9月29日、東京・国分寺で瞑想ワークショップを開催しました。
国分寺のヨーガ・瞑想クラスでアーサナの実践を続けている方々に、瞑想により親しんでもらえるような機会を作りたいと思ったことが開催のきっかけでした。
事前に瞑想についてどう思うか質問すると、
・アーサナに比べて瞑想はやり方が分かりづらく、何となく難しい気がする。
・やっていてもこれで合っているのかが分からない。
・何に集中したらいいか良く分からない。
という答えが返ってきました。
そこで今回のワークショップでは、瞑想の対象を具体的に決めて、そこに集中することを目的にしました。
当日は、3月に京都で開催された「春分の日企画 ヨーガの1日」で行われたしおり作りを体験してもらいました。
しおりを作り終えた後は、2種類のアーサナをして体を座りやすい状態に調えました。
「真理」とは、永遠に変わらない存在のこと、それが誰もの中にあるということをお話しして、各自が選んだ「真理のことば」をじっくり読んでもらってから、瞑想しました。
1回目の瞑想を行なった後感想を伺うと、いつもより集中できたという方もいれば、15分間座っていた事を伝えると、それ以上に長く感じたという方もいました。
2回目の瞑想の前に、もう一度選んだことばを読み返してもらい、再び15分間座りました。みなさん2回目の瞑想の方がより集中されている様子でした。
瞑想の後に再び感想を伺いました。
・クラスの時よりも集中して瞑想ができた気がする。
・瞑想がとても心地良かった。
・瞑想したら、すごくスッキリした。
言葉だけでなく、皆さんの表情から、それぞれに良い体感があったことが伝わってきました。
最後に、瞑想は対象という一点に集中することから始めて、ゆくゆくはその対象と一つになれるように集中を深めていくことが大切だとお伝えして会を終えました。
終わった後のお茶会では、会の中で感じたことを中心にいろいろな話をしました。皆さんとヨーガのお話ができてとても楽しかったです。最後に作ったしおりを持って記念撮影
数日後、参加者のお一人にその後瞑想してみましたか?と尋ねると、続けています、との答えが。
当日会場にタペストリーとしてアートマンが描かれた風呂敷を飾っていたのですが、誰もの中にある本当の自分を象徴として表現したものだとお話したことが印象に残ったそうで、人の形なんだ、と思ったら集中しやすくなった、と話してくれました。
今回のワークショップを機に、瞑想に親しんでいただけたような気がします。
不定期になりますが、今後もワークショップを開催しますので、興味のある方はぜひご参加ください!
ハルシャニー