私たちが悟りへの道をまっすぐに歩めるように、師は常に真理を教え導いてくださっています。
お会いできない日々が続く中で、自分の中に幾つもの真理の教えが宝物のように存在していることを強く感じるようになりました。
きっと、ヨーガを学び実践している人には、それぞれの中に光り輝く宝物のような教えがあると思います。
私の中で特に輝いているのは、初めて触れた教え、『ヨーガの福音』の最初の項、『真我』です。
肉体は両親から生まれ、塵に還る。
心は無知から生まれ、悟りの中で死ぬ。
真の自己は生まれたこともなく、死ぬこともない。
不滅で永遠の存在です。
それがあなたの真の自己です。
神と呼ぶものです。
心と体が自分だと思っていたけれど、本当の自分は生まれたこともなく死ぬこともない、永遠の存在なんだ!
私はこの教えに衝撃を受け、惹きつけられました。
自分という存在は何なのか?神はいるのか?
ずっと疑問を抱えていたけれど、この教えが本当なら解決する。
本当なのかどうか、自分で確かめたい!!
生きる目的を見つけたような気がして、この教えを何度も読み、師にお会いしてからは直接語られる言葉として聴き、少しずつですが自分の中にも永遠の存在があるのだと感じられるようになりました。
教えそのものも、教えを実現しようとする力も、師から与えて頂いた貴重な宝物。
確かに感じられた永遠の存在の片鱗をしっかりと掴み、宝物を磨いてさらに輝かせるように、永遠の存在を少しずつ育み続ける。いつか私の内側から溢れ出るほど大きく育てたい。
今年もいよいよ師の御聖誕日が近づいてきました。
今年は『マハーヨーギーの真理のことば』が発刊されることもあり、一層歓びが高まっています。
グルは、闇を照らす光。グルが語られる真理の教えも、光を放ちます。
これまで師にお会いして教えを学んできた人にとっても、まだお会いしたことのない人にとっても、この本を読むことで真理の教えに触れる吉祥な機会になりますように。
外苑前のいちょう並木。陽を受けると黄金色に輝いて一層美しいです。
ハルシャニー