オーム・ナマ・シヴァーヤ

「オーム・ナマ・シヴァーヤ」というシヴァ神を称えるマントラに取り組んでいます。
最近、マントラを唱えていると神様に触れたような感覚や目の前の景色に神様のプラーナ(気)を感じる瞬間が、時おり訪れるようになりました。

2019年10月のサットサンガより(京都アスニー)

2年前、サットサンガでヨギさんに神様を信仰することについて質問した時に、

オーム・ナマ・シヴァーヤをやっていったらいい。

と言っていただきました。
当時の私は集中力も忍耐力も全然なくて(今もないけど当時よりはあります)、マントラの実践なんてとてもできないように感じました。
朝にシヴァ神の祭壇の前でマントラを唱え、その後朝の支度を始めるとマントラを忘れてしまって次の日の朝まで思い出さない、ということが繰り返しありました。
それでも少しずつですが、生活の中の隙間の時間や単純作業をしている時に、マントラを思い出すようになりました。

マントラの感覚に変化を感じ始めたのと同じ頃に、1つの悩みが消えました。
仕事中など、目の前の相手の中に神様を見ることを心がけていますが、以前は苦手なタイプの人に対してはそれが全くできなくて、そんな自分を情けなく感じていました。
マントラの感覚の変化とともに、苦手と感じている人の中にも愛しい神様がいることを微(かす)かにですが感じ取れるようになりました。
そして以前は逐一(ちくいち)引っかかっていたその方の言動に対して、あまり何も感じなくなりました。
特に忙しい時や体調がしんどい時などには今も反応していますが、以前よりも忍耐強く接しようと心がける気力が湧いてくるようになりました。

ヨギさんは私が自分の力を全く信頼していなかった時に、私の中にある本来の力だけを見てマントラを授けてくださったのだと思います。
真実の愛、という言葉にずっと憧れていましたが、ヨギさんのお言葉、行為、1つ1つが真実の愛を見せて下さいます。弟子の仕事はグルを見習うこと、だそうです。
もっともっとマントラを深めていって、ヨーガに励み、いつかは自分自身が真実の愛を実現したいと強く願います。

ナタラージャ(シヴァ神)

船勢洋子


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