サナータナ・ダルマ アヴァターラ メーラー」カテゴリーアーカイブ

サナータナ・ダルマを生きる!

初のオンライン開催となった、春の祝祭「サナータナ・ダルマ・アヴァターラ・メーラー」。
出席された皆さんは、身体に収まり切らないほどの歓びを感じられたことと思います。

祝祭前は、初めてのオンライン開催がどんな風になるのだろうとドキドキしていましたが、いざ始まってみると、画面を通していることも忘れて没頭し、あっという間でした。
時間も空間も超えて出席者全員が共に在るということを強烈に感じました。
祝辞を献上した方々から、サナータナ・ダルマ=永遠の真理だけを見て行為してくのだという決意が伝わってきて、胸が熱くなりました。

祝祭後の土曜クラス終了後に、久しぶりに東京のグルバイ(兄弟姉妹弟子)で話す機会を持ちました。一年以上ぶりに拝見する師のお姿に感極まったのは皆同じだったようで、それぞれの表情や言葉から大きな歓びが感じられました。

東京グルバイのメンバー(後左から小菅さん、シャルミニーさん、前左ハルシャニー、マイトリーさん)

今回祝辞をされたグルバイの1人、小菅(こすげ)さんは、祝辞の文章を考えていく過程でたくさんの気づきと学びがあったと話してくれました。
名前も形もない真理について祝辞を考えるのは難しく、真理に関する知識を書き並べる感じになってしまい、「もっと自分の気持ちを出したい!」と悩んでいると、筆は自然と師であるヨギさんに向かっていました。それからはヨギさんへの想いが高まるばかりで、真理とかそういった知識ではなくバクティでいっぱいの内容になっていったそうです。
その表情からは歓びが溢れ出ていて、その場にいたみんなの歓びも一層大きくなったように感じました。

また、アーサナ・瞑想クラスの参加者のSさんは、まだ一度も師にお会いしたことはないけれど今回の祝祭に参加され、冒頭のヨギさんのプージャを拝見し、画面からでも神聖なエネルギーを感じました。 祝辞を述べられた皆さんの体験談も素晴らしく、それぞれヨギさんへの思いや、ヨギさんの言葉によって、人生に大きな変化があったんだなぁと思いました。」と感想を寄せてくださいました。 師を想い慕う気持ちはたとえお会いしたことがなくても同じなのだと感じ入りました。 

左から、ターリカーさん、マイトリーさん、シャルミニーさん。マスクをしているとわかりにくいですね。笑 いいお天気でした!千駄ヶ谷駅前にて。後ろに見えるのは新しくなった国立競技場です。

師が与えてくださるこの上ない歓び、そして自分の中にも真実があるという想いは、確かに私の胸の中に在ります。
それでも、日常の中で様々な出来事に巻き込まれてそれが覆い隠される状態になり、一人ではなかなかその覆いを取り払えない時もあります。
私はこの3月半ば以降、やむを得ず過密なスケジュールで働き続けてしまい、祝祭前日にはっと我に帰ったような状態になっていました。しかし祝祭当日、歓びしかないひと時を体験し、真理以外のことは全て吹き飛んでしまったように感じられました。そして翌日からは再び働き続ける日々が始まり、もっと余韻に浸っていたいのにともどかしい思いを感じながらも、仕事に集中するよう努めました。
そうしてグルバイで話す日を迎えたのですが、みんなで揃って会うこと自体がとても嬉しくて、慌ただしかった日々のことは一瞬で消え去り、再び歓びいっぱいになりました。1時間ほどではありましたが、交わす言葉以上に祝祭の余韻をみんなといるだけで味わえました。

かつてブッダは、「この世は美しい」とおっしゃったそうです。
私は日々の暮らしの中で、この言葉をよく思い出します。一体この世の何を美しいとおっしゃったのか…それは全ての命は等しく尊い、命そのものが美しいということではないかと思います。

ブッダの生きた時代と今とでは、環境も人々の暮らしも大きく異なりますが、「この世は美しい」ことは変わらない真実です。
人、動物、植物、それぞれの命が織りなすこの世界。その世界の中で、ずっとサナータナ・ダルマ(永遠の真理)は存在し続け、今を生きる私たちへと繋がり、これから先にも繋がっていく。
世の中がどんなに変わっていこうとも、絶対になくならないもの。

そのサナータナ・ダルマを体現してくださっている師の存在と、共にサナータナ・ダルマを生きようとするグルバイの存在がある限り、どんな世の中であろうとも必ずサナータナ・ダルマを実現できる。そう強く感じた祝祭でした。

ハルシャニー


春の祝祭―台湾編

2021年4月4日、グルの恩寵と祝福とともに、台湾のグルバイたちは台北のアーナンダ・アーシュラマで一緒に7時間半以上を過ごしました。とても濃密で幸せな時間でした!

前日から会場の準備が始まりました。 前日と当日の朝、昼のお弁当も用意しました。 (日本ブログに紹介されたフォカッチャもメニューに入れました!)

前日は日差しが強く暑かったですが、祝祭当日は突然涼しくなり、まるでここが京都で、春の祝祭に参加するために出かけているような気分でした。

春の花が飾られた開始前の静かな会場

参加者たちは午前中にアーナンダ・アーシュラマに到着し、先に今回の祝辞の翻訳を聞きました。祝辞の中には、深い自己探求の思いや、人生の無常に対して心に疑いや動揺が生じたとしても、ヨギさんが遥かなる人生の大海で永久なる真実の光を弟子のために灯してくださっているから、私たちは永遠の真理が自分の中に在ることが分かるようになったという話がありました。祝辞を通して、グルバイたちが堅固な決心をもって真理の道に進んでいると感じました。彼らの姿はまるで真っ暗な海に光り輝く星のようであり、聴きながら何人かは涙がこぼれていました。

台湾語に翻訳された祝辞を先に聞いて、祝祭への思いが高まりました!

その後、少しお昼休みを取ってから、わくわくしながらみんな席に着きました。久しぶりですから、ヨギさんや日本やニューヨークのグルバイたちと会えるのをすごく楽しみしていました。

開会後のプージャーの時、ヨギさんがスクリーンに現れました。誰もが息を止めたかのようにグルの姿を見つめました。スクリーンを隔てていましたが、会えない長い時間も遠く離れている空間も消え失せ、安らぎと歓びに満ちた雰囲気に包まれて、ヨギさんが優しく一人一人の弟子に応じてくださっているように感じました。

それから祝祭が進んで、先輩とグルバイたちのお姿を見ながら、みんなは笑みをこぼしたり、時には祝辞者の情熱が伝染して感情が高まったり、感動していました。画面で拝見したニューヨークや日本のグルバイに実際に会ったことがなくても、共にヨギさんに教わる真理の道に歩んでいますし、Pranavadipaを通してグルバイの記事を読んだりすることもありますから、いつもみんなが一緒にヨギさんの下で学んでいるような感覚をもっています。今回オンラインで「会う」ことができて、長年の知り合いのように親しく感じました。

祝祭の中盤には、45周年の記念スライドショーが上映されました。祝辞にもありましたように、ヨギさんは変わりなく、いつもの優しさと歓びをもって、私たちに唯一の真理を示してくださっていました。真理を渇望する人々のため、45年もの間、真理の教えを絶えず伝えてくださっていました。世界中で布教されているヨギさんのお姿をみんなは高揚した気持ちで拝見しました。その時、自分がヨーガと出会った日を思い出したのかもしれません。

ヨギさんの2017年台湾初ご訪問!<45周年記念スライドショーから>

実は、ヨギさんは、私たちがヨーガを始めるだいぶ前から、すでにこの道で私たちを待たれていたのだと思います。そして今も、その悟りを啓くヨーガの道に立たれて、優しく私たちを見守って導いてくださっています。信念と決心を持って行動に移せば、必ず永遠の真理を実現できると、私たちに高らかに宣言されています。

グルへの礼拝

終盤に、再びスクリーンに現れてくださったヨギさんのお姿。世界はまだ混乱しているのだがきっと良くなる、このような時こそ自分のヨーガの実践を深めるようにと弟子を励まし、そしてみんなとの再会を楽しみにしているとおっしゃってくださいました。その場にいた誰もが名残惜しくスクリーンを見つめて、ヨギさんからもたらされた幸福と平安に浸る時間が続いて欲しいと願っていたことでしょう。

だけど、私たちには分かっています。本当にヨギさんと共にいたいなら、生活の中で一歩ずつ実践していき、無知なエゴを棄てるしかないのです。ヨギさんのかっこいいお姿のように生きて、永遠なる真実に成ることが、グルの無限の愛に報いることになるのです!

祝祭の後、1時間くらい感想を分かち合いました。 祝辞からのインスパイアされたことや感動したこと、そして自分の経験やグルへの思いなど、たくさん話をしました。

マハーヨーギー・ミッション台湾 シンユン


歓喜の春の祝祭 2021 !

第4回サナータナ・ダルマ アヴァターラ メーラー/マハーヨーギー・ミッション設立45周年合同祭が2021年4月4日(日)にオンラインで開催されました。サナータナ・ダルマは、永遠普遍の真理サナータナ・ダルマとそれを100%純粋な形で具現されたアヴァターラ(神の化身)の顕現に感謝を捧げ、私たち自身アヴァターラが示された道を歩み、サナータナ・ダルマの実現を誓願する、喜びの祝祭です。

今年のテーマは「サナータナ・ダルマを生きる」です。師にお会いできない状況が1年以上続いていることもあり、どのような状況でも、いついかなる時も、ヨーガを生きるという志を持つべく、このテーマが選ばれました。
そして、マハーヨーギー・ミッションは今年2月で設立45周年になり、喜ばしいことに、合同祝祭として開催されました!
師シュリー・マハーヨーギーの恩寵の下、1976年にマハーヨーギー ・ヨーガ・アーシュラマ(現マハーヨーギー・アーシュラマ)が開設されてから45年。私たちはその中で師に巡り会い、ヨーガの教えを授かって、サナータナ・ダルマを生きるようになりました。

オンラインという形ではありますが、久しぶりに国内外のたくさんのグルバイが師の下に一堂に会することができて、本当に嬉しく思いました!海外はニューヨークと台北も結び、国内は北は北海道から南は松山まで、全国津々浦々から参加し、100名を越すグルバイがオンライン上に集いました。

今年は桜の開花は例年よりも早く、祝祭当日は満開が過ぎ、プレーマ・アーシュラマ近辺の桜は新緑へと移り変わりつつありました。春の雨で大気はみずみずしく潤っていました。

プレーマ・アーシュラマには、感染防止のために必要最小限のスタッフが集まりました。Zoomを使った配信拠点として、例年とは違う様々な通信機器が所狭しと配置される中、師は有難くも足をお運びくださって、祝祭が始まりました。

玄関を飾る見事な極楽鳥の生け花!

永遠の真理を渇望し、力強く道を歩むたくさんのグルバイから素晴らしいメッセージがあり、本当に感動しました!さらには45周年記念スライドショーが上映され、師が世界各地に赴かれ、ヨーガを布教されているお姿をたくさんの写真を通して拝見し、そのあまりの圧巻のお働きに言葉を失うばかりで、百聞は一見に如かずと言われるまさにその通り、45年間の絶え間ないお働きに心から感謝し、貴重な師のお写真に喜びを新たにしました!

詳細は、2021年5月からWeb化される機関誌「パラマハンサ」に掲載予定ですが、ブログでは当日の写真を中心に祝祭の模様をお伝えしようと思います。Web版「パラマハンサ」には力強い祝辞の数々が掲載される予定ですので、楽しみにお待ちください!

 


オープニング映像

開会が宣言され、オープニング映像から始まりました。2017〜2019年の過去3回の春の祝祭の様子を短く編集した映像が映し出されると、当時の喜びと感動が呼び起こされました。少し写真に切り取って紹介させていただきます。<オープニング映像より>

2017年から始まった春の祝祭の受付ボード。中央(2017年)、ブッダ(2018年)、ラーマクリシュナ(2019年)<オープニング映像より>

桜が咲き誇る中、次々とプレーマ・アーシュラマに集まってくる弟子たちの様子が映し出されます。<オープニング映像より>

歓びの中、開会を待つ弟子たち。毎年、プージャーの始まりを待っていたその気持ちが思い起こされ、喜びと集中が高まりました。オープニング映像の後、今年のプージャーが執り行われました!<オープニング映像より>


プージャー(礼拝)

今年は感染防止をこころがけて、マーラー(花輪)と火の献上は、師が来られる前に弟子たちで祭壇に奉納させていただきました。そしてオープニング映像の後、師シュリー・マハーヨーギーに心から感謝を込めてプージャー(礼拝)を捧げました。神聖な鐘の音と聖音オームがオンラインを通して心を清め、マントラが奉納されました。そして、1年以上ぶりになる師の尊いお姿を拝見し、本当に安心し、喜びと感動に満たされました。


祝辞・メッセージ

日本からは9名のグルバイから祝辞が捧げられました。上段左から、船勢さん(大阪)、島本さん(京都)、小菅さん(東京)、吉岡さん(京都)、笹沼さん(松山)、下段左から、森さん(静岡)、藤原さん(丹波篠山)、ムラリーさん(京都)、ヨーガダンダさん(京都)、そして司会(サーナンダ、サティヤー)。 各地からサナータナ・ダルマを生きる決意と、45年に渡る師のお導きへ心からの感謝の思いが捧げられました。みんな、歓びに満ちた笑顔が印象的でした!

深夜にも関わらず、カルナーさんの家に集まったニューヨークの10名のグルバイたち。NYのMYMも今年は25周年に当たります。上段の写真、アーナンダマーリーさん(中央)、カルナーさん(左)、サーディヤーさん(右)からNYを代表して、絶え間ない師の導きへの心からの感謝と、力強い祝辞が捧げられました。オンラインのおかげで、生の声が聞けて、とても嬉しく思いました!今は師の渡米は難しいですが、師の来訪を恋い焦がれる皆さんのお気持ちが伝わってきましたし、さらには困難な状況の中でも真理に生きようとする熱い誓願を聞くことができました。遠く離れていても心は一つです。

台北のアーナンダ・アーシュラマに集まったマハーヨーギー・ミッション台湾の17名のグルバイたち!昨年法人化を実現し、ヨーガの布教に邁進している台湾からは、プラサーディニーさん(前列右)、プリヤーさん(後列左)、マールラーさん(2列目左から3人目)、ラーダーさん(2列目左)が代表してスピーチし、そして最後にみんなでヨーガの実践を誓願するとともに、手でハートマークを作って師にラブコールを送りました。

松山のヨーガ・サーラ・スタジオに集まった7名のグルバイ(写真左)と京都のヨーガ・ヴィハーラに集った5名のグルバイたち。 松山からは、代表してアーナンディーさん(青)、アサンガンさん(オレンジ)、アミティーさん(ピンク)、廣川さん(緑)からメッセージが捧げられました。毎年松山では師のサットサンガが行われていただけに、今の状況はとても残念ですが、それにもかかわらず、熱心にヨーガを実践し、布教していこうという熱い思いに溢れるメッセージでした!ヨーガ・ヴィハーラには祝辞者を中心に集まり、熱い思いが捧げられました。

さらにサプライズな嬉しいお知らせが45周年スライドショーの後にありました!MYM45周年の記念となる、新しいオリジナルTシャツが完成しました!また、上の松山の写真の前列4人が着用しているように、ヨーガ・サーラ・スタジオのオリジナルTシャツも製作されました!もちろんいずれも、師のオリジナルデザインです。素敵ですね!!!みんな大喜びでした!追ってMYMサイトにてご案内させていただきます!お楽しみに!


MYM 45周年スライドショー

そして、なんとなんと、45周年の記念のスライドが制作され、上映されました!ブログでは、少しだけそこから抜粋させていただきます。1976年に製作された千の花弁のサハスラーラの旗は、45年もの間師とともに私たちを見守ってくださったのかと思うと、本当に有難くそして凄いものだなあと驚きました。昨年製作された2代目の旗もまたこれから長い間私たちを師とともに守護してくださることでしょう。師のプラーナに包まれたアーシュラマ2階の間(ま)は、どれほど道を求める人々、救いを求める人々を迎え入れてくださったことだろうと思うと、感無量です!そして師は、NYでも1996年の初ご訪問以降、道を求める人々を導き続けてこられています。


師のお言葉

最後に、シュリー・マハーヨーギーより、お言葉をいただきました。

45周年ということで、懐かしい古い写真などが紹介されました。その最初の時に、このサナータナ・ダルマである真正のヨーガを伝えるためにと旗を作りました。それはサナータナ・ダルマを象徴し、またヨーガの成就も象徴しているサハスラーラ・チャクラです。そのチャクラの上には古いウパニシャッドから引用した聖句が書かれています。紹介しますと、『純粋なる歓喜から一切万物が生まれる。それは純粋なる歓喜によって維持され、歓喜に向かって進み、そして純粋なる歓喜に回帰する』というものです。この歓喜という言葉はアーナンダですね、サット・チット・アーナンダのことです。時にはこのサット・チット・アーナンダはブラフマンと呼ばれ、アートマンとも呼ばれ、また神と呼ばれてきた存在のことです。一切のすべてはブラフマンである。さまざまな古くからの聖句が思い浮かびますが、人がその真理を忘れそうになった時、反対に悪徳が蔓延ろうとする時、真理である存在は自らを顕現させる。善き人を救い、悪しき者を滅亡させ、そうして正しい真理をこの世に樹立させることを目的として。これがアヴァターラが顕れる理由でもあります。この世はいつも困難と苦しみに満ちている。大小さまざまな災難がいつもやってくる。その都度、救済者は顕れます。本当はすべてが尊いブラフマンなる存在なのだから。

今日の各地からのメッセージを聞いて、とっても歓んでいます。それはみんなの目が覚めてきていることを感じるからです。本当にうれしいことです。今少し困難な状況が続いていますけれども、夜(よ)が明けない夜(よる)はないといわれるように、やがてまた陽(ひ)は昇ってくると思います。今こそ内面へのヨーガを深める時です。そしてまた皆さんにお会いする日を楽しみにしています。今日はうれしい言葉をたくさんありがとうございました。

サットグル・シュリー・マハーヨーギー・パラマハンサ

今年の合同祝祭は、たとえ師やグルバイと直に会うことができずとも、霊的空間で同じ処にいることを実感した、実に稀有な祝祭だったと思います。そして、師が足跡として残された45年は、古代から続くサナータナ・ダルマであり、アヴァターラの祝福と導きが今も変わらず永遠にあることが強く強く胸に刻まれた祝祭になりました。

師とすべてのアヴァターラに心より感謝を捧げます。

ジャイ・サナータナ・ダルマ アヴァターラ!

ジャイ・サットグル・シュリー・マハーヨーギー・パラマハンサ キ ジャイ!

マハーヨーギー・ミッション


いよいよ春の祝祭!

アトリエから見える桜

御室プレーマ・アーシュラの界隈では、桜も満開が過ぎましたが、花吹雪が風に舞う光景がとっても美しいです〜。仁和寺では遅咲きの御室桜が咲き始めました!

いよいよ4/4(日)、「サナータナ・ダルマ・アヴァターラ メーラー(神性示現大祭) マハーヨーギー・ミッション(MYM)設立45周年記念合同祭」が開催されます!
オンライン上ではありますが、久しぶりに師の下に、ニューヨークも台湾も、日本は北海道、東京、愛知、松山などなど、みんなで一斉に集えることが本当に嬉しいです!!! 

当日は仲間たちのサナータナ・ダルマ(永遠の真理)への熱いメッセージが聞けるのを楽しみにされている方も多いと思います〜。
また、今回のスペシャルコンテンツは、かなり製作にも力が入っているMYM45周年記念のスライドです! 師が1976年にマハーヨーギー・ヨーガ・アーシュラマを設立されてから今日に至るまで、世界各地に足を運び、種蒔きをしてこられたその足跡を、たくさんの貴重な写真とともに振り返ります。あまりにも濃密すぎる内容ですので、皆さま心してご覧ください〜〜〜!!!

それぞれの場所で、永遠・普遍の真理と神の化身たちの存在と働きに思いを馳せ、ともに歓び合える祝祭となりますように!

ジャイ! サナータナ・ダルマ アヴァターラ!
ジャイ! サットグル・シュリー・マハーヨーギー・パラマハンサ キ ジャイ!!!

 

ベランダから(3日前)

 

 


もうすぐ春の祝祭!

鶯のさえずりが聞こえ、草花が次々と花開き、一気に芽吹いていく生命の力を感じる春。プレーマ・アーシュラマのすぐ近く、御室仁和寺でも桜が咲き始めました!

 例年なら美しい満開の桜の下、各地から大勢の人々が集う春の祝祭「サナータナ・ダルマ アヴァターラ メーラー」ですが、今回はオンラインで開催することになりました。そして、今年はマハーヨーギー・ミッションが設立されて45年目、ニューヨークは25年目にあたり、そのお祝いも兼ねての記念合同祭となります。
Zoomでの祝祭は初の試みとなり、祭事担当者で目下、準備中です。当日はニューヨークや台湾ともつないだり、貴重な映像配信も予定していますので、オンラインならではの晴れやかな喜ばしいものになるはず!です。

仁和寺境内の桜

さて、いったいどんなお祝いなのかといいますと―—
サナータナ・ダルマとは、古来より人々が拠り所とし、求道者たちが命を懸けて実現してきた永遠の真理。それは目には見えないものですが、ヨーギーやアヴァターラ(神の化身)といわれる存在によって脈々と継承されてきました。
世の中が混乱を極め、人々が迷い苦しむ時にはアヴァターラが顕れ、希望の光をこの地上にもたらし、人々の模範となるような生き方を具体的に示してきたといわれています。彼らは自ら道を切り拓き、深遠なる真理を成就した後は、ただただ、それを人々に分け与えることに生涯を費やされたそうです。

この祝祭は、サナータナ・ダルマという形のない真理そのものを祝い、それを目に見える100%純粋な形で、時代時代に顕れてきたアヴァターラたちに歓びと感謝を捧げる祝祭です。また開催するには主ブッダのご聖誕日、花祭りの頃がふさわしいということで、2017年からプレーマ・アーシュラマで始まりました。

桜の花びらが舞い踊る中、会場に向かう(2019年)。

これまでの祝祭では、アヴァターラの代表的な存在である、ブッダやシュリー・ラーマクリシュナに焦点が当てられました。彼らがどれほどの強大な情熱を傾け、真理を探求していったのか、そしてどのように苦しむ人々に寄り添い、また弟子たちを導かれてきたのか。生身の存在としての、その尊い生きざまに迫りながら、サナータナ・ダルマへの仲間たちの熱のこもったメッセージの数々が宣言されてきました。
そして、いつも弟子たちの話を嬉しそうに聞き入っておられた師は、みんなの思いをさらに引き上げるように、アヴァターラたちが見いだしてきた普遍なる真理の精髄を、珠玉の言葉でもって語ってくださいました。
まさに時代を超えたサナータナ・ダルマのヴァイブレーションに、会場は湧き立ち、私たちのハートにみずみずしい歓喜が流れ込んだことが蘇ります。 

みんなの笑顔が溢れる(初回 2017年)。

今年のテーマは「サナータナ・ダルマを生きる」。
サナータナ・ダルマとは、私たちの命の最も源にある、唯一無二のもの!
この宇宙の基盤として絶えず、存り続けているであろうもの!
45年間もの間、師が何度も繰り返し、それだけを語り、伝えてこられたもの!!
ヨーガを学ぶ私たちにとっては、とても身近なテーマであり、真理を生きるとはどういうことかを問いかけ、それへの誓願を立てることは、自分が何を求めるのか、どうありたいのかということに心底向き合うことになります。
きっと今年も、たくさんの仲間たちの真理への迸る思いを存分に聞けることでしょう!

この祝祭が、私たちがサナータナ・ダルマの道の真っただ中にいるのだという確信、信念を高め、世界が大きく揺らぐ中においても、一人一人のあり方、人生を貫く、堅固なものとなっていくことを願います。
そして、師の永きにわたる導きと多大な働き、これまでサナータナ・ダルマを核としたマハーヨーギー・ミッションの礎を大切に築いてくださったことに、心から感謝を捧げます。

45年前にアーシュラマが開設された時、師が目印になるものをと、最初に作られた小さな看板。今も同じものが掲げられている。

 

マードゥリー


情熱を持って前進しよう!

2020年の春、世界は一変し、大きな衝撃と苦難に突然直面することになりました——世界中に広がった新型コロナウイルス感染症パンデミック。台湾は、幸運にもまだ深刻ではないレベルに抑えられており、台北と台中のアーサナクラスは続けられていますが、国中に不安な雰囲気が漂っていると感じます。
そんな中、疫病の威迫に負けず、4月11日土曜日の午後、台北の15名のグルバイは祝祭に参加する気持ちでアーナンダ・アーシュラマ(台北)に集まりました。みんなで一緒に2019年4月京都で行なわれた春の祝祭、サナータナ・ダルマ アヴァターラ メーラーの映像を視聴させていただきました。

アーナンダ・アーシュラマの白い壁に投影された映像。祝祭が始まりました。プレーマ・アーシュラマ(京都)にお入りになり、台座にお座りになったヨギさん。弟子から奉納されたマーラー(花輪の献上)とプージャ(礼拝)。みんな、神聖な儀式とヨギさんの慈愛に満ちた穏やかなお姿に心を奪われました。映像は、壁に映された二次元の投影像ではなく、まるでVR(ヴァーチャルリアリティー:仮想現実の立体空間)のように立体になり、本当にありありと感じ取ることができました。プレーマ・アーシュラマのその空間はアーナンダ・アーシュラマと繋がるようになり、ヨギさんは前方に座られて私たちをご覧になって無限に優しいダルシャンを与えてくださいました。

祝祭では8人の先輩がメッセージを奉納し、色んな方面と角度からシュリー・ラーマクリシュナを紹介してくださいました。台北でもプリヤーがこの大聖者の物語と教えをずっと紹介し続けてきていますから、馴染みのない存在ではありません。でも先輩のメッセージから、先輩たち自身の探求や修行とシュリー・ラーマクリシュナに繋がりがあったことを知り、そして先輩たちの情熱に満ちて素直で一心で同時にとても謙虚な姿を見て、深く感銘を受けました。 

祝祭の半ばでサティヤーさんのメッセージの最後に、『ラーマクリシュナの福音』の一節が再現されました。プレーマ・アーシュラマにいるグルバイたちがハレー・クリシュナを歌い、アーナンダ・アーシュラマにいて映像を観る私たちも一緒に歌って、両者の歌声は一つになりました。そして共に笑って涙も流して、一緒にヨギさんを見つめ、一緒にドッキネッショルを感じて、一緒に喜びに浸って、まるでコルカタと京都と台北の間にはもう境がないようでした。150年前と去年と今この時にも時間の遠近がないようでした。祝祭の最後、みんなでヨギさんに従って一緒にOm Tat Sat Omを唱える時、その感覚がもう一度呼び起こされました。

時空は一つになり、一緒に歌ったキールタン!

3時間ほどの間、ヨギさんだけが在り、シュリー・ラーマクリシュナだけが在り、喜びと感動しかありませんでした。疫病の蔓延の今、これはどれほど貴重であり、どれほど幸運でしょう!騒然としている外の環境によって物騒がしくなった心は、この時間の中で安堵しました。この映像を制作して配信してくださったマハーヨーギー・ミッションと先輩たちに言葉にならないほど感謝いたします。

上映会が終わった後、グルバイたちは一緒に晩ご飯を食べて感想を分かち合いました。何人もがメッセージで話された「神の召使い」「神の道具」という言葉が印象深かったようです。そして奉仕と言っても、よくエゴを持っていた、神の召使いや道具になりたいと言っても、情熱と信仰を高めなくて口だけだったという自分の行為に反省した人もいました。それでも、自分にはまだ遠いとか、自分にはできないとか思わないで、情熱をもって前進しよう、先輩に見習い一歩ずつ真実に近づこうと、みんなでお互いに励まし合いました。

あるグルバイが言いました——去年の秋に京都から帰ってきてから、人生に期待していたことを手放しました。チャイタニヤさんのメッセージの中の「結婚しました!子供ができました!家を買いました!」のようなことを手放してから、楽に感じました。自分がどんな人生を過ごしたいのかを改めて考えました。

どんな人生を求めるのか?見返してみると、メッセージの中で生き様という言葉がよく出てきました。シュリー・ラーマクリシュナの生き様、ラトゥの生き様、神だけを見て神だけを思う生き様、人の喜びを糧にする生き様…こんなにたくさんの見習える手本があります!それはライフスタイルだけではなく、それは全てのスタイルを超えたスタイル、それは真実を生きる、ヨーガを生きることだ! ブラボー!!!

 

日本のグルバイのメッセージは、プリヤー(右)とマールラー(左)で通訳して紹介しました。

マールラー/台中


執着なき、純粋な働き

自粛要請が続き、ヨギさんや先輩グルバイにもお会いできない中、昨年の春の祝祭の動画を視聴させていただき、とても大きな励みになりました。(昨春祝祭のブログはこちら→2019春の祝祭
ヨギさんの慈愛に満ちた優しい眼差しや参加者の皆さんの喜びの熱を感じ、私自身もまさに会場にいるような、至福の時間を過ごすことができました。

昨年2019年4月7日(日)、満開の桜が咲き誇る中で開催された春の祝祭サナータナ・ダルマ アヴァターラ  メーラー。今年は残念ながら中止になってしまったのですが、祝祭参加者に向けて昨年の祝祭の模様が全編映像配信されました。私は祝祭の式典には参加できなかったため、このような機会をいただき、本当にうれしかったです。(動画の一場面)

昨年の祝祭では、19世紀後半の神の化身シュリー・ラーマクリシュナ・パラマハンサの悟りと生きざまに焦点を当て、8名のグルバイ(兄弟姉妹弟子)たちからスピーチが捧げられました。ラーマクリシュナの魂に触れ、その存在すら感じられるような熱い思いが迸るスピーチでした!

今回の祝祭の動画から強く感じたのは、ヨギさんの決して変わることのない確かな導きとグルバイの皆さんの神への信仰と愛、そして悟りへの強い決意でした。

ヨギさんから多くの教えをいただきながら、なぜ私は皆さんのように、真理の道に邁進することができていないのか?自分の未熟さが情けなくもありましたが、動画の中で目標とする姿を目の当たりにし、もっと自分のエゴと向き合い、純粋になっていきたいと志を新たにすることができました。

また最近では、新型コロナウイルスの問題を機に、自分自身が果たすべき義務や働きは何なのかということを真剣に考えるようになっていました。
今までは、母として妻として家庭を大切にし、家族のためにより良い家庭環境を作ることが自分の義務であり、それを愛をもって遂行することこそが、何よりのサーダナ(修練)になると考え、その義務以上の働きに対しては、なかなか積極的になることができませんでした。

しかし、先輩グルバイが熱く語られるシュリー・ラーマクリシュナの生涯や生き様、その教えに触れる中で、私は自分の果たすべき義務を、小さな心の領域の中でばかり考えてきたのではないかと、自問せずにはいられませんでした。

シュリー・ラーマクリシュナのあまりにも純粋な働き。
休むことなく、他者のために身を尽くし、働き続けるその無私の行為に、ただただ圧倒されるばかりで、自分がいかに働きの結果に執らわれ、他者に奉仕できる最良の機会を逃し続けてきたのかということが、はっきりと理解できるような気がしました。

スワミ・ヴィヴェーカーナンダは『カルマ・ヨーガ』の中で「筋肉と頭脳から巨大な活動を起こさせよ。しかしそれらをして、魂にいかなる深い印象も刻ませてはならない」と言われています。

世の中は、先の見えない不安や緊張に包まれ、今後ますます、多くの人々が本当の安心を求め、人生の目的や命の意味に立ち返っていかれることでしょう。
そうした方々のために、自分のできる最善を尽くすこと。自らの働きを通して、少しでも多くの方にヨギさんの教えをお伝えしていくことが、弟子としての私の新たな義務ではないだろうかと考えています。

最後に師シュリー・マハーヨーギーよりお言葉がありました。『それぞれの人がそれぞれの状況の中で、真実を悟ることができる。なぜなら、真実はもうすでにそこにあるから。』優しく力強い言葉に胸が熱くなりました。                                                    オーム・タット・サット オーム!

計らいのない純粋な働きによって、多くの善いことを行なえますように。
内なる神に礼拝し、日々精進していきたいと思います。

 

 

田原由美+子供たち/大阪  


歓喜の春の祝祭! サナータナ・ダルマ アヴァターラ メーラー!

第3回 サナータナ・ダルマ アヴァターラ メーラー -神性示現大祭- が、2019年4月7日(日)に開催されました。

今年はまさに春爛漫の麗らかな晴れの日で、京都の桜は満開!会場となったプレーマ・アーシュラマは春の喜びに包まれ、祝祭が行なわれました。全国各地から、そしてニューヨークから、プレーマ・アーシュラマにはたくさんの弟子たちが集いました。祝祭会場には、溢れる喜びの笑顔が輝きました。

プレーマ・アーシュラマの周辺の桜は満開でした!

毎年恒例の祝祭前の仁和寺ツアー。ツアーコンダクターは今年もターバンを巻いたゴーパーラさんと、着物姿の高橋さんです。

さあ、仁和寺ツアーが始まります!

美しい花々に負けないほどの喜びの笑顔!

サナータナ・ダルマ アヴァターラ メーラーは、永遠普遍の真理サナータナ・ダルマとそれを100%純粋な形で具現されたアヴァターラ(神の化身)の顕現に感謝を捧げ、私たち自身アヴァターラが示された道を歩み、サナータナ・ダルマの実現を誓願する、喜びの祝祭です。

仁和寺ツアーを終え、続々と参加者が美しい笑顔をまとってやってきます!

受付で記帳をします。

昨年の祝祭では正覚者ブッダに迫りましたが(→昨年のブログ)、今年は19世紀の大聖者シュリー・ラーマクリシュナ・パラマハンサの愛の大海に溶け込み、至高の神の愛に酔いしれました!真理は永遠であることがありありと感じられる、素晴らしい祝祭になりました!

詳細は、機関誌『パラマハンサ』5月号に譲るとして、ブログでは当日の写真を中心に祝祭の模様をお伝えしようと思います。『パラマハンサ』にはとても力強い素晴らしい祝辞の数々が掲載されますので、発行を楽しみにお待ちください!

会場のプレーマ・アーシュラマにサハスラーラの旗が翻ります。

玄関を飾る色とりどりの花々が喜びとともに参加者を出迎えてくれます。

バンスリー、タブラー、鐘、シタールの調べが会場を喜びの音色で包みます。

祝祭が始まり、礼拝の儀が行なわれます。永遠の真理とアヴァターラ、そして師シュリー・マハーヨーギー・パラマハンサに感謝を捧げます。

神聖なプージャーのムードに会場が満たされます。

シュリー・ラーマクリシュナの存在とサナータナ・ダルマに迫った八人の真剣でいながらもユニークなスピーチに、師も参加者も全員が真剣に聞き入り、笑い、涙し、歓喜に沸き立ちました!

今年は、この八名が、シュリー・ラーマクリシュナの生き様、悟り、導き、働きを熱く語りました!

情緒豊かなスピーチに、会場には笑いと涙が溢れます。

みんな、聞き入り、魅入ります!

サティヤーさんは祝辞の中で、ラーマクリシュナの福音の世界にみんなを連れていってくれました。そして福音の中のキールタンを再現するかのように「ハレ・クリシュナ」を歌い、会場を歓喜が渦巻きました!

ドッキネッショルのカーリー寺院の全景の見取り図や写真を紹介しながら、シュリー・ラーマクリシュナが生涯を過ごされた場所に思いを馳せます。

師は1986年にドッキネッショル寺院を訪問されています。ちょうどラーマクリシュナ御聖誕150年祭が行なわれていたそうです。その時の印象を伺う貴重な機会を得ました。ありがとうございます!

一言で言えば、神の愛だけがある!神だけが真実在!愛の大海に溺れた、まことに得難い一日でした!八人の祝辞の締めくくりとなったシャチーさんのスピーチを聞いた時、そのように感じました。神がそこかしこにおられるように感じ、愛によって神に結び付けられたように思いました。

歓喜に満たされ、アヴァターラの祝福と導きが今も変わらず永遠にあり、サナータナ・ダルマへの信仰が強く胸に刻まれた祝祭になりました。

師とすべてのアヴァターラに心より感謝を捧げます。

ジャイ・サナータナ・ダルマ ジャイ・アヴァターラ!

オーム・タット・サット オーム!

サーナンダ

 

サナータナ・ダルマ アヴァターラ メーラ

桜の花が満開になってきましたね。いよいよ今週末4月7日(日)は、御室にあるプレーマ ・アーシュラマで第3回「神聖示現大祭ーサナータナ・ダルマ アヴァターラ メーラー」が開催されます。永遠の真理——サナータナ・ダルマ——それを体現された神の化身——アヴァターラに感謝と喜びを捧げる日です。

今年の祝祭は、19世紀に生きた大聖者、シュリー・ラーマクリシュナに焦点を当てて行われます。シュリー・ラーマクリシュナを通して、その本質である永遠の真理そのものに触れる機会となることでしょう。

シュリー・ラーマクリシュナがどのような方かということや、彼の教えの数々は、このブログの中で何度も紹介しています。ひとことで紹介することは難しいのですが、「ラーマクリシュナの福音」の中で著者であるMがラーマクリシュナについて表現している箇所を見つけましたのでご紹介します。

「ハリ(神)の愛に常に酔っておられ、神聖な愛と燃えるような信仰を持ち、子供のようになって神と語り、神を恋い焦がれて泣くお方。すべての女性を母と観て拝み、世俗の話を嫌って油の流れるように絶え間なく神の話ばかりし、すべての宗教は憎み合わずに、お互いに敬意を持って接し、仲良くしなければならぬと言われるお方」

このような姿を見て、生きておられた時代はもちろんですが、今もなお時代を超えて多くの人が彼に惹きつけられたのです。

去年のサナータナ・ダルマ アヴァターラ メーラーでは、釈迦牟尼ブッダに焦点を当てて行われました。当日は、ハートの全てをブッダに捧げた祝辞の数々を聞き、ブッダに思いを馳せ、まるでそこに神聖なブッダがおられるかのように感じ、歓喜の美酒に酔っ払ってクラクラになったことを覚えています。

個人的には今年、シュリー・ラーマクリシュナへ感謝を捧げることができることをとても嬉しく思っています。私にとってラーマクリシュナは身近な存在で、心底お世話になっていると思っています。ヨーガの歩みを進める上で、たくさんの教えをいただき、時空を超えて導いてもらっていると感じています。常々感謝の思いでいっぱいですが、大切な仲間と一緒にその存在への感謝、歓びと愛を捧げることができれば、それほど嬉しいことはありません。今年もラーマクリシュナご自身がそこにいてくださり、きっと歓喜の中一緒に過ごすことができるのではないかと、今から楽しみにしています!!!!

御室の桜は満開でしょうか?!こちらも当日が楽しみです!

サティヤー


歓喜の春の祝祭! サナータナ・ダルマ アヴァターラ メーラー!

2018年4月8日(日)、偉大な主ブッダのご聖誕日に、マハーヨーギー・ミッション主催、
第2回 サナータナ・ダルマ アヴァターラ メーラー -神性示現大祭-
が開催されました。

今年は全国的に3月末に初夏の日和が続き、桜も驚いたのか一斉に咲き始め、春の祝祭は若芽の緑が春光に映える中で行なわれました。全国各地から、そしてニューヨークから、また先月末に師がご訪問された台湾からは想いによって、プレーマ・アーシュラマにはたくさんの弟子たちが集いました。祝祭会場には、溢れんばかりの喜びの笑顔が輝きました。

今年も祝祭前に仁和寺ツアーが開催されました。ツアーコンダクターはターバンを巻いたゴーパーラと、残念ながら写真に写っていませんが、着物姿の高橋さんが担ってくれました。

サナータナ・ダルマ アヴァターラ メーラーは、永遠普遍の真理サナータナ・ダルマとそれを100%純粋な形で具現されたアヴァターラ(神の化身)の顕現に感謝を捧げ、私たち自身アヴァターラが示された道を歩み、サナータナ・ダルマの実現を誓願する、喜びの祝祭です。

続々と参加者が美しい笑顔をまとってやってきます!

昨年は第1回目ということで、古来全てのアヴァターラに感謝を捧げる祝祭となりましたが、2回目となる今年の春の祝祭では、アヴァターラたちの中でも特にブッダにフォーカスし、ブッダの存在と息吹に迫ることで、私たち自身がまさにブッダが発見された古道、すなわちサナータナ・ダルマの道の途上にあることを再認識する素晴らしい機会になりました。

詳細は、機関誌『パラマハンサ』5月号に譲るとして、ブログでは当日の写真を中心に祝祭の模様をお伝えしようと思います。

会場のプレーマ・アーシュラマにサハスラーラの旗が翻ります。

玄関を飾る色とりどりの花々が喜びとともに参加者を出迎えてくれます。

ブッダの存在とサナータナ・ダルマに迫った七人の真剣でいながらもユニークなスピーチに、師も参加者も全員が聞き入り、笑い、涙し、歓喜に沸き立ちました!3月末に師が訪問された台湾からも喜びのメッセージが届きました。

吉祥なこの日に3月末にニューヨークで発行された『Seeking Truth』(『真実を求めて』の英語版)のお披露目があり、ニューヨーク・ミッションから参加したエーカーンタ(左)とアーナンダマーリー(右)がそれぞれ本を読んだ感想と出版への思いについて話されました。

一言で言うと、なんと素晴らしい歓喜を味わえたことでしょう!素晴らしいスピーチの数々!それぞれがブッダの清らかな魂に触れ、その振動がその人の生き様、実際の体験を通して溢れ出しました。その喜びの奔流、歓喜の大海に溺れてしまいそうでした。アヴァターラという存在がもたらす永遠の歓喜に触れた魂は、一瞬でみずみずしい命の歓びに蘇りました!

春と秋の二つの祝祭!その歓びの輪が大きく大きく広がっていきますように!

師とすべてのアヴァターラに心より感謝を捧げます。

ジャイ・サナータナ・ダルマ ジャイ・アヴァターラ!

サーナンダ