愛の詩(2)

The Beautiful Legend of God 2

私の眼の中に住んで!

おぉ ナンダの息子よ!

御身は我が心を奪う

曇色の肌 大きな眼 孔雀の羽飾り

クロコダイルのような耳飾り 臙脂色の額印

愛らしい唇で笛の音を奏で

ネクタルのような音楽を授ける

胸の前にはマーラーが輝く

腰には小さな鐘のついた帯が光を放ち

足首の鈴が甘く響く

 

恋の最中は不思議なことに、誰であっても愛する人の姿は魅力を放つようになります。
ではもし…神を愛したなら、その御姿はどれほどの魅力なのでしょうか!?

ミーラー・バーイにとって、愛人クリシュナは単なる空想ではなく、実際にその光り輝く美しい姿が見えていたに違いありません!
まるで強烈な光で感光したフィルムのように、彼女のハート(眼)というフィルムには、決して消えないクリシュナの美しい御姿が焼き付いたのでしょう!

だからミーラーの眼は、愛するクリシュナだけを見ることしかできなくなってしまった!

私たちの眼は、日々何を見ているのだろう?

サーナンダ


愛の詩(2)」への3件のフィードバック

  1. 松永光章

    バクタ、ミラバイには全ての存在、人々がクリシュナに見えたのでしょうか?

    返信
    1. サーナンダ 投稿作成者

      眼の中にクリシュナが住まれていたそうですから、クリシュナを通してしか世界が見えなかったのかもしれませんね。
      ぜひ松永さんも瞑想してみてください〜 ( ̄ー+ ̄)

      返信
      1. 松永光章

        眼の中に聖者が住んでいる。すごい境地ですね。どうもありがとうございました。

        返信

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