投稿者「シャチー」のアーカイブ

児童館でヨーガ

縁あって京都のある児童館さんで月に一回のママさんヨーガを行なっています。
参加しているのは、お子さん連れの方がほとんどですが、お一人で参加される方もおられます。
その中で二組に分かれ、一組はヨーガをし、一組はご自分のお子さんと、ヨーガをしている方のお子さんとで遊んで時間を過ごします。その後、交替をするというシステムです。

始める前にお子さんのその日の状態や過ごし方などを報告しあいます。

この児童館のありがたいところは、ヨーガをするお部屋と、お子さんと一緒に過ごす遊戯室とが別にあり、その間に廊下ともう一つお部屋があること。おかげでその時間内は自分の子供たちがどのように過ごしているのかは分かりません。
最初は、お子さんと離れてご自身の時間を持つことに戸惑いがある方もおられるようです。それはそうですよね 😥 。
生後、何カ月目かという赤ちゃんになると、「今日、初めて子供と離れて過ごしました」というお声を聞くこともあるし、2〜3歳を越える子供たちになると、お母さんと離れることが理解できてしまうがため、お母さんがいない時間は大泣きに泣いて待つ、ということもあり、その様子に心を痛めるママさんも少なくないと思います。

それでも毎月来られている方、できるだけ参加したいと願っている方がおられることは本当に嬉しいことです。
一つにはそこに、先生とほかのママさんが、自分の子供をしっかり見てくださるという信頼と安心があります。
また保育時間は、自分の子供以外のお子さんのお世話をすることで、今の悩みを共有することができたり、反対に我が子の成長を感じられたり、すでに成長した我が子の小さな時のことを懐かしく思い出す方もおられるようです。

そしてヨーガの時間は……。普段お子さんを抱っこし、ご家族のためにがんばっているママさんたちには、一人でゆっくり過ごす時間はそうありません。そんな中、一組40分ほどのヨーガの時間は、心身ともにリラックスできる、ご自分と向き合う時間です。
皆さん、アーサナ(ポーズ)をしている時の真剣度が半端ありません 😀 )
また、毎回アーサナ後に5分ほどヨーガの話をさせていただいていますが、そこには日常にいかせることがいっぱい。時折ご家庭で実践されている様子もお聞きします。

アーサナが終わった後は皆さん、ほっこり、すっきり! そうしてにこやかに、大切なお子さんのところに戻っていかれます。そんな様子を拝見しながら、ヨーガも保育も、彼女たちにとってかけがえのない時間なのだろうなぁといつも感じます。

少し落ち着いた空間で、ゆったりとヨーガを行ないます。

余談ですが、この児童館さんとのご縁は、私と他のヨーガの仲間が、あるお子さんの介助ボランティアで入らせていただいたことが始まりです。そして私たちがヨーガをしていることを知った児童館の先生たちはクラスに何度も通ってくださいました。その中で、私たちがやっているヨーガを気に入り、本当に良いものだということを知った上で児童館でのヨーガを開催してくださったのです。だからこそ、ママさんたちに自信をもって勧めてくださっているのだと思います。

これからも少しでも多くの方と、ヨーガのご縁が生まれますように。

シャチー


アーサナができた!!! 継続は力なり!

アーサナを始めたばかりの頃は、呼吸がままならない、難しい、力みがある、柔軟性がない・・・そんな気持ちに覆われていても、続けていくことで変わってくる。その素晴らしさは、続けた人にしか分からないものだと思う。

今日は大阪は中央公会堂クラスに通ってくださっている方のお声をご紹介。

始めてから2年ほどのNさんは、他の方よりも少し年が上の方。
「昨年はしんどかった〜」とおっしゃった。そして、「続けることにくじけそうになりながら来ていました。今年はもうがんばりません」
なのにアーサナを始めると、人一倍がんばってしまう。そして気付いた時にはできなかったアーサナがぐんとできるようになっている。そして今年、ようやくアーサナや瞑想の良さ、効果を感じられるようになったとのこと……。素晴らしい! まさに、

継続は力なり!

そのほかにも、「アーサナができた!」と、喜びを言葉にしてくださったお二人がいます。

お一人目はTさん、シルシ・アーサナの練習を始めて半年ほど。頭と両肘の3点を床に置いて逆さまに立つアーサナです。
こんなコメントをいただきました。
「一人で立つことができるようになり、やっと形になってきました。練習していくことで、体と心の調和が動きに繋がっていくことを教わりました」

Tさんは最初、肘が床につかない。背中が伸びない、足を上げる点が全く分からない、と、体が動いていなかったことに気付かされたようです。そして、猫の3番目の形を重点的に続けたり、コブラ、チャクラなど、良いといわれるものをやってみたということ。けれど………、

「肘が(床から)浮き、バランスを崩してこける、の繰り返しが続く。もっと簡単にできるもの、という思いはガラガラと崩れ、「何でできないの?」と落ち込むほど上手くいきませんでした。そんな時、ある日のクラスで「その気持ちがあかん。できるんだから。あせらないこと」という言葉をかけていただき、また、クラスの皆さんが、アーサナができるできないにこだわらず、新たなアーサナにチャレンジしていくことがただ楽しい!と、向き合っている姿に気持ちが動かされました。

気持ちの方向を変えたらいいのかも、落ち込んだりせずに、私もそうやってみよう、と思いました。そこからシルシ・アーサナが形になってきたように思います。実際にできた時には、『あ、できた』と、気が抜けたような感覚で、自分よりも周りの人が喜んでくれたことに、嬉しさと感謝があふれてきたのを覚えています。まだ立てたばかりのひよっこですが、これからも形を深めていけるように、チャレンジを続けていきたいです」

 

 

お二方目はもう一人のNさん。クラスに来たきっかけは、瞑想に興味があり、感情に左右される自分なので心の平和を欲していたように思う、とのこと。初めは「瞑想専科」に参加。その後「中央公会堂クラス」でアーサナを体験しました。以下、Nさんからのコメントです。

「体験後、疲れたものの、全身がくまなくのび、マッサージされたような感覚があり、体も心も軽くなっていたように思う。それから週一で通うようになった。
ヨーガを始めて1年が経った。最近は、集中を深めることと息を吐き切ることだけに集中してアーサナをしている。そして、先日ついに念願だった「チャクラ・アーサナ」ができたのだ!
ずーとしたかったけどできなかった「チャクラ・アーサナ」 どんなに嬉しかったか!
チャクラアーサナはいつか絶対できると思いながらも苦しんできたハードルの高いアーサナだった。自分を励ましながらも「なんか全然でけへんな」と時々落ち込んでたアーサナ。
息を吸いながら、一気にヒップを上げるんや!と念じながら何回かやっていると、すっとスムーズに上がるようになった。まだまだ、上がったばかりで形はおそらく無様だと思うので整えていきたい。今は上がるだけで必死。(笑)

アーサナは、意識の持ち方でどんどん深まっていく感じがする。都度都度の先生のちょっとしたアドバイスがすごく参考になる。家では、毎日寝る前にベーシックなアーサナを30分程するのが日課になっている。すると深くよく眠れる日が増えた。

クラスに参加していく中で、アーサナや瞑想は、それ自体が目的ではなく、本当の自分「真我=アートマン」と出会い一体になるための道筋なのだと思うようになった。
「動き回る心は本当の自分ではない。その奥に永遠の本当の自分が在る。」と知るだけで、いろんな意味で楽になった。自分の中に揺るがない「芯」ができたような感じ。日常生活でも、相変わらず心は外界に影響され動き回る時もあるが、その中で溺れるのではなく、少し離れたところで観察する余裕もでてきた。

少しずつ、少しずつ自分が変化していて心も安定してきていることを実感する毎日。
これもマーハーヨーギーのヨーガのおかげです。知り合えて本当によかった!」

*   *   *

昨日のクラスもチャクラやシルシ・アーサナをがんばる姿が見られました。なかなか思うようにできない中で「Tさん、やってみせて〜」と声が上がり見本を見せてもらう。きれいに立てた姿に拍手! 「私もがんばりたくなる!」とまた次に向かう気持ちが芽生えてくる。
お互いに声をかけ合い進んでいく様子がとても微笑ましく、真剣ながらもリラックスした雰囲気がある中央公会堂クラスの皆は元気いっぱい。
思いやりのあるクラスにいられることがとても嬉しい! みんなありがとう〜。これからも一緒に進んでいきましょう!

シャチー


西宮北口でヨーガ・瞑想を学ぼう!

0チラシ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

阪急西宮北口駅近くの会場で1月よりクラスを始めています。西北には、阪急ガーデンズという大きなショッピングモールがあり、これができたおかげでか、住みたい町No.1になったそうです。

行き方をご紹介しますね。1北改札口北改札口から出て、左手にあるエスカレーターを下りて北西出口に出ます。
目の前には広場があり、右斜め前の道を入って行くのですが・・・

3公園

道しるべはminiminiと関西アーバン銀行。この間の道をまっすぐに進んでください。

4minimini

左手にりそな銀行、右手向こうに三菱UFJが見えてきます。
会場「エビータの森」はこのUFJの前にあります。

5UFJの前

6エビータ

 

では建物の中に入ってみましょう。外観は古いですが、中はきれいにリフォームされています。教室は4階(402)なのでエレベーターで上がります。

6館の中ホール

 

女性としては気になるところのお手洗いもきれいです。8お手洗い2階の洗面所には小さいながらも更衣室があります。9着替え

そして会場は絨毯敷きで、ライトを落としてリラックスできる雰囲気を作っています。10C教室

クラスは毎週月曜日、19時半スタート(90分)。神戸や梅田での仕事後でも通えるような時間帯。内容はアーサナを1時間ほどにし、瞑想とヨーガの智慧を学べる時間を多めにとっています。

ミッションでは珍しく女性限定クラスにしたのは、がんばって働いている、がんばって家庭を守っている世の女性陣、そして今の自分をもっと見つめたい、知りたいと思っている女性たち、ずっと以前の私と重なるのですが、そんな彼女たちと何でも話せるクラスにしたかったからです。

「月曜日はしんどいかな、と思ったけれど、月曜日にクラスに出ると一週間が元気よく過ごせました」と続けて来てくださった方から嬉しいご報告をいただきました。
さてさて、今日もクラスがあります。私も元気よく、西宮北口まで行ってきます!
シャチー


大阪・特別サットサンガが開催されました!

10月25日(火)は、私たちの大好きな大好きな師であるヨギさんが、阿倍野にあるプレーマヨーガサークルにお越しになり、特別サットサンガが開催されました!!!

特別サットサンガには多くの方が参加され、初めてヨギさんにお会いする方は11名いらっしゃいました。最初は普段のクラスとは違う厳かな雰囲気に、皆が緊張してヨギさんをお待ちしていましたが、ヨギさんが会場に入られた瞬間空気は一変しました!思わず喜びで涙が溢れてしまう方、ポロポロと涙を流される方、うっとりと見つめる方、皆がヨギさんにくぎ付けになり、サットサンガが始まりました!

それでも少し緊張していた皆さんに、ヨギさんはヨーガの基本的なことでありすべてを、とても優しく、明快に、そして力強く明らかにしてくださいました。その一言一言、またヨギさんが皆さんの質問を聞かれるご様子、皆さんが一心に聞き入る様子を見ていると、ヨギさんから輝く雫が皆へ降り注がれているように感じました。それは私たちが気づいていようが気づくまいが関係なく、その場にいる皆に等しく降り注がれ、ハートに浸透していくのだと思いました。そして、私たちの奥にある真実と共鳴し、自分でも驚くほど心が素直になり、変わらないと思っていた心も速やかに変えられていくのだと思いました。

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サットサンガ後、まだまだその余韻に浸っていい表情をされている何人かの方にお話をお聞きできたので、アンケートとともにここで少しご紹介したいと思います。

●どんな方だろうと思いながら参加しましたが、深い叡智と温かいお人柄に心の安まる時間でした。質問はできませんでしたが、皆さんの質問は皆が考えている普遍的なものばかりで全てためになりました。普段仕事で感じている人間関係の悩みなどが、どうでもいいことに思えました。
●勝手に呼吸がゆっくりになりました。穏やかな笑顔とその言葉に何回も打たれ、感動しました。
●とても貴重で幸せな時間でした。すぐそばでお姿やお言葉を聞くことができて、素直にうれしかったです。たくさんの学びをいただけたので、コツコツと一歩一歩がんばっていきたいです。
●改めて、学びとアーサナの実践が大事なんだと、今を大切にしたいと思いました。
●とにかく良かったです。今は言葉になりません。

後日談ですが、サットサンガの翌日に、それまでにっちもさっちもいかなくなっていた仕事が急にいい方向へ動き出した!というお話も聞きました。

この素晴らしい縁を、今生でヨギさんに直接お会いして教えをお聞きすることができるという貴重な時間を大切に、より深めていけますように。
本当にありがとうございました!!!

 

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上の写真は今回サットサンガで飾られたお花です。

このお花の一部はサットサンガ後アーシュラマへお届けされ、シャーンティマイーさんの手で下の3枚の写真のように美しく活けなおされました!!!お花も嬉しそうです。

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特別サットサンガー大阪編

こんにちは、シャチーです。本日9月17日(土)はヨーガ・ヴィハーラのクラスに行ってきました。
お部屋に入ると彼岸花(別名:曼珠沙華)が一輪、赤くて繊細な花びらを揺らしています。毎年アーシュラマのお庭で咲く彼岸花、シャーンティマイーさんが秋の香りとともに運んできてくださいました。

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さて、ニューヨークより、師であるヨギさんが戻られてまだ1週間と少しですが、大阪では、ヨギさんにお越しいただいて行なわれる特別サットサンガの準備が進められています。初日の5日夜の会には、すでに20数名の方からご予約をいただいており、そのうちの半数以上がヨギさんにお会いするのが初めての方たち。また久しくお会いできていなかった懐かしい顔ぶれもそろいます。
皆さん、ワクワクドキドキ、やっとこの時が来た!と楽しみにされています!
また何度もヨギさんにお教えをいただいている方たちは、いつか大阪に来ていただきたいと願ってはいたけれど、本当に実現するなんて!と感激もひとしおです。

皆さん、通っているクラスはさまざまですが、学び始めて1〜2年という方も多く、真理の話は、分かるけれど、本当には分からない、言葉は理解できるけれど難しい、そんな思いを抱いている方も少なくありません。それでも何とか理解しようと、クラスに毎週参加することを習慣とし、熱心にアーサナを行ない、ヨーガの話になれば真剣にメモを取る、そんなお姿を拝見してきました。だからこそ、今ヨギさんにお会いできるチャンスをいただけたことに感謝です!

ヨーガではグル(師)の存在は欠かせないといわれます。
グルの言葉の意味合いは、闇を照らす光、闇とは心の中に潜んでいる無知や執着のこと。そしてこの無知や煩悩にただ一度も触れたことのない純粋な存在、真のグルこそ、無知に迷う私たちをまっすぐに真実へと導くのです。

ヨギさんに直接お会いすること、直接お言葉をいただくことはとっても大事なことだと思います。私もそうでしたが、その時には分からなくても、心の奥深くに真理の光が届き、きっと何かを感じることができると思うからです。そうして誰もが、今あるところから少しでも前進し、真の目的を見つける事ができたなら、それはそれは素晴らしいことではないでしょうか。ぜひご参加ください!!!!!!!

10月5日(水) 19時〜21時 中央公会堂 2F 第7・8会議室(続き間)
10月25日(火)11時〜13時 プレーマ・ヨーガサークル

*11月6日(日)には14時より京都アーシュラマでも特別サットサンガが開かれます。
詳しくはホームページをご覧ください。


MYM40th.記念Tシャツ ご予約受付中!!!

4月、師の落款「瑜祇(ヨーギー)」をモティーフにデザインした、MYM40周年記念オリジナルTシャツが出来上がり、本当にたくさんの方からご注文をいただきました。

本来、落款は作品などに小さく押されているものですが、今回は落款をメインにデザインしてみました。しかも朱色を使わずにシルバーを使い、40周年マークをゴールドにしたことで、ぐっとシックで素敵なTシャツに仕上がっています。
カラーは半袖12色、長袖5色と豊富です。

そしてこの度、好評発売につき、ご予約第2弾を行なうことになりました。
締切は6月10日、お渡しは6月後半になります。

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まだまだたくさんの色があります。この機会にぜひお申し込みください。
カラー、サイズはこちらから

 

 


大阪ー中央公会堂クラス

毎月第4水曜日は120分クラス、アーサナを1時間ほど行なった後は、ヨーガの知恵を学ぶ時間です。今週がちょうどその日でした。
お話はヨギさんから教わった教えを紹介するところから始めました。

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ヨーガの目的は、この私たちの本性は「吉祥で自由な存在」だと知ることなのですよね。

自由、それは私も長年追い求めてきたことです。
かつて、この人ってなんて自由なんだ!と、とてもうらやましく思った人がいました。心に正直で、いいことはいい、嫌なことは嫌、求めるものにはまっしぐらに向かい、躊躇なく言葉を話す。それでいて人への気遣いもできる素敵な人でもありました。が、時には周りとの間に不調和を生むこともありました。

今思うと、彼女は振る舞いこそ自由であったかもしれない。けれど実際には自由でなかったのだと思います。
もしかしたら、行為に移さない方がよかったのかもしれない、そんな時にでも、やはり何かを言ってしまう、行為してしまう。思いが強すぎて思いに引っ張られていたのだと思いました。

私もそんな感情に振り回されることがずっと以前にありました。感情が高ぶってすぐに行為に移すと、たいていはロクなことにはなりませんよね。周りも嫌な思いになるだろうけれど、自分だって相当嫌な思いになります。

だからこそ、行為に移す前には、ひと呼吸おいて、行為に移すことを減らしていきました。それは相当苦しいですよ。心は表にだせー!!!と号令をかけてるわけですしね。それでもぐっと耐え忍び、心に言い聞かせたのです。出してしまうと結局苦しむのは自分。そんなすぐに感情が高ぶる自分でいいのか、もっと穏やかな人になりたいでしょ、と。またその後も心が揺れる度に何度もこれこそが自分を苦しめているもの、理想の自分になりたいならその思いを捨てなさいと言い聞かせました。そうしていくうちに、すぐに感情が出てくることが少しずつですが減っていったのです。

それまでは、思ったように心を爆発させていたので、心が揺れる習慣がついていたのですね。忍耐をもって感情を制御していくごとに、自分のキャパシティも広がって楽になっていきました。

こうなふうにヨーガを学んできたわけですが、こうしてがんばれたのも、本当の自由な方に出会えたからなのでした。

お会いした頃、その方は持っている物は本当に少なかった。いつも同じ服を着られていました。またたとえば、3カ月ほどの海外滞在に持っていったものは、小さな手かばん一つでした。
ご自身については、こんなことができるとか、あんなことができるとか、何ひとつ語られませんでしたが、なぜか人を包み込むような大きさを感じていました。何も持っていないようで、すべてを持っているように見えます。
それが私たちの師匠、ヨギさんです。
ヨギさんは、楽しむ時はこの上なく真剣に楽しまれ、仕事は完全に終わるまで集中が途切れません。それでいて終わった後はすべてを忘れられるようです。思いに支配されていないのだと思いました。

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すべてのことには必ず原因がある。行為に移す前に、思いもより良く調えていこう・・・

そんなお話をしながら、参加してくれた皆さんも、自分のことに置き換えていろいろと質問もしてくださいました。人の話を聞くと、また自分を振返り、クラスで学ぶとみんなの声が聞けるから、より理解も深まるように思います。真剣に、理想の自分を見つめて、向かっていけるよう、みんなとともにがんばっていきたい!と思えるような皆さんとの会になりました。

来週は第5水曜日、特別企画クラスです。
「The Eternal Quest」の映像を見て、その後ミラバイとともにキールタンを歌います。
ぜひご参加ください。
シャチー


大阪中央公会堂クラスのある日

土佐堀と堂島川の間の中之島に建つ中央公会堂は、赤レンガ造りとアーチ状の屋根が実に美しく、荘厳な外観を保っています(国の重要文化財)

1中央公会堂北浜橋から

クラスは19:00から始まるので北浜駅から地上に出ると、秋には夕焼けが拡がり、その向こうに中央公会堂が見えます。また夏には青空の下に見える姿に、気持ちも清々しくなります。

青空の下で_0455

建物の中に入ると、貸し会場につくり替えられた場所もあるものの、当時をそのまま残してあるところも多く見られます。
地下からエレベーターに乗ってすぐの入り口がいつものクラス会場です。

第8会議室_0630

ちなみに、天井が高いので、地下から2階まで階段で上がろうと思うと、相当くるくると上がらなくてはなりません。階段も雰囲気がありますね。

階段

さて今週火曜日のクラスは9名が参加。間接照明と外から入る明かりの中、静かな気持ちでアーサナを行ないました。

クラス風景_0639

一つ一つ、丁寧に、吐く息に集中します。

 

アーサナと瞑想が終わった後は、毎回ヨーガのお話をほんの少し。今日のお話は・・・

長年続けているS氏。クラスに初めて来られた時には自分の身体の固さに、だめだなぁ〜と肩を落としたと言われます。でも「アーサナは人と比べるものではない」と聞かされて、とっても安堵し、またその言葉がクラスを続けるきっかけになったとか。

そうです、アーサナは人と比べるものではありません。
でもそれは自分のアーサナについても同じです。

昨日はできなかったことが、今日はできた!と喜ぶこともあれば、昨日できていたものが今日はできなかった、何でだろう?と落ち込むこともあります。
その日の過ごし方によってアーサナのできって変わるものだと思ったことがありました。

毎日同じように生活をしているようでも、日々の心の有り様は違います。
ものすごく忙しくて身体が疲れていたのに、アーサナがよくできたり、反対に家でゆったりと過ごしていたのに身体が固くなって思ったようにできなかったりしたこともありました。

思い出せば、身体は疲れているいないに関わらず、心が何かに集中し、穏やかに過ぎた時は、その後のアーサナがよくできました。反対に身体は休ませていても、心配事や悩みに心が動揺して過ごした後にはアーサナがうまくできなかったようです。

一日の終わりにアーサナをすると、その日の心の状態が影響するものなのですね。

できたから良い、できなかったから悪い、と判断せず、違って当り前、その時の中で自分のベストをつくして集中していくことが大事だと思いました。

またアーサナを続けていくことで、そのような影響も受けなくなるといわれています。
1回1回のアーサナに一喜一憂せず、淡々と集中して行なっていきたいですね。

とまあ、クラスではこんな感じで最後にお話をしています。火曜日は90分クラスですが、第4水曜日の120分クラスでは、もう少しヨーガの話をする時間をとっています。いろいろなヨーガの話をしにぜひお越しください。

シャチー(火・水 担当しています)


誰もが実践できるヨーガ・瞑想専科 合同合宿!

9月20日、21日と誰ヨガ&瞑想専科合同で合宿を開催しました〜
テーマは瞑想。講師は瞑想専科を担当しているサナータナです。

まずは初日、20日の講座は・・・・・・40名以上の参加者が集まりましたよ。合宿1

瞑想って「何も考えないことですか?」「無になることですよね」・・・とよく聞かれますが・・・というお話から始まりましたね。

サナータナはホワイトボードに

瞑想

という文字を書いてこう説明してくれました。

瞑想の文字には「想う(思う)」という文字が入っていますね。
瞑は元々は「冥」という字が使われていたのだけれど、これは「真っ暗」という意味。
・・・「他のことは考えないで(他のことには目をつむって)一つのことだけを想うこと」・・・つまり、思わないことではなく、一点に集中することとなります。
なるほど〜 😀

そして、瞑想の3つの段階を学び、自分がいったい何をのぞんでいるのかを見つめる瞑想をしてみました。
「自分の望み、希望、願望、欲望でもいいですよ。
ただこれを否定せずに、これさえあればもう完全に満足だ!と思える最高地点にまで高めていくようにしてみてください」
欲望を持たない、執着をしないという教えを何度も聞いているから、ついつい「〜したい」を否定してしまいがちですが、これらを否定せずに、永遠で絶対の最高の欲望にしていく。突き詰めていくことで、本当に自分がどう生きたいのか、人生の理想を見つけていくことができるそうです。
そしてそこには、誰もが求めている純粋なものが入っているというのです。

瞑想は対象が大事だといわれています。またそこに向かうには集中力が必要ですが、なかなか最初から集中して瞑想することは難しいもの。そこでサナータナは私たちが楽しんで集中に向かうことができるようにいろいろと考えてくれたのですね。
まずはこんなふうにして瞑想の練習をしましたよ。

さてさて本当に瞑想するのはここからが本番。
皆に寄り添って進めてくれた講座ですが、この後、サナータナはブッダの教えをもとに、そして時にはヨーガ・スートラの教えから、真我の瞑想と識別の瞑想を私たちに分かりやすいように解説してくれました。そしてそれを受けて実際に瞑想を体験、と繰り返し、講座は、2日間で計4時間半ほど。分かりやすく、しかも思わず笑ってしまう場面も多々あったりなど、楽しみながら学んだ、あっという間に過ぎた2日間でした。

本当の内容はブログでは伝えきれません。詳しく知りたい方はぜひサナータナの瞑想専科にお越しください!(大阪10月6日より中央公会堂、京都10月16日よりウィングス京都で開講!)

講座は終わったけれど合宿の醍醐味はまだまだ続きます。
合宿所はマハーヨーギー・アーシュラマの傍に住むヨーガの仲間の家5つ。それぞれにヨーガの名前がついていて、何人かでシェアして住んでいます。これまでも遠方からヨーガを学びに来られている方々の宿泊を受け入れてきました。その五つの菴に分かれての宿泊になります。

各庵に分かれた参加者たちは、ヨーガの仲間の先輩たちとともに、さまらさ料理を作っていただき、またその後は各庵でヨーガの話に花が咲きます。
また今回の合宿は瞑想がテーマだったので、それぞれが30分〜1時間程度の瞑想をしっかり行ない、ぐっすりと眠りました。

ヴィハーラで

庵の一つであるヨーガ・ヴィハーラにて、朝食後の写真です。前の晩にはヨーガの話をいっぱいした後に、自然とキールタンを歌うことになったそうです。皆さんいい顔をされていますね〜

ということで、合宿が終わった後は、勉強になった、とても楽しかった、充実していた、また合宿を計画してほしい、と嬉しい声もいっぱいいただきました。
皆さまありがとうございました〜

 

今回の合宿でとても印象的だったのは、私の家でもあるセーヴァ・クティーラに宿泊した女性の言葉です。
彼女は月1回あった誰ヨガ講座を2年間、ずっと続けて学びにきてくれていたのですが、初めて参加した時、そこに来ている人たちの多くが顔見知りなのだなと感じたというのです。(実際、マハーヨーギー・ヨーガ・ミッションでヨーガを学びに来ている仲間も多く参加していた)
でもそこに参加している人が、1人で参加している彼女に気付いて声をかけてきてくれて、それがとても嬉しかったそうです。そうして少しずつ他の人たちとも仲良くなって、月に一回の講座であっても、たとえ話すことがなくても、ああ来てはるなぁ、嬉しいなあと会えるのを楽しみにしていたと伝えてくださいました。
また、今回の合宿でも各庵に分かれて7〜8人ほどで宿泊しましたが、自分のことや抱えている問題なども、皆、隠さずに話されていたことや、だからこそ自分も素直に話し、聞いてもらえることができること。大人になってこういう人たちと巡り会えたのは、自分にとってもとても貴重なことなのだと話してくださいました。

ヨギさんは、教えを学ぶこととともに、サットサンガやヨーガの仲間との時間を大切にするようにとよくおっしゃいますが、こういう集まりに参加して落ち着いた、心地よく感じているというお声もよく聞きます。自分自身もクラスに参加したり、ヨーガの仲間と会うことで、ぶれない自分でいられたり、もっとがんばろうと思えたりします。
求めるだけではなく、捧げようと思う気持ちがある人たち、そんな仲間の中にいられることを改めて貴重であると感じ、本当にありがたいことだなあと思いました。

またこういう機会をぜひ作っていきたいと思います。その時はまた参加してくださいね!
久しぶりの登場、シャチーでした。


夏がやってきたぞ〜〜ある日の昼食。

夏がやってきたぞ〜〜〜!! 今年は冷夏と聞いた気がしたけれど、何だか猛暑を予感させるような日中の気温。
こんな時のお昼は・・・そうだあれだ! 冷蔵庫の中を見るとまさしくその材料があったので、きっと同居人のミラバイもそろそろあれをと考えていたに違いない、とあれを作りました。

そうです。中華ドレッシング。
新玉ねぎとしょうがをすって、濃口醤油とごま油、ごまを少々。混ぜるだけの簡単ドレッシングです。
これ、さまらさからの紹介で春巻き膳の時に教えてもらったものですが、その時には蒸し野菜にかけていましたね。
ちょうど5月発行の『パラマハンサ』No.103でもご紹介しています。

私たちは夏にはこのドレッシングを冷麺にかけていただいています。市販のタレは甘めが多いですが、このドレッシングだと意外とさっぱりして美味しいのです〜〜〜
ぜひお試しあれ!

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具がモリモリのところは目をつむってください。
お肉類がなくても、レタス、キュウリ、トマト、薄焼き卵で充分いけます。

シャチー