先日、さまらさの台所がありました。今回のさまらさの台所は、場所を3つに分けて行いました(各班で5人〜6人)
いつもはこちらでメニューを用意し、作り方を紹介しながらクラスを進めますが、今回は決まったメニューはなく、前日に丹波から届いた新鮮な夏野菜を見て、それぞれの班でメニューを決め、調理をし、いただくという趣旨のクラスになりました。
丹波から届いた野菜がこちら!!トマト、新じゃがいも、新玉ねぎ、万願寺、ピーマン、なす、ロロン(かぼちゃの種類)
それぞれの班によって作ったものが違いますが、どの班も丹波の夏野菜を堪能し、これから続く夏に生かせるメニューを考えたようです。今回はその一部をご紹介します。
まずは、いつもクラスをしている、ヨーガ・ヴィハーラ。丹波から届いた野菜を見て、参加者それぞれで一膳を考えてみました。そして一人ずつ発表する中、「これどうやって作るの!?」「これ食べてみたい!」など話しながら一膳を決めていきました。決定したメニュは、トマトの冷製パスタ、焼きなすのマリネ、じゃがいもの冷製ポタージュ、夏野菜のパコラ(インド風天ぷら)
この猛暑ですから、冷たく、さっぱりとしたものが欲しくなりますね。そこで一番に考えたのがトマトの冷製パスタ。でも暑いからこそエネルギーになる、パンチの効いたものも欲しくなります。「揚げ物が食べたいな〜」という意見から、インドのスパイス、豆の粉を使って作るインド風天ぷら(パコラ)を決めました。
たくさんある新じゃがいもは冷製のポタージュスープに、大きくてピカピカ輝いているなすは、焼きなすにして、マリネにしました。それでは今回作った、簡単!!トマトの冷製パスタをご紹介します。
(5人分)材料:トマト中5個、玉ねぎ中1/2個、パスタ300g (一人60g)、塩適量
1 トマト中3個をすりおろし、中2個はザク切りにし、ボウルに入れておく。
2 玉ねぎ1/2はみじん切りにし、塩もみしておく。
3 玉ねぎから水が出たら手でしっかりと絞り、1に入れて混ぜる。
4 ゆがいたパスタを氷水などで冷やし、3のソースをかけていただく。
オイルが入っていないので、サラダのようにあっさりした夏向きの味わいです。オリーブオイルは卓上に置き、お好みでかけるとまた違う味わいで2度美味しいパスタとなります。トマトの甘みと爽やかさが、体に染み渡る美味しさです。ぜひ夏のメニューに加えてくださいね!
そのほか2箇所で行われたさまらさの台所は写真とともにご紹介します!!
まずは、プレーマ・アーシュラマ。当日の天気や、みんなの体調を考慮して決めたメニューはこちらフレッシュトマトの冷製パスタ(にんじんの葉を少しそえました)、焼きなすの冷製スープ、スティックサラダ(にんじん、きゅうり、ディップはマヨネーズと味噌、酢
食事は2階のアトリエで!まるでレストランのようにテーブルセッティングも美しいです。
参加者からの感想をいただいています。
「当日のお天気と皆の体調で冷たいスープ、パスタ、スティックサラダがすんなりと決まったのが流石!!と感じました。通常とまた違ったインスピレーションあふれる楽しいさまらさでした。」
「初めてのプレーマ・アーシュラマでの調理ということで楽しみにしていました!新鮮なお野菜はそのままで美味しいけれど、それをどう生かすか?実践を重ねている人からくるアイデアは豊かで、また数人いることで、流れるように(メニュー、味付けが)決まっていく感じが生き生きとしていておもしろかったです。」
「焼きなすのポタージュ、絶品でした!本当に体と心に染み渡る感覚がありました。スティック野菜のディップもきゅうりとにんじんのみずみずしさと甘みが感じられました。」
続いて、アーシュラマ、こちらのメニューは、トマトご飯、茄子とピーマンの味噌炒め、焼き野菜(かぼちゃ、万願寺)、スパニッシュオムレツ(じゃがいも、玉ねぎ、ドライバジル)、にんじんサラダと生のトマト、にんじん葉のおひたし
こちらも感想をいただいています。
「旬の野菜を使って料理するということだけでなく、生活の知恵や暮らしのあり方を教えていただき、でもあるがまま、とても自然で……感激の連続でした」
「わたしが印象的だったのは ものの場所もわからず どうしようという感じだったみんなが お互いにいろんな質問をしたり、短時間の調理の行程のなかで 落ち着いて、しぜんに役割分担して調理されている様子が清々しかったです。調和、円満、喜び、 そんなことが自然に思いました。」
ライブ感のある、さまらさの台所、調理だけでなく、暮らし方の姿勢も学べたようですね。みなさんそれぞれにを楽しんでいただいたようです。またこのような企画をしていこうと思います。
次回のさまらさの台所は、通常のクラスの形となり、9月23日(日)となります。