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インド音楽 生演奏
サロード 土谷 章雄   
タブラ MASSA 
京都文化博物館前 2時半頃より


アムリタ

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第一章 ナチケータスの魂の旅
原作 カタ・ウパニシャッド
脚本 サナータナ
演出 Michael Steuber(元ブロードウェイダンサー・俳優)
企画制作 アートマン

「人は死んだらどうなるのか」――それは誰もにとって最も身近な不思議であり、また古くからの最も深遠な謎である。私たちは世事の忙しさに心を奪われ、この大切な疑問をいつしか忘れてしまいます。いつの日か、必ず現実となって誰もが直面しなければならなくなるのに。

死についての教えが、インドの古代聖典『ウパニシャッド』に伝えられています。ヤマ神は、真実を求めるナチケータスに死の秘密を語り、アートマン――不死の自己の真理を明快に説くのです。その物語を少し紹介しましょう。

遥かなる時の彼方、バラモン(僧侶)の子、ナチケータスは父を怒らせて死神ヤマに捧げられてしまう。ナチケータスは黄泉の国へとヤマ神に会いに行くが、あいにくヤマ神は不在であった。3日後、帰宅したヤマ神は、ナチケータスに失礼を詫び、3つの恩典を与えると約束する。ナチケータスは、父の怒りの解消と人を天上界に導く法を求め、そして最後に至上の秘義を尋ねる。人は死ぬとどうなるのか、これについては古来神々でさえ知り得ない、微妙で理解しがたい密義であったため、ヤマ神は、他の恩典――望みのままの長寿や財宝――を求めるようナチケータスに迫る。しかし、ナチケータスは敢然と誘惑をはねつけ、ついに死の秘密――アムリタをヤマ神に語らせた。

*「嘘をついたら閻魔さんに舌をぬかれるぞ」、幼い頃、誰もが聞かされた教訓の一つです。この閻魔大王とは実はヤマ神のことです。ヤマ神は最初に死んだ人間として黄泉の国への道を最初に発見した者であり、死者の住む楽土の王とされました。古代インドの理想「ダルマ」――真理、宗教、正義、美徳、義務を体現した、正直で誠実な人柄だったと伝わっています。なお余談ながらとてもハンサムだったそうです。

第一部では、このウパニシャッドに記されたヤマ神の教えを、演劇として表現することで現代に甦らせます。そして今一度、尊い命の意味を問い、探求してみたいと思うのです。古代インドを彷彿とさせる舞台や衣装を巧みに使い、元ブロードウェイダンサー、俳優であるMichael Steuber氏が演出を担当します。観客は、ナチケータスとともに数千年前のウパニシャッドの世界に誘われ、ヤマ神の面前で正に秘密の教えを授かることでしょう。

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そして、ヤマ神は、アートマン――不滅の自己の真理を実現する道としてヨーガに言及しました。私たちの身体と心の深奥に輝く不滅の自己。ヨーガによって心を静めれば、その真実を悟ることができます。そのためには手綱(思考力)をうまく扱って馬(感覚器官)を制御しなければなりません。その奥義の一つがアーサナ(坐法)です。

Vamadeva asana

DVD新発売!
このビデオには、古代の師たちから伝授されてきたヨーガが映し出されている。希少の者しか知らない本当の意味がこの現代にも存在するということがここに明かされる。これは数千年来変わることのない師と弟子の聖なる関係の一端が、実話として記録されたドキュメンタリーである。

第二部は、古代から伝わる真のアーサナを実演します。その集中感と行者から発せられるプラーナ(気)は、圧倒的な力で観客を魅了し、小宇宙と呼ばれる身体の神秘の一端を示すことになるでしょう。

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第三部 解説 付Q&A

第三部
。祇園祭は疫病除けを祈る町衆から生まれたお祭りです。この日本古来の祭事が執り行なわれる日にあたって、祭りの由縁である死について取り上げることは、生きとし生けるものの永遠のテーマを深く考え直す機縁になるものと思います。
「真実の自己は不滅のものであり、決して死ぬことはない」
というヤマ神の教えは、私たちが生きる現代にも生き生きと光りを放つ普遍のメッセージとなることでしょう。

時間の許す限り質疑応答を予定しています。


マハーヨーギー・ヨーガ・ミッション

1976年 京都にマハーヨーギー・ヨーガ・アーシュラマ設立
91―96年 東京開設
95年 「開闢」ヨーガ実演
96年 「プレーマ―真の愛」神性舞踏劇+ビデオアートを企画制作
96年 ニューヨークにNPO法人マハーヨーギー・ヨーガ・ミッション設立

1996年、シュリー・マハーヨーギーはニューヨークを訪問。 現在、師は二つの都市を中心に世界各国を往き来し、 最もふさわしく、直接的な方法によって求道者たちを導かれている。彼ら自身が根源の完全なる自己であるということに気付くために――名前、性別、人種、国、宗教を超えて。

 

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