「ブラヨーヘイ」vol.3 四条河原町編(1)

皆さん、こんにちは。
夏の高校野球も終わり、8月も残りわずかとなりましたが、まだまだ暑い日が続きますね。
そんな残暑の厳しい中ですが、「ブラヨーヘイ」は今回から3回にわたって四条河原町編をお届けしたいと思います。
現代のヨーガ行者は森や山奥ではなく、都会の街がフィールドなんです〜
古代の聖典『ウパニシャッド』では鳥や火などの自然が真理を教える物語がありますが、街もいろんな気付きを与えてくれます🐣🔥

今回の四条河原町編(1)は、京都で一番の中心地、高島屋やOPAが立ち並ぶ四条河原町のスクランブル交差点です。
僕はヨーガを始めて4年が経つ頃、何をしても中途半端な感じで不甲斐ない気持ちでいました。そんな時、久しぶりに四条河原町へ出掛けました。それこそブラッと……四条通りと河原町通りが交わるそのスクランブル交差点で信号を待っていた時、僕はある変化に気付きました。それは、以前とは明らかに見える景色が違っていることでした。大学の頃、毎週遊びに行って見慣れたはずの景色なのに、「あんなところに時計? あんな看板が、あんな店が……」というふうに今まで目にしなかったものが視界に入ってきました。それはこの4年で街の様相が変わったということではなく、自分の視線が上がって👀⤴️、目に映るものが変わっているということでした。つまり、アーサナによって姿勢がよくなり、自然と視線が上がっていたのでした。
アーサナの威力、恐るべし😤&どれだけ今まで猫背🐈で歩いていたのかということに気付かされましたが、この視界の変化は新しい世界が開けたような、驚きにも似た新鮮な感覚でした。
そして僕の下向きだった気持ちも、ヨーガを続けていてよかったと前向きになれたのでした。

四条河原町(1)

Photo by Mr.嶋田

飯尾洋平


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