豆のカレー

お豆が主役! おうちで作る本格インドカレー
豆の風味とトマトの酸味が相性ばっちりの美味しさです

調理時間:50分
主な食材:ひよこ豆(他豆類)、玉ねぎ、トマト、スパイス

材料(2〜3人分)

  • ひよこ豆(水煮の缶詰)……1缶(固形量240gほど)(乾燥豆を使う場合150g)
  • 玉ねぎ……大1個
  • トマト……大1個
  • しょうが……1かけ
  • サラダ油……大さじ3
  • 水……300cc
  • 塩……小さじ1

<スパイス>

  • クミンシード……小さじ1/2
  •  A;
    クミンパウダー……小さじ1
    コリアンダーパウダー……大さじ1
    ターメリック……小さじ1
    レッドペッパー……小さじ1/4
  • ガラムマサラ……小さじ2

作り方

1
玉ねぎ、しょうがはみじん切り、トマトはざく切りにしておく。

カレーベースを作る

2
フライパンに油、クミンシードを入れて中火にかけ、クミンシードから泡が出たら火を弱め、しょうがを入れて香りが立つまで炒める。
*クミンシードの使い方は「さつまいものスパイス炒め」(2019年11月)をご参照ください。

3
玉ねぎ、塩ひとつまみ(分量外)を入れ、弱火〜中火で炒める。(15分ほど)(写真1)

4
玉ねぎがきつね色になり、全体の量が1/3ほどになったら(写真2)トマトを入れて中火でさらに炒める。(10分ほど)(写真3)

5
トマトがくずれて全体がなじんだら火を弱め、A(クミンパウダー、コリアンダーパウダー、ターメリック、レッドペッパー)を入れて1分ほど炒める。(写真4)

豆を煮込む

6
水気を切ったひよこ豆、塩、水を入れ、中火〜強火で、時々全体をゆっくりかき混ぜながら煮込む。(写真5)

7
水分が飛んだら(写真6)ガラムマサラを入れて2分ほど炒め、火を止める。

*乾燥の豆を使う場合は、たっぷりの水に一晩浸けておき、浸け水ごと鍋か圧力鍋で軟らかくなるまでゆでる。工程⑥の水300ccはゆで汁を使うとよい。
*豆はひよこ豆の他に、大豆、小豆、キドニービーンズ、緑豆などお好みで。 (緑豆を使う場合、一晩水に浸けておく必要はない)
*トマトはトマト缶を使うこともできる。
*日本のカレーライスのようにお米と食べるとよい。インドでは、インド米(バスマティ)か、チャパティという薄焼きパンと一緒に食べる。

ここがポイント!

(1)インドカレーの基本になるカレーベースの作り方
〜カレーベースは多めに作って冷凍保存することができる〜

カレーベース1
写真1
カレーベース2
写真2
カレーベース3
写真3
カレーベース4
写真4
豆を煮込む1
写真5 豆を入れて煮込む時
豆を煮込む2
写真6 水分が飛んだ状態


(2)基本のスパイス
〜基本的なインドカレーは、これら6種類のスパイスがあれば作ることができる。 どれもスーパーなどで買うことができる〜

  • クミンシード:北インドを代表するスタータースパイス、食欲が湧く香りが特徴。
  • クミンパウダー:クミンシードを粉にしたもの。
  • ターメリック:黄色の色付けと味付け。体全体の調子、特にお腹の調子を整えてくれる。
  • コリアンダーパウダー:味ととろみ付け、さわやかな香りが特徴。
  • レッドペッパー:辛味と赤い色を付ける。
  • ガラムマサラ:数種類のスパイスを合わせたもの。香りが重要なので、加えてからはそんなに火を通さなくてもよい。

感染症が流行し、お家にいる時間が長くなったこの頃、少し手間をかけてインドカレーを作ってみてはいかがでしょうか! インドカレーはさまざまなスパイスを使って調理しますが、それぞれに効能があり、体が活性化されて元気になると思います。お子さんにはレッドペッパーを使わずに作ると、野菜の甘みがより際立ち、食べやすいと思いますよ。豆は大豆や緑豆などでも代用することができます。豆の種類によって味が多少変わるので、スパイスの量は加減してください。最後に入れるガラムマサラで調整するのが一番簡単です!


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