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神なる真実在だけが在る!

満開だった美しい桜の花も終わりに近づき、季節が新緑へと向かっていくのを感じます。

 4/7に開催された祝祭、サナータナ・ダルマ アヴァターラ メーラーは、(前回の記事の通り)シュリー・ラーマクリシュナの臨在とともに、神なる歓び、至福に溶け入るようなひと時となりました。

その前夜には、定例サットサンガが行なわれました。祝祭に向け、多くの人がシュリー・ラーマクリシュナの生涯に触れ、思いを高めてきたこともあってか、神の真実を表すマントラ(聖音)から始まり、バクティ(神への信愛)やリーラー(神の遊び戯れ)についてなどの質疑応答も続きました。

その日、師がサナータナ・ダルマ(永遠の真理)とアヴァターラ(神の化身)について語られた言葉をここにご紹介します。

真理というのは、当然ながら永遠であるわけです。時代性や民族性、一切の条件に左右されるものではない。それは変わらずに、時間を超えて在り続けている真実のことです。この真実がすべての生き物の中に、そしてこの全宇宙の中に、本質として宿っている。だけど人間の心はそれを知らないで、むしろ反対に間違った思いをもってこの世の中と接してしまって、そこで儚い自由や儚い偽物の幸福などを追いかけてしまう。その結果はみじめな苦しみということになるわけです。

永遠の真実というものを人々が忘れそうになった時には、その真実そのものが化身してこの地上に顕れ、もう一度人々に思い起させる。時空を超えた存在でありながら、時空に限定されたこの世の中で働きをする。それをアヴァターラ、神の化身と訳していますが、そういう存在が時折顕れる必要がある。それがブッタであり、また近代ではシュリー・ラーマクリシュナである。そういう本当に大切な、尊い真理と存在に対して、私たちも思いをもう一度新たにしようということで明日、祝祭という形をとって行おうとしているわけです。

さらに師は、神なる真実在だけが、真理だけが在ることを何度も語ってくださいました。
会場は、翌日の大歓喜を予感させるかのようなムードに包まれました。

* * *

そうして迎えた祝祭の当日。みんなの熱い思いのこもったメッセージがすべて終わった時、師はアヴァターラの降臨の意味、そして誰もが真実を悟ることができることを力強く語られた後、笑みをたたえ、私たちがマントラを繰り返し唱えるよう導かれました。

OM TAT SAT OM(オーム タット サット オーム)!
OM TAT SAT OM!!
OM TAT SAT OM!!!

全員で唱えた聖音が、その場に高らかに響き渡った時、誰もの中に在る真実が呼び起され、共鳴し合うような強い感覚が生まれました!

神は真実在なり!!!

みんなの内からほとばしり出た、この宣言、サナータナ・ダルマの振動を、この胸の内にも外にも、さらに大きく響かせていきたい!と思います。

マードゥリー


下鴨・烏丸ヨーガ・瞑想クラスの春企画

最近、うぐいすの鳴き声が美しく響くのを聞きました。春の到来ですね〜!

さて、下鴨と烏丸のクラスでは、来月からヨーガと瞑想をより深く学んでいくための合同企画が始まります! 
半年の間で、春、夏、秋それぞれ4回、テーマに沿って集中的に学べる期間を設ける予定です。まず4月からのテーマ「ヨーガとは何か」の中では、目指していこうとするゴールとそれに至る道のり、ヨーガの生理学的、心理学的な内容、日常での行為や心のあり方など、アーサナ(ポーズ)だけではない、古から伝わる大切なヨーガの教えについて触れ、自分の内側を見つめる機会にしていきたいと考えています。

ヨーガを始めた頃、それまで全く耳にしたことのなかったヨーガの知恵を教わり、とっても新鮮で惹きつけられました。それは、自分自身の身体の神秘であり、思い悩みを巡らせ、からまった心の問題をほどく糸口であり、漠然と描いていた理想や生きる意味のクリアな答えでもありました。
自分の身体や心のことなのに、何も知らずにいたなんて・・・。ここまで熟知されたヨーガってすごい! あぁ、これからこれを自分の軸にしていけばいいんだ!と、たくさんの発見や驚きがあったものです。クラスの中では、私たちが繰り返し学ぶ中で感じ取ってきたもの、ヨーガ魅力や奥深さを、ぜひ皆さんと共有させていただけたらと思っています。

通常はしっかりとアーサナを実践する内容で行なっていますが、テーマをあげている期間はアーサナの時間はいつもより短めになります。初めての方も、久しぶりの方もムリなく進めていただけます。
ご参加お待ちしています〜!

ヨーガと瞑想を学ぶ 4回シリーズ×3

下鴨クラス 日曜日10:00-11:30
烏丸クラス 火曜日19:00-20:30

STEP1 ヨーガとは何か   4/14(下鴨)・16(烏丸)〜
1.ヨーガの理想と道
2.呼吸の制御と心身の浄化
3.日常を調える
4.心のしくみを知る

STEP 2 日常を変える 7月〜
STEP 3 瞑想のための学び 9月〜

詳しくはこちら
https://www.mahayogi.org/kyoto/kyoto-class201904-09

長岡京朝クラスの会場、神家ふれあい町家にて。菜の花の咲く中庭には紋白蝶が飛んでいました。

 


屈託のない心、空っぽになる! サットサンガより

12月8日、今年最後の定例サットサンガが行なわれ、師の下に各地から大勢の弟子たちが集いました。 

この日も問答の中では、日々心に留めて実行していくべき大切な教えをたくさんいただきました。

識別力を高め、徹底して執着の原因を明らかにしていくこと。
愛に言葉は不要、やさしさや奉仕という実際の行為にしていくこと。
聖者の思い、完成まで至った情熱を感じ取り、それに倣っていくこと、等。

師の息遣いとともに入ってくる力強く、潔い真理の言葉にインスパイアされ、幾度となく心が揺さぶられました。

そして今回のサットサンガでは、幸運なことに、師の幼少の頃のさまざまなエピソードをお聞きすることができました。師がとっても軽快に、絶妙なユーモアを織り交ぜて話されるのに、私たちは時には大笑いしながら、目を輝かせて聞き入っていました。

印象的だったのは小学生の頃のこと。
8歳の時、師は突如、真我に目覚めるという体験をされましたが、その時は周りの友人も皆同じような経験をしていると思い、誰に話すこともなく、毎日、無邪気に遊ぶことに夢中になり、とっても快適に過ごされていたそうです。

また、その時分は毎晩のように神秘的な体験が起こり、それが後になって、すべては『ヨーガ・スートラ』に説かれている、シッディ(神通力)であったと理解されたそうです(驚くべき話です!)。
師曰く、その体験は映画以上におもしろかったということですが、もちろん師はそのような経験に対して期待を抱いたり、とらわれることは一切なかったそうです。

霊的な体験を得るために、心の状態をどのようにすればよいのかという問いに、師は次のように答えられました。

「小学生の時に心はすごく晴れやかで、軽やかで、何の屈託もない、何の波風もない状態だということを自覚していた。つまり自分の心を知っていたわけです。

心に何の思いもない、記憶も邪魔にならいほど空っぽの状態をつくりなさい。そのような状態が保てたら、体験はすぐに起こると思う。それが条件です」

お話をお聞きした時、自由無碍で、凛とした可愛らしい少年の姿が思い浮かんだのと同時に、今目の前におられる師は、大人の姿形をされているけれど、本当に少年の頃と何ら変わりないのだと思いました。
そして、一点の曇りもない、師の澄み切った心が、私の中にも広がっていくような感覚が一瞬、訪れました。

心の余計な思いは何もかも一掃しよう! そこに真実の実現への道が開かれる!
あぁ、師のようにいつも清々しい、空っぽな心でありたい、と強く思ったサットサンガでした。

マードゥリー


ヨーガを続けてきて今、感じること—烏丸ヨーガ・瞑想クラス インタビュー②

ヨーガ・瞑想クラスに参加されている方へのインタビュー第二弾!(前回の記事はこちら

5年ほど前には、インドの北から南まで旅をしてアーシュラマ(道場)に滞在したこともあるという藤井かおりさんにお話を伺ってみました。クラスに来られて3年が過ぎましたが、彼女を見ていると姿勢が美しく変わり、体の軸がしっかりしてこられたのがよ〜く!わかります。 


——ヨーガと出会いどのような変化を感じていますか?

以前は呼吸が浅く、息苦しくなることもありましたが、今は日常で気持ちのよい呼吸ができているように感じます。
また、物事を自分のいいように解釈したり、都合の悪いことは見ないようにしていた部分があったのですが、ありのままを受け止めて、前向きに捉えられるようになってきました。

——藤井さんにとってクラスはどんな場所ですか?

心が落ち着く場所です。クラスの後、何日かはその余波が続きます。
みんなでアーサナをするとすごく集中できるし、穏やかな気持ちになるので、やっぱり行くとぜんぜん違うなあと感じます。

——ヨーガを続けている理由は何でしょうか?

ヨーガは、私にとって一生学んでいられると感じる大切なものです。その時々で自分に必要な新しい気づきのようなものがあるからです。
例えば、日常のふとした時にヨーガの教えや、ブログに書かれていたことが腑に落ちたり、悩んでいることの解決法が見えてきたり、本当に大事なものはこっちだと、教えてもらっているように感じます。

——ヨーガを通してどのようになりたいですか?

女神を母として信仰し、信じて生きていくという境地に憧れます。神様のこと、その中にある純粋な愛をもっと知りたいです。

以前、人のためにと思ってしたことで、自分のことしか考えていないと言われたことがあり、それに対して相手を責めるような強い感情を持ったことがありました。
その時に、知らず識らずのうちに見返りを求めていた自分に気づき、考えされられました。ヨーガを通して教えを学び、本当の意味で強く温かい、愛のある人でいられたら…と思います。


軸がしっかりしてきたと感じたのは、確かなものを藤井さんが感じていて、自分の中に理想とするあり方をきちんと据えているからなのですね。納得です〜。

今回お二人からお話を伺ってみて、あぁ、こんなふうに感じてくれていたんだ〜!と初めてお聞きする内容に驚いたり、また頼もしくも感じたり、とっても楽しいインタビューとなりました。

呼吸が変わり、心が調い、そこにヨーガの教えがすーーっと入っていく。生きるということとヨーガが結びついてきて、今の実践の先に「こうなりたい自分」というものが持てるようになるんだなあと、やっぱり続けてきた中で培われていったものは大きいと感じました。私自身もとっても貴重な贈り物をいただいたような気持ちになりました。

これからも一緒に学び、励んでいけますように!

マードゥリー

烏丸スタジオにて

クラス後に。サティヤー、二宮さん、藤井さん、マードゥリー(左から)


ヨーガを続けてきて今、感じること——烏丸ヨーガ・瞑想クラス インタビュー①

烏丸御池で行なっている火曜日の夜クラス。参加者は今年になって来始めた方から、中には10年近く(!)熱心に学んでおられる熟練者までおられ、経験はさまざまです。今回はその中から二人の方にインタビューし、ヨーガと出会っての変化や今の心境などを聞いてみました〜!

駅近のスタジオ サンゴッホにて

まずお一人目は、仕事もしながら、銅版画の製作にも取り組んでおられるという二宮さち子さん。クラスに通うようになって3年半ほどになりますが、久しぶりに会った友人からは「人相が変わったね」と言われたとか。確かに〜〜〜!はじめてお会いした頃よりも表情がいちだんと柔らかく優しくなったように思います。いったいどんな変化があったのでしょうか。気になりますね〜。


――アーサナを続けてきた中で感じていることは何でしょうか?

呼吸が調うことで、心が穏やかになってきたことを実感しています。
またアーサナをしないと翌日身体がだるくなってぜんぜん調子が違うので、何ポーズかでも毎日続けるようにしています。今となっては生活の一部です。
それから、アーサナをすることで『ヨーガの福音』などに書かれている教えの理解が深まっていくように思います。アーサナと教えについての読書には相互作用があると思うので、この二つを続けていきたいと思っています。

――ご自身の課題や目標としているものはありますか?

近い目標としては今練習しているシールシャ・アーサナ(頭立ち)とナウリ(浄化法)ができるようになること。
それから聖者の思想から学ぶことです。今はマザー・テレサの残された言葉が載っている本を読んでいますが、聖者の方々は皆すごく謙虚で、自己犠牲の精神をもっておられますよね。爪の垢でも煎じて飲みたい気持ちです。
最終的には瞑想ができるようになりたいです。以前に瞑想では本を読むよりも、世界のことを本当に理解できると聞いて、そういった状態を体感したいと思い、憧れています。

――関心の高まっていること、もっと知りたいことは何ですか?

ニュースを見ていると、ひどい事件や、紛争が絶えないことにいたたまれない気持ちになります。幼くしてなくなる命の意味や、なぜそういうことが起こるのかを考えたりしますが、社会問題として捉えると不条理ですが、カルマという視点で捉えるとまだしも受け止めやすくなりました。

生きている意味をもっと理解したいと考えたとき、リーラー(神の遊戯)*という、ただ遊ぶということ、世間一般的な楽しみではなくて、生きていることが遊ぶということになるなら、リーラーに身を委ねる、そんな境地を知りたいと思うようになりました。


もともとはスピリチュアルなことに関心がなかったという二宮さんですが、アーサナをコツコツと続けていく中で、身体を通してどんどんヨーガの教えや聖者のスピリットが入っていったようですね。今は、ますますヨーガが楽しくなってこられているようで、何より嬉しいです。

次回はもう一人のインタビューをご紹介します。お楽しみに〜。

(マードゥリー)

シールシャ・アーサナ練習中の二宮さん

*リーラー:この世界は一なる神の遊び戯れであるという真理を表す言葉。心が主人であると誤解し、利己的な思いをもって世界に執着すれば、そこで苦を味わうことになる。しかし、その幻影(マーヤー)を破り、真我を悟った境地から見れば、この世界万物は、愛そのものである一なる神がさまざまな形を取って顕れ、純粋に自ら遊び戯れているにほかならない。(『悟り』より)

■ クラスからのご案内
9/28(金)、烏丸御池スタジオサンゴッホにて秋の特別クラスを開講します! この日はアーサナに加えて瞑想の学びと実践の時間を長めにとって行ないます(チャイ付きです!)。初めての方もこの機会にぜひご参加ください。>> 詳しくはこちら

 


夏を乗り切る!スパイス料理とヨーガの力 〜篠山にて

ジリジリと照りつける太陽の熱を感じる毎日ですね。

先日は篠山にて、サークルMAMA YOGA lilāの皆さんとの「さまらさの台所&サットサンガ(ヨーガの集い)」でした! 今回のメニューはリクエストもあった本格インド料理! 夏野菜でビリヤニ(インド風炊き込みご飯)とサブジ(蒸し煮)を作りました〜。

香辛料の香りが漂う調理室に、「いいにおい〜!」と集まってきた皆さん。スパイス料理を学ぶのをとっても楽しみにしてくださっていたようです。

まずはスパイスの基本をご紹介。お子様も興味深々?!

スパイスには大きく分けて3つの役割があり、1)ホール(固形)スパイス(クミンシードなど)は、油に香りを移す。2)パウダースパイス(コリアンダー、ターメリックなど)は材料を加えた後にしっかり油と馴染ませる。3)香り付けのスパイス(ガラムマサラ)は調理の最後に使うなど、それぞれの特徴とポイントを知ることができれば、ずいぶんハードルは低くなります〜。

またスパイスには漢方薬と共通し、昔から薬として使われてきたものも多く、胃腸や肝臓などの機能を高めたり、食欲増進、疲労回復など私たちの身体を調えてくれる働きや、殺菌作用、腐敗を防ぐ効果もあるそうです。まさに食は薬なり! さすが暑い国、インドの料理で使われるスパイスだけありますね。でも日本のこの暑さも尋常ではありませんから、その知恵と力をいただくには、今の時期こそ最も適しているのかもしれません。

なすやズッキーニなどの夏野菜とナッツやレーズンも入った栄養たっぷりのビリヤニ。玉ねぎベースのコクのあるオクラのサブジは絶品。はちみつレモンと頂いた完熟トマトを添えて。

皆さんの手際のよさのおかげで予定より早く完成! 調理と同時並行でどんどん洗い物などもしてくださり、盛り付けが終わった頃には、調理台もすっかり綺麗に片付いていました。素晴らしい〜!

「美味しい〜!」「美味しい〜!」と感激しながら、みんなで楽しくいただきました! 夏野菜とスパイスのパワーで、元気が溢れてくるようです〜。(なんと80代の託児の方も最初は多すぎるんじゃない?と言われていましたが、完食!)

食後は子供たちが遊んでいる横でお話をしました。
食を通して、観念やムダを取り除き、シンプルに生きていくこと。それぞれがヨーガと出会って感じてきたこと。アーサナの取り組み方、瞑想についてなど、いろいろな話題が出ました。

皆さんとのご縁をいただいて2年ばかりですが、続けている方たちが実践してきた中でよい変化を実感しておられ、それがまた新しい仲間の希望や憧れとなり、ヨーガの輪が広がっていっている、そしてみんなが仲間と、仲間と集える場所をとても大切にされているのを感じました。

最後に感想を少しご紹介します。
「旬の野菜たっぷりの食欲のわくメニューでした。本当に簡単だったので早速家でも挑戦してみたいと思います」
「来てよかったです。野菜だけでこの満足感! 一つ一つの素材の味を大切に、シンプルに調理すること、納得しました」
「お鍋や食器も、今あるものでどうしたらいいかをすぐに判断して選ばれていたり、また特別なものがなくても美しく美味しく盛り付けされていて、その時にあぁ、これで本当に十分だなと感じてとても豊かな気持ちになりました」
「サットサンガのおだやかな空気に心が落ち着きました」
「久しぶりに参加して、自分の変化を改めて感じました。お互い仲間として見て来たメンバーがこうして集えることに感謝しています」
「改めてヨーガを実践することの大切さと、それが確実により良く生きることにつながっていることを感じました。これからも根気よく自分自身と向き合っていきたいと思います」

皆さんのキラキラした笑顔が印象的な、とても軽やかな会でした!

道中、厳しい天候の中、たくましく育っている田畑の緑がとっても綺麗でした

マードゥリー


ウェブサイトをリニューアル!

本日、マハーヨーギー・ミッションのウェブサイトをリニューアルしました! それにともない新しいコンテンツもいくつか増えましたのでご紹介したいと思います。

WEB

ぜひ、お読みいただきたいのは、「真理の教え」!
http://www.mahayogi.org/teachings-of-truth

記念すべき、シュリー・マハーヨーギー台湾初訪問、第一回目のサットサンガの記録を公開させていただきました!!!
答えを求めて熱心に問いかける人々、それに対し、軽快に、力強く、また親しみ深く語りかけ、導かれるシュリー・マハーヨーギー。快活にテンポよく進んでいく問答の様子からは、真理の息吹!まさにサットサンガの醍醐味が感じられる、臨場感溢れる内容となっています。

 さらに!師の教えのエッセンスを、生きる秘訣、ヨーガの道/実践、信仰と愛、瞑想、真理・真実在という5つの項目に沿って、新たに抜粋・編集したものも掲載しています。

 私たちが人生の中で唯一実現すべき真実と、そこに至る道しるべが、これほどシンプルで明快に、体験に基づいて具体的に示されていること、そして何より語られた存在が、遠い過去でもなく、海の向こうのインドでもなく、現代の日本に今、おられるということは驚くべきことでしょう。

この「真理の教え」の一ページが、何かを求め探している人、道に迷っている人の目に少しでも留まり、新たな扉を開くきっかけになったら、と願います。

 師シュリー・マハーヨーギーについて
http://www.mahayogi.org/shri_mahayogi

 その他、中世の聖人ミーラー・バーイー、チャイタニヤ、カビールの生涯や、台湾で活動しているヨーガの仲間、プラサーディニーの手記も掲載しています。


2/23ヨーガのイベント開催@スポーツミツハシ

まだまだ寒さが続きそうな2月、スポーツミツハシ 京都ブラウニーのイベントにてヨーガのクラスを行なわせていただくことになりました!
お店は烏丸御池のスタジオからもすぐ近く。実は年末に立ち寄らせていただいた際、店長さんはじめお店の方がとっても明るく気さくな方で、ワークショップのちらしも快く置いてくださり(感謝!)、今回のご縁もいただきました。

寒い季節を元気に過ごすため、体を温められるように、ということで、内から全身を活性化し、浄化の熱を高めていけるような体感をしていただけたらなあと考えています!
真冬に、ただひたすら自分の呼吸を見つめ、集中してアーサナ(ポーズ)をした後、体が芯からホコホコしていて、冷たい外の風にあたっても縮こまることなく、平然と清々しい気持ちでいられるような感覚になることがあります。
ヨーガを実践していくと、体も強くしなやかになりますが、精神面においても強靭になり、暑さ・寒さ、快適・不快、好き・嫌いといった、自分の枠を超えることができるといわれています。そのような、ぜひ身につけたい!ヨーガの力についてもお伝えできればと思います。

アーサナの後は、今多くの関心が集まっている瞑想も行ないます。
初心者の方も大歓迎! 月末金曜日、プレミアムフライデーのお仕事帰りにぜひいらしてください〜!

日時:2018年2月23日(金)19:00~20:30
会場:ミツハシ 京都ブラウニー HOUSE B店内(柳馬場御池通北西)
参加費:1,000円
お問い合わせ・お申し込み:075-221-3284(ミツハシ京都ブラウニー)
*メンバーズ様限定 当日モバイル入会OK(入会金300円)
主催:スポーツミツハシ 京都ブラウニー


篠山で味わう、秋の味覚と命の歓び

本日、師は台湾へご出発されました。
今回はどんなドラマが生まれるのでしょうか。楽しみですね〜〜!!!

 さて、のどかな田園風景が広がる町、丹波・篠山にも、師との出会いがもたらされ、一人でも多くの人にヨーガを伝えていきいと純真な思いをもって活動している仲間がいます。
MAMA YOGA lila(ママたちのヨーガのサークル)の皆さんとのご縁で、7月からのヨーガ・瞑想特別クラス、そして先週の木曜日には、さまらさの台所の開催が実現しました。とっても熱心な皆さんと交流する中で、この地域の肥沃な大地に撒かれたヨーガの種は、着実に育っているように感じました。

ではでは、先日の報告をさせていただきますね。
秋の味覚がとっても豊富な丹波・篠山。特に有名な特産物に黒豆がありますが、その黒大豆が成熟する前の、たった3週間ほどしか食べることができない貴重な枝豆が黒枝豆だそうです。
この時期、サークルのメンバーも収穫の手伝いで忙しい方もあるようですが、食べきれないほどの黒枝豆をどっさりもらうことがあるという方や、ほぼ毎日食べているという方もおられました。
そこで、今回は黒枝豆の販売解禁日(そんな日が設けられているとはビックリ)から一週間というタイミングで、ぷりっぷり♪の黒枝豆を使った料理いろいろをご紹介しました〜。


この日作ったのは、かき揚げとポタージュ、白和え。その他、さつまいものスティックフライ、小かぶの浅漬。新鮮野菜はすべて丹波から! 
料理の工程はどれも単純ですが、無駄なく美味しい手順のコツもお伝えしました。
例えば今回のメニューなら、中華鍋で白和えのごまを炒る(ちょっとひと手間で美味しく)→鍋は洗わず、油とさつまいもを同時に火にかける(中はホクホク、外はカリっと)→時々さつまいもを動かすくらいでいいので他の料理にかかれる(効率的!)→油の温度が上がりさつまいもが揚がったら、次にかき揚げを揚げ始める、など。
味付けはほとんど塩のみ、一品に薄口醤油を少々使っただけです。
黒枝豆は、できるだけ栄養素を逃がさないよう、少量の水で蒸すことに(時間短縮にもなります)。
さすが皆さん地元だけあって美味しい食べ方はよくご存知ですが、ほとんどの方が、ゆでてそのまま食べる以外はしたことがなかったようです。今回のようなお料理は逆に新鮮に感じられたようで、おもてなしにもいい! とにかくシンプルで簡単なのに美味しい!ととってても喜んでくださっていました。

ふだんはなかなか甘いものや食べる量が制御できず、食べてももの足りなく感じるという方が、一見少ないかな?と思う量でも、すごく満たされて今までの食事は何だったんだろうと思うくらいだったと言われていました。
また調理の中では、こうするもの、こうしなければいけないと思い込んでいたことに気付かされたという声もありました。
これがなんとも、目から鱗の驚き、さまらさの台所の醍醐味なんですよね〜!みんなで楽しく和やかに料理し、旬のお野菜の素材そのものを味わっていただくと、こんなにも体も心も満ち足りる。私たちの命の歓びを分かち合ったような気持ちになりました。

大自然の恵み、お野菜を作ってくださった方の働きに感謝を込めて「いただきます〜!」 託児などでヘルプしてくださった皆さん、お子さまも一緒に。

 
そしてこの日は盛りだくさん! 食事のあとは、皆さんにヨーガの広い世界を感じていただこうと、アーサナのデモンストレーションとキールタンの映像(2年前のイベント『The Eternal Quest〜永遠の探求』)の上映も行ないました。

「さまらさ」に込められた意味は、万物の命を等しく尊び、ともに歓びを味わうこと。食を通して命をいただく意味を深く感じていくことも、アーサナと瞑想によって心のざわめきを静めていくことも、また神の御名を唱え、神への愛を高めていくことも、たった一つのこと、私たちが自らの内にある真実を実現するためにある!! そんなエッセンスが少しでもお伝えできたら嬉しいなと思いました。

また次回(来年かな〜)、篠山にて皆さんにお会いできるのを楽しみにしています。

マードゥリー


ヨーガ・瞑想特別クラス 〜丹波・篠山のママたち〜

先週の木曜日、篠山へ行ってきました〜!
MAMA YOGA lilāの皆さんとお会いするのは4カ月ぶり。初参加の方も何名かおられ、ヨーガの輪が広がっているのを感じました。
アーサナをされる姿からは、日々子育てで忙しい中でも実践しておられる熱意、このひと時に向き合う集中感がビシビシ伝わってきました。皆さんのきらりと輝く表情、真剣な眼差しがとても印象的でした。

ヴジャンガ・アーサナ(コブラのポーズ)

この日のクラスは、日常のヨーガの実践法(ヤマ・ニヤマ)の学び、基本のアーサナ、練習中のシールシャ・アーサナ(頭立ち)や浄化法のナウリも行ないました。

ヨーガと出会ってからの変化をママたちにたずねてみると……
「コツコツするのが苦手だったけれど、やっていくとできなかったアーサナができるようになり、他のことについても前向きに取り組めるようになった」「子供とすごく余裕をもって向き合えるようになった」「いろんなことが楽になった」「体もすっきりし、食事面でも旬の味が美味しく幸せに感じるようになった」「本当の自分があると思えるようになり、心が乱れることが少なくなった」
などなど、皆さんそれぞれにいい気付きや体験があり、ヨーガの力を実感されていることに私もとても嬉しくなりました。

メンバーの中では、ヨーガを学びたい! 伝えていきたい!というムードが今、高まってきているそうですが、今回はその仲間の一人、シュリー・マハーヨーギーの直伝クラスにも熱心に通っている藤原里美さんの声をお届けしたいと思います。

マードゥリー


今年の2月にヨギさんから、MAMA YOGA lilāという名前をいただいて以来、一人、また一人と引き寄せられるように志を持つ仲間が集うようになり、日毎にヨーガへの熱が高まってきているように感じています。
ヨギさんは、どんな環境であっても誰もがヨーガを実践でき、真剣に求めれば必ず本当の自分に辿り着くことができるとおっしゃいます。
仲間たちも、それぞれに与えられた場所で懸命に生きています。今動ける人が動き、喜びも苦しみも皆で分け合い、助け合ってヨーガの道を歩み始めています。
そんな私たちにとって、マードゥリーさんが足を運んで行なってくださるこの特別クラスは、子どもたちを安心してみてくださるシャラニヤーさんをはじめ、いるかさんたち託児の皆さんのお力添えもあり、母子別室でひたすら自分と向き合えるまさに特別な時間です。

私自身、生きる支えになる確かな何かを闇雲に探し回って心身ともに疲れ果て、あきらめてしまったことをふと思い出しました。でも、今の私は、ヨギさんのもとに辿り着くことができ、あんなにも探し求めていた、何ものにも代え難い絶対にゆるがないものがすでにあることを教えていただきました。

今日、息子が母の洗濯物をたたみながら言いました。「ばあやんが喜ぶようにきれいにたたんであげたい!!」と。そんな息子の純粋な眼差しがとても嬉しく、ヨギさんがそれはカルマ・ヨーガといってとても素晴らしいことだから、お母さんにも、それをいっぱいいっぱいするようにって教えてくださったんだよと話しました。

これからも今与えられたこの場所で、真剣に求め続けたいと思います。

藤原 里美


一人でも真剣な人がいたなら、必ず縁は広がっていくと、シュリー・マハーヨーギーがおっしゃっていたことを思い出しました。
次回の特別クラスは9月。また皆さんとお会いできるのが楽しみです〜。