こんにちは。南相馬はやっとコートがいらないくらい暖かくなってきましたよ。でもまだコタツでぬくぬくと温まっていることも多いんです。恐るべし東北の寒さ!
さて今日は、今年の2月まで日本に滞在していた台湾のグルバイ、ルーさんのことについて書きたいと思います。実は私が彼女と会ったのは、一回だけ。たった一回だったのですが、彼女はとっても印象深い。
それは去年の12月。一年ぶりに参加した京都のサットサンガで、初めてルーさんにお会いしました。もともとルーさんがヨーガを始めることになったのは、先にN.YでMYMと出会った彼女の従姉であるリンさんに誘われて、サンガに参加するため京都にやって来たのがきっかけだったそうです。その時すでにルーさんは金沢の大学に留学していて、それからは一か月に一回サンガに参加するために熱心に京都まで足を運ぶようになったといいます。
私が去年12月に京都に行くと決まった時、松山のアーナンディーが連絡をくれたんです。ルーさんもサットサンガに参加する予定なので、その時彼女に会えるでしょうと。
アーナンディーがどうして私に連絡をくれたかというと、私は20年くらい前、1年と少しですが、北京に住んでいたことがあるからなんです。中国語は…自分で言うのもなんですが、なかなかよく話せていたと思います(???)少なくとも10年前くらいまでは…。昔は中国語の教材作りのアルバイトをしたり、中国語圏の留学生たちとも活発に交流して語学磨きに励んでいました。
今回ルーさんに会って、ちょっとくらい気の利いたことを中国語で言えたらと思い、久しぶりに中国語のCDを聞いてみたんですが…、あれ??っていうくらい、分からなくなっていました。結局何の準備もできず、ルーさんにお会いしたのですが、彼女はとても流暢な日本語を話し、それを聞いて私はほおーっと感心するばかりでした。私が中国語で話しかけるとちゃんと分かりやすく返してくれる。頭の回転が速いのが話していてよく分かる。私の方はと言えば、中国語は話しているうちに少しずつ思い出してきましたが、不思議なことに中国語を話しているのに、なんとなく今まで話してきた人たちと彼女は印象が違う。彼女は台湾の人なので、大陸の人と比べるのがおかしいのですけれど、中国語を話している人を見ると、どうしても北京で出会った人たちと比べてしまう。中国の人って、ハッキリしていて、強くて豪快。女の人なんて、こっちがタジタジになるくらい、本当に強い…。昔はそういう自分にはないところに憧れたものでした。
でも、ルーさんに感じたのは、親近感。もしかしたら日本人と台湾人って結構似ているのかも。(同じ島国だし…)傍にいて安心していられる。違いを感じさせない空気を持っている。
サットサンガの翌日アーシュラマを訪れた時、ルーさんの話をしました。私が受けたルーさんの印象をヨギさんに伝えた時、ヨギさんは頷きながら話を聞かれた後、こう言われました。
「そう、そして彼女はとても純粋」
―純粋―
私たちが神に出会うために必要なもの、純粋さ。そしてヨギさんが見ているところは、そこだけ。人種も性別も地位も何も関係ない。ただひたすら心を純粋にするために、私たちはヨーガをしている。
イエスキリストも弟子たちにこう教えています。
「心の清い人々は幸いである、 その人たちは神を見る」
「日本で、もしかしたら台湾でまた会いましょう」彼女へのメールにそう書いたように、また近い将来に会える日を楽しみに待っているところです。
左から、ルーさん、従姉のリンさん、台湾の友人の小 宝(シャオ バオ)さんです。みなさん、去年のジャヤンティーに参加されました~
ユクティー
投稿者 ユクティ-さんへ
ブログの主メンバーの顔写真 石巻へ出発される前、ヴィハラでの送別会の時の顔と全然違いますョ! サティヤーさん も写真を交換頂きました。 貴女のファンの一人です。
写真のことは、そうですか。全然気づかなかったです。お互い京都からは遠く離れてますが、頑張りましょうね!