バガヴァッド・ギーター

ギーターカード

グルバイからバガヴァッド・ギーターのカードをいただきました。いくつかの節がカードになっていて、表に教えが、裏にその教えを象徴する美しい絵が描かれています。美しいので最近よく見ています。教えは英語で書かれていてよく分からないので、日本語のバガヴァッドギーターと照らし合わせながら読んでいます。
ギーター1

この絵、とても美しいと思いませんか?

満月の夜にクリシュナとラーダーは寄り添ってブリンダーバンの森を歩いている……とっても親密そうに。澄み切った夜の空気、月明かりに照らされる小道、風に揺れる木々、二人の足音。その澄み切った喜びの中に溶けてしまいそう、想像するだけで言いようのない幸せな気持ちになります。

このカードに書かれている内容は、

「最初は毒のようで結末は甘露のような幸福、自己(アートマン)認識の清澄さから生ずる幸福、それは純質的な(サットヴァ性の)幸福と言われる」(18章37節)

絵から受ける印象通りの内容でした。


バガヴァッド・ギーター」への2件のフィードバック

  1. 飯尾洋平

    「最初は毒のようで結末は甘露のような幸福」とは、「良薬は口に苦し」という意味なんでしょうか?
    このカード、とっても美しいですね!!!

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    1. サティヤー 投稿作成者

      洋平君、私も同じように受け取ったのですが、良かったら瞑想してみてください〜。
      ここではグナについて書かれていて、36節からは三種の幸福について書かれています。今回紹介した節には、サットヴァな幸福について書かれています。次(38節)にはラジャスな幸福について書かれています「感官とその対象の結合から生じ、最初は甘露のようで結末は毒のような幸福、それは刺激的な幸福と伝えられる」
      39節にはタマスな幸福が書かれています。「最初においても帰結においても、自己(アートマン)を迷わせる幸福、睡眠と怠惰と怠慢から生ずる幸福、それは暗質的な幸福と言われる」とあります。こうして3つを比べると、本当の幸福が分かりやすいでかね?

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