと思うと、感無量です!そして師は、NYでも1996年の初ご訪問以降、道を求める人々を導き続けてこられています。


師のお言葉

最後に、シュリー・マハーヨーギーより、お言葉をいただきました。

45周年ということで、懐かしい古い写真などが紹介されました。その最初の時に、このサナータナ・ダルマである真正のヨーガを伝えるためにと旗を作りました。それはサナータナ・ダルマを象徴し、またヨーガの成就も象徴しているサハスラーラ・チャクラです。そのチャクラの上には古いウパニシャッドから引用した聖句が書かれています。紹介しますと、『純粋なる歓喜から一切万物が生まれる。それは純粋なる歓喜によって維持され、歓喜に向かって進み、そして純粋なる歓喜に回帰する』というものです。この歓喜という言葉はアーナンダですね、サット・チット・アーナンダのことです。時にはこのサット・チット・アーナンダはブラフマンと呼ばれ、アートマンとも呼ばれ、また神と呼ばれてきた存在のことです。一切のすべてはブラフマンである。さまざまな古くからの聖句が思い浮かびますが、人がその真理を忘れそうになった時、反対に悪徳が蔓延ろうとする時、真理である存在は自らを顕現させる。善き人を救い、悪しき者を滅亡させ、そうして正しい真理をこの世に樹立させることを目的として。これがアヴァターラが顕れる理由でもあります。この世はいつも困難と苦しみに満ちている。大小さまざまな災難がいつもやってくる。その都度、救済者は顕れます。本当はすべてが尊いブラフマンなる存在なのだから。

今日の各地からのメッセージを聞いて、とっても歓んでいます。それはみんなの目が覚めてきていることを感じるからです。本当にうれしいことです。今少し困難な状況が続いていますけれども、夜(よ)が明けない夜(よる)はないといわれるように、やがてまた陽(ひ)は昇ってくると思います。今こそ内面へのヨーガを深める時です。そしてまた皆さんにお会いする日を楽しみにしています。今日はうれしい言葉をたくさんありがとうございました。

サットグル・シュリー・マハーヨーギー・パラマハンサ

今年の合同祝祭は、たとえ師やグルバイと直に会うことができずとも、霊的空間で同じ処にいることを実感した、実に稀有な祝祭だったと思います。そして、師が足跡として残された45年は、古代から続くサナータナ・ダルマであり、アヴァターラの祝福と導きが今も変わらず永遠にあることが強く強く胸に刻まれた祝祭になりました。

師とすべてのアヴァターラに心より感謝を捧げます。

ジャイ・サナータナ・ダルマ アヴァターラ!

ジャイ・サットグル・シュリー・マハーヨーギー・パラマハンサ キ ジャイ!

マハーヨーギー・ミッション


いよいよ春の祝祭!

アトリエから見える桜

御室プレーマ・アーシュラの界隈では、桜も満開が過ぎましたが、花吹雪が風に舞う光景がとっても美しいです〜。仁和寺では遅咲きの御室桜が咲き始めました!

いよいよ4/4(日)、「サナータナ・ダルマ・アヴァターラ メーラー(神性示現大祭) マハーヨーギー・ミッション(MYM)設立45周年記念合同祭」が開催されます!
オンライン上ではありますが、久しぶりに師の下に、ニューヨークも台湾も、日本は北海道、東京、愛知、松山などなど、みんなで一斉に集えることが本当に嬉しいです!!! 

当日は仲間たちのサナータナ・ダルマ(永遠の真理)への熱いメッセージが聞けるのを楽しみにされている方も多いと思います〜。
また、今回のスペシャルコンテンツは、かなり製作にも力が入っているMYM45周年記念のスライドです! 師が1976年にマハーヨーギー・ヨーガ・アーシュラマを設立されてから今日に至るまで、世界各地に足を運び、種蒔きをしてこられたその足跡を、たくさんの貴重な写真とともに振り返ります。あまりにも濃密すぎる内容ですので、皆さま心してご覧ください〜〜〜!!!

それぞれの場所で、永遠・普遍の真理と神の化身たちの存在と働きに思いを馳せ、ともに歓び合える祝祭となりますように!

ジャイ! サナータナ・ダルマ アヴァターラ!
ジャイ! サットグル・シュリー・マハーヨーギー・パラマハンサ キ ジャイ!!!

 

ベランダから(3日前)

 

 


もうすぐ春の祝祭!

鶯のさえずりが聞こえ、草花が次々と花開き、一気に芽吹いていく生命の力を感じる春。プレーマ・アーシュラマのすぐ近く、御室仁和寺でも桜が咲き始めました!

 例年なら美しい満開の桜の下、各地から大勢の人々が集う春の祝祭「サナータナ・ダルマ アヴァターラ メーラー」ですが、今回はオンラインで開催することになりました。そして、今年はマハーヨーギー・ミッションが設立されて45年目、ニューヨークは25年目にあたり、そのお祝いも兼ねての記念合同祭となります。
Zoomでの祝祭は初の試みとなり、祭事担当者で目下、準備中です。当日はニューヨークや台湾ともつないだり、貴重な映像配信も予定していますので、オンラインならではの晴れやかな喜ばしいものになるはず!です。

仁和寺境内の桜

さて、いったいどんなお祝いなのかといいますと―—
サナータナ・ダルマとは、古来より人々が拠り所とし、求道者たちが命を懸けて実現してきた永遠の真理。それは目には見えないものですが、ヨーギーやアヴァターラ(神の化身)といわれる存在によって脈々と継承されてきました。
世の中が混乱を極め、人々が迷い苦しむ時にはアヴァターラが顕れ、希望の光をこの地上にもたらし、人々の模範となるような生き方を具体的に示してきたといわれています。彼らは自ら道を切り拓き、深遠なる真理を成就した後は、ただただ、それを人々に分け与えることに生涯を費やされたそうです。

この祝祭は、サナータナ・ダルマという形のない真理そのものを祝い、それを目に見える100%純粋な形で、時代時代に顕れてきたアヴァターラたちに歓びと感謝を捧げる祝祭です。また開催するには主ブッダのご聖誕日、花祭りの頃がふさわしいということで、2017年からプレーマ・アーシュラマで始まりました。

桜の花びらが舞い踊る中、会場に向かう(2019年)。

これまでの祝祭では、アヴァターラの代表的な存在である、ブッダやシュリー・ラーマクリシュナに焦点が当てられました。彼らがどれほどの強大な情熱を傾け、真理を探求していったのか、そしてどのように苦しむ人々に寄り添い、また弟子たちを導かれてきたのか。生身の存在としての、その尊い生きざまに迫りながら、サナータナ・ダルマへの仲間たちの熱のこもったメッセージの数々が宣言されてきました。
そして、いつも弟子たちの話を嬉しそうに聞き入っておられた師は、みんなの思いをさらに引き上げるように、アヴァターラたちが見いだしてきた普遍なる真理の精髄を、珠玉の言葉でもって語ってくださいました。
まさに時代を超えたサナータナ・ダルマのヴァイブレーションに、会場は湧き立ち、私たちのハートにみずみずしい歓喜が流れ込んだことが蘇ります。 

みんなの笑顔が溢れる(初回 2017年)。

今年のテーマは「サナータナ・ダルマを生きる」。
サナータナ・ダルマとは、私たちの命の最も源にある、唯一無二のもの!
この宇宙の基盤として絶えず、存り続けているであろうもの!
45年間もの間、師が何度も繰り返し、それだけを語り、伝えてこられたもの!!
ヨーガを学ぶ私たちにとっては、とても身近なテーマであり、真理を生きるとはどういうことかを問いかけ、それへの誓願を立てることは、自分が何を求めるのか、どうありたいのかということに心底向き合うことになります。
きっと今年も、たくさんの仲間たちの真理への迸る思いを存分に聞けることでしょう!

この祝祭が、私たちがサナータナ・ダルマの道の真っただ中にいるのだという確信、信念を高め、世界が大きく揺らぐ中においても、一人一人のあり方、人生を貫く、堅固なものとなっていくことを願います。
そして、師の永きにわたる導きと多大な働き、これまでサナータナ・ダルマを核としたマハーヨーギー・ミッションの礎を大切に築いてくださったことに、心から感謝を捧げます。

45年前にアーシュラマが開設された時、師が目印になるものをと、最初に作られた小さな看板。今も同じものが掲げられている。

 

マードゥリー


2020ジャヤンティー in 東京

2020年11月23日。東京では、今年は弟子1人1人がそれぞれの場所でこの吉祥な日を迎えました。私たちにとっては、師が御降誕されたとても大切な特別な日です。

東京は朝から澄み切った青空が広がる気持ちの良い天候で、例年のようにみんなで集う形ではないものの、私は歓びに湧き立つ想いで『パラマハンサ NO.142』を封筒から取り出しました。今年は『パラマハンサ』誌面を通して、弟子から師への感謝の想いを祝辞として献上しています。
先輩グルバイが描かれた表紙の絵「師とともにある歓び」を観て、より一層歓びが大きくなりました。

『パラマハンサ』142号ジャヤンティー特別号

ページをめくると、弟子からの祝辞が掲載されており、どのメッセージからも師への想いが溢れ出ていて、読んでいると胸が震えるものばかり。読み進めるたびに師への想いで胸がいっぱいになり、歓びの涙が次々と溢れました。みんなが一堂に会したジャヤンティーと同じような感動がありました。読み終えた後に「シュリー・マハーヨーギ・ストートラム」を捧げ、時が経つのも忘れて師のお写真を眺め続けていました。

ちょうど翌日はヨーガ・瞑想クラス。たまたまグルバイだけだったこともあり、ジャヤンティーの過ごし方や感想を報告し合いました。
みんなそれぞれの自宅で場を調えて、例年と変わらず気持ちを高めて『パラマハンサ』を開いたようです。中には気持ちが高まりすぎて、開くまでに何度もストートラムを歌ってしまった、という人も!
台湾のグルバイがYouTubeにアップされた「TANTROKTAṂ DEVISŪKTAM/タントローキタム デーヴィースークタム(女神への讃歌)」を聴いて気持ちを調えた人もいました。
実際には行かれなくとも、京都の方角に向かって過ごした人もいました。
いつも暮らしている自宅という空間が、神聖な喜びに満たされて特別なムードだった、歓びがこみあげて自宅にいることを忘れた、との声もありました。
きっとこの日は日本各地で、N.Y.で、台湾で、それぞれの家がアーシュラマとなったことでしょう。

弟子一人一人の祝辞から、共通したものを感じたという感想もありました。
それは、どこにいてもみんな同じように師への言葉に尽くせない感謝の想いが溢れていて、私たちが師から与えて頂き続けているものを一人でも多くの人に伝えていきたい、行為していきたいという強い願いです。
師の行為は常に優しく慈愛に満ちています。私たちはそれぞれに様々な悩みや苦しみを抱え、師の下に辿り着きました。師は私たちの中にある純粋な本質のみを見て、絶妙なタイミングでヨーガの道を歩めるように導き続けてくださっています。そこには何の計らいもありません。

私はサーナンダさんの祝辞に特に胸が熱くなりました。
”ヨギさんは本当に根気良く、時には何年もかけて導かれることもあります。いったい一人の人間の事をそこまで親身になって考えてくださる存在が他にありましょうか。単に大変だと同情するだけでなく、救いを求める人を抱きしめるだけでなく、具体的な解決の仕方を考えてくださるばかりか、弟子に対しては、未来にわたって真実に目覚めるための道筋すら敷いてくださるのです。そのような存在がサットグルと呼ばれる存在です。
ヨギさんご自身にとっては何の益もございませんし、働く義務すらない。それでもヨギさんは人々のために、ただ愛ゆえにその尊いお身体を保ってくださり、私たちにまるで奉仕してくださっているかのように接してくださいます。その尊い行為に触れて、心が動かされない者がいましょうか。そのようなグルの愛と叡智に触れて、心が変容しない者がいましょうか。本当にありがとうございます。”

この感謝の想いを具体的に表すのが、他者への行為だと思います。私たちがして頂いた事を同じように誰かに対して行為していくということ。
こうした 想いを互いに確認しつつみんなと話していると、現在クラスに通ってきてくれている人たちにとって、どうしていくのが良いかという話になりました。

オンラインでもっと工夫して何かできないか、こうしたらもっと良いかも、と話は尽きず。そして、『パラマハンサ』を読むことで過ごしたジャヤンティーも素晴らしかったけれど、やっぱり少しでも師にお会いしたい!!!と一層想いを熱くしました。

アーシュラマ近くの北野天満宮が懐かしくなり、自宅近くの谷保天満宮(国立市)に行ってきました。

ジャヤンティーの余韻に酔う中、こうして話ができる機会を頂けたことにも本当に感謝です。
まだ先が見えない状況だからこそ、どこかにヨーガを必要としている人が以前にも増していると思います。今ヨーガを学び実践している人たちのためにも、これから出会える誰かのためにも、みんなで今できることを考えるだけでも力が湧いてきます。

東京のグルバイの一人で、なかなか会う機会のないサルヴァーニーさんからはメールで感想をいただきました。

ヨギさんへの愛と信仰で輝く弟子の祝辞と弟子を導くヨギさんの姿から、ヨギさんはどれほどに働かれているかを感じました。
今年は様々な変化がありましたが、その渦中でも相応に落ち着いて過ごせているのは、心の中にヨギさんがいらっしゃるからだと思っています。
どれほど思っても足りることはありませんが、ヨギさんの誕生と存在に深く感謝いたします。

みんな同じ空間でともにお祝いをすることができなくても、溢れる感謝の想いは師へと注がれてます。

私たち一人一人が、それぞれの身体が置かれた場所で、師のように愛ゆえの行為ができますように。今日という1日1日を最善を尽くして過ごすことができますように。それを真摯に淡々とやっていくうちに、少しずつでも師の行為に近づいていけると信じています。

ハルシャニー