里芋の煮っころがし
ほくほくの食感が美味しい、里芋の定番料理
調理時間 30分(下準備の時間は除く)
主な食材:里芋
材料(作りやすい分量)
- 里芋(皮付き)……400g
- 昆布だし……200cc
- 本返し……大さじ2と1/2
作り方
<下準備>
里芋は洗って、乾かしておく。
1
里芋は皮をむき、食べやすい大きさに切る。(ここがポイント・六方むき参照)。
2
昆布だしに1と本返しを入れて中火にかける。煮立ったら落としぶたをし、少し火を弱めて15分ほどことこと煮る。
3
里芋に竹串がすっと通るぐらいになったら、落としぶたを取り、静かに鍋をゆすり、里芋に残りの煮汁をからませて、照りが出てきたら火を止める。
*一晩おくと、味が浸み込み美味しさが一層際立つ。
ここがポイント!
皮むきのポイント
里芋のぬめりには、栄養があります。一方で、ぬめって皮がむきづらいため、料理にあった皮のむき方を工夫しましょう。
- ぬれた状態だとぬめるため、洗って乾かしておく、またはペーパータオルで水気を取ってむくとよい。
- 皮ごと蒸す、またはゆでると、つるりと手でむくことができ、ぬめりや旨味が残る。
- ぬめりが苦手な場合には、皮をむいてから、塩もみするとぬめりが取れる。
六方むきのポイント
里芋は種芋を植え付けると、その上に親芋がなり、親芋に小芋、その次に孫芋ができます。里芋の葉柄を芋茎(ずいき)と呼び、葉柄は緑色の茎と赤色の茎とがあります。赤色の茎はあくが少なく食用とされています。 京都の北野天満宮のお祭りに「ずいき祭り」というものがあります。一年の五穀豊穣を感謝するお祭りで、芋茎や、なす、栗、柿、稲穂といった果物や野菜で作られたお神輿が御旅所に飾られます。
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