バガヴァッド・ギーター

バガヴァッド・ギーター

地獄に到るには三つの門があり
肉欲 怒り 貪欲がそれである
これらは魂を墜落させる原因ゆえ
正気の人間はこの三つを切り捨てよ

この三つの地獄門を避け得た人は
真我実現に到る行いに励み
アルジュナよ 次第に進歩向上して
究極の目的に達するであろう

バガヴァッド・ギーター(16章21、22節)

久しぶりのギーターの紹介です。

先日仕事のとき、私がしたこと(何かを用意したり、整理したり、洗い物をしたり)すべて私がしたとたんに全部直されました。その現場に入ってからだいぶ立つので、今までと違うことをしたつもりはないのですが、何かが気に入らなかったようで右に向けたら左に向けられ、しまったら出される、とにかくそんなことがずーっと続きました。
「そんなに私のやることが気に入らないなら、全部自分でしてくれ!!」と帰り際にはついに怒りが込み上げてきたのですが、結果として怒りが込み上げてきたことで自分自身がとても嫌な気持ちになり、疲れがどっと押し寄せました。
私の仕事の仕方が悪かったかもしれない、もしかしたら相手がイライラしていただけかもしれない、でもどちらにしても怒ったことで自分自身を傷つけたと思いました。

ギーターに書かれているようにやっぱり怒りは自分自身の魂を墜落させる原因なんですね。

相手がどうだろうが、どんな時でも謙虚にいられたら、こんな気分になることはないだろうな……と思い、それ以来そのことを意識しています。


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