2015松山瞑想特別クラス入門・実践編 第2回目

11月14日、15日と松山瞑想特別クラスのため松山に行ってきました〜。

雨が心配でしたが、天候にも恵まれ、本当によい機会になりました。

講座の方は、41名の方が参加され、初めての会場となる松山市総合コミュニティーセンターで行ないました。テーマは「自分を信じる/自分自身を知る」ということで、真実の自己を探求するという瞑想法について学びました。

松山瞑想

これまでも本当の私は肉体でも心でもなく、さらにその奥にある純粋な意識という教えは学んできていたので、今回は、入門・実践編ということもあって、一歩進んで具体的な瞑想の手がかりをつかんでいただこうと思いました。それで、いつもどうにかしたいと思っている悩みや苦しみ、あるいは執らわれといった「私の何か(悩み、執らわれ)」ではなく、「私」自身に話をフォーカスしていきました。

心は本当に悩むことが好きで「何か」にかかりっきりですが、「私」そのものにはあまり関心がありません。「そんなことない!自分がどう生きていけばいいのか、何をしたいのか知りたい」という声はよく聞きますが、よくよく考えてみたら、関心があるのは「人生」や「やりたいこと」であって、「私」自身ではないのですよね〜。

今回はそうではなくて、純粋な「私」そのものを探求することに焦点を当てたわけです。そこにすべての答えがあると言われていますし、何より自分自身の本性を知らないからこそ心はいつまでたっても安心できないのだと思います。心自身に「私」を探求させることによって、だんだんと「何か」への関心は薄れ、自己の真実にたどり着くと教えられています。

真実の自己=真我の探求は、「私は誰か!?」という問いを手がかりに真我を探し求めていく古代からある瞑想法です。「私」は瞑想者自身ですから、瞑想の対象ではなく、どこまでいっても主体であり、客体にはならないのです。いつもは苦しみや悩みという客体と「私」は同一化してしまっていますが、苦しみや悩みは「私」ではありませんから、つねに主体である「私」に留まり集中していきます。

そういうお話をしたので、なかなか感触がつかみにくかったかなとも思いますが、手がかりになったという感想もあり、嬉しいです。

  • 私は誰かということは本当にふと出てくる疑問であり、探求していくことで真理に少しでも近づけると思うと、すぐにでもやっていきたい!という気持ちになりました。
  • 今まで真我の探求はよくわからなかったけれど、講座を受けてみて、やってみてもいいかなと思いました。
  • 講座中の瞑想の中で、自己同一化しているものを観察していくと、それ自体が変化して小さくなっていくようでした。瞑想を続けていく力をいただきました。

答えは自分の中に既にあるはずですから、後は実践あるのみですね。

二日目のサットサンガは、20名の方が参加されました。

松山サットサンガ

今回は質問の内容が実践的で、またサットサンガ初参加の方も多くて以下のようないろんな質問があり、一層充実してきたような気がしました。笑いと涙と真剣さが溢れるサットサンガとなりました。

  • 自分の心をどのように日常(家族)の中で制御していけばいいか真剣な悩みや、正直の実践方法、スイーツの断ち方やお肉の減らし方、日々のヨーガのありかた等
  • 真我の探求とバクティ瞑想、識別瞑想の具体的な進め方
  • 真理とは何か、正しいとは何か
  • アーサナや呼吸、プラティヤーハーラ(感官の制御)
  • 死、輪廻転生、カルマの法則
  • 師のダルシャン

松山サットサンガ2

素晴しい学びの機会をいただいて、ありがとうございました!

次回は、12月12日、13日になり、講座の方は「愛の力で瞑想する」になります。具体的なバクティ瞑想について学んでいきたいと思います。

サーナンダ

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